JPH0645793U - 印鑑付筆記具 - Google Patents
印鑑付筆記具Info
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- JPH0645793U JPH0645793U JP8825292U JP8825292U JPH0645793U JP H0645793 U JPH0645793 U JP H0645793U JP 8825292 U JP8825292 U JP 8825292U JP 8825292 U JP8825292 U JP 8825292U JP H0645793 U JPH0645793 U JP H0645793U
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- cap
- shaft
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓋体が開閉して印鑑が露出又は収納される印
鑑付筆記具で、キャップ後端を紙面に押し当てて軸を押
圧移動するだけで捺印が可能となり、従来のようなキャ
ップの紛失や手及び服の汚れを未然に防止する。 【構成】 キャップ9の頂端開口部11にキャップを軸
1に対し後退させた時に閉塞して印鑑4の印字面29を
隠蔽すると共に、キャップ9を軸1に対し前進させた時
に印鑑4で押圧されてキャップ9の頂端開口部11を開
放して印鑑4を突出させる蓋体12を装着し、キャップ
9と軸1との間にスプリング15と蛇腹16を外装し
て、軸1に対しキャップ9が常に後方に附勢されて、蓋
体12で印字面29が隠蔽可能となる。
鑑付筆記具で、キャップ後端を紙面に押し当てて軸を押
圧移動するだけで捺印が可能となり、従来のようなキャ
ップの紛失や手及び服の汚れを未然に防止する。 【構成】 キャップ9の頂端開口部11にキャップを軸
1に対し後退させた時に閉塞して印鑑4の印字面29を
隠蔽すると共に、キャップ9を軸1に対し前進させた時
に印鑑4で押圧されてキャップ9の頂端開口部11を開
放して印鑑4を突出させる蓋体12を装着し、キャップ
9と軸1との間にスプリング15と蛇腹16を外装し
て、軸1に対しキャップ9が常に後方に附勢されて、蓋
体12で印字面29が隠蔽可能となる。
Description
【0001】
本考案は、インクを含浸可能な無数の連続気孔を有する多孔性印材よりなる印 字体を使用した印鑑を装備した印鑑付筆記具に関する。
【0002】
インクを含浸可能な無数の連続気孔を有する多孔性印材よりなる印字体を使用 して、使用の度に朱肉等に付着させる必要のない印鑑を装備した印鑑付筆記具が 既に公知になっている。そして、この種の印鑑付筆記具は、その印鑑の印字面が 不使用時に露出したままになっていると、印字面に傷が付いたり、ゴミが付着し たり、印字面が乾燥する等の問題が発生するので、これらを回避すべく印鑑を覆 うキャップが備えられている。又、当出願人は実願平2 12477でキャップ を軸に対し前進させたときにその内面側端部が印鑑におけるカバーの後端周縁部 の一部により押圧されて回動することによりキャップの頂端開口部を開放して同 部から印鑑を後方へ突出させる蓋体を装着し、キャップと軸との間にキャップの 頂端開口部から印鑑が突出した状態とキャップの内部に印鑑が没入してキャップ の頂端開口部が蓋体により閉塞された状態でそれぞれ両者を係止するロック装置 を設けた印鑑付筆記具を出願している。
【0003】
上記のような従来の印鑑付筆記具は、キャップの着脱操作が面倒であること、 キャップを外して印鑑を使用する時にキャップを紛失する恐れがあること、キャ ップの着脱時に印字面に手が触れて手を汚しやすいこと等の弊害があった。そこ で、実願平2 12477で弊害がなく使い勝手の良い印鑑付筆記具の提案をし た。このものは操作どうりに扱えば全く問題がないが、ついロック装置を不完全 のまま胸ポケットに差したりして手や服を汚してしまう事故が生じた。そこで、 本考案の目的とするところは上記のような操作ミスが排除されて手や服を汚さな いように改良すると共に、キャップの後端を紙面に当てて、軸先を押圧して軸推 移させるだけで捺印可能としたことである。
【0004】
上記課題を達成するために、本考案の印鑑付筆記具は、軸の後端にインクの含 浸可能な無数の連続気孔を有する多孔性印材よりなる印字体を使用した印鑑をそ の印字面が露出する状態に取付け、軸の後端外周部に頂端を開口したキャップを 軸方向に摺動自在に嵌着し、キャップの頂端開口部にキャップを軸に対し後退さ せた状態でその開口部をスプリングの作用によって自動的に閉塞して前記印鑑の 印字面を隠蔽すると共にキャップを軸に対し前進させたときにその内面側端部が 印鑑におけるカバーの後端周縁部の一部により押圧されて回動することによりキ ャップの頂端開口部を開放して同部から印鑑を後方へ突出させる蓋体を装着し、 キャップに、後端が当接された状態で蓋体が開閉自在なフード部を設けると共に キャップの先端と軸の先方との間にスプリングと蛇腹を外装して設け、常時軸に 対してキャップが後方に附勢されてなる。
【0005】
以下、図面を参照して実施例について説明する。先ず、図1乃至図3は本考案 の第1の実施例を示している。軸1は先軸2と後軸3からなり、その後軸3の後 端部に印鑑4が取付けられている。この印鑑4は、インクを含浸可能な無数の連 続気孔を有するスポンジゴム製などの多孔性印材よりなる印字体5と、印字体5 に供給するインクを貯蔵したインク吸蔵体など(図示せず)がカバー6によって 基台7に固着されて構成されており、その基台7が後軸3の後端部に形成された 内筒部8の外周部に嵌着されている。後軸3の外周部には頂端(後端)を開口し たキャップ9が軸方向に摺動自在に且つ円周方向には一体的に回転するように嵌 着されている。キャップ9の後端外面部にはクリップ取付台10が突設され、そ の後端部にキャップ9の頂端開口部11を開閉自在な蓋体12の基端部が回動自 在に軸着され、その軸着部10`に蓋体12を閉蓋方向へ附勢するようにねじり コイルばね13が装着されている。又、キャップ9の後端には半円筒状のフード 部27が形成されている。
【0006】 蓋体12は閉蓋状態でその基端部側が先端部側より前方に位置するように傾斜 している。従って、軸1に対しキャップ9を前方へ摺動させると、キャップ9に 対し印鑑4は相対的に後退して、カバー6の後端周縁部において蓋体12の軸着 部10`に近い一部が蓋体12の基端部側の内面側端部に当接して蓋体12を後 方へ押すので、蓋体12は軸着部10`を中心として回動しキャップ9の頂端開 口部11を開放し、印鑑4はキャップ9の頂端開口部11から後方へ突出して捺 印が可能となる。又、逆に軸1に対しキャップ9を後方へ摺動させると、蓋体1 2はねじりコイルばね13の作用によってキャップ9の頂端開口部11を閉塞し て印鑑4の印字体5を隠蔽して保護する。又、前記のクリップ取付台10には勿 論クリップ14の基端部が固着されている。
【0007】 又、先軸2の後方外周にはスプリング15を内装した蛇腹16が伸縮自在に取 付けられており、先軸2を後述するガイド筒17の先方に嵌着した時に、先軸2 とキャップ9の先端との間にスプリング15がキャップ9を常時後方に附勢され る。軸1に対しキャップ9を前方に摺動させて蓋体12を開放して印鑑4を露出 するときはスプリング15の圧縮抵抗が加算される。抵抗力は500〜1000 g程度が適当である。又、印鑑4を収納するときはスプリング15の復帰力で軸 1に対してキャップ9が後退して蓋体12によりキャップの頂端開口部11が閉 塞される。
【0008】 尚、先軸2の内部にはガイド筒17の略前半部が挿入されて固定され、後軸3 の内部にはガイド筒17の略後半部が挿入されてその後端ボス部18が後軸後端 内筒部8に挿入されて軸方向に抜出不能に組付けられている。又、ガイド筒17 は軸方向の複数のガイド溝19が設けられ、各ガイド溝19には色違いの複数の ボールペンリフィール20の後端に受け棒21を介して取付けられた摺動コマ2 2がそれぞれリターンスプリング23で後方へ附勢されて嵌装されている。
【0009】 一方、後軸3の内面部には軸方向に変位するカム斜面24が円周方向の所要範 囲に渡って形成され、このカム斜面24が前記各摺動コマ22に接触され、後軸 3と回転が一体的なキャップ9を回動操作することによりカム斜面24で所要の 摺動コマ22を前進させて所要のボールペンリフィール20の先端筆記部25を 先軸先端口26から突出可能としている。尚、軸1の内部に装備する筆記手段は 勿論これらに限定されるものではなく自由である。
【0010】 図4及び図5は本考案の第2の実施例を示している。第1の実施例と相違する 点はキャップ32の後端に円筒状のフード部34を形成すると共に、蓋体12が 回動した時に嵌装する窓部33が設けられている。その他の構成は同じである。
【0011】
本考案の構成は以上の通りであり、フード部27、34の後端を所定の紙面に 押し当てて、先軸2を押圧移動させることで印鑑4の印字体5をキャップ頂端開 口部11から突出させて捺印を可能とすると共に、先軸2の押圧を解除すること でリターンさせて印鑑4をキャップ9内に没入させて印字体5を蓋体12で遮蔽 する。又、先軸2に対しキャップ9を回動すれば選択してボールペンリフィール 20の筆記先端部25を先軸先端口26から出没可能とする。
【0012】
本考案の印鑑の構成及び作用は以上の如くであり、従来のようなキャップの着 脱操作が不要となり、捺印する場合にキャップ9に取付けられた蓋体12を回動 させるだけでよいのでキャップの紛失の恐れが解消する。更にキャップ9を摺動 操作する場合には印鑑4の印字面に手が触れないので手を汚す恐れも解消するな どの効果を奏する。又、本考案はキャップ9と先軸2との間にスプリング15と 蛇腹16を外装させたことで、自動的にキャップ9の後退側で蓋体12が閉塞さ れ、フード部27、34を所定の紙面に押し当てて、先軸2を押圧移動させるだ けで捺印ができるので使い勝手が良い。
【図1】本考案の第1の実施例で、印鑑をキャップ内に
隠蔽して筆記する状態を示した縦断面図である。
隠蔽して筆記する状態を示した縦断面図である。
【図2】印鑑をキャップ外に露出して使用する状態を示
した縦断面図である。
した縦断面図である。
【図3】図1に対応した外観を示す側面図である。
【図4】本考案の第2の実施例で、印鑑をキャップ内に
隠蔽して筆記する状態を示した縦断面図である。
隠蔽して筆記する状態を示した縦断面図である。
【図5】図4に対応した外観を示す正面図である。
1 軸 2 先軸 3 後軸 4 印鑑 5 印字体 6 カバー 7 基台 8 内筒部 9 キャップ 10 クリップ取付台 10` 軸着部 11 頂端開口部 12 蓋体 13 ねじりコイルばね 14 クリップ 15 スプリング 16 蛇腹 17 ガイド筒 18 ボス部 19 ガイド溝 20 ボールペンリフィール 21 受け棒 22 摺動コマ 23 リターンスプリング 24 カム斜面 25 筆記先端部 26 先軸先端口 27 フード部 28 段部 29 印字面 30 鍔部 31 角部 32 キャップ 33 窓部 34 フード部
Claims (1)
- 【請求項1】 軸の後端にインク含浸可能な無数の連続
気孔を有する多孔性印材よりなる印字体を使用した印鑑
をその印字面が露出する状態に取付けると共に、軸の先
方に筆記具を配設した印鑑付筆記具であって、軸の後端
外周部に頂端を開口したキャップを軸方向に摺動自在に
嵌装し、キャップの頂端開口部にキャップを軸に対し後
退させた状態でその開口部をねじりコイルばねの作用に
よって自動的に閉塞して前記印鑑の印字面を隠蔽すると
共に、キャップを軸に対し前進させた時にその内面側端
部が印鑑におけるカバーの後端周縁部の一部により押圧
されて、回動することによりキャップの頂端開口部を開
放して同部から印鑑を後方へ突出させる蓋体を装着し、
キャップに、後端が当接された状態で蓋体が開閉自在な
フード部を設けると共に、キャップの先端と軸の先方と
の間にスプリングと蛇腹を外装して設け、常時軸に対し
てキャップが後方に附勢されてなることを特徴とする印
鑑付筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992088252U JP2578094Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 印鑑付筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992088252U JP2578094Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 印鑑付筆記具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645793U true JPH0645793U (ja) | 1994-06-21 |
| JP2578094Y2 JP2578094Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13937679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992088252U Expired - Lifetime JP2578094Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 印鑑付筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578094Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2525534Y2 (ja) | 1990-01-17 | 1997-02-12 | 三菱鉛筆株式会社 | 印鑑付筆記具 |
| JP2525535Y2 (ja) | 1990-02-09 | 1997-02-12 | 三菱鉛筆株式会社 | 印鑑付筆記具 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP1992088252U patent/JP2578094Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578094Y2 (ja) | 1998-08-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |