JPH0645534Y2 - 天井ボ−ドの支持構造 - Google Patents

天井ボ−ドの支持構造

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Publication number
JPH0645534Y2
JPH0645534Y2 JP1987055532U JP5553287U JPH0645534Y2 JP H0645534 Y2 JPH0645534 Y2 JP H0645534Y2 JP 1987055532 U JP1987055532 U JP 1987055532U JP 5553287 U JP5553287 U JP 5553287U JP H0645534 Y2 JPH0645534 Y2 JP H0645534Y2
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JP
Japan
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ceiling board
ceiling
board support
slide
supported
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Application number
JP1987055532U
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JPS63162017U (ja
Inventor
義夫 青山
Original Assignee
常洋工機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は天井ボードの支持構造、さらに詳しく言え
ば、いわゆるコンシールド型天井において天井ボードの
着脱を容易にした天井ボードの支持構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
第4図および第5図について、従来の典型的なコンシー
ルド型天井ボードの支持構造を説明する。
建物の天井部構造部材からワイヤ吊り,その他適宜の手
段によって吊られる野縁受4には、適宜の間隔をおいて
野縁101が縦横に延びるように支持される。
野縁101には種々の形状のものがあるが、図示のZバー
と呼ばれる形式のものでは水平両側に天井ボード支持部
101A,101Bが延び、この天井ボード支持部101A,101Bに隣
接する2枚の天井ボード1A,1Bがそれぞれその挿入溝11
を挿入支持され、突き合わせ状態で取りつけられるもの
であり、こうしてコンシールド型の名にそむかずに十分
な隠蔽性が保証された天井が形成されるものである。
〔考案が解決すべき問題点〕
しかしながら従来の天井ボード支持構造においては、各
天井ボードがその挿入溝を野縁の天井ボード支持部に挿
入支持され、しかも隣接する天井ボードはタテ、ヨコの
両方向に突き合わせ状態に取りつけられているわけであ
るから、天井全面にボードの取付工事が完了した後には
各天井ボードの取外しはほとんど不可能となって取り壊
しを余儀なくさせられる場合もあり、天井裏に位置する
各種敷設管や機器の点検保守に極めて不便であり、また
天井施工そのものにおいても最終あるいは最終に近い幾
枚かの天井ボードの取付けは非常にやりにくい欠点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
野縁受によって担持され、互いに平行に延びる複数の野
縁によって天井ボードが支持される天井ボードの支持構
造において、前記野縁は断面コ字状をなし、コ字上辺が
スライド支持部、コ字下辺が天井ボード支持部となって
おり、断面がクランク状をなし、その一辺が前記スライ
ド支持部上に滑動自在に支持されるスライド部となり、
これに平行な他の一辺が前記天井ボード支持部と同一平
面上をこれと反対側に延びる天井ボード支持部となる複
数のスライド片が前記野縁上に長手方向に滑動自在に係
合し、前記天井ボードの一部は前記野縁の天井ボード支
持部と前記スライド片の天井ボード支持部によって支持
され、他の一部は前記スライド片の天井ボード支持部の
みによって支持されることを特徴とする天井ボードの支
持構造である。
〔作用〕
スライド片は野縁上を自由に滑動できるから、このスラ
イド片を滑動させて天井ボードの挿入溝との係合位置か
ら外せば天井ボードを支持するものがなくなって天井ボ
ードをそのまま下方に取り外すことができる。
〔実施例〕
第1図、第2図および第3図を参照して、この考案の一
実施例を説明する。
符号4は従来と同様に野縁受を示し、この野縁受4には
断面がコ字状をなす野縁3が適宜の間隔をおいてタテ、
ヨコに延びるよう担持される。
野縁3にはその長手方向に滑動自在に、断面がクランク
状の適宜の長さのスライド片2が支持される。その支持
態様は、第2図に詳しく図示されるように、スライド片
2のクランクの一辺に相当するスライド部21が野縁3の
コ字上辺に相当するスライド支持部31に滑動自在に係合
し、スライド片2のスライド部21に平行なクランクの他
の一辺に相当する天井ボード支持部22は野縁3のコ字下
辺に相当する天井ボード支持部32と反対側で、かつ同一
平面をなす位置に延びるようにされるのである。
この考案の天井ボードの支持構造においては、野縁3は
普通同じ向きに平行に取り付けられ、このため第3図に
示すように天井ボードの大部分、たとえば天井ボード1
A,1B等はその一辺(2隅)が野縁3の天井ボード支持部
32に支持され、対向する他の一辺の2隅はスライド片2
の天井ボード支持部22に支持される。
しかし施工時に最終番に取り付ける何枚かの天井ボー
ド、たとえば第3図の天井ボードIC等については、野縁
3をその天井ボード支持部32が互いに外側に向くように
配置して、その間に対向2辺の4隅ともスライド片2の
天井ボード支持部22によって支持するようにする。
このように4隅全部をこのスライド片2の天井ボード支
持部22に支持される天井ボードIC等は、その4隅に位置
するスライド片2を、ペーパーナイフ様の工具を天井ボ
ードの突き合わせスリット部5から差し込んで移動させ
ることによって、そっくりそのまま下方に落下させるこ
とができる。
なお先に述べた2隅がスライド片2によって支持されて
いる天井ボード1A,1B等の場合は、それらのスライド片
2をスライド移動させて外すことによってその2隅側の
辺を下方に下げて傾けることにより、対向する他の辺を
野縁3の天井ボード支持部32から抜き出して外すことが
容易にできるのである。
〔考案の効果〕
この考案によれば、天井を構成する各天井ボードは、4
隅ないし2隅をスライド片によって支持するようにでき
るから、室内からスライド片を薄い板状の適宜の工具に
よって移動させるどとにより、容易に着脱できて施工能
率が向上し、その後の保守に極めて便利な利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は天
井ボード支持部分を示す断面図、第3図はこの考案の天
井構造を示す斜視図、第4図および第5図は従来技術に
おけるそれぞれ第1図および第2図に対応する斜視図お
よび断面図である。 1A、1B…天井ボード、2…スライド片、3…野縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】野縁受(4)によって担持され、互いに平
    行に延びる複数の野縁(3)によって天井ボードが支持
    される天井ボードの支持構造において、前記野縁(3)
    は断面コ字状をなし、コ字上辺がスライド支持部(3
    1)、コ字下辺が天井ボード支持部(32)となってお
    り、断面がクランク状をなし、その一辺が前記スライド
    支持部(31)上に滑動自在に支持されるスライド部(2
    1)となり、これに平行な他の一辺が前記天井ボード支
    持部(32)と同一平面上をこれと反対側に延びる天井ボ
    ード支持部(22)となる複数のスライド片(2)が前記
    野縁(3)上に長手方向に滑動自在に係合し、前記天井
    ボードの一部は前記野縁(3)の天井ボード支持部(3
    2)と前記スライド片(2)の天井ボード支持部(22)
    によって支持され、他の一部は前記スライド片(2)の
    天井ボード支持部(22)のみによって支持されることを
    特徴とする天井ボードの支持構造。
JP1987055532U 1987-04-13 1987-04-13 天井ボ−ドの支持構造 Expired - Lifetime JPH0645534Y2 (ja)

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JP1987055532U JPH0645534Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 天井ボ−ドの支持構造

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JP1987055532U JPH0645534Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 天井ボ−ドの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS63162017U JPS63162017U (ja) 1988-10-24
JPH0645534Y2 true JPH0645534Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=30883512

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JP1987055532U Expired - Lifetime JPH0645534Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13 天井ボ−ドの支持構造

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JPS63162017U (ja) 1988-10-24

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