JPH0645413Y2 - 逆止片の取付構造 - Google Patents

逆止片の取付構造

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JPH0645413Y2
JPH0645413Y2 JP10991088U JP10991088U JPH0645413Y2 JP H0645413 Y2 JPH0645413 Y2 JP H0645413Y2 JP 10991088 U JP10991088 U JP 10991088U JP 10991088 U JP10991088 U JP 10991088U JP H0645413 Y2 JPH0645413 Y2 JP H0645413Y2
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JP
Japan
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steering wheel
vertical wall
groove
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engaging
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JP10991088U
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勝信 坂根
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、係合部を有する係合プレートを備えたパツ
ドを、ステアリングホイール本体に取り付ける際に使用
するための、係合プレートの係合部と係合する被係合部
を備えた逆止片のステアリングホイール本体への取付構
造に関する。
<従来の技術> 従来、この種の取付構造としては、実開昭62-38749号公
報に掲載されているものが知られている。
この取付構造では、第5図に示すように、係合部として
の係合孔3を有する係合プレート2を備えたパツド1
を、ステアリングホイール本体8に取り付ける際に使用
するための逆止片11は、基板12と、係合プレート2の係
合孔3と係合するための切り起こされてなる被係合部と
しての逆止爪15を備えたばね片14と、から構成されてい
る。なお、ステアリングホイール本体8とは、ステアリ
ングホイール芯金20を備えている側をいう。
そして、逆止片11をステアリングホイール本体8に取り
付ける場合には、その下部をステアリングホイール本体
8の嵌合孔9に挿入させるとともに、ステアリングホイ
ール本体8のねじ用孔10を経て、ねじ18を基板12の雌ね
じを螺刻されたねじ用孔13に螺着させることにより行な
つている。
ちなみに、このステアリングホイール本体8には、逆止
片11の他に、取付孔17を備えた取付片16がねじ止めされ
ており、また、パツド1裏面には、係合プレート2の他
に、基板5とばね片6とからなる係合プレート4がねじ
止めされている。
そして、ステアリングホイール本体8にパッド1を取り
付ける場合には、パツド1の係合プレート2を逆止片11
の基板12とばね片14との間に挿入するとともに、パツド
1の係合プレート4の基板5とばね片6との間に取付片
16を挿入し、係合プレート2の係合孔3周縁に逆止爪15
を係合させるとともに、係合プレート4のばね片6の凸
部7を取付孔17周縁に係合させることにより行なつてい
る。
そして、このパツド1では、逆止片11の被係合部として
の逆止爪15が係合プレート2の係合部としての係合孔3
と係合する際、逆止爪15が係合孔3周縁を抜け不能に係
止することから、パツド1をステアリングホイール本体
8から容易に外せなくしている。
<考案が解決しようとする課題> しかし、従来の逆止片11の取付構造では、逆止片11の下
部をステアリングホイール本体8の嵌合孔9に嵌合して
ねじ18止めするのであるが、嵌合孔9に嵌合される逆止
片11の下部の長さが短く、ねじ18止めする際に逆止片11
の上部が前後左右にぐらつき易い。そのため、逆止片11
の取付作業時、逆止片11を手で押えてねじ18止めする必
要があり、手間がかかることとなつていた。
この考案は、上述の課題を解決するものであり、パツド
を容易に外せなくするための逆止片をステアリングホイ
ール本体に取り付ける際、手間なく容易に行なうことが
できる逆止片の取付構造を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> この考案に係る逆止片の取付構造は、係合部を有する係
合プレートを備えたパツドを、ステアリングホイール本
体に取り付ける際に使用するための、前記係合部と係合
する被係合部を備えた逆止片の前記ステアリングホイー
ル本体への取付構造であつて、 前記ステアリングホイール本体には、横壁と、該横壁か
ら上方へ延びる縦壁と、が形成され、 前記横壁には、前記縦壁近傍に、上下方向の嵌合孔が穿
設され、 前記縦壁には、上端に縦壁の厚さ方向に配置される凹溝
と、下部に縦壁の厚さ方向に貫通するねじ用孔と、が形
成され、 前記逆止片には、上部に前記被係合部を備えた上下方向
に配置されるベース部と、該ベース部の上下方向中間部
位から水平方向へ延びて前記凹溝に嵌合可能な軸部と該
軸部先端で膨出する頭部とを備えて前記軸部を前記凹溝
に嵌合させて前記頭部を前記凹溝周縁に係止させる鉤部
と、前記ベース部下部から下方に突出して前記嵌合孔に
嵌合可能な凸部と、前記ベース部の上下方向中間部位に
穿設されて前記鉤部の前記凹溝への係止時に前記縦壁の
ねじ用孔と一致するねじ用孔と、が形成され、 前記凸部を前記嵌合孔へ嵌合するとともに前記鉤部を前
記凹溝に係止し、前記両者のねじ用孔を介してねじ止め
することにより、前記逆止片を前記ステアリングホイー
ル本体に取り付けることを特徴とする。
<考案の作用・効果> この考案に係る取付構造では、逆止片をステアリングホ
イール本体に取り付ける際、逆止片のベース部下部の凸
部をステアリングホイール本体の横壁の嵌合孔へ嵌合す
るとともに、逆止片の鉤部の軸部をステアリングホイー
ル本体の縦壁の凹溝に嵌合させて鉤部の頭部を縦壁の凹
溝周縁に係止させ、その後、逆止片のベース部のねじ用
孔とステアリングホイール本体の縦壁のねじ用孔とを介
し、逆止片をステアリングホイール本体にねじ止めして
取り付けることとなる。
そのねじ止め前には、逆止片のベース部下部の凸部がス
テアリングホイール本体における縦壁近傍の嵌合孔に嵌
合されるとともに、ベース部中間部位の鉤部において、
その軸部がステアリングホイール本体における縦壁上端
の凹溝に嵌合され、その頭部が縦壁の凹溝周縁に係止さ
れることから、逆止片が、ベース部の下部と上下方向中
間部位とを介し、前後左右のぐらつきを抑えられてステ
アリングホイール本体の縦壁に密着するように組み付け
られることとなる。
そのため、ねじ止め時には、逆止片がぐらつかず、逆止
片に手等を添えることなく、簡単にねじ止め作業を行な
うことができる。
したがつて、この考案に係る逆止片の取付構造は、逆止
片をステアリングホイール本体に取り付ける際、手間な
く容易に行なうことができる。
<実施例> 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例に使用するステアリングホイール本体28は、第1
・2図に示すように、ステアリングホイール芯金60にお
ける4本のスポーク部芯金62が、鋼製のボス61や図示し
ない鋼管製のリング部芯金を鋳ぐるむアルミニウム合金
やマグネシウム合金等のダイカスト金属から構成されて
おり、スポーク部芯金62のボス61を鋳ぐるむ連結部63
に、水平方向に延びる横壁29が形成されている。
この横壁29の後部には、第1〜3図に示すように、上方
へ延びる縦壁31が形成されている。また、この横壁29に
おける縦壁31近傍のボス61側には、上下方向に貫通する
嵌合孔30が穿設されている。
縦壁31の上端には、その厚さ方向に配置される凹溝32が
形成され、また、縦壁31の下部には、縦壁31の厚さ方向
に貫通するねじ用孔33が穿設されている。なお、実施例
の場合、このねじ用孔33と嵌合孔30とがつながつて形成
されるとともに、縦壁31が、横壁29から若干後方へ傾斜
するように上方へ延びており、ねじ用孔33や嵌合孔30や
凹溝32を、スポーク部芯金62のダイカスト成形時、上下
二つの割型だけの使用で一体的に形成できるように構成
されている。
ステアリングホイール本体28に取り付けられる逆止片41
は、第1〜3図に示すように、板金製として、上下方向
に配置されるベース部42を備えている。
ベース部42の上方には、後述するパツド21における係合
プレート22の係合部23と係合する被係合部49が形成され
ている。この被係合部49は、ベース部42の上部が下方に
屈曲され、ベース部42側に穿設される係合孔50と、屈曲
側に形成された切欠凹部51と、から構成されている。
ベース部42の上下方向の中間部位には、水平方向に延び
る軸部44と、この軸部44先端で幅広となる頭部45とを備
える鉤部43が形成されている。この軸部44は、第3図に
示すように、その幅W2を縦壁31の凹溝32の幅W1と略等し
くするとともに、その長さL2を凹溝32の長さL1と略等し
く構成されている。
また、ベース部42の下部には、横壁29の嵌合孔30に挿入
可能な凸部46が形成されている。この凸部46は、第3図
に示すように、幅W4を嵌合孔30の幅W3と略等しくすると
ともに、その厚みT2を嵌合孔30における縦壁31から前方
側の縁までの距離T1と略等しく構成されている。
さらに、ベース部42の上下方向中間部位には、鉤部43を
縦壁31の凹溝32に係止させた際、縦壁31のねじ用孔33と
一致する位置に、ナツト48を固着させてなるねじ用孔47
が形成されている。
さらにまた、ベース部42の下端両側には、鉤部43を縦壁
31の凹溝32に係止させた際、横壁29の上面に当接する舌
片52が形成されている。
この逆止片41と係合するパツド1の係合プレート22につ
いて説明すると、この係合プレート22は、ばね鋼から形
成される断面略逆U字形状として後述する固定プレート
Pに固着され、下部両側に切り起こされてなる係合部と
しての逆止爪23が形成されている。そして、この逆止爪
23・23が、パツド21の取付時におけるパツド21の押し下
げ降下時、逆止片41における被係合部49の係合孔50と切
欠凹部51との上部周縁を係止し、パツド21をステアリン
グホイール本体28から容易に外せないように取り付けら
れている。
なお、このパツド21周縁には、係合プレート22の他に、
第2・4図に示すように、係止脚27が取り付けられてお
り、ステアリングホイール本体28にねじ止めされた取付
部材36への係止脚27の係止によつて、パツド21がステア
リングホイール本体28に取り付けられている。この係止
脚27は、パツド21にねじ25止めされたホーンスイツチ機
構Mの固定プレートPにねじ26止めされるものである。
また、取付部材36は、係止脚27を係止可能な組付筒部37
を備えており、ステアリングホイール本体28のスポーク
部芯金62に形成されたリブ64・64を台座とし、スポーク
部芯金62の取付片65にロアカバー35とともにねじ24止め
されている。
つぎに、実施例の逆止片41のステアリングホイール本体
28への取り付けを説明すると、まず、逆止片41のベース
部42下部の凸部46をステアリングホイール本体28の横壁
29の嵌合孔30へ嵌合するとともに、逆止片41における鉤
部43の軸部44をステアリングホイール本体28の縦壁31の
凹溝32に嵌合させて、鉤部43の頭部45を凹溝32周縁に係
止させる。
その際、逆止片41の凸部46が、幅W4を嵌合孔30の幅W3と
略等しくするとともに、その厚みT2を嵌合孔30における
縦壁31から前方側の縁までの距離T1と略等しく構成さ
れ、また、鉤部の軸部44が、幅W2を凹溝32の幅W1と略等
しくするとともに、その長さL2を凹溝32の長さL1と略等
しく構成されている。そのため、逆止片41は、鉤部43と
凸部46とを介して、ベース部42が前後左右にぐらつくこ
となくステアリングホイール本体28の縦壁31に密着する
ように、組み付けられることとなる。
したがつて、その後に、ねじ用孔33を経てねじ38を逆止
片41におけるねじ用孔47のナツト48に螺着する際、逆止
片41がぐらつかず、逆止片41に手等を添えることなく、
作業効率良く簡単にねじ38止め作業を行なうことがで
き、既述の考案の作用・効果の欄で述べたと同様の効果
を奏する。
なお、実施例の取付構造では、逆止片41の凸部46を横壁
29の嵌合孔30に嵌合し、逆止片41の鉤部43を縦壁31の凹
溝32に係止させた際、ベース部42下端両側の舌片52・52
が横壁29上面に当接することから、一層逆止片41をステ
アリングホイール本体28に対して左右にぐらつかずに組
み付けることができる。
また、実施例の逆止片41では、そのパツド21の係合プレ
ート22と係合する被係合部49として、二種類の係合孔50
と切欠凹部51とを使用するものを示したが、係合プレー
ト22を対処させれば、どちらか一方でもよく、さらに、
従来のように、パツド21側に係合孔3を備えた係合プレ
ート2を設ければ、ベース部42にばね片14を固着し、そ
の逆止爪14を被係合部49としてもよい。
さらに、この実施例では、横壁29と縦壁31とをダイカス
ト金属で一体的に形成するものを示したが、別途横壁29
や縦壁31を別部材の鋼材等で形成し、ボス61等に固着さ
せてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例の取付状態を示す断面図
であり、第2図のI-I部位を示し、 第2図は、同実施例の取付状態を示す平面図、 第3図は、同実施例の分解斜視図、 第4図は、第2図のIV-IV断面図、 第5図は、従来の取付状態を示す断面図である。 21……パツド、 22……係合プレート、 23……(係合部)逆止爪、 28……ステアリングホイール本体、 29……横壁、 30……嵌合孔、 31……縦壁、 32……凹溝、 33……ねじ用孔、 38……ねじ、 41……逆止片、 42……ベース部、 43……鉤部、 44……軸部、 45……頭部、 46……凸部、 47……ねじ用孔、 49……被係合部、 50……係合孔、 51……切欠凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】係合部を有する係合プレートを備えたパツ
    ドを、ステアリングホイール本体に取り付ける際に使用
    するための、前記係合部と係合する被係合部を備えた逆
    止片の前記ステアリングホイール本体への取付構造であ
    つて、 前記ステアリングホイール本体には、横壁と、該横壁か
    ら上方へ延びる縦壁と、が形成され、 前記横壁には、前記縦壁近傍に、上下方向の嵌合孔が穿
    設され、 前記縦壁には、上端に縦壁の厚さ方向に配置される凹溝
    と、下部に縦壁の厚さ方向に貫通するねじ用孔と、が形
    成され、 前記逆止片には、上部に前記被係合部を備えた上下方向
    に配置されるベース部と、該ベース部の上下方向中間部
    位から水平方向へ延びて前記凹溝に嵌合可能な軸部と該
    軸部先端で膨出する頭部とを備えて前記軸部を前記凹溝
    に嵌合させて前記頭部を前記凹溝周縁に係止させる鉤部
    と、前記ベース部下部から下方に突出して前記嵌合孔に
    嵌合可能な凸部と、前記ベース部の上下方向中間部位に
    穿設されて前記鉤部の前記凹溝への係止時に前記縦壁の
    ねじ用孔と一致するねじ用孔と、が形成され、 前記凸部を前記嵌合孔へ嵌合するとともに前記鉤部を前
    記凹溝に係止し、前記両者のねじ用孔を介してねじ止め
    することにより、前記逆止片を前記ステアリングホイー
    ル本体に取り付けることを特徴とする逆止片の取付構
    造。
JP10991088U 1988-08-22 1988-08-22 逆止片の取付構造 Expired - Lifetime JPH0645413Y2 (ja)

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JPH0230767U JPH0230767U (ja) 1990-02-27
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