JPH0645280Y2 - 携帯時計の輪列支持構造 - Google Patents

携帯時計の輪列支持構造

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JPH0645280Y2
JPH0645280Y2 JP8716689U JP8716689U JPH0645280Y2 JP H0645280 Y2 JPH0645280 Y2 JP H0645280Y2 JP 8716689 U JP8716689 U JP 8716689U JP 8716689 U JP8716689 U JP 8716689U JP H0645280 Y2 JPH0645280 Y2 JP H0645280Y2
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wheel
bridge
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光俊 山田
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Ricoh Elemex Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、電子腕時計などの携帯時計に利用し得る。
詳しくは、そのような携帯時計において、駆動系から表
示系へと回転を伝達する輪列の支持構造に関する。
従来の技術 従来、携帯時計では、たとえば第6図に示すように、地
板1に、まず二番車2とロータ車3とを取り付けて後、
三番車4・五番車5・四番車6の各番車を組付ける。そ
して、輪列受7を被せ、その輪列受7と地板1とでその
輪列を回転自在に支持していた。
ところが、各番車が傾き、輪列受7を被せるとき、その
輪列受7の軸受8・9・10・11の軸孔内に、各番車のホ
ゾ4a・5a・6a・3aが入りにくい問題があった。そこで、
従来の輪列支持構造では、軸受8・9・11に面取り8a・
9a・11aを形成し、それらの面取り8a・9a・11aで三番車
4と5番車5とロータ車3のホゾ4a・5a・3aを軸孔に向
けて案内していた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、軸受8・9・11に面取り8a・9a・11aを
形成するだけでは、いまだ不十分であり、軸受8・9・
10・11の軸孔内に、各番車のホゾ4a・5a・6a・3aを入れ
ずらい問題があった。
そこで、この考案の目的は、そのような従来の問題をな
くし、各番車の傾きをなくして輪列受の組付けを容易と
することにある。
課題を解決するための手段 そのため、この考案は、たとえば以下の図示実施例に示
すとおり、二番車21を地板20と二番受23とで回転自在に
支持するとともに、その二番受23を貫通する三番車25や
五番車26やロータ車22等の他の番車を前記地板20と輪列
受29とで回転自在に支持する携帯時計の輪列支持構造に
おいて、前記二番受23に前記番車が貫通する保持孔23a
・23b・23cをあける一方、その二番受23を浮かせて支持
する仮保持部材24……を設け、その仮保持部材24……で
前記二番受23を仮保持するとき、前記保持孔23a・23b・
23cと係合して前記番車の倒れを防止する係合部25a・26
a・22aをその番車に形成するとともに、前記仮保持状態
にある前記二番受23を押し下げて前記係合部25a・26a・
22aと前記保持孔23a・23b・23cとの係合を解除し、確実
に位置決めする二番受接触部29aを前記輪列受29に形成
することを特徴とする。
作用 そして、地板20に二番車21等を取り付けて後、二番受23
を組付けてその二番受を仮保持部材24……で浮かせて支
持する。それから、その二番受23を貫通して他の番車を
取り付け、二番受23の保持孔23a・23b・23cに各番車の
係合部25a・26a・22aを係合してそれら番車の倒れを防
止する。その後、輪列受29を組付け、地板20との間でそ
れらの番車を回転自在に支持する一方、輪列受29の二番
受接触部29aで二番受23を押し下げて保持孔23a・23b・2
3cと係合部25a・26a・22aとの係合を解除するととも
に、二番車21を正式位置に確実に位置決め保持し、その
二番受23と地板20とで二番車21を回転自在に支持する。
実施例 以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例を説明す
る。
第1図ないし第5図には、この考案の一実施例である携
帯時計の輪列保持構造を示す。図中符号20は、地板であ
る。地板20には、まず二番車21とロータ車22を取り付け
る。その後、二番受23を取り付けてその二番受23を複数
の仮保持部材24……で浮かせて支持する。仮保持部材24
は、樹脂製のモールド枠などで、たとえば第5図に示す
ように、その一部24aを薄肉につくり、そこにポスト24b
を立ててなる。そして、第1図および第2図に示すよう
に、そのポスト24b上に乗せて二番受23を浮かせて仮保
持する。それから、その二番受23を貫通して三番車25・
五番車26・四番車27を取り付ける。そうして、二番受23
の保持孔23a・23b・23cに三番車25・五番車26・ロータ
車22の各係合部25a・26a・22aを係合し、それらの番車
の倒れを防止する。その後、第3図および第4図に示す
ように、地板20に立てる輪列受柱28で位置決めして輪列
受29を取り付ける。このとき、四番車27は二番車21内に
挿入して倒れを生ずることなく、また各番車25・26・22
は上述したとおり二番受23で支持してまっすぐに立って
いるから、それらのホゾ27a・25a・26b・22bを輪列受29
の軸孔内に容易に挿入することができる。そして、輪列
受柱28に止めねじ30をねじ込み、その止めねじ30を締め
付けると、輪列受29の二番車接触部29aで二番受23を押
し下げ、第5図中一点鎖線で示すように仮保持部材24…
…の一部24aをたわませてポスト24bを押し下げ、第3図
に示すように保持孔23a・23b・23cと係合部25a・26a・2
2aとの係合を解除する。同時に、たとえば二番受23の位
置決め孔23dを輪列受柱28にはめ合わせ、輪列受29とと
もに正式位置に確実に位置決め保持することができる。
これにより、輪列受29と地板20との間で、番車27・25・
26・22を回転自在に支持し得る。また、地板20と二番受
23とで二番車21を回転自在に支持する なお、第1図および第3図中符号32で示すものはステー
タ、第2図および第4図中符号33で示すものは日ノ裏車
である。
考案の効果 したがって、この考案によれば、二番受の仮保持状態で
各番車を直立に保持するから、輪列受の組付けを容易と
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図にはこの考案の一実施例である携帯
時計の輪列支持構造を示し、第1図はその輪列受取付前
の断面図、第2図はその平面図、第3図は輪列受取付後
の断面図、第4図はその平面図、第5図は仮保持部材の
説明断面図である。第6図は、従来の輪列支持構造を示
す断面図である。 20……地板、21……二番車、22……ロータ車(番車)、
22a……係合部、23……二番受、23a・23b・23c……保持
孔、24……仮保持部材、25……三番車(番車)、25a…
…係合部、26……五番車(番車)、26a……係合部、29
……輪列受、29a……二番車接触部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二番車を地板と二番受とで回転自在に支持
    するとともに、その二番受を貫通する他の番車を前記地
    板と輪列受とで回転自在に支持する携帯時計の輪列支持
    構造において、前記二番受に前記番車が貫通する保持孔
    をあける一方、その二番受を浮かせて支持する仮保持部
    材を設け、その仮保持部材で前記二番受を仮保持すると
    き、前記保持孔と係合して前記番車の倒れを防止する係
    合部をその番車に形成するとともに、前記仮保持状態に
    ある前記二番受を押し下げて前記係合部と前記保持孔と
    の係合を解除し、確実に位置決めする二番受接触部を前
    記輪列受に形成してなる、携帯時計の輪列支持構造。
JP8716689U 1989-07-25 1989-07-25 携帯時計の輪列支持構造 Expired - Lifetime JPH0645280Y2 (ja)

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JP8716689U JPH0645280Y2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 携帯時計の輪列支持構造

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JPH0327388U JPH0327388U (ja) 1991-03-19
JPH0645280Y2 true JPH0645280Y2 (ja) 1994-11-16

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