JPH0645240B2 - インクドツトプリンタ - Google Patents
インクドツトプリンタInfo
- Publication number
- JPH0645240B2 JPH0645240B2 JP60056582A JP5658285A JPH0645240B2 JP H0645240 B2 JPH0645240 B2 JP H0645240B2 JP 60056582 A JP60056582 A JP 60056582A JP 5658285 A JP5658285 A JP 5658285A JP H0645240 B2 JPH0645240 B2 JP H0645240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- recording
- electrode
- recording electrode
- counter electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J27/00—Inking apparatus
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/015—Ink jet characterised by the jet generation process
- B41J2/04—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
- B41J2/06—Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand by electric or magnetic field
- B41J2002/061—Ejection by electric field of ink or of toner particles contained in ink
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液体インクに静電力を作用させて飛翔させる
ことにより記録紙または記録媒体にドツトを形成し、こ
のドツトの集合で文字や図形を画かせるインクドツトプ
リンタである。
ことにより記録紙または記録媒体にドツトを形成し、こ
のドツトの集合で文字や図形を画かせるインクドツトプ
リンタである。
従来の技術 従来、液体インクに静電力を作用させて飛翔させる形式
のインクドツトプリンタにおいて、例えば、特開昭５６
−１７０号公報に記載されているように、インクを保持
するスリツトに記録紙を介在させて多数の電極を対向配
置し、これらの電極に選択的に電圧を印加することによ
りスリツト内のインクを電極に向けて飛翔させるように
したものがある。このような形式のものは、ドツトを形
成すべきインクの分離が悪いため、第７図に示す構造の
ものが特開昭５６−４４６７号公報や特開昭５６−４２
６６４号公報に記載されている。すなわち、インクを保
持するスリツト１内に多数の記録電極２を配設し、これ
らの記録電極２に記録紙３を介在させて横長の対向電極
４が設けられているものである。そして、これらの記録
電極２と対向電極４との間には各電極毎にスイツチイン
グ素子５をそれぞれ介在させて両者間にインクを飛翔さ
せるのに充分な電位差を発生させるための電源６が接続
されている。
のインクドツトプリンタにおいて、例えば、特開昭５６
−１７０号公報に記載されているように、インクを保持
するスリツトに記録紙を介在させて多数の電極を対向配
置し、これらの電極に選択的に電圧を印加することによ
りスリツト内のインクを電極に向けて飛翔させるように
したものがある。このような形式のものは、ドツトを形
成すべきインクの分離が悪いため、第７図に示す構造の
ものが特開昭５６−４４６７号公報や特開昭５６−４２
６６４号公報に記載されている。すなわち、インクを保
持するスリツト１内に多数の記録電極２を配設し、これ
らの記録電極２に記録紙３を介在させて横長の対向電極
４が設けられているものである。そして、これらの記録
電極２と対向電極４との間には各電極毎にスイツチイン
グ素子５をそれぞれ介在させて両者間にインクを飛翔さ
せるのに充分な電位差を発生させるための電源６が接続
されている。
このような構成において、印字を行なうためには印字信
号に応じてスイツチイング素子５を選択的にオンさせて
記録電極２毎に電位差を発生させ、電圧が印加された部
分のインクを対向電極４に向けて飛翔させているもので
ある。
号に応じてスイツチイング素子５を選択的にオンさせて
記録電極２毎に電位差を発生させ、電圧が印加された部
分のインクを対向電極４に向けて飛翔させているもので
ある。
発明が解決しようとする問題点 インクはフラツトなスリツト１内に保持されているた
め、記録電極２に高電圧パルスを印加したときに電界が
集中しにくい。また、スリツト１の記録電極２のない隅
部からインクが飛翔してしまうこともある。さらに、ス
リツト１部分ではインクが露出しているために、記録紙
３がその部分に接触し易く、これにより、記録紙３を汚
してしまう欠点を有する。
め、記録電極２に高電圧パルスを印加したときに電界が
集中しにくい。また、スリツト１の記録電極２のない隅
部からインクが飛翔してしまうこともある。さらに、ス
リツト１部分ではインクが露出しているために、記録紙
３がその部分に接触し易く、これにより、記録紙３を汚
してしまう欠点を有する。
これに対し、従来、対向電極に向けて記録電極の先端部
を針状に突出させた構造の発明が考えられている。例え
ば、特開昭５６−４０５６４号公報には、インクが保持
されたスリツト内にそのような構造の記録電極が設けら
れた発明が記載され、又、特開昭５８−１０２７８１号
公報には、突出形成された記録電極の先端部にインク溝
を連絡させ、このインク溝に毛細管現象によつて吸引さ
れたインクを記録電極の先端部に供給する構造の発明が
記載されている。
を針状に突出させた構造の発明が考えられている。例え
ば、特開昭５６−４０５６４号公報には、インクが保持
されたスリツト内にそのような構造の記録電極が設けら
れた発明が記載され、又、特開昭５８−１０２７８１号
公報には、突出形成された記録電極の先端部にインク溝
を連絡させ、このインク溝に毛細管現象によつて吸引さ
れたインクを記録電極の先端部に供給する構造の発明が
記載されている。
このような構造のものでは、記録電極の先端部が針状に
突出しているため、記録電極の先端部に電界が集中し易
く、記録電極の先端部以外の部分からのインクの飛翔が
防止される。又、記録電極の先端部に電界が集中し易い
ため、対向電極から記録電極の先端部をある程度離反さ
せても充分にインクを飛翔させることができ、これによ
り記録紙の汚れが防止される。
突出しているため、記録電極の先端部に電界が集中し易
く、記録電極の先端部以外の部分からのインクの飛翔が
防止される。又、記録電極の先端部に電界が集中し易い
ため、対向電極から記録電極の先端部をある程度離反さ
せても充分にインクを飛翔させることができ、これによ
り記録紙の汚れが防止される。
しかしながら、特開昭５６−４０５６４号公報や特開昭
５８−１０２７８１号公報に記載された構造のもので
は、記録電極の先端部に充分な量のインクを速やかに供
給するのが困難であり、印字速度の高速度化を実現し難
いという欠点を有する。
５８−１０２７８１号公報に記載された構造のもので
は、記録電極の先端部に充分な量のインクを速やかに供
給するのが困難であり、印字速度の高速度化を実現し難
いという欠点を有する。
問題点を解決するための手段 インクを含浸する含浸材とこの含浸材に接してその含浸
材によつて先端部に前記インクの供給を受ける導電性を
有する針状の記録電極とを設け、記録紙又は記録媒体を
介して前記記録電極と対向する対向電極を設け、この対
向電極と前記記録電極との間に前記インクが静電力で飛
翔するに十分な電位差を与える印字信号回路を設け、前
記記録電極を前記含浸材より対向電極側に突出させ、こ
の突出量を前記記録電極に対するインクの濡れ高さに略
一致させた。
材によつて先端部に前記インクの供給を受ける導電性を
有する針状の記録電極とを設け、記録紙又は記録媒体を
介して前記記録電極と対向する対向電極を設け、この対
向電極と前記記録電極との間に前記インクが静電力で飛
翔するに十分な電位差を与える印字信号回路を設け、前
記記録電極を前記含浸材より対向電極側に突出させ、こ
の突出量を前記記録電極に対するインクの濡れ高さに略
一致させた。
作用 印字信号回路によつて記録電極と対向電極との間に電位
差が与えられると、含浸材に含浸されて記録電極の先端
部に供給されたインクが対向電極に向けて飛翔し、記録
紙又は記録媒体にドツト状に付着し、ドツトの選択的な
集合によつて所望の印字がなされるが、含浸材からの記
録電極の突出量はインクの濡れ高さに略一致しているこ
とから記録電極の先端部には含浸材から直接的にインク
を供給することができ、これにより、インクの供給速度
がきわめて速く、記録電極の先端部には常に充分な量の
インクが速やかに供給されて印字速度の高速度化を実現
させることができる。
差が与えられると、含浸材に含浸されて記録電極の先端
部に供給されたインクが対向電極に向けて飛翔し、記録
紙又は記録媒体にドツト状に付着し、ドツトの選択的な
集合によつて所望の印字がなされるが、含浸材からの記
録電極の突出量はインクの濡れ高さに略一致しているこ
とから記録電極の先端部には含浸材から直接的にインク
を供給することができ、これにより、インクの供給速度
がきわめて速く、記録電極の先端部には常に充分な量の
インクが速やかに供給されて印字速度の高速度化を実現
させることができる。
実施例 本発明の第一の実施例を第１図ないし第３図に基づいて
説明する。まず、プリンタヘツド７は前方に開口８を有
するケース９とこのケース９の内部に充填されたインク
１０を含浸する含浸材１１とこれらの内部を貫通して前
記開口８から突出する導電性のある記録電極１２とより
なる。この記録電極１２の先端は円弧状に丸められてお
り、しかも、この記録電極１２の先端は前記ケース９の
面からｈ０の寸法をもつて突出している。このｈ０なる
寸法はインク１０の濡れ高さである。ここで、濡れ高さ
ｈ０とは第２図で示すように、インク１０の面に記録電
極１２を接触させた時に、その記録電極１２の表面の親
水性によりインク１０が上昇する高さを云う。
説明する。まず、プリンタヘツド７は前方に開口８を有
するケース９とこのケース９の内部に充填されたインク
１０を含浸する含浸材１１とこれらの内部を貫通して前
記開口８から突出する導電性のある記録電極１２とより
なる。この記録電極１２の先端は円弧状に丸められてお
り、しかも、この記録電極１２の先端は前記ケース９の
面からｈ０の寸法をもつて突出している。このｈ０なる
寸法はインク１０の濡れ高さである。ここで、濡れ高さ
ｈ０とは第２図で示すように、インク１０の面に記録電
極１２を接触させた時に、その記録電極１２の表面の親
水性によりインク１０が上昇する高さを云う。
ついで、前記プリンタヘツド７に対向させて平板状の対
向電極１３が設けられている。この対向電極１３の前記
プリンタヘツド７側の面には記録紙１４が接合されてい
る。そして、前記対向電極１３と前記記録電極１２との
間にはインク１０を飛翔させるのに充分な電位差を両者
間に印加する電源１５と印字信号に応じてその電位差を
与える印字信号回路としてのスイツチ１６とが接続され
ている。また、前記電気配線中、説明の都合で図示のよ
うにａ，ｂ，ｃの三点を設定する。いま、ａ点がグラン
ドになつているものとする。すなわち、対向電極１３が
グランドである。
向電極１３が設けられている。この対向電極１３の前記
プリンタヘツド７側の面には記録紙１４が接合されてい
る。そして、前記対向電極１３と前記記録電極１２との
間にはインク１０を飛翔させるのに充分な電位差を両者
間に印加する電源１５と印字信号に応じてその電位差を
与える印字信号回路としてのスイツチ１６とが接続され
ている。また、前記電気配線中、説明の都合で図示のよ
うにａ，ｂ，ｃの三点を設定する。いま、ａ点がグラン
ドになつているものとする。すなわち、対向電極１３が
グランドである。
このような構成において、記録電極１２の先端にはイン
ク１０の濡れ高さｈ０によりインク１０が到達してい
る。この状態で印字信号に応じてスイツチ１６を開閉す
るが、このスイツチ１６のオン時に対向電極１３と記録
電極１２との間に高電圧が発生し、記録電極１２の先端
から対向電極１３に向けてインク１０が飛翔する。この
とき、プリンタヘツド７を水平方向に往復動させ、記録
紙１４を縦方向に移動させ、スイツチ１６のオンオフを
制御することにより、インク１０により形成されるドツ
トの位置が変り、これらのドツトの集合により文字や図
形が形成される。
ク１０の濡れ高さｈ０によりインク１０が到達してい
る。この状態で印字信号に応じてスイツチ１６を開閉す
るが、このスイツチ１６のオン時に対向電極１３と記録
電極１２との間に高電圧が発生し、記録電極１２の先端
から対向電極１３に向けてインク１０が飛翔する。この
とき、プリンタヘツド７を水平方向に往復動させ、記録
紙１４を縦方向に移動させ、スイツチ１６のオンオフを
制御することにより、インク１０により形成されるドツ
トの位置が変り、これらのドツトの集合により文字や図
形が形成される。
しかして、記録電極１２は含浸材１１から突出している
ので、記録紙１４がプリンタヘツド７に接続しても記録
電極１２は通常のペンと同様な作用をし、記録紙１４を
大幅に汚すことはない。
ので、記録紙１４がプリンタヘツド７に接続しても記録
電極１２は通常のペンと同様な作用をし、記録紙１４を
大幅に汚すことはない。
また、記録電極１２は開口８より濡れ高さｈ０だけ突出
しているので、この記録電極１２の先端に電界が集中
し、インク１０の飛翔位置が安定している。そのため、
不必要な画素を形成することがない。とくに、記録紙１
４と記録電極１２の先端との距離を大きくすることが可
能であり、記録紙１４が記録電極１２に接触する確率が
少なくなり、取扱い易いプリンタが形成される。
しているので、この記録電極１２の先端に電界が集中
し、インク１０の飛翔位置が安定している。そのため、
不必要な画素を形成することがない。とくに、記録紙１
４と記録電極１２の先端との距離を大きくすることが可
能であり、記録紙１４が記録電極１２に接触する確率が
少なくなり、取扱い易いプリンタが形成される。
なお、前記実施例においては、記録電極１２の先端を円
弧状に形成したものについて説明したが、実施に当つて
は円錐状または角錐状にとがらせて形成しても良いもの
である。
弧状に形成したものについて説明したが、実施に当つて
は円錐状または角錐状にとがらせて形成しても良いもの
である。
次に、第４図に示すものは、本発明の第二の実施例で、
ケース９内にインク室１７を形成したものである。これ
により、インク１０の保持量を増加させ、長時間にわた
つての使用が可能になる。
ケース９内にインク室１７を形成したものである。これ
により、インク１０の保持量を増加させ、長時間にわた
つての使用が可能になる。
また、第５図に示すものは、本発明の第三の実施例であ
り、開口８からインク１０を含浸する含浸材１１の一部
を突出形成したものである。これにより、記録電極１２
の先端へのインク１０の供給がより一層円滑になる。
り、開口８からインク１０を含浸する含浸材１１の一部
を突出形成したものである。これにより、記録電極１２
の先端へのインク１０の供給がより一層円滑になる。
本発明の第四の実施例を第６図に基づいて説明する。本
実施例は開口８を細長いスリツト状のものとし、この開
口８の長手方向に沿わせて複数本の記録電極１２を配設
し、これらの記録電極１２の間に絶縁物による絶縁壁１
９を形成したものである。このように形成することによ
り、記録電極１２間のアークの発生を防止することがで
き、個々に高電圧のパルスを印加して印字することが可
能である。そのため、記録電極１２の数が増加し、高速
度での印字が可能である。
実施例は開口８を細長いスリツト状のものとし、この開
口８の長手方向に沿わせて複数本の記録電極１２を配設
し、これらの記録電極１２の間に絶縁物による絶縁壁１
９を形成したものである。このように形成することによ
り、記録電極１２間のアークの発生を防止することがで
き、個々に高電圧のパルスを印加して印字することが可
能である。そのため、記録電極１２の数が増加し、高速
度での印字が可能である。
しかして、前記各実施例において、ａ点がグランドされ
ているものであるが、これにより、対向電極１３と記録
電極１２との間でのアークの発生を防止しているもので
ある。すなわち、点状の記録電極１２側をマイナスにす
ると、電子が飛び易いものであるが、対向電極１３側を
マイナスにしていることによりアーク発生が起きにくく
している。また、対向電極１３を露出させて形成しても
安全である。
ているものであるが、これにより、対向電極１３と記録
電極１２との間でのアークの発生を防止しているもので
ある。すなわち、点状の記録電極１２側をマイナスにす
ると、電子が飛び易いものであるが、対向電極１３側を
マイナスにしていることによりアーク発生が起きにくく
している。また、対向電極１３を露出させて形成しても
安全である。
逆に、実施に当つてはｃ点をグランドにしても良いもの
である。この場合にはアークが発生し易いと云う欠点は
あるもののプリンタヘツド７側の電位が高くならず、装
置の製作が容易である。
である。この場合にはアークが発生し易いと云う欠点は
あるもののプリンタヘツド７側の電位が高くならず、装
置の製作が容易である。
さらに、グランドをｂ点に設定した時には、対向電極１
３と記録電極１２とのそれぞれに逆方向の電圧が印加さ
れ、その電圧の絶対値が低くなるので、安全性の面でも
装置の絶縁処理の面でも極めて有効なものである。
３と記録電極１２とのそれぞれに逆方向の電圧が印加さ
れ、その電圧の絶対値が低くなるので、安全性の面でも
装置の絶縁処理の面でも極めて有効なものである。
発明の効果 本発明は上述のように、インクを含浸する含浸材とこの
含浸材に接してその含浸材によつて先端部に前記インク
の供給を受ける導電性を有する針状の記録電極とを設
け、記録紙又は記録媒体を介して前記記録電極と対向す
る対向電極を設け、この対向電極と前記記録電極との間
に前記インクが静電力で飛翔するに十分な電位差を与え
る印字信号回路を設け、前記記録電極を前記含浸材より
対向電極側に突出させ、この突出量を前記記録電極に対
するインクの濡れ高さに略一致させたので、印字信号回
路によつて記録電極と対向電極との間に電位差が与えら
れると、含浸材に含浸されて記録電極の先端部に供給さ
れたインクが対向電極に向けて飛翔し、記録紙又は記録
媒体にドツト状に付着し、ドツトの選択的な集合によつ
て所望の印字がなされるが、含浸材からの記録電極の突
出量はインクの濡れ高さに略一致していることから記録
電極の先端部には含浸材から直接的にインクを供給する
ことができ、これにより、インクの供給速度がきわめて
速く、記録電極の先端部には常に充分な量のインクが速
やかに供給されて印字速度の高速度化を実現させること
ができると云う効果を有する。
含浸材に接してその含浸材によつて先端部に前記インク
の供給を受ける導電性を有する針状の記録電極とを設
け、記録紙又は記録媒体を介して前記記録電極と対向す
る対向電極を設け、この対向電極と前記記録電極との間
に前記インクが静電力で飛翔するに十分な電位差を与え
る印字信号回路を設け、前記記録電極を前記含浸材より
対向電極側に突出させ、この突出量を前記記録電極に対
するインクの濡れ高さに略一致させたので、印字信号回
路によつて記録電極と対向電極との間に電位差が与えら
れると、含浸材に含浸されて記録電極の先端部に供給さ
れたインクが対向電極に向けて飛翔し、記録紙又は記録
媒体にドツト状に付着し、ドツトの選択的な集合によつ
て所望の印字がなされるが、含浸材からの記録電極の突
出量はインクの濡れ高さに略一致していることから記録
電極の先端部には含浸材から直接的にインクを供給する
ことができ、これにより、インクの供給速度がきわめて
速く、記録電極の先端部には常に充分な量のインクが速
やかに供給されて印字速度の高速度化を実現させること
ができると云う効果を有する。
第１図は本発明の第一の実施例を示す縦断側面図、第２
図は濡れ高さの説明のための縦断側面図、第３図はプリ
ンタヘツドの斜視図、第４図は本発明の第二の実施例を
示す縦断側面図、第５図は本発明の第三の実施例を示す
縦断側面図、第６図は本発明の第四の実施例を示す縦断
側面図、第７図は従来の一例を示す斜視図である。 １０……インク、１１……含浸材、１２……記録電極、
１３……対向電極、１４……記録紙、１６……スイツチ
（印字信号回路）
図は濡れ高さの説明のための縦断側面図、第３図はプリ
ンタヘツドの斜視図、第４図は本発明の第二の実施例を
示す縦断側面図、第５図は本発明の第三の実施例を示す
縦断側面図、第６図は本発明の第四の実施例を示す縦断
側面図、第７図は従来の一例を示す斜視図である。 １０……インク、１１……含浸材、１２……記録電極、
１３……対向電極、１４……記録紙、１６……スイツチ
（印字信号回路）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−40564（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−212959（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−102781（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−42470（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−18276（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−14769（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】インクを含浸する含浸材とこの含浸材に接
してその含浸材によつて先端部に前記インクの供給を受
ける導電性を有する針状の記録電極とを設け、記録紙又
は記録媒体を介して前記記録電極と対向する対向電極を
設け、この対向電極と前記記録電極との間に前記インク
が静電力で飛翔するに十分な電位差を与える印字信号回
路を設け、前記記録電極を前記含浸材より対向電極側に
突出させ、この突出量を前記記録電極に対するインクの
濡れ高さに略一致させたことを特徴とするインクドツト
プリンタ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60056582A JPH0645240B2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | インクドツトプリンタ |
| KR1019860001866A KR910004026B1 (ko) | 1985-03-20 | 1986-03-14 | 잉크 도트 프린터 |
| DE8686301982T DE3661245D1 (en) | 1985-03-20 | 1986-03-18 | Ink dot printer |
| EP86301982A EP0196820B1 (en) | 1985-03-20 | 1986-03-18 | Ink dot printer |
| US07/180,689 US4806956A (en) | 1985-03-20 | 1988-04-08 | Recording electrode for ink dot printer |
| US07/278,448 US4905024A (en) | 1985-03-20 | 1988-12-01 | Producing electrode for ink dot printer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60056582A JPH0645240B2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | インクドツトプリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61215065A JPS61215065A (ja) | 1986-09-24 |
| JPH0645240B2 true JPH0645240B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=13031159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60056582A Expired - Lifetime JPH0645240B2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 | インクドツトプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645240B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5640564A (en) * | 1979-09-11 | 1981-04-16 | Ricoh Co Ltd | Ink jet recording device |
| JPH0777801B2 (ja) * | 1981-12-15 | 1995-08-23 | 松下電器産業株式会社 | 磁性インク記録ヘツド |
| JPS58212959A (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インク記録ヘツド |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP60056582A patent/JPH0645240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61215065A (ja) | 1986-09-24 |
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