JPH0645194U - 配管モジュール - Google Patents

配管モジュール

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JPH0645194U
JPH0645194U JP8759292U JP8759292U JPH0645194U JP H0645194 U JPH0645194 U JP H0645194U JP 8759292 U JP8759292 U JP 8759292U JP 8759292 U JP8759292 U JP 8759292U JP H0645194 U JPH0645194 U JP H0645194U
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JP
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JP8759292U
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JP2552867Y2 (ja
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谷 良 泉 種
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結及び分離が容易な配管モジュールを提供
する。 【構成】 配管モジュール1のモジュールボディ2に、
軸方向の流路10と、放射方向の係合部12,12を設
けるとともに、分岐流路26を有する分岐ボディ3を回
転のみ可能に装着し、モジュールボディ2の挿入部9
に、流路10をシールするシールリング21を取付け
て、係合部12,12に係脱可能な弾性フック33,3
3を有するロックリング4を回転可能のみに取付け、モ
ジュールボディ2とロックリング4の間に復帰スプリン
グ5を縮設する。配管モジュール1と1を押圧すると、
係合部12と弾性フック33,33が係合して配管モジ
ュールを連結することができ、ロックリング4を回転さ
せると、これらの係合が解除されて配管モジュールを分
離することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流路の方向に連結可能な配管モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガス管等の配管の分岐は鋼管と管継手によって行なっているが、鋼管の 管継手への連結はテーパねじによるねじ込み式で、しかも現場においてシール材 を取付けるために、作業性が悪いという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、連結及び分離が容易な配管モジュールを提 供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の配管モジュールは、軸方向の流路を有する モジュールボディと、上記流路に連通する分岐流路を有し上記モジュールボディ に回転のみ可能に装着された分岐ボディとを備えた配管モジュールであって、上 記モジュールボディが、軸方向の一方の連結部と、上記分岐ボディの装着部と、 軸方向他方の挿入部と、上記連結部に形設した係合部と、挿入部の外周面に取付 けた次位の配管モジュールの流路をシールするシールリングと、上記分岐ボディ とシールリングとの間の挿入部に回転のみ可能に装着したロックリングとを備え 、上記ロックリングが、次位の配管モジュールの上記係合部に係脱する弾性フッ クを備え、かつ該ロックリングとモジュールボディとの間に装着された復帰スプ リングによって、上記弾性フックが係合部に係合可能な位置に付勢されているこ とを特徴としている。
【0005】
【作用】
前位の配管モジュールの挿入部を次位の配管モジュールの連結部に挿入して、 これらの配管モジュールを相互に押圧すると、前位の配管モジュールに装着した ロックリングの弾性フックが、次位の配管モジュールの係合部に係合するので、 これらの配管モジュールが連結されるとともに、流路が挿入部に設けたシールリ ングによってシールされ、配管モジュールの連結状態は、復帰スプリングの付勢 力によって保持される。 復帰スプリングの付勢力に抗してロックリングを回転させると、弾性フックと 係合部との係合が解除されるので、配管モジュールを分離することができる。 配管モジュールの分離後、ロックリングの回転力を解除すると、復帰スプリン グの付勢力によってロックリングが元の位置に復帰する。
【0006】
【実施例】
図は本考案の実施例を示し、この配管モジュール1は、図1に示すように、モ ジュールボディ2、該モジュールボディ2に回転のみ可能に装着した分岐ボディ 3及びロックリング4、並びに該ロックリング4の復帰スプリング5(図10参 照)を備え、これらは一体のものとして組み付けられている。
【0007】 図1、図6及び図7に詳細を示す上記モジュールボディ2は、軸方向に順次縮 径された連結部7、装着部8及び挿入部9、並びに挿入部9側が縮径された軸方 向の流路10を備えている。 上記連結部7は、放射方向に開口する係合部12,12と、その軸方向内方の 凹部13,13とを有し、装着部8は、流路10に連通する放射方向の開口15 ,・・と、その両側の溝に嵌着させたOリング16,16とを有している。また 挿入部9は、連結部7に挿入可能な外径を有し、外周面に、装着部8との径差に よって形成されたロックリング4の当接面18と、該ロックリングの脱落を防止 するための環状の係止突部19と、上記凹部13,13と同一軸線上に形設した 放射方向の羽根20,20と、流路10をシールするシールリング21と、上記 開口15,・・と同一軸線上に開設した連通孔22,・・とを有し、当接面18 に、復帰スプリング5の一端が当接するストッパ23(図6参照)が形成されて いる。
【0008】 分岐ボディ3は、モジュールボディ2の装着部8が挿入される貫通孔と、開口 15,・・に連通する放射方向の分岐流路26とを有し、分岐流路26の先端開 口に、いわゆるワンタッチ管継手27が取付けられており、装着部8に装着され ると、分岐流路26の軸方向両側がOリング16,16によって気密にシールさ れる(図1参照)。
【0009】 図1、図8及び図9に詳細を示す皿状のロックリング4は、底壁に、モジュー ルボディ2の挿入部9と羽根20,20が遊挿可能な孔30と、復帰スプリング 5の他端が当接するストッパ31,31とを有し、周壁の径方向内方において、 底壁から軸方向に突出させた突出壁32,32は、先端に上記係合部12,12 に係合する弾性フック33,33が、突出壁32,32内側の底壁に、係止突部 19に係止する係止部34,34が、それぞれ形成されている。
【0010】 上記復帰スプリング5は、図10に詳細を示すように、円弧状のスプリングガ イド36と、一方がその縮径部36aに嵌着されたコイルばね37とで構成され ている。 そして、上記モジュールボディ2、分岐ボディ3、ロックリング4及びスプリ ングガイド36は、いずれも合成樹脂によって一体に形成されている。
【0011】 上記配管モジュール1は、モジュールボディ2の装着部8に、Oリング16, 16によって分岐ボディ3を気密にかつ回転のみ可能に取付け、次いで、復帰ス プリング5のスプリングガイド36をモジュールボディ2のストッパ23に当接 させ、ロックリング4を孔30によってモジュールボディ2の挿入部9に押入し て当接面18に当接させるとともに、コイルスプリング37の先端をロックリン グ4のストッパ31のいずれか一方に当接させると(図11参照)、該ロックリ ング4が、モジュールボディ2に回転のみ可能に組み付けられる。この状態にお いて、弾性フック33,33と羽根20,20は、復帰スプリング5の付勢力に よって同一軸線上にあり、係止突部19と係止部34,34とが係止して、ロッ クリング4のモジュールボディ2からの脱落が防止される(図1参照)。
【0012】 前位の配管モジュール1の羽根20,20と、次位の配管モジュール1の係合 部12,12とを同一軸線上に位置させて、次位の配管モジュール1の連結部7 に前位の配管モジュール1の挿入部9を挿入して、これらを相互に押圧すると、 前位の配管モジュール1のロックリング4の突出壁32,32が弾性的に変位し て、弾性フック33,33が次位の配管モジュール1の係合部12,12に係合 するとともに、前位の配管モジュール1の羽根20,20が次位のモジュール1 の凹部13,13に挿入することによって、これらの配管モジュールが連結され る。また、配管モジュールの連結によって、開口15,・・と連通孔22,・・ とが相互に対向し、流路10は、シールリング21によって気密にシールされる (図5参照)。 この場合、ロックリング4の突出壁32,32の端面が、羽根20,20に当 接するために、配管モジュール相互の押圧によるロックリング4の抜け出しが防 止される。また、羽根20,20の凹部13,13への挿入によって、モジュー ルボディ2と2の相対回転が防止されるので、連結した配管モジュールが分離す ることはない。
【0013】 ロックスプリング4を、復帰スプリング5の付勢力に抗して回転させると、突 出壁32,32が弾性的に変位して、弾性フック33,33と係合部12,12 の係合が解除されるので、連結した配管モジュールを分離することができる。こ の場合、スプリングガイド36によってロックリング4の回転角度が制限される ので、ロックリング4が過度に回転することはない。 配管モジュールの分離後にロッククリング4の回転力を解除すると、復帰スプ リング5の付勢力によって、ロックリング4が元の位置に復帰する。
【0014】
【考案の効果】
本考案の配管モジュールは、配管モジュール相互の押圧によってこれらを連結 できるとともに、シールリングによってこられの流路をシールすることができ、 復帰ばねの付勢力に抗してロックリングを回転させると、連結した配管モジュー ルを分離できるので、ねじによる連結に比べて連結及び分離が容易であり、しか も復帰スプリングの付勢力によって、配管モジュールの連結状態を保持すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面図である。
【図2】連結状態の説明図である。
【図3】同じく要部の断面図である。
【図4】連結した状態を示す正面図である。
【図5】同じく要部の断面図である。
【図6】モジュールボディの断面図である。
【図7】同じく側面図である。
【図8】ロックリングの側面図である。
【図9】同じく反対側の側面図である。
【図10】復帰スプリングの拡大平面図である。
【図11】復帰スプリングの取付け状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 配管モジュール 2 モジュールボディ 2 分岐ボディ 4 ロックリング 5 復帰スプリング 7 連結部 8 装着部 9 挿入部 10 流路 12 係合部 21 シールリング 26 分岐流路 33 弾性フック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向の流路を有するモジュールボディ
    と、上記流路に連通する分岐流路を有し上記モジュール
    ボディに回転のみ可能に装着された分岐ボディとを備え
    た配管モジュールであって、 上記モジュールボディが、軸方向の一方の連結部と、上
    記分岐ボディの装着部と、軸方向他方の挿入部と、上記
    連結部に形設した係合部と、挿入部の外周面に取付けた
    次位の配管モジュールの流路をシールするシールリング
    と、上記分岐ボディとシールリングとの間の挿入部に回
    転のみ可能に装着したロックリングとを備え、 上記ロックリングが、次位の配管モジュールの上記係合
    部に係脱する弾性フックを備え、かつ該ロックリングと
    モジュールボディとの間に装着された復帰スプリングに
    よって、上記弾性フックが係合部に係合可能な位置に付
    勢されている、ことを特徴とする配管モジュール。
JP1992087592U 1992-11-27 1992-11-27 配管モジュール Expired - Lifetime JP2552867Y2 (ja)

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JP1992087592U JP2552867Y2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 配管モジュール

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JPH0645194U true JPH0645194U (ja) 1994-06-14
JP2552867Y2 JP2552867Y2 (ja) 1997-10-29

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216885U (ja) * 1985-07-17 1987-01-31
JPS6384486U (ja) * 1986-11-22 1988-06-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6216885U (ja) * 1985-07-17 1987-01-31
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