JPH064509U - こんろの五徳 - Google Patents

こんろの五徳

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Publication number
JPH064509U
JPH064509U JP1136892U JP1136892U JPH064509U JP H064509 U JPH064509 U JP H064509U JP 1136892 U JP1136892 U JP 1136892U JP 1136892 U JP1136892 U JP 1136892U JP H064509 U JPH064509 U JP H064509U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gotoku
pawl
heat
supporting frame
cooking container
Prior art date
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Pending
Application number
JP1136892U
Other languages
English (en)
Inventor
健次郎 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Publication of JPH064509U publication Critical patent/JPH064509U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】こんろの熱効率を向上すると共に、室内への放
熱量を低減して厨房室内の環境を改善する。 【構成】支持用枠部1から内側方向につめ部2を突設し
ている五徳の、つめ部2の下面または側面に、複数の横
断方向の溝4を設ける等して凹凸5を形成する。 【効果】バーナ7の火炎11や燃焼排気から五徳のつめ
部2を経て調理容器10に伝わる熱量が増加して、熱効
率が向上し、放熱損失が少なくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は業務用等のこんろに使用する五徳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、こんろの五徳は、支持用枠部から内側方向につめ部を突設した 構成となっていて、このつめ部上に鍋やフライパン等の種々の大きさの調理容器 を載置して調理を行うようになっている。
【0003】 調理容器は、バーナの火炎や燃焼排気からの直接の熱伝達により加熱されると 共に、これらからの熱伝達により加熱された五徳のつめ部からの熱伝導によって も加熱される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、バーナの火炎や燃焼排気の少なからざる部分は上述した調理容器の加 熱に供されずに放散しており、このためこんろの熱効率は約40%程度と低く、放 熱損失が大きい。 このように損失となる熱は厨房室内に放散するため、室内が暑くなり環境が悪 化する。 本考案は、このような課題にかんがみて創案されたもので、即ち、上記バーナ の火炎や燃焼排気と五徳との熱交換に着目して熱効率の向上を図ることを目的と するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本考案の五徳では、支持用枠部から内側方向 に突設したつめ部の下面または側面に凹凸を形成している。 この凹凸は、つめ部に複数の横断方向の溝を設ける等して形成することができ る。
【0006】
【作用】
つめ部は下面または側面に凹凸を形成することにより、バーナの火炎や燃焼排 気からの熱伝達の伝熱面積が増加する。一方、調理容器の底面と接触するつめ部 の上面には凹凸を形成していないので、つめ部と調理容器の底面との熱伝導の伝 熱面積は変わらない。
【0007】 従ってバーナの火炎や燃焼排気から五徳のつめ部を経て調理容器に伝わる熱量 が増加して、熱効率が向上し、放熱損失が少なくなる。
【0008】
【実施例】
次に本考案の実施例を図について説明する。 図1は五徳の平面図、図2は図1のX−X線断面図であり、この五徳は支持用 枠部1を正方形に構成している。そして支持用枠部1の四隅及び辺の中間部から 向心状につめ部2を突設しており、つめ部2は直立部3により支持用枠部1の上 面から所定の高さの位置に水平に位置させている。 上記の構成の他、支持用枠部1の形状は、矩形、円形等でも良い。またつめ部 2の形状(断面形状も含む)も適宜である。 夫々のつめ部2の下面には横断方向の溝4を複数設けており、この溝4により 凹凸5を形成している。溝4は、つめ部2の下面に加えて側面にも形成しても良 いし、下面には形成せずに側面のみに形成することもできる。また凹凸5は複数 の突起により形成することもできる。
【0009】 五徳の使用状態を示す図3に於いて、6はこんろの器体、7は器体6に設けた 開口部の下側に設置したバーナであり、五徳は支持用枠部1を以って開口部7の 縁に載置支持している。尚、符号8は汁受け、9は開口部から外れた個所に設置 して、調理容器10をバーナ7上からずらした位置に支持するための五徳である 。
【0010】 以上の構成に於いて、バーナ7の火炎11や燃焼排気は、熱伝達により調理容 器10の底面等と共に五徳のつめ部2を加熱した後、室内に拡散する。 従って調理容器10は、火炎11や燃焼排気からの直接の熱伝達により加熱さ れると共に、これらによって加熱されたつめ部2の上面から調理容器10の底面 への熱伝導によっても加熱される。
【0011】 この際、つめ部2は下面または側面に凹凸5を形成しているので、これを形成 していない従来のものと比較して火炎11や燃焼排気からの熱伝達の伝熱面積が 大きく、従って効率的な熱伝達が行われる。一方、調理容器10の底面と接触す るつめ部2の上面には凹凸5を形成していないので、つめ部2と調理容器10の 底面との熱伝導の伝熱面積は従来のものと変わらない。
【0012】 従って火炎11や燃焼排気から五徳のつめ部2を経て調理容器10に伝わる熱 量が増加して熱効率が向上し、放熱損失が少なくなる。このため厨房室内への放 熱量が減少するので、室内の温度上昇を低減することができる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上の通りであるので、以下に示すような効果がある。 こんろの熱効率を向上することができる。 厨房室内への放熱量が減少するので室内の温度上昇を低減することがで き、室内環境を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した五徳の平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】本考案の五徳の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 支持用枠部 2 つめ部 3 直立部 4 溝 5 凹凸 6 こんろ器体 7 バーナ 8 汁受け 9 五徳 10 調理容器 11 火炎

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持用枠部から内側方向に突設したつめ
    部の下面に凹凸を形成した五徳
  2. 【請求項2】 支持用枠部から内側方向に突設したつめ
    部の側面に凹凸を形成した五徳
  3. 【請求項3】 支持用枠部から内側方向に突設したつめ
    部の下面及び側面に凹凸を形成した五徳
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3の凹凸は、つめ部
    に複数の横断方向の溝を設けて構成した五徳
JP1136892U 1992-03-06 1992-03-06 こんろの五徳 Pending JPH064509U (ja)

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