JP3098822U - フライパン - Google Patents
フライパン Download PDFInfo
- Publication number
- JP3098822U JP3098822U JP2003003795U JP2003003795U JP3098822U JP 3098822 U JP3098822 U JP 3098822U JP 2003003795 U JP2003003795 U JP 2003003795U JP 2003003795 U JP2003003795 U JP 2003003795U JP 3098822 U JP3098822 U JP 3098822U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frying pan
- curved
- present
- peripheral
- peripheral side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、熱源がガスコンロ、電気コンロ、電磁調理器のいずれにも適応できる底面を平面とし、その延長周側面をゆるいR状立ち上り面として逆末広がり状の急斜面路する型式のフライパンを改良して、前記型式のフライパンであっても、調理操作中、調理物がフライパンの外に散逸しない構造としたフライパンを提供しようとする。
【解決手段】底面の周縁から曲面でつながれて立設され、ほぼ同一高さを有する側面の一箇所に取手が取り付けられるフライパンにおいて、本体を底面を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲し、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上がり面とした。
【選択図】 図1
【解決手段】底面の周縁から曲面でつながれて立設され、ほぼ同一高さを有する側面の一箇所に取手が取り付けられるフライパンにおいて、本体を底面を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲し、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上がり面とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、チャーハンや野菜炒め等に適するフライパンに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来のフライパンは、底面を湾曲面としてその延長周側面をそのまま内側に逆末広がり状に反った立ち上りR状面とし、或いは底面を平面としてその延長周側面を小さく湾曲したゆるいR状立ち上り面として、その延長面を逆末広がり状の急斜面として形成するのが普通であった。
【0003】
ところが、前者の形式のフライパンでは、熱源を強火のガスコンロとするときには、熱が底面ばかりではなく底面から周側面にわたってほとんどむらなく伝わり、フライパンに投入されて箸やおたまでほぐしながら調理される調理物をまんべんなく加熱できると言う長所を有する。
【0004】
そして、調理中にフライパンを揺動して調理物を反転する操作を行うとき、フライパンの周側面が上記した構成となっているから調理物をフライパンの外に散逸させることを阻止できる。しかし、電気コンロや電磁調理器を熱源とするときは、底面が湾曲面としてあるところから使用に際して支障を来たすことになる。
【0005】
これに対して、後者の型式のフライパンは、底面が平面であるところから底面に対しては熱がむらなく伝わるが周側面は前者のフライパンの周側面ほどの機能を発揮する熱伝導はない。また、その周側面を以て前者のフライパンの周側面と同じ機能を発揮させようとするものでもない。しかし、熱源はガスコンロばかりでなく電気コンロ、電磁調理器に対しても適応できるという長所を有する。
【0006】
一般的なフライパンは、調理中にフライパンを揺動して調理物を反転する操作を行うとき、フライパンの周側面が上記した構成となっているから調理物をフライパンの外に散逸してしまうと言う不都合が生じることがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、熱源がガスコンロ、電気コンロ、電磁調理器のいずれにも適応できる底面を平面とし、その延長周側面をゆるいR状立ち上り面として逆末広がり状の急斜面路する型式のフライパンを改良して、前記型式のフライパンであっても、調理操作中、調理物がフライパンの外に散逸しない構造としたフライパンを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
底面の周縁から曲面でつながれて立設され、ほぼ同一高さを有する側面の一箇所に取手が取り付けられるフライパンにおいて、本体を底面を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲し、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上がり面としたことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】
本考案の実施の態様について図面に従って説明する。
図1は、本考案にかかるフライパンの縦断面図である。
図2は、本考案にかかるフライパンの平面図である。
図3は、本考案にかかるフライパンの要部の一部を拡大した断面図である。
【0010】
本考案にかかるフライパン1は、図示実施例に示すとおり、底面2を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲した湾曲面3と、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上り面4とし、従来のフライパンと同様に柄5を取り付ける。
【0011】
本考案にかかるフライパン1は、上記の如く底面2を平面としたので、熱源はガスコンロに限らず、電気コンロ、電磁調理器に対応できることになる。
本考案にかかるフライパン1の材質は問わない。業務用のフライパンとするか或いは家庭用のフライパンとするかによって材料を選択すればよい。
【0012】
例えば、調理時のハンドリング等の操作を行うときのことを考え軽量でしかも熱伝導度を高めるものとしようとするときはアルミ板材、アルミ鋳物、アルミダイキャストを使用することが考えられる。
従って、製法は従来技術によって製り上げることができる。
【0013】
本考案にかかるフライパン1の特徴は、底面2が平面となっているから、底面はまんべんなく均等に加熱される。加熱むらが生じることはない。
【0014】
また、チャーハン、野菜炒め等の調理を行う際、調理物をフライパン1の中でかきまわしても底面の周側面は、従来のフライパンのように斜面になってはいないで上記のように小さくR状に湾曲した湾曲面3の延長面が垂直の立ち上がり面4となっているので、調理中にフライパンの外に散逸するようなことはない。
【0015】
更に、チャーハン、野菜炒めの調理中に行うハンドリングによるフライパンの揺動に際してもフライパンの周側面の立ち上がり面4が調理物をフライパンの中に戻す働きをすることになる。
【0016】
【考案の効果】
本考案のフライパンは底面が湾曲面となっていないで平面となっているので、熱源はガスコンロだけでなく電気コンロ、電磁調理器を使用することができる。
【0017】
それだけでなく底面が平面となっているので、均一に調理物を炒めることができる。更に底面の周側面は、ほぼ垂直の立ち上り面として構成したので、フライパンの中に投入した調理物の調理中にフライパンを揺動して調理物のかえしを行うとき、調理物が垂直の立ち上り面として形成された周側面に当たり、フライパン内に戻る動きを生じさせフライパンから散逸するのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図。
【図2】平面図。
【図3】立ち上がり側面の拡大図。
【符号の説明】
1.フライパン
2.底面
3.湾曲面
4.立ち上り面
5.柄
【考案の属する技術分野】
本考案は、チャーハンや野菜炒め等に適するフライパンに関する考案である。
【0002】
【従来の技術】
従来のフライパンは、底面を湾曲面としてその延長周側面をそのまま内側に逆末広がり状に反った立ち上りR状面とし、或いは底面を平面としてその延長周側面を小さく湾曲したゆるいR状立ち上り面として、その延長面を逆末広がり状の急斜面として形成するのが普通であった。
【0003】
ところが、前者の形式のフライパンでは、熱源を強火のガスコンロとするときには、熱が底面ばかりではなく底面から周側面にわたってほとんどむらなく伝わり、フライパンに投入されて箸やおたまでほぐしながら調理される調理物をまんべんなく加熱できると言う長所を有する。
【0004】
そして、調理中にフライパンを揺動して調理物を反転する操作を行うとき、フライパンの周側面が上記した構成となっているから調理物をフライパンの外に散逸させることを阻止できる。しかし、電気コンロや電磁調理器を熱源とするときは、底面が湾曲面としてあるところから使用に際して支障を来たすことになる。
【0005】
これに対して、後者の型式のフライパンは、底面が平面であるところから底面に対しては熱がむらなく伝わるが周側面は前者のフライパンの周側面ほどの機能を発揮する熱伝導はない。また、その周側面を以て前者のフライパンの周側面と同じ機能を発揮させようとするものでもない。しかし、熱源はガスコンロばかりでなく電気コンロ、電磁調理器に対しても適応できるという長所を有する。
【0006】
一般的なフライパンは、調理中にフライパンを揺動して調理物を反転する操作を行うとき、フライパンの周側面が上記した構成となっているから調理物をフライパンの外に散逸してしまうと言う不都合が生じることがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、熱源がガスコンロ、電気コンロ、電磁調理器のいずれにも適応できる底面を平面とし、その延長周側面をゆるいR状立ち上り面として逆末広がり状の急斜面路する型式のフライパンを改良して、前記型式のフライパンであっても、調理操作中、調理物がフライパンの外に散逸しない構造としたフライパンを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
底面の周縁から曲面でつながれて立設され、ほぼ同一高さを有する側面の一箇所に取手が取り付けられるフライパンにおいて、本体を底面を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲し、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上がり面としたことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】
本考案の実施の態様について図面に従って説明する。
図1は、本考案にかかるフライパンの縦断面図である。
図2は、本考案にかかるフライパンの平面図である。
図3は、本考案にかかるフライパンの要部の一部を拡大した断面図である。
【0010】
本考案にかかるフライパン1は、図示実施例に示すとおり、底面2を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲した湾曲面3と、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上り面4とし、従来のフライパンと同様に柄5を取り付ける。
【0011】
本考案にかかるフライパン1は、上記の如く底面2を平面としたので、熱源はガスコンロに限らず、電気コンロ、電磁調理器に対応できることになる。
本考案にかかるフライパン1の材質は問わない。業務用のフライパンとするか或いは家庭用のフライパンとするかによって材料を選択すればよい。
【0012】
例えば、調理時のハンドリング等の操作を行うときのことを考え軽量でしかも熱伝導度を高めるものとしようとするときはアルミ板材、アルミ鋳物、アルミダイキャストを使用することが考えられる。
従って、製法は従来技術によって製り上げることができる。
【0013】
本考案にかかるフライパン1の特徴は、底面2が平面となっているから、底面はまんべんなく均等に加熱される。加熱むらが生じることはない。
【0014】
また、チャーハン、野菜炒め等の調理を行う際、調理物をフライパン1の中でかきまわしても底面の周側面は、従来のフライパンのように斜面になってはいないで上記のように小さくR状に湾曲した湾曲面3の延長面が垂直の立ち上がり面4となっているので、調理中にフライパンの外に散逸するようなことはない。
【0015】
更に、チャーハン、野菜炒めの調理中に行うハンドリングによるフライパンの揺動に際してもフライパンの周側面の立ち上がり面4が調理物をフライパンの中に戻す働きをすることになる。
【0016】
【考案の効果】
本考案のフライパンは底面が湾曲面となっていないで平面となっているので、熱源はガスコンロだけでなく電気コンロ、電磁調理器を使用することができる。
【0017】
それだけでなく底面が平面となっているので、均一に調理物を炒めることができる。更に底面の周側面は、ほぼ垂直の立ち上り面として構成したので、フライパンの中に投入した調理物の調理中にフライパンを揺動して調理物のかえしを行うとき、調理物が垂直の立ち上り面として形成された周側面に当たり、フライパン内に戻る動きを生じさせフライパンから散逸するのを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】断面図。
【図2】平面図。
【図3】立ち上がり側面の拡大図。
【符号の説明】
1.フライパン
2.底面
3.湾曲面
4.立ち上り面
5.柄
Claims (1)
- 底面の周縁から曲面でつながれて立設され、ほぼ同一高さを有する側面の一箇所に取手が取り付けられるフライパンにおいて、本体を底面を平面とし、底面の周側面を小さくR状に湾曲し、その延長面を所望の深さを形成する垂直の立ち上がり面としたことを特徴とするフライパン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003795U JP3098822U (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | フライパン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003795U JP3098822U (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | フライパン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098822U true JP3098822U (ja) | 2004-03-18 |
Family
ID=43252566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003795U Expired - Fee Related JP3098822U (ja) | 2003-06-26 | 2003-06-26 | フライパン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098822U (ja) |
-
2003
- 2003-06-26 JP JP2003003795U patent/JP3098822U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN210433346U (zh) | 一种双重加热的食物加工机 | |
KR200371963Y1 (ko) | 조리기구판 | |
JP3098822U (ja) | フライパン | |
KR100847603B1 (ko) | 조리기구용 보조판 | |
CN102370421A (zh) | 电热烹饪器具 | |
KR101350636B1 (ko) | 다용도 조리기구 | |
CN206453698U (zh) | 一种多功能电烤炉 | |
CN201303832Y (zh) | 一种多功能锅 | |
KR200455898Y1 (ko) | 조리기구의 바닥면 구조 | |
CN213993320U (zh) | 一种便于放置调料的空气炸锅 | |
JP2005013398A (ja) | フライパン | |
CN213282599U (zh) | 多功能蒸烤炊具 | |
JP3683887B2 (ja) | 蓋付き搾り乾燥皿付き鍋 | |
JP3215592U (ja) | フライパン | |
CN211354944U (zh) | 一种电烹饪器的锅体组件 | |
CN209058896U (zh) | 一种多功能煎烤箱 | |
KR200307333Y1 (ko) | 양면요리판이 구비된 전기쿠커 | |
JP6491252B2 (ja) | フライパン | |
KR20100050688A (ko) | 배기공을 구비한 주방용품 | |
CN205433384U (zh) | 大圆角锅胆及其电饭锅 | |
JP2021058372A (ja) | 調理器具 | |
KR20080006443U (ko) | 미끄럼 방지 홈이 구비된 조리용구 | |
JPH0141376Y2 (ja) | ||
JP2011160910A (ja) | 吹き零れ防止蓋 | |
KR20110026363A (ko) | 직화냄비 그리고 그 받침용기 및 그 뚜껑 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |