JPH0644871A - 遮断器 - Google Patents

遮断器

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JPH0644871A
JPH0644871A JP4267124A JP26712492A JPH0644871A JP H0644871 A JPH0644871 A JP H0644871A JP 4267124 A JP4267124 A JP 4267124A JP 26712492 A JP26712492 A JP 26712492A JP H0644871 A JPH0644871 A JP H0644871A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高電圧大容量クラスに用いられる抵抗遮断方
式遮断器の主コンタクトと抵抗コンタクトの順次遮断動
作の信頼性を高めることを目的とする。 【構成】 主コンタクト1を駆動する第1の油圧操作装
置4の差動ピストン3が開路極限位置に達したとき作動
するシーケンス制御弁101 を油圧回路中に設け、シーケ
ンス制御弁101 からの油圧信号により、抵抗コンタクト
を駆動する第2の油圧操作装置104 を開路駆動するよう
に構成した。 【効果】 遮断時の抵抗挿入時間が安定するとともに、
主コンタクトと抵抗コンタクトの順次動作の信頼性が確
保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電力用に使用される
遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高電圧化が進み、1000kV系統に適用する
遮断器の場合、投入時の過電圧のみならず遮断器の過電
圧をも制御することが送変電機器や送電線路の経済設計
のために要求される。遮断時の過電圧をも抑制するため
には、遮断時に主コンタクト開極後、抵抗を挿入し、一
定の時間後、抵抗コンタクトを開極する抵抗遮断方式の
遮断器が必要である。この遮断器の抵抗挿入時間は系統
をモデル化した計算機解析の結果によれば約25ms必要で
あり、投入時の過電圧を抑制するために必要な抵抗挿入
時間の約10msに比べて長い時間が必要である。一般に遮
断器は投入時に比べて、遮断時には高い電流遮断性能を
得るために高速の動作を行なうことが必要であり、上記
条件を満たすためには、遮断時に主コンタクトが開極し
たのち、開路最終位置付近で初めて抵抗コンタクトを開
路しなければならず、このため主コンタクトと抵抗コン
タクトを各々駆動するための別々の駆動装置を必要とす
る。
【0003】図9は上記のような遮断抵抗付き遮断器の
概念図を示す。タンク200 の内部にSF6ガス201 が満
たされ、抵抗体202 と直列接続された抵抗コンタクト40
1 が主コンタクト1と並列接続されている。主コンタク
ト1及び抵抗コンタクト401は、各々タンク200 の外部
に設けた第1の油圧操作装置4の差動ピストン3及び第
2の油圧操作装置104 の差動ピストン403 と連結機構2
及び連結機構402 を介して連結される。連結機構2及び
連結機構402 は、各々図示しない絶縁操作ロッド・シャ
フト・リンク類2a及び、402a、レバー2b及び402b、
図示しないリンク・ロッドエンド類2c及び402cで構成
される。図示しない絶縁操作ロッド・シャクト・リンク
類2a及び402aは、図示しないシャフトシール装置を介
してタンク200 内部と気密に気中に引き出されている。
【0004】次に、第1の油圧操作装置4及び第2の油
圧操作装置104 は、例えば特開昭61−156613に示される
ものが用いられる。図10が第1の油圧操作装置の構成図
である。第2の油圧操作装置は第1の油圧操作装置と同
様の構成であり、ここでは第1の油圧操作装置について
のみ説明する。図において、主コンタクト1を駆動する
差動ピストン3とシリンダ5及びダッシュポットリング
24、74とで駆動装置6が構成されている。駆動装置6は
主弁7により操作されるが、その際、増幅弁8を介して
高圧油の供給を受ける。尚、高圧油は図示されていない
油ポンプユニットにより常に所定圧力に維持されるアキ
ュムレータ9から供給される。
【0005】高圧油はアキュムレータ9から管路10を介
してシリンダ5の内部の小ピストン面側の部屋5aに供
給され、更に管路11を介して主弁7に供給される。主弁
7は相対向して配設される排出弁14と供給弁13と圧縮ば
ね13a及び圧縮ばね14aにより構成される。排出弁14の
パイロット室15は管路16を経由して増幅弁8から導かれ
る高圧油の作用を受ける。その結果、供給弁13及び排出
弁14は一体となって動作して主弁7を切り替える。即
ち、排出弁14のパイロット室15に高圧油が作用しないと
き、差動ピストン3の大ピストン面側の部屋5bは管路
17を介して低圧タンク18に連通される。一方、排出弁14
のパイロット室15が高圧油の作用を受けるとき、差動ピ
ストン3の大ピストン面側の部屋5bは管路11を介して
アキュムレータ9に連通される。即ち、主弁7は差動ピ
ストン3の大ピストン面側の部屋の油圧を切換える油圧
切換弁である。
【0006】管路12から分岐した51はアキュムレータ9
からの高圧油を増幅弁8の補助供給弁20の側に供給する
管路である。また、管路52はアキュムレータ9からの高
圧油を絞り54、管路56を介して投入弁38の一端に導く。
遮断弁28の一端は管路57を介してパイロット室21へ連通
し、他の一端は管路58を介して低圧タンク18へ連通して
いる。
【0007】増幅弁8は相対向して配設される補助排出
弁19、補助供給弁20と圧縮ばね19a及び圧縮ばね20aに
より構成され補助排出弁19のパイロット室21に高圧油の
作用を受ける。その結果、補助供給弁20及び補助排出弁
19は一体となって動作して増幅弁8を切り替える。即
ち、パイロット室21に高圧油が作用するとき、管路16は
管路51を介してアキュムレータ9に連通される。一方、
高圧油が作用しないとき、管路16は管路22を介して低圧
タンク18に連通される。
【0008】投入弁38及び遮断弁28は、各々球形弁29、
30と復帰ばね31、32で構成され、操作棒33、34を介して
指令に応じて直線的に動作する電磁装置35、36により操
作される。各電磁装置は可動鉄心35a、36a及び固定コ
イル35b、36bからなる。投入弁38の一端に連通した管
路56は管路59を介して投入制御装置61に連通しており、
投入弁38の他端は管路60を介して低圧タンク18へ連通し
ている。
【0009】投入制御装置61は高圧油の作用を受けて駆
動される小ピストン62を有しており、この小ピストン62
がシリンダ5に固定された軸64の回りに回動する掛け金
63を背後から押圧することによって、差動ピストン3に
固定された突出ピン50と掛け金63の係合状態を保持す
る。尚、差動ピストン3に軸方向(図の上方向)の推力
が付与された状態で小ピストン62の押圧力を除去すれ
ば、差動ピストン3の推力によって掛け金63と突出ピン
50の係合が自然に解除されるよう掛け金の形状が定めら
れている。
【0010】また、ダッシュポットリング74はシリンダ
5の内部に沿って上下にわずかに摺動可能に構成されて
いる。そして、ダッシュポットリング74が差動ピストン
3に押圧された状態において、ダッシュポットリング74
の周囲に設けられた環状溝部73がシリンダ5に設けられ
た管路76と管路77を連通させるとともに、大ピストン面
側の部屋5bからほぼ油密を保ちつつ隔てられている。
また、ダッシュポットリング74がピストン3によって押
圧されず、かつ大ピストン面側の部屋5bより管路76及
び77の内部の圧力が高いときはダッシュポットリング74
は上方へ押し上げられて大ピストン面側の部屋5bと管
路76及び77は連通する。管路76はアキュムレータ9から
低圧タンク18への高圧油の放出量を抑制するための絞り
75を介して常時高圧を保つ管路11へ、また管路77は絞り
72、管路71を介してパイロット室21へ連通している。
【0011】次に、上記のように構成された従来の装置
の遮断時の動作について図11に示したタイムチャートを
併せ用いて説明する。図において、(a)は遮断電磁装
置36の励磁信号の入、切を、(b)は補助排出弁19のパ
イロット室21の油圧力を、(c)は一体となって動作す
る補助排出弁19及び補助供給弁20の位置を、(d)は排
出弁14のパイロット室15の油圧力を、(e)は一体とな
って動作する供給弁13及び排出弁14の位置を、(f)は
差動ピストン3の大ピストン面側の室5b内部の油圧力
を、(g)は差動ピストン3の動きを、(h)は掛け金
63の動きを、また(i)は環状溝部73の内部の油圧力を
表わすタイムチャートである。
【0012】投入状態を示す図10において、主コンタク
ト1を開くために図11(a)のa1点で電磁装置36に遮
断指令が入力されると、可動鉄心36aが駆動され、操作
棒34を介して遮断弁28に作用し、球形弁30が開かれる。
その結果、増幅弁8の補助排出弁19のパイロット室21
は、管路57及び58を経て低圧タンク18に連通して図11
(b)のb1 点で高圧油が排出される。これにより、増
幅弁8の補助排出弁19は開口し、補助供給弁20は図11
(c)のc1 点で閉止する。この為、主弁7の排出弁14
のパイロット室15は、管路16、管路22を通して低圧タン
ク18に連通して、パイロット室15内の高圧油が図11
(d)のd1 点で排出される。主弁7の排出弁14は、そ
のパイロット室15の高圧油が排出されると、低圧タンク
18に連通する管路17を開口するとともに、対向して配設
される供給弁13を図11(e)のe1 点で閉止する。
【0013】これにより、差動ピストン3の大面積側の
室5bの高圧油は管路17を通して図11(f)のf1 点で
排出される。その結果、図中、下方向の推力が発生し、
差動ピストン3は図11(g)の点g1 点から遮断方向に
駆動を開始する。差動ピストン3の大面積側の室5bの
圧力が低下すると、管路76及び高圧油はダッシュポット
リング74を押し上げながら排出され、また絞り75から徐
々に供給される高圧油も図11(i)のi1 点で示すよう
に同時に排出される。また、図11(a)のa3点で、遮
断指令が切れても、増幅弁8及び主弁7が一旦状態を反
転してしまえば、上述のように管路77の内部の高圧油が
排出されてしまうので、動作指令信号の消滅後(図11
(a)のa3 点以後)遮断弁28が閉止されても差動ピス
トン3が動作を完了するまでは増幅弁8及び主弁7の状
態が反転復帰することはない。
【0014】このとき、保持装置61には管路59及び絞り
54を介してアキュムレータ9から高圧油が供給されてい
るため、掛け金63は小ピストン62によって常に背後から
押圧されており、差動ピストン3が遮断方向に駆動を完
了し、突出ピン50が掛け金63をよぎる(図11(g)のg
2 点)と、小ピストン62に押圧された掛け金63は軸64の
回りに回動を開始(図11(h)のh1 点から)し、突出
ピン50と係合(図11(h)のh2 点)する。
【0015】遮断が完了したこの状態においては、ダッ
シュポットリング74の下面とシリンダ5が密着してお
り、その結果、アキュムレータ9からの高圧油は絞り75
を介して環状溝73及び管路76、77へ供給(図11(i)の
2 点から)され、さらに絞り72及び管路71を介してパ
イロット室21へ高圧油が徐々に供給(図11(b)のb2
点から)される。このパイロット室21の圧力が予め設定
されたある一定値に達すると、閉止状態にある補助供給
弁20に加わる背圧力が、補助排出弁19に加わる背圧力に
打ち勝って、補助排出弁19及び補助供給弁20は一体とな
って移動(図11(c)のc2 点)する。そして、増幅弁
8の補助排出弁19は低圧タンク18に連通する管路22を閉
止するとともに、それに対向する補助供給弁20を開口せ
しめる。これにより、高圧油は管路12、管路51及び管路
16を通して排出弁14のパイロット室15に達し、再び主弁
7を切り換える。排出弁14はそのパイロット室15に高圧
油の作用を受けると、低圧タンク18に連通する管路17を
閉止するとともに、対向して配設される供給弁13を図11
(e)のe2 点で開口させる。
【0016】その結果、差動ピストン3の大面積側の室
5bには、供給弁13及び管路11を通じて高圧油が達し、
差動ピストン3の受圧面積差のために図中、上方向の推
力が図11(f)のf2 点で発生するが、既に掛け金63と
突出ピン50が係合を完了(図11(h)のh2 点)してお
り、また小ピストン62には絞り54及び管路59を介して供
給される高圧油による背力が加えられているので、差動
ピストン3に加わる上方向推力は掛け金63によって保持
されて遮断が完了し、図12の状態を保つ。
【0017】次に投入動作について説明する。図12にお
いて、主コンタクト1を投入するために電磁装置35に投
入指令が入力されると、可動鉄心35aが駆動され、操作
棒33を介して投入弁38に作用し、球形弁29が開かれる。
これによって、管路56及び59は低圧タンク18に連通し、
高圧油が排出される。その結果、保持装置61の小ピスト
ン62を背後より押圧する力は除去されるが、既に述べた
ように小ピストン62の押圧力を除去すれば、差動ピスト
ン3の推力によって掛け金63と突出ピン50の係合が自然
に解除されるよう掛け金63の形状が定められているの
で、差動ピストン3は上方向へ移動を開始して最終的に
投入を完了する。一方、管路52及び絞り54を介してアキ
ュムレータ9の高圧油は徐々に管路59に再び供給され、
差動ピストン3が動作を完了した時点においては、管路
59が次の遮断動作に備え高圧油で満たされた図10の状態
になる。
【0018】図9の第1の油圧操作装置4は以上のよう
に構成されている。また、第2の油圧操作装置104 も同
様に構成されている。冒頭に述べたように、この遮断抵
抗付き遮断器は遮断時に主コンタクトが開極したのち、
開路最終位置付近で初めて抵抗コンタクトを開路しなけ
ればならない。その方法として主コンタクトを駆動する
第1の油圧操作装置4の遮断電磁装置36に遮断指令の励
磁信号を入力した後、限時継電器などを用いて所定の時
間を経過した後抵抗コンタクトを駆動する第2の油圧操
作装置104 の遮断電磁装置36に遮断指令の励磁信号を入
力し主コンタクトと抵抗コンタクトの順次遮断を行なう
のが一般的である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の遮断抵抗付き遮
断器は以上のように構成され、主コンタクトを駆動する
第1の油圧操作装置の遮断電磁装置に遮断指令の励磁信
号を入力した後、限時継電器などを用いて所定の時間を
経過した後抵抗コンタクトを駆動する第2の油圧操作装
置の遮断電磁装置に遮断指令の励磁信号を入力し主コン
タクトと抵抗コンタクトの順次遮断を行なうので、各々
の油圧操作装置の遮断電磁装置の動作時間のばらつきに
よって遮断時の抵抗挿入時間に変動を生じる恐れがあ
る。これによって過電圧の抑制が十分行えなくなる。ま
た、抵抗挿入時間が大きくなる場合には抵抗体の熱的な
責務が厳しくなる。さらに、各々の油圧操作装置へ遮断
指令の励磁信号を入力する制御回路の断線などにより遮
断指令が入力できなくなる故障を想定すると、主コンタ
クトあるいは抵抗コンタクトの一方のみしか開路しない
場合が発生し、主コンタクトと抵抗コンタクトの順次遮
断が確保できない。
【0020】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、動作信頼性の高い高電圧大容量
クラスの抵抗遮断方式の遮断器を提供することを目的と
する。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遮断器は、
第1の油圧操作装置の差動ピストンの大ピストン面側
(ヘッド側)の油圧とダッシュポットリングの環状溝部
の油圧との差圧を検出して油圧ポートを開閉制御するシ
ーケンス制御弁を設け、油圧ポートを第2の油圧操作装
置の補助排出弁のパイロット室と連通し、シーケンス制
御弁の差動により第2の油圧操作装置を抵抗コンタクト
の開路方向に駆動制御するものである。
【0022】
【作用】本発明に係る遮断器は、主コンタクトが開路し
第1の油圧操作装置の差動ピストンがダッシュポットリ
ングを押圧して大ピストン面側(ヘッド側)の油圧とダ
ッシュポットリングの環状溝部の油圧とに差圧を生じた
とき、シーケンス制御弁が作動して第2の油圧操作装置
の補助排出弁のパイロット室の油圧が制御され第2の油
圧操作装置が抵抗コンタクトの開路方向に駆動される。
その結果、主コンタクトと抵抗コンタクトの順次遮断動
作が確保される。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例を示す油圧操作装置の構造
図であり、主コンタクトの閉路状態を示す。図におい
て、101 はシーケンス制御弁で、102 はダッシュポット
リング74の周囲に設けられた環状溝部73の油圧力をシー
ケンス制御弁101 に伝える管路であり、103 は主弁室7
aの油圧力即ち大ピストン面側の部屋5bの油圧力をシ
ーケンス制御弁101 に伝える管路である。104 は第2の
油圧操作装置であり、シーケンス制御弁101 と管路105
で連通されている。さらに、管路106 により低圧タンク
107 とシーケンス制御弁101 とが連通されている。
【0024】シーケンス制御弁104 の構成について説明
する。図2及び図3はシーケンス制御弁101 に関する部
位を拡大したものであり、図2は遮断器の投入時の状態
を、図3は遮断途中の状態を示す。図において、108 は
切り替え弁であり、切り替え弁108 の放圧機能部の油圧
の受圧室109 には管路102 が、大ピストン面側の油圧の
受圧室110 には管路103 がそれぞれ接続されている。切
り替え弁108 の受圧面積は、放圧機能部の油圧の受圧室
109 側をSa、大ピストン面側の油圧の受圧室110 側を
Sbとすると、Sb>Saとなるよう構成されている。
111 は圧縮ばねであり、切り替え弁108 を押して油圧ポ
ート115aを閉止する方向(図の左方向)に付勢されてい
る。管路105 の一端は切り替え弁室115 に接続されてお
り、他端は第2の油圧操作装置104 内の遮断時に駆動さ
れる増幅弁112 (第1の油圧操作装置の8に相当)の補
助排出弁113 のパイロット室113aに連通している。この
とき第2の油圧操作装置104 の遮断電磁装置及び遮断弁
(第1の油圧操作装置の36及び28に相当する部分)は取
り除かれており、図3のように切り替え弁108 が図の右
方向に動作することにより、補助排出弁113 のパイロッ
ト室113aは管路105、切り替え弁室115 、管路106 を介
して低圧タンク107 と連通する。また、パイロット室11
3aには管路114 により図示しない絞りを介して常時高圧
を保つ図示しない管路に接続されている。第2の油圧操
作装置104 は、上述のように遮断電磁装置と遮断弁のか
わりにシーケンス制御弁101 に接続されている以外は、
第1の油圧操作装置4と同じ構成となっている。
【0025】次に、上記のように構成されたこの発明に
よる油圧操作装置の開路動作について図6に示すタイム
チャートを併せ用いて説明する。図において、(a),
(b),(c),(d),(e),(f)は、第1の油
圧操作装置4の各部の動作を表すもので、(a)は遮断
電磁装置36の励磁信号の入、切を、(b)は補助排出弁
19のパイロット室21の油圧力を、(c)は排出弁14のパ
イロット室15の油圧力を、(d)は差動ピストン3の大
ピストン面側の部屋5b内部の油圧力を、(e)は環状
溝部73の内部の油圧力を、(f)は差動ピストン3の動
きを表し、また(g)は切り替え弁108 の位置を、また
(h),(i),(j),(k),(l)は第2の油圧
操作装置104 の各部の動作を表すもので、(h)は補助
排出弁113 のパイロット室113aの油圧力を、(i)は排
出弁14のパイロット室15の油圧力を、(j)は差動ピス
トン403 の大ピストン面側の部屋5b内部の油圧力を、
(k)は環状溝部73の内部の油圧力を、(l)は差動ピ
ストン403 の動きを表すタイムチャートである。
【0026】投入状態を示す図2において、図6(a)
のa1 点で電磁装置36に遮断指令が入力されると、増幅
弁8、主弁7が順次動作を行い、図6(b)のb1 点及
び(c)のc1 点で補助排出弁19のパイロット室21及び
排出弁14のパイロット室15の高圧油が順次排出される。
これにより、差動ピストン3の大ピストン面側の部屋5
bの高圧油が図6(d)のd1 点で排出される。この
時、管路76及び77の高圧油もダッシュポットリング74を
押上ながら排出され、また絞り75から徐々に供給される
高圧油も図6(e)のe1 点に示すように同時に排出さ
れる。差動ピストン3は図6(f)のf1 点から開路方
向に駆動を開始する。
【0027】このように差動ピストン3の大ピストン面
側の部屋5bと管路76及び77の油圧力が同一の場合、こ
れらの圧力差によって駆動される切り替え弁108 は、大
面積である大ピストン面側の油圧の受圧室110 から受け
る力の方が小面積側である放圧機能部の油圧の受圧室10
9 から受ける力よりも大きくなるため、図2の左方向に
力を受け閉止状態になる。また、どちらの部屋の圧力も
低圧になった状態においても、切り替え弁108 は圧縮ば
ね111 により図の左方向に押圧されているため閉止状態
になる。
【0028】次に、差動ピストン3の開路動作が完了し
た状態を示す図3において、ダッシュポットリング74の
下面とシリンダ5が密着して、管路76及び77の高圧油の
排出が閉止される(図6(f)のf2 点)と、絞り75を
介して供給されている高圧油により管路76及び77の圧力
が図6(e)のe2 点から上昇する。これにより、切り
替え弁108 の放圧機能部の油圧の受圧室109 の圧力が上
昇し大ピストン面側の油圧の受圧室110 との間に差圧を
生じ、それが圧縮ばね111 に打ち勝つ力となった時に、
切り替え弁108 は図6(g)のg1 点で図3に示すよう
に右方向に動きだし、切り替え弁室115 内の高圧油を低
圧タンク107 に排出する。
【0029】これと同時に第2の油圧操作装置104 の補
助排出弁113 のパイロット室113aの高圧油も図6(h)
のh1 点で排出され、続いて図6(i)のi1 点で排出
弁14のパイロット室15の高圧油が順次排出される。これ
により、第2の油圧操作装置104 の差動ピストン403 の
大ピストン面側の部屋5bの高圧油が図6(j)のj1
点で排出される。この時、管路76及び77の高圧油もダッ
シュポットリング74を押上ながら排出され、また絞り75
から徐々に供給される高圧油も図6(k)のk1 点に示
すように同時の排出される。差動ピストン403 は図6
(l)l1 点から開路方向に駆動を開始する。このよう
にして、第2の油圧操作装置104 が遮断動作を行なう。
【0030】さて一方、第1の油圧操作装置4におい
て、管路76及び77の圧力が図6(e)のe2 点から上昇
することにより、従来例で説明したように、増幅弁8の
補助排出弁19が閉止され、続いて主弁7の排出弁14が閉
止され、図6(d)のd2 点で差動ピストン3の大ピス
トン面側の部屋5bの圧力が高圧に復帰する。これによ
り、切り替え弁108 の両端の部屋の圧力は同一となり、
切り替え弁108 は図6(g)のg3 点で図3の左方向に
動き始め、図6(g)g4 点で閉止する。
【0031】以後の第1の油圧操作装置4及び第2の油
圧操作装置104 の油圧回路動作は従来例と同一であるの
で説明を省略する。
【0032】実施例2.図4および図5に他の実施例を
示す。図4は遮断器の投入状態における油圧操作装置の
シーケンス制御弁部101 の要部拡大図であり、図5はそ
の遮断動作途中の状態を示す図である。実施例1とはシ
ーケンス制御弁101 の切り替え弁108 の構造及び受圧部
が異る以外は同一なので、異る部分について説明する。
【0033】切り替え弁108 は、大ピストン面側の油圧
の受圧室110 の油圧及び切り替え弁室115 の油圧を受け
る第1の弁体108aと、放圧機能部の油圧の受圧室109 の
油圧及び切り替え弁室115 の油圧を受ける第2の弁体10
8bとから成り、組立状態においてはネジ部108cで締結さ
れて一体となっている。切り替え弁108 において、放圧
機能部の油圧の受圧室109 側の受圧面積をSa、大ピス
トン面側の油圧の受圧室110 側の受圧面積をSb、切り
替え弁室115 の第2の弁体108b側の受圧面積をSc、第
1の弁体108a側の受圧面積をSdとすると、受圧面積の
関係は、Sb>Sa,Sc>Sdであり、さらにSa>
(Sc−Sd)となるように構成されている。
【0034】上記のように構成されたシーケンス制御弁
101 の動作について説明する。シーケンス制御弁101 の
切り替え弁108 の動きは、実施例1で説明したように、
第1の油圧操作装置4が閉路状態のときは差動ピストン
3の大ピストン面側の部屋5bと、管路76及び77の油圧
が同じ高圧となっており、切り替え弁108 の受圧面積の
差によって図4の左方向の力を受けて、油圧ポート115a
は閉止している。遮断動作が開始し、どちらの部屋の圧
力も低圧となった状態においても、圧縮ばね111 の押圧
力により図の左方向の力を受けて閉止するが、さらに、
この状態では、第2の油圧操作装置104 はまだ投入状態
を保持しており、管路105 を通じて切り替え弁室115 に
高圧油が供給されているので、先に説明した受圧面積S
c>Sdの関係から、切り替え弁108 に図の左方向の押
圧力が作用し、油圧ポート115aの閉止をより確実なもの
とする。
【0035】次に、差動ピストン3の開路動作が完了
し、差動ピストン3が開路極限位置に到達した状態を示
す図5において、ダッシュポットリング74の下面とシリ
ンダ5が密着して、管路76及び77の高圧油の排出が閉止
される(図6(f)のf2 点)と、絞り75を介して供給
されている高圧油により管路76及び77の圧力が図6
(e)のe2 点から上昇する。これにより、切り替え弁
108 の放圧機能部の油圧の受圧室109 の圧力が上昇し大
ピストン面側の油圧の受圧室110 との間に差圧を生じ、
それが圧縮ばね111 及び、切り替え弁室115 の油圧から
切り替え弁108 が受ける力に打ち勝つ力となった時に、
切り替え弁108 は図6(g)のg1 点で図5に示すよう
に右方向に動きだし、切り替え弁室115 内の高圧油を低
圧タンク107 に排出する。
【0036】以後の第2の油圧操作装置104 の動作及び
第1の油圧操作装置4の動作は実施例1と同様である。
【0037】以上のように本実施例によれば、シーケン
ス制御弁101 の切り替え弁室115 内の弁体の受圧面積に
差を設けたので、遮断動作開始時の油圧の急激な変動や
機械的振動等によってシーケンス制御弁101 が誤動作す
るのを防止することができ開路動作をより確実にするこ
とができる。
【0038】実施例3.図7はシーケンス制御弁の他の
構成例について示したものである、図において、上記実
施例2と同一の機能を有する部位には同一の符号を付し
てあり詳細な説明は省くが、上記実施例と異なる点は切
り替え弁室115 をシーケンス制御弁101の端部に配置し
たことにあり、精密な加工を要する切り替え弁108 の油
圧ポート部115aの加工が容易となることにある。また、
これにより切り替え弁室115 の油圧による油圧ポート閉
止側の受圧面116 をシーケンス制御弁101 の他端に配置
することになり、そのため、この受圧面116 に切り替え
弁室115 の油圧を導く管路が必要である。本実施例で
は、切り替え弁室115 と受圧面116 が接する補助室116a
とを繋ぐ管路として、切り替え弁108 の長手方向に貫通
口117 を開けることによって行なった。
【0039】切り替え弁108 の受圧面積の関係は、放圧
機能部の油圧の受圧室109 側をSa、大ピストン面側の
油圧の受圧室110 側をSb、補助室116a側をSc、切り
替え弁室115 側をSdとするとき、Sb>Sa,Sc>
Sd更に、Sa>(Sc−Sd)となるように構成され
ている。
【0040】このように構成された本実施例における油
圧操作装置についても、シーケンス制御弁の基本的な機
能は上記実施例2と全く同一であり、図6に示すタイム
チャートに従って開路動作を行なうことは明らかであ
る。
【0041】実施例4.上記実施例3では、第2の油圧
操作装置104 からの管路105 をシーケンス制御弁101 の
切り替え室115 側に連通する構成としたが、本実施例で
は図8に示すように、シーケンス制御弁101 の補助室11
6a側に連通する構成とした。従って、切り替え弁115 へ
油圧を導く管路として、実施例3と同様に切り替え弁10
8 の長手方向に貫通孔117 を設けた。動作は実施例3と
全く同一である。実施例3と組合せて、シーケンス制御
弁101 の両側に配管口を設けておき、不要な方を盲栓を
して使用すれば、油圧操作装置の配管の艤装に自由度を
持たせることができ、配管経路の簡素化が図れる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明による遮断器
は、主コンタクトが開路し第1の油圧操作装置の差動ピ
ストンが開路極限位置に達したことを油圧回路で検出
し、シーケンス制御弁を作動して第2の油圧操作装置を
抵抗コンタクトの開路方向に駆動するように構成したの
で、遮断時の抵抗挿入時間が安定し、しかも主コンタク
トと抵抗コンタクトの順次遮断動作に対する信頼性が確
保されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の遮断器の油圧操作装置の
投入状態を示す。
【図2】図1の遮断器の油圧操作装置の投入状態におけ
る要部の拡大図を示す。
【図3】図1の遮断器の油圧操作装置の遮断途中におけ
る要部の拡大図を示す。
【図4】この発明の他の実施例の遮断器の油圧操作装置
の投入状態における要部の拡大図を示す。
【図5】図4の遮断器の油圧操作装置の遮断途中におけ
る要部の拡大図を示す。
【図6】この発明の実施例の遮断器の油圧操作装置の遮
断動作を示すタイムチャートである。
【図7】この発明の他の実施例の遮断器の油圧操作装置
の投入状態における要部の他の構成例による拡大図を示
す。
【図8】この発明の他の実施例の遮断器の油圧操作装置
の投入状態における要部の、更に他の構成例による拡大
図を示す。
【図9】従来の遮断抵抗付遮断器の概念的な構成図を示
す。
【図10】従来の遮断器の油圧操作装置の投入状態を示
す。
【図11】従来の遮断器の油圧操作装置の遮断動作を示
すタイムチャートである。
【図12】従来の遮断器の油圧操作装置の遮断状態を示
す。
【符号の説明】
3 差動ピストン 4 第1の油圧操作装置 5 シリンダ 6 駆動装置 7 主弁 8 増幅弁 9 アキュムレータ 73 環状溝部 74 ダッシュポットリング 101 シーケンス制御弁 104 第2の油圧操作装置 107 低圧タンク 108a 第1の弁体 108b 第2の弁体 109 放圧機能部の油圧の受圧室 110 大ピストン面側の油圧の受圧室 108 切り替え弁 112 増幅弁 113 補助排出弁 115 切り替え弁室 115a 油圧ポート 116a 補助室 117 貫通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスを充填したタンク内に主コンタ
    クトを配置し、上記タンク内で抵抗体と抵抗コンタクト
    とを直列接続して上記主コンタクトに並列接続し、上記
    主コンタクト及び上記抵抗コンタクトを各々第1の油圧
    操作装置及び第2の油圧操作装置と連結し、上記主コン
    タクト及び上記抵抗コンタクトを開路するときは、先に
    第1の油圧操作装置を駆動して上記主コンタクトを開路
    し、続いて第2の油圧操作装置を駆動して上記抵抗コン
    タクトを開路するようにし、上記各油圧操作装置は、駆
    動装置として差動ピストンを使用し、差動ピストンの小
    ピストン面側(ロッド側)には常時高圧油を作用させ、
    大ピストン面側(ヘッド側)には油圧を制御する油圧切
    換弁を介して高圧油を作用させて上記差動ピストンを駆
    動し、上記差動ピストンが後退位置において停止すると
    きは上記両ピストン面に高圧油が同時に作用するように
    構成し、上記両ピストン面に作用する力の差によって生
    じる推力を、上記差動ピストンまたはその延長部に作用
    するように構成した保持装置で保持することによって上
    記差動ピストンの位置を保持し、保持装置の保持力の除
    去によって上記差動ピストンを前進させ、また大ピスト
    ン面側(ヘッド面)の高圧油を除去することによって上
    記差動ピストンを後退させて、上記差動ピストンに作用
    する推力の保持装置の操作信号の増幅と油圧切換弁を操
    作するための入力信号の増幅をいずれも油圧力を用い、
    油圧切換弁の復帰のための高圧油は、常時高圧を維持す
    る蓄圧装置と油圧切換弁の間にあって上記差動ピストン
    に連動して開放、閉止を行う放圧機能部を介して供給す
    るようにした遮断器において、第1の油圧操作装置の差
    動ピストンを後退駆動した後、上記第1の油圧操作装置
    の第1の放圧機能部の油圧と上記第1の油圧操作装置の
    差動ピストンの大ピストン面側(ヘッド側)の油圧の差
    圧を検出して、上記第1の油圧操作装置の大ピストン面
    側(ヘッド側)の油圧が上記第1の放圧機能部の油圧よ
    り低圧になったとき油圧ポートを開くシーケンス制御弁
    を設け、上記第2の油圧操作装置の油圧切換弁を切換制
    御して上記第2の油圧操作装置の差動ピストンの大ピス
    トン面側(ヘッド側)の高圧油を低圧に開放して、上記
    第2の油圧操作装置の差動ピストンを後退駆動するよう
    に構成したことを特徴とする遮断器。
  2. 【請求項2】 シーケンス制御弁は、第1の油圧操作装
    置の大ピストン面側(ヘッド側)の油圧が導入される第
    1の受圧室と、上記第1の油圧操作装置の放圧機能部の
    油圧を導入する第2の受圧室と、上記第1の受圧室の油
    圧を受圧する第1の弁と、この第1の弁と連動し、上記
    第1の弁より受圧面積が小さく上記第2の受圧室の油圧
    を受圧する。第2弁と、上記第2の弁側の駆動力が上記
    第1の弁側の駆動力より大きくなったときに開く油圧ポ
    ートとで構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の遮断器。
  3. 【請求項3】 シーケンス制御弁は、第1の油圧操作装
    置の大ピストン面側(ヘッド側)の油圧が導入される第
    1の受圧室と、上記第1の油圧操作装置の放圧機能部の
    油圧を導入する第2の受圧室と、上記第1の受圧室の油
    圧を受圧する第1の弁と、この第1の弁と連動し上記第
    1の弁より受圧面積が小さく上記第2の受圧室の油圧を
    受圧する第2の弁と、上記第2の弁側の駆動力が上記第
    1の弁側の駆動力より大きくなったとき開く油圧ポート
    と、この油圧ポートの入口と出口との間にあって上記第
    1の弁の上記第1の受圧室の油圧と対抗する側の受圧面
    積が上記第2の弁の上記第2の受圧室の油圧と対抗する
    側の受圧面積より小さくなるようにした切り替え弁室と
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遮
    断器。
  4. 【請求項4】 第1の弁と第2の弁とを相互にねじで連
    結したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載
    の遮断器。
  5. 【請求項5】 シーケンス制御弁は、第1の油圧操作装
    置の大ピストン面側(ヘッド側)の油圧が導入される第
    1の受圧室と、上記第1の油圧操作装置の放圧機能部の
    油圧を導入する第2の受圧室と、上記第1の受圧室の油
    圧を受圧する第1の弁と、この第1の弁と対抗して一体
    とし上記第1の弁より受圧面積が小さく上記第2の受圧
    室の油圧を受圧する第2の弁と、上記第2の弁側の駆動
    力が上記第1の弁側の駆動より大きくなったとき切り替
    え弁室を介して開く油圧ポートと、上記第1の受圧室の
    油圧で駆動力を受ける上記第1の弁の駆動方向と一致す
    る側に駆動力を発生するように上記両弁と一体に設けた
    第1の加圧部と、上記第2の受圧室の油圧で駆動力を受
    ける上記第2の弁の駆動方向と一致する側に駆動力を発
    生し、上記切り替え弁室に受圧面が設けられ上記第1の
    加圧部の受圧面積より受圧面積が小さく、上記両弁と一
    体に設けた第2の加圧部と、上記両弁を貫通して上記両
    加圧部の圧力が同一になるように設けた貫通穴とで構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の遮断器。
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