JPH0644595B2 - 配線処理方式 - Google Patents

配線処理方式

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JPH0644595B2
JPH0644595B2 JP61303299A JP30329986A JPH0644595B2 JP H0644595 B2 JPH0644595 B2 JP H0644595B2 JP 61303299 A JP61303299 A JP 61303299A JP 30329986 A JP30329986 A JP 30329986A JP H0644595 B2 JPH0644595 B2 JP H0644595B2
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茂芳 多和田
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配線処理方式に関し、特に大規模集積回路(L
SI)やプリント配線基板(PWB)などの配線設計に
おいて用いられる配線処理方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の配線処理方式は、配線経路探索法として
迷路法などを用いて配線区間を可能な限り短い経路長の
配線で結線することを目的としていた(参考文献:「論
理装置のCAD」,樹下行三編,情報処理学会,昭和56
年3月20日発行)。
ところで、高速動作を必要とするLSIやPWBなどの
設計においては、クロック系回路に見られるように異な
るネット間での配線の経路長を同一にして信号伝播遅延
時間の一致を図る必要ができている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の最短経路長の配線経路を求める配線処理
方式では、一般に接続端子位置の異なるネット間におい
て等しい経路長となるような配線を求めることはできな
かったので、信号伝播遅延時間の一致を図る必要がある
場合には人手により等しい経路長となるように配線を行
っているが、人手による配線は多大な工数がかかるうえ
に誤りの入り込む可能性が大きいという欠点がある。
本発明の目的は、上述の点に鑑み、任意の2つの接続端
子間を所望の経路長で接続する配線経路を人手によらず
に自動的に求めることができるようにした配線処理方式
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の配線処理方式は、ターゲット点から迂回距離だ
け離れた配線可能点の集合である迂回点群を設定する迂
回点群設定手段と、前記ターゲット点から前記迂回点群
までの最短経路を抽出するターゲット点−迂回点群間経
路抽出手段と、スタート点から前記迂回点群までの最短
経路を探索するスタート点−迂回点群間経路探索手段
と、このスタート点−迂回点群間経路探索手段により探
索された最短経路の経路長と前記ターゲット点−迂回点
群間経路抽出手段により抽出された最短経路の経路長と
の和が目的経路長と一致するか否かを判定し一致なけれ
ば迂回距離をインクリメントして迂回距離が目的経路長
未満であるか否かを判定する経路長判定手段と、前記ス
タート点−迂回点群間経路探索手段により探索された最
短経路の経路長と前記ターゲット点−迂回点群間経路抽
出手段により抽出された最短経路の経路長との和が目的
経路長と一致すると前記経路長判定手段により判定され
たときに前記スタート点−迂回点群間経路探索手段によ
り探索された最短経路と前記ターゲット点−迂回点群間
経路抽出手段により抽出された最短経路とを合併して前
記目的経路長の配線経路とする経路合併手段と、前記経
路長判定手段により迂回距離が目的経路長以上であると
判定された場合に配線不成功情報を出力する情報出力手
段とを有する。
〔作用〕
本発明の配線処理方式では、迂回点群設定手段がターゲ
ット点から迂回距離だけ離れた配線可能点の集合である
迂回点群を設定し、ターゲット点−迂回点群間経路抽出
手段がターゲット点から迂回点群までの最短経路を抽出
し、スタート点−迂回点群間経路探索手段がスタート点
から迂回点群までの最短経路を探索し、経路長判定手段
がスタート点−迂回点群間経路探索手段により探索され
た最短経路の経路長とターゲット点−迂回点群間経路抽
出手段により抽出された最短経路の経路長との和が目的
経路長と一致するか否かを判定し一致しなければ迂回距
離をインクリメントして迂回距離が目的経路長未満であ
るか否かを判定し、経路合併手段がスタート点−迂回点
群間経路探索手段により探索された最短経路の経路長と
ターゲット点−迂回点群間経路抽出手段により抽出され
た最短経路の経路長との和が目的経路長と一致すると経
路長判定手段により判定されたときにスタート点−迂回
点群間経路探索手段により探索された最短経路と前記タ
ーゲット点−迂回点群間経路抽出手段により抽出された
最短経路とを合併して目的経路長の配線経路とし、情報
出力手段が経路長判定手段により迂回距離が目的経路長
以上であると判定された場合に配線不成功情報を出力す
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明の一実施例の配線処理方式
は、情報入力手段1と、迂回点群設定手段2と、ターゲ
ット点−迂回点群間経路抽出手段3と、抽出経路上禁止
発生手段4と、スタート点−迂回点群間経路探索手段5
と、経路長判定手段6と、経路合併手段7と、配線領域
・禁止領域更新手段8と、情報出力手段9と、配線領域
・禁止領域記憶手段10と、抽出経路記憶手段11と、配線
情報記憶手段12と、制御手段13とから構成されている。
第2図を参照すると、本実施例の配線処理方式における
目的経路長の配線経路を求める処理手順は、情報入力ス
テップ21と、迂回距離初期設定ステップ22と、迂回点群
設定ステップ23と、迂回点群存在判定ステップ24と、タ
ーゲット点−迂回点群間最短経路抽出ステップ25と、配
線禁止設定ステップ26と、スタート点−迂回点群間最短
経路探索ステップ27と、経路長判定ステップ28と、経路
合併ステップ29と、配線領域・禁止領域更新ステップ30
と、配線成功情報出力ステップ31と、迂回距離インクリ
メントステップ32と、迂回距離判定ステップ33と、配線
不成功情報出力ステップ34とからなる。
次に、このように構成された本実施例の配線処理方式の
動作について説明する。
まず、情報入力手段1からスタート点の格子座標,ター
ゲット点の格子座標および目的経路長Lが入力されて配
線情報記憶手段12に設定される(ステップ21)。次に、
ターゲット点から迂回点群までの距離(以下、迂回距離
と称する)nが0に初期設定される(ステップ22)。
次に、迂回点群設定手段2によりターゲット点から迂回
距離nの迂回点群が設定され(n=0のときには、ター
ゲット点自身が迂回点とされる)(ステップ23)、迂回
点群が存在するか否かが判定される(ステップ24)。
ステップ24の判定で迂回点群があれば、ターゲット点−
迂回点群間経路抽出手段3によりターゲット点から迂回
点群までの最短経路が迂回点ごとにそれぞれ抽出されて
抽出経路記憶手段11に記憶され(ステップ25)、抽出経
路上禁止発生手段4により各最短経路上の中間点が配線
禁止として配線領域・禁止領域記憶手段10に設定される
(ステップ26)。次に、スタート点−迂回点群間経路探
索手段5によりターゲット点から迂回点群までの最短経
路が迂回点ごとにそれぞれ探索され(ステップ27)、経
路長判定手段6により経路長が目的経路長Lと迂回距離
nとの差に等しい最短経路があるか否かが判定される
(ステップ28)。
ステップ28の判定で経路長が目的経路長Lと迂回距離n
との差に等しい最短経路がなければ経路長判定手段6に
より、迂回距離nを+1だけインクリメントして(ステ
ップ32)、迂回距離nが目的経路長L未満であるか否か
が判定される(ステップ33)。迂回距離nが目的経路長
L未満であれば、ステップ23に戻って処理が繰り返され
る。
ステップ28の判定で経路長が目的経路長Lと迂回距離n
との差に等しい最短経路があった場合には、この最短経
路とステップ25で抽出された最短経路の内の迂回点が一
致する最短経路とが経路合併手段7により合併されて迂
回点を通る目的経路長Lの配線経路が求められる(ステ
ップ29)。次に、配線領域・禁止領域更新手段8により
配線領域・禁止領域記憶手段10に記憶された配線領域お
よび禁止領域が更新され(ステップ30)。情報出力手段
9により配線成功情報が出力されて処理が終了される
(ステップ31)。
一方、ステップ24の判定で迂回点群が存在しなかった
り、ステップ33の判定で迂回距離nが目的経路長L以上
になった場合には、情報出力手段9により配線不成功情
報が出力されて処理が終了される(ステップ34)。
次に、本実施例の配線処理方式の動作について第3図
(a)〜(f)に示す具体例を参照しながらより詳細に説明す
る。
第3図(a)に示すようなスタート点A(●印で図示)と
ターゲット点B(同じく●印で図示)との間を経路長15
(1格子間隔を1経路長とする)で配線しようとする場
合、従来の配線処理方法の1つである迷路法を用いた探
索では第3図(b)中に太線で示す最短経路が得られる
が、この最短経路は経路長が11であり目的とする経路長
15の配線とはなりえない。なお、図中の×印は、配線経
路として通ることができない配線禁止の障害物を示して
いる。
本実施例の配線処理方式では、迂回距離nが0および1
のときに第3図(b)および(c)中に太線で示すようなスタ
ート点Aと迂回点群(□印で図示)とを結ぶ最短経路が
それぞれ探索されるが、いずれの最短経路も目的経路長
15の配線経路の全部または一部となることはできない。
なお、スタート点Aと迂回点とを結ぶ最短経路が複数存
在する場合には、最も曲がり点の数が少ない最短経路が
選択される(以下同様)。
次に、迂回距離nが2になると、第3図(d)に示すよう
にターゲット点Bからの距離が2となるような迂回点群
(C,D,E,F,G,H)が設定され(ステップ2
3)、ターゲット点Bから各迂回点C,D,E,F,G
およびHまでの最短経路がそれぞれ抽出され(ステップ
25)、抽出された各最短経路の中間点(▲印で図示)が
配線禁止とされる(ステップ26)。
次に、スタート点Aと各迂回点C,D,E,F,Gおよ
びHとを結ぶ最短経路が第3図(e)中に太線で示すよう
にそれぞれ探索される(ステップ27)。これらの最短経
路中のスタート点Aと迂回点EおよびFとを結ぶ最短経
路は経路長13となり、ステップ28の判定がイエスとな
る。したがって、スタート点Aと迂回点EおよびFとを
結ぶ最短経路とターゲット点Aと迂回点EおよびFとを
結ぶ最短経路の内の曲がり点の数が最小となるような最
短経路とが合併され(ステップ29)、第3図(f)中に太
線で示すようなスタート点Aとターゲット点Bとを結ぶ
目的経路長15の配線経路が得られる。
(発明の効果〕 以上説明したように本発明は、迂回点群設定手段,ター
ゲット点−迂回点群間経路抽出手段,スタート点−迂回
点群間経路探索手段,経路長判定手段,経路合併手段お
よび情報出力手段を設けたことにより、任意の2つの接
続端子間を目的とする経路長の配線で接続することがで
きるようになり、信号伝播遅延時間を考慮した配線が可
能となって異なるネット間でクロック周期の短縮等によ
る高速動作に対応した信号伝播遅延時間の一致を図るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配線処理方式の一実施例の構成を示す
ブロック図、 第2図は本実施例の配線処理方式における処理手順を示
す流れ図、 第3図(a)〜(f)は、本実施例の配線処理方式における具
体的な配線処理の順次の工程を例示する図である。 図において、 1……情報入力手段、 2……迂回点群設定手段、 3……ターゲット点−迂回点群間経路抽出手段、 4……抽出経路上禁止発生手段、 5……スタート点−迂回点群間経路探索手段、 6……経路長判定手段、 7……経路合併手段、 8……配線領域・禁止領域更新手段、 9……情報出力手段、 10……配線領域・禁止領域記憶手段、 11……抽出経路記憶手段、 12……配線情報記憶手段、 13……制御手段、 21……情報入力ステップ、 22……迂回距離初期設定ステップ、 23……迂回点群設定ステップ、 24……迂回点群存在判定ステップ、 25……ターゲット点−迂回点群間最短経路抽出ステッ
プ、 26……配線禁止設定ステップ、 27……スタート点−迂回点群間最短経路探索ステップ、 28……経路長判定ステップ、 29……経路合併ステップ、 30……配線領域・禁止領域更新ステップ、 31……配線成功情報出力ステップ、 32……迂回距離インクリメントステップ、 33……迂回距離判定ステップ、 34……配線不成功情報出力ステップである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターゲット点から迂回距離だけ離れた配線
    可能点の集合である迂回点群を設定する迂回点群設定手
    段と、 前記ターゲット点から前記迂回点群までの最短経路を抽
    出するターゲット点−迂回点群間経路抽出手段と、 スタート点から前記迂回点群までの最短経路を探索する
    スタート点−迂回点群間経路探索手段と、 このスタート点−迂回点群間経路探索手段により探索さ
    れた最短経路の経路長と前記ターゲット点−迂回点群間
    経路抽出手段により抽出された最短経路の経路長との和
    が目的経路長と一致するか否かを判定し一致しなければ
    迂回距離をインクリメントして迂回距離が目的経路長未
    満であるか否かを判定する経路長判定手段と、 前記スタート点−迂回点群間経路探索手段により探索さ
    れた最短経路の経路長と前記ターゲット点−迂回点群間
    経路抽出手段により抽出された最短経路の経路長との和
    が目的経路長と一致すると前記経路長判定手段により判
    定されたときに前記スタート点−迂回点群間経路探索手
    段により探索された最短経路と前記ターゲット点−迂回
    点群間経路抽出手段により抽出された最短経路とを合併
    して前記目的経路長の配線経路とする経路合併手段と、 前記経路長判定手段により迂回距離が目的経路長以上で
    あると判定された場合に配線不成功情報を出力する情報
    出力手段と を有することを特徴とする配線処理方式。
JP61303299A 1986-12-19 1986-12-19 配線処理方式 Expired - Lifetime JPH0644595B2 (ja)

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JP61303299A JPH0644595B2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 配線処理方式

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JPS63155740A JPS63155740A (ja) 1988-06-28
JPH0644595B2 true JPH0644595B2 (ja) 1994-06-08

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JP61303299A Expired - Lifetime JPH0644595B2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 配線処理方式

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US5309372A (en) * 1989-07-17 1994-05-03 Kawasaki Steel Corp. System and method for determining routes between circuit blocks of a programmable logic device by determining a load pin which is closest to the center of gravity of a plurality of load pins
JPH11110434A (ja) 1997-10-07 1999-04-23 Fujitsu Ltd プリント板パターン設計装置

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JPS63155740A (ja) 1988-06-28

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