JPH0644479A - データロガー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、プラント監視画面作成時、可変
グラフィック部に対する属性情報の設定作業をプラント
監視画面上に表示される設定用ウィンドウより行う事で
プラント監視画面を直接見ながらの属性情報設定作業が
可能となり、また、これにより誤設定を防止できる。さ
らに、単独の設定画面を設けないことで画面枚数を減ら
し記憶装置の容量を節約すること等を目的とする。 【構成】 予め、ＣＲＴ装置の機能で作画したプラント
監視画面のうちシンボル等の可変グラフィック部に対し
ＣＲＴ設定画面表示プログラム２により入力された色指
定、フリッカ条件等の設定データを基に自動生成プログ
ラム４で各画面用表示テーブルに展開する。画面作成作
業終了後、プラント監視画面を表示する場合は、ＣＲＴ
表示プログラム６が画面用表示テーブルを参照して画面
表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、可変グラフィックを
表示させるＣＲＴ装置を使用するデータロガー装置に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、可変グラフィック部に対する属性
情報の設定は、まず固定グラフィック部のみ作画された
プラント監視画面上における可変グラフィック部の表示
される位置に仮の印を付けそれに識別番号を設定する。
次に、プラント監視画面を消去し属性情報設定画面を表
示させ。可変グラフィック部の識別番号毎にその位置に
表示させるシンボルのシンボル番号、シンボルに対応す
るプラントデータ番号、シンボルの色指定を設定する。

【０００３】図４は従来装置の画面表示処理フローであ
る。１はＣＲＴ装置でありＣＲＴ表示プログラム６及び
ＣＲＴ設定画面表示プログラム12の映像出力信号により
画面表示する。12は可変グラフィック部に対する属性情
報設定画面を表示させるＣＲＴ設定画面表示プログラム
である。３は設定された属性情報を保存する補助記憶装
置である。４は補助記憶装置３の属性情報よりプラント
画面表示テーブル５を自動生成すプログラムである。５
は自動生成プログラム４により生成されたプラント画面
表示テーブルである。６はプラント画面表示テーブル５
を参照してプラント画面を表示するプログラムである。

【０００４】次に動作について説明する。図５は従来装
置の画面表示処理フローチャートである。ステップ111
は固定グラフィック部のみ作画済みのプラント監視画面
を選択する画面で、ステップ112 でマウスやライトペン
等によりシンボル等を選択し、ステップ113 にてそのプ
ラント監視画面を表示する。ステップ114 ではシンボル
等の可変グラフィック部を表示させる位置に印を付け、
その印に対する識別番号を設定する。設定が終わった
ら、次にステップ115 の表形式の設定画面を表示する。
そして、ステップ116 にて設定画面に設定を行う。スッ
テプ117 では設定作業を終了するときは本プログラムを
終了させ、設定作業を続行する場合はステップ111 の処
理へ移る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】従来は可変グラフィッ
ク部の属性情報を設定するとき、設定画面のみ表示され
プラント監視画面が表示されないため、設定中にプラン
ト監視画面の内容を確認したいときは画面の切替操作が
必要である。また、このために識別番号の見間違い等に
よる誤設定も発生する。さらにプラント監視画面とは別
に設定画面が必要であるため、画面枚数が多くなり記憶
装置の容量も多く必要であった。

【０００６】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、可変グラフィック部の属性を
設定するときに、表示されたプラント監視画面上で属性
情報が設定できる方法を提供するものでる。

【０００７】

【課題を解決するための手段】この発明に関わるデータ
ロガー装置は、ＣＲＴ設定画面表示プログラムにより可
変グラフィック部属性情報の設定画面として表示するプ
ラント監視画面上の設定用ウィンドウで属性情報を入力
できる機能を設けたものである。

【０００８】

【作用】この発明に関わるデータロガー装置は、可変グ
ラフィック部属性情報の設定画面として、固定グラフィ
ック部とシンボル番号の設定された可変グラフィック部
で構成されるプラント監視画面を表示させ、その画面上
の設定したい可変グラフィック部を直接ライトペンまた
はマウスで選択することにより表示される設定用ウィン
ドウに、プラント監視画面を見ながら属性情報を入力す
る。

【０００９】

【実施例】

実施例１．以下、この発明の実施例１を図に基づいて説
明する。図１はデータロガー装置のＨ／Ｗ構成を示す。
21はＣＰＵであり、データロガー装置に関わる全てのＳ
／Ｗ処理を行う。22は主記憶装置、33は補助記憶装置３
とのＩ／Ｆ、３は補助記憶装置、25はＣＲＴＩ／Ｆ、26
はプリンタＩ／Ｆ、１はＣＲＴ装置、18はライトペン、
19はマウス、10はプリンタ、41はプラント設備との信号
入出力部、42は現場のプラント設備を示す。

【００１０】図２は画面表示処理フローを示すブロック
図である。１は処理機能を持ったＣＲＴ装置である。プ
ラント監視画面の作成、可変グラフィック部へのシンボ
ル番号設定はＣＲＴ装置１の機能を用いて事前に行うも
のとする。２は可変グラフィック部への属性情報を設定
するための設定画面をプラント監視画面にウィンドウ表
示するＣＲＴ設定画面表示プログラムである。ここでは
シンボル等の可変グラフィック部に対するプラントデー
タ番号、シンボルの色、シンボルのフリッカ表示条件等
を設定し、補助記憶装置３にその設定データを保存す
る。ＣＲＴ設定画面表示プログラム２の処理の終了後、
自動生成プログラム４が起動する。自動生成プログラム
４は、まず、補助記憶装置３からＣＲＴ設定画面表示プ
ログラム２の処理で保存したデータを読みだし、各画面
別表示テーブル５を作成し、また、補助記憶装置３に保
存する。６はプラント監視画面を表示するプログラムで
画面表示テーブル５を参照しながらプラント監視画面の
表示を行う。

【００１１】次に動作について説明する。図３は画面表
示処理フローチャートである。尚、予めＣＲＴ装置１の
機能で固定グラフィック部と可変グラフィック部で構成
されるプラント監視画面の作成及び可変グラフィック部
に対するシンボル番号設定をしておくものとする。ステ
ップ101 は設定画面として表示させるプラント監視画面
を選択する画面であり、本画面で選択されたプラント監
視画面がステップ102 の処理によりステップ103 で画面
表示される。次に、ステップ104 の処理において表示さ
れたプラント監視画面の中の設定したい可変グラフィッ
ク部をマウス19またはライトペン18で選択すると、ＣＲ
Ｔ装置１よりその可変グラフィック部のシンボル番号が
データロガー装置へ送られる。ステップ105 では、この
シンボル番号に対応する属性情報を設定するための設定
用ウィンドウを表示するが、プラント監視画面自体は設
定用ウィンドウの背景として表示したままである。ステ
ップ106 では設定用ウィンドウにシンボルに対応するプ
ラントデータ番号、シンボルの色を設定する。シンボル
に対する設定が終了するとステップ107 の通り設定用ウ
ィンドウを消去する。ステップ108 では設定作業を終了
する場合は本プログラムの処理を終了させ、設定を続行
する場合はステップ109 の処理に移る。ステップ109 で
は別のプラント監視画面の設定をしたいときはステップ
101 の処理へ移り、表示中のプラント監視画面で設定を
続行する場合はステップ104 の処理へ移る。

【００１２】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プラ
ント監視画面の可変グラフィック部の属性情報設定時、
従来のようにプラント監視画面と設定画面が別画面にな
っているのとは異なり、プラント監視画面を直接見なが
ら設定用ウィンドウで設定できるので誤設定が無くな
る。また、従来の様なプラント監視画面と設定画面の切
替操作が不要なので設定時間が短縮できる。さらに、設
定画面が不要であるため、画面数が少なくなり記憶装置
の容量も少なくできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例１を示すＨ／Ｗ構成図であ
る。

【図２】この発明の実施例１におけるＣＲＴ画面表示フ
ローを示すブロック図である。

【図３】この発明の実施例１におけるＣＲＴ設定画面表
示プログラムフローチャートである。

【図４】従来のＣＲＴ画面表示フローを示すブロック図
である。

【図５】従来のＣＲＴ設定画面表示プログラムフローチ
ャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プラント設備を示すシンボル等の可変グ
   ラフィック図を使用してプラントを模式したプラント監
   視画面が形成されたデータロガー装置において上記シン
   ボル等の可変グラフィック部に対する属性情報の設定を
   上記プラント監視画面内にウィンドウ表示された設定画
   面で行うことを特徴とするデータロガー装置。