JPH0644359Y2 - コンバインの穀粒タンク取付構造 - Google Patents
コンバインの穀粒タンク取付構造Info
- Publication number
- JPH0644359Y2 JPH0644359Y2 JP1988074504U JP7450488U JPH0644359Y2 JP H0644359 Y2 JPH0644359 Y2 JP H0644359Y2 JP 1988074504 U JP1988074504 U JP 1988074504U JP 7450488 U JP7450488 U JP 7450488U JP H0644359 Y2 JPH0644359 Y2 JP H0644359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- threshing
- bottom plate
- mounting structure
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
- Combines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、脱穀部の横側方に穀粒のタンクを搭載するコ
ンバインのタンク取付構造に関する。
ンバインのタンク取付構造に関する。
［従来の技術］ 従来は、脱穀部とタンクを機体上に並設して構成するコ
ンバインにおいて、脱穀部の横側方にタンクを離して単
独に搭載する構造になっていた。
ンバインにおいて、脱穀部の横側方にタンクを離して単
独に搭載する構造になっていた。
［考案が解決しようとする課題］ したがって、機体の左右バランス上、タンクの容量は制
限されたものとなって、容量大なる構造にすることはで
きず、また、タンクを大形にすると、機体の横幅が広く
なってしまうという不具合を有していた。
限されたものとなって、容量大なる構造にすることはで
きず、また、タンクを大形にすると、機体の横幅が広く
なってしまうという不具合を有していた。
［問題を解決するための手段］ 本考案は、そのような不具合を課題として解決し、タン
クをバランス良く、しかも横幅を拡大しないように良好
に搭載できるようにしたものであり、そのため、脱穀部
内に設けられる揺動選別体のタンク側上方で、揺動選別
体の上方に位置する扱胴のタンク側側方になる脱穀部上
部を凹ませて凹部を形成し、タンクの底に位置する搬出
コンベアの下から脱穀部側上方にむけて、タンクの底板
を斜設し、この底板の上端をタンクの脱穀部側の側端と
して、タンクを脱穀部の凹部に嵌合させ、正面よりみて
タンクを脱穀部のタンク側とラップするように嵌合して
構成したものである。
クをバランス良く、しかも横幅を拡大しないように良好
に搭載できるようにしたものであり、そのため、脱穀部
内に設けられる揺動選別体のタンク側上方で、揺動選別
体の上方に位置する扱胴のタンク側側方になる脱穀部上
部を凹ませて凹部を形成し、タンクの底に位置する搬出
コンベアの下から脱穀部側上方にむけて、タンクの底板
を斜設し、この底板の上端をタンクの脱穀部側の側端と
して、タンクを脱穀部の凹部に嵌合させ、正面よりみて
タンクを脱穀部のタンク側とラップするように嵌合して
構成したものである。
［作用］ したがって、脱穀部の凹部は、扱胴の側方で揺動選別板
の上方という揺動選別板の広さを損なわない位置に形成
でき、その凹部には、タンクの底板から脱穀部側上方に
むけて斜設されるタンクの底板が入り込むことになる。
の上方という揺動選別板の広さを損なわない位置に形成
でき、その凹部には、タンクの底板から脱穀部側上方に
むけて斜設されるタンクの底板が入り込むことになる。
［実施例］ 次に、図面に示す実施例について説明する。第２図はコ
ンバインの側面図を示し、両クローラ５により支持する
機台６上には、後部に藁カッターＣを有する脱穀部Ａと
穀粒のタンクＢとを左右にならべて搭載し、脱穀部Ａの
前方には刈取部Ｄを連設し、タンクＢの前方には運転席
７を配備し、タンクＢの後方側から延出する排出オーガ
筒８は、タンク内底部の搬出コンベア９に連通する縦オ
ーガ筒10の上部に連通連設して、従来形構造同様に構成
する。
ンバインの側面図を示し、両クローラ５により支持する
機台６上には、後部に藁カッターＣを有する脱穀部Ａと
穀粒のタンクＢとを左右にならべて搭載し、脱穀部Ａの
前方には刈取部Ｄを連設し、タンクＢの前方には運転席
７を配備し、タンクＢの後方側から延出する排出オーガ
筒８は、タンク内底部の搬出コンベア９に連通する縦オ
ーガ筒10の上部に連通連設して、従来形構造同様に構成
する。
脱穀部Ａは、扱胴２、揺動選別体１、フィードチェン1
1、送塵胴12、直交処理胴13、圧風唐箕14、一番らせん
コンベア15、二番らせんコンベア16などを配備して構成
する。揺動選別体１のタンク側の側部の上方側となっ
て、扱胴２のタンク側となる脱穀部Ａのタンク側上部に
は、脱穀の性能および選別に支障がないようにタンク側
の横側方および上方に開放する凹部４を形成して構成す
る。
1、送塵胴12、直交処理胴13、圧風唐箕14、一番らせん
コンベア15、二番らせんコンベア16などを配備して構成
する。揺動選別体１のタンク側の側部の上方側となっ
て、扱胴２のタンク側となる脱穀部Ａのタンク側上部に
は、脱穀の性能および選別に支障がないようにタンク側
の横側方および上方に開放する凹部４を形成して構成す
る。
また、タンクＢは搬出コンベア９の底側から脱穀部側に
むけて長い底板18を斜設して大形に形成し、一番らせん
コンベア15に連設する揚穀オーガ筒19をタンクＢ内に挿
入して立設すると共に、底板18の傾斜上位側となるタン
クＢの脱穀部側の側端３を、脱穀部Ａの凹部４に正面よ
りみてラップするよう嵌合して連設する。
むけて長い底板18を斜設して大形に形成し、一番らせん
コンベア15に連設する揚穀オーガ筒19をタンクＢ内に挿
入して立設すると共に、底板18の傾斜上位側となるタン
クＢの脱穀部側の側端３を、脱穀部Ａの凹部４に正面よ
りみてラップするよう嵌合して連設する。
したがって、脱穀部Ａの凹部４は脱穀性能に支障がない
ように形成できることになり、その凹部４にタンクＢの
脱穀部の側端３をラップ状に嵌合して連設したので、タ
ンクＢの容量を増大して多量の穀粒を便利に貯留できる
ことになり、また、そのラップ構造により機体の左右バ
ランスを良好にすることもできることになる。
ように形成できることになり、その凹部４にタンクＢの
脱穀部の側端３をラップ状に嵌合して連設したので、タ
ンクＢの容量を増大して多量の穀粒を便利に貯留できる
ことになり、また、そのラップ構造により機体の左右バ
ランスを良好にすることもできることになる。
［考案の効果］ このように本考案は、脱穀部の凹部は揺動選別板の上方
で扱胴の側方に位置することになるから、揺動選別板の
広さを十分に維持して、脱穀性能に支障がないように良
好に形成できる。
で扱胴の側方に位置することになるから、揺動選別板の
広さを十分に維持して、脱穀性能に支障がないように良
好に形成できる。
またその脱穀部の凹部にタンクの脱穀部側端部をラップ
させて嵌合したので、そのラップ部分はタンクの容量が
増大し、多量の穀粒を便利に貯留できることになる。
させて嵌合したので、そのラップ部分はタンクの容量が
増大し、多量の穀粒を便利に貯留できることになる。
また、タンク底に位置する搬出コンベアの下から機体内
側上方にむけて、タンクの底板を斜設し、この底板の上
端をタンクの脱穀部側端部として脱穀部凹部に位置させ
ることになるから、タンク容量を増やしたにもかかわら
ず、重心が低い安定した状態となり、そのラップ構造に
より機体の左右バランスを良好にすることができ、機体
の横幅を小さくできる。
側上方にむけて、タンクの底板を斜設し、この底板の上
端をタンクの脱穀部側端部として脱穀部凹部に位置させ
ることになるから、タンク容量を増やしたにもかかわら
ず、重心が低い安定した状態となり、そのラップ構造に
より機体の左右バランスを良好にすることができ、機体
の横幅を小さくできる。
第１図は、第３図のＩ−Ｉ線における断面図である要部
の断面図 第２図は、コンバインの側面図 第３図は、脱穀部の側断面図 第４図は、第１図の平面図 Ａ……脱穀部 Ｂ……タンク １……揺動選別体 ２……扱胴 ３……側端部 ４……凹部
の断面図 第２図は、コンバインの側面図 第３図は、脱穀部の側断面図 第４図は、第１図の平面図 Ａ……脱穀部 Ｂ……タンク １……揺動選別体 ２……扱胴 ３……側端部 ４……凹部
Claims (1)
- 【請求項１】脱穀部Ａと穀粒のタンクＢとを機体上に並
設して構成するコンバインにおいて、脱穀部Ａ内に設け
られる揺動選別体１のタンク側上方で、揺動選別体１の
上方に位置する扱胴２のタンク側側方になる脱穀部上部
を凹ませて凹部４を形成し、 タンクＢの底に位置する搬出コンベア９の下から脱穀部
側上方にむけて、タンクＢの底板18を斜設し、この底板
18の上端をタンクＢの脱穀部側の側端３として、タンク
Ｂを脱穀部Ａの凹部４に嵌合させ、正面よりみてタンク
Ｂを脱穀部Ａのタンク側とラップするように嵌合したこ
とを特徴とする穀粒タンク取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988074504U JPH0644359Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | コンバインの穀粒タンク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988074504U JPH0644359Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | コンバインの穀粒タンク取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01178339U JPH01178339U (ja) | 1989-12-20 |
| JPH0644359Y2 true JPH0644359Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31299614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988074504U Expired - Lifetime JPH0644359Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | コンバインの穀粒タンク取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644359Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH068682Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1994-03-09 | 株式会社クボタ | コンバイン |
-
1988
- 1988-06-04 JP JP1988074504U patent/JPH0644359Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01178339U (ja) | 1989-12-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0644359Y2 (ja) | コンバインの穀粒タンク取付構造 | |
| JPH0392944U (ja) | ||
| JPH0545145Y2 (ja) | ||
| JP2507119Y2 (ja) | グレンタンクの穀粒搬出装置 | |
| JPH0644361Y2 (ja) | コンバインの回動式グレンタンク | |
| JPH0613436U (ja) | コンバインの脱穀部上方構造 | |
| JPS63103249U (ja) | ||
| JPS5941936Y2 (ja) | コンバイン | |
| JPS602755Y2 (ja) | 脱穀機における二番物還元装置 | |
| JPS62125436U (ja) | ||
| JPS6317334Y2 (ja) | ||
| JPS585466Y2 (ja) | 脱穀機用のグレンタンク | |
| JPS61115037U (ja) | ||
| JP2531626Y2 (ja) | 脱穀機の送麈装置 | |
| JPS61105454U (ja) | ||
| JPH0184552U (ja) | ||
| JPH0273931U (ja) | ||
| JPS59224621A (ja) | グレンタンク付きコンバイン | |
| JPS63107145U (ja) | ||
| JPH0187623U (ja) | ||
| JPH0234132U (ja) | ||
| JPH0354137U (ja) | ||
| JPH0448943U (ja) | ||
| JPH066020B2 (ja) | 脱穀機等のストロ−ラツク | |
| JPH0293929U (ja) |