JPH0644148A - メモリバックアップ回路 - Google Patents

メモリバックアップ回路

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JPH0644148A
JPH0644148A JP5091623A JP9162393A JPH0644148A JP H0644148 A JPH0644148 A JP H0644148A JP 5091623 A JP5091623 A JP 5091623A JP 9162393 A JP9162393 A JP 9162393A JP H0644148 A JPH0644148 A JP H0644148A
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JP
Japan
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memory
power supply
voltage
main power
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5091623A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sakai
俊男 左海
Masazou Iwatani
匡三 岩谷
Masaru Takeuchi
勝 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP5091623A priority Critical patent/JPH0644148A/ja
Publication of JPH0644148A publication Critical patent/JPH0644148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主電源の切断時に補助電源に切替わり、メモ
リをバックアップするメモリバックアップ回路に関し、
主電源と補助電源との切換をチャタリングなく行えるメ
モリバックアップ回路を提供することを目的とする。 【構成】 主電源の電圧レベルを電圧検出回路3により
検出し、検出電圧レベルに応じてトランジスタQ1 を制
御してメモリ2と主電源との接続を制御する。このと
き、電圧検出回路3により検出レベル付近での変動を吸
収し、主電源と補助電源との切換わり時にチャタリング
を発生させない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリバックアップ回路
に係り、特に、主電源の切断時に補助電源に切替わり、
メモリをバックアップするメモリバックアップ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の外部記憶媒体としてI
C(集積回路)メモリをカードに搭載したICメモリカ
ードなるものがある。
【0003】ICメモリカードのうちICメモリにS−
RAM(スタティックRAM)を用いたものはデータの
読出し及び書込みが行なえる。S−RAMを用いたIC
メモリカードではICメモリカード内に記憶されたデー
タの読出し/書込みを行なう装置に接続されたときには
装置本体より電源が供給され、動作する。また、装置本
体よりICメモリカードを取り出したときにはICメモ
リカード内に内蔵された電池より電源が供給されICメ
モリ内のデータを保持している。
【0004】ICメモリカードを装置本体より取り出し
た状態では電池の消費電力を少なくするため、読み出し
/書込み不可能な低消費電力モードに切替わる。
【0005】電源及びモードの切換えを行なうためにI
Cメモリカードにはバックアップ回路が設けられてい
る。
【0006】従来のバックアップ回路は装置本体から供
給される電源(主電源)のレベルを検出し、主電源レベ
ルがICメモリを正常に動作させることができる一定レ
ベル以下となるとICメモリカードに内蔵された電池に
切換えると共にICメモリを低消費電力モードに切換え
るための制御信号を出力していた。このようなバックア
ップ回路として特開昭57−100520号が提案され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、特開昭57
−100520号では主電源の電圧がバッテリの出力電
圧より低下すると、メモリへの供給電圧がバッテリに切
換わる。メモリへの供給電源がバッテリに切換わると主
電源の消費電流がなくなるので電圧が上昇する。主電源
の電圧が上昇するとメモリへの供給電源は主電源に切換
わる。メモリへの供給電源が主電源に切換わると主電源
の消費電流が増大し、主電源の電圧は再び低下し、メモ
リへの供給電源は再びバッテリに切換わってしまい、メ
モリへの供給電源が主電源とバッテリとで交互に切換わ
ってしまい、メモリを安定動作させることができない等
の問題点があった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、主電源と補助電源との切換をチャタリングなく制御
するメモリバックアップ回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、メモリに動作
電圧を供給する主電源の電圧レベルが低下したときに補
助電源に切換え、該メモリをバックアップするメモリバ
ックアップ回路において、前記主電源の電圧レベルが供
給され、電圧レベルと所定の電圧レベルとの大小を比較
し、該電圧レベルと該所定の電圧レベルとの大小に応じ
た検出信号を出力する電圧検出手段と、前記主電源と前
記メモリとの間に設けられ、前記電圧検出手段からの検
出信号に応じてオン/オフし、前記主電源と前記メモリ
との接続を制御するスイッチング素子とを具備してな
る。
【0010】
【作用】主電源は電圧検出手段によりその電圧レベルが
検出され、スイッチング素子がオン/オフし、メモリと
の接続が制御される。
【0011】このとき、主電源の電圧レベルは電圧検出
手段の検出電圧付近で変動しても電圧検出手段で吸収さ
れスイッチング素子はスイッチング制御されない。
【0012】このため、主電源と補助電源との切換わり
にチャタリングが生じず、メモリを安定動作させること
ができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブロック図を示
す。1はメモリバックアップ回路、2はバックアップを
必要とするメモリを示す。メモリ2はS−RAM(Stat
ic Ramdam Access Memory )で、データの読み出し、書
込みが可能なメモリである。メモリ2は電源端子VDD
電圧が印加されていれば、データは保持される。データ
の読み出し及び書込みは通常モード及びバックアップモ
ードを切換えるモード切換端子CS のレベルがハイレベ
ルのときに可能となる。
【0014】メモリバックアップ回路1は電源切換回路
1a、電圧検出回路1b、充放電回路1c、制御信号生
成回路1dよりなる。
【0015】電源切換回路1aは電圧検出回路3、PN
PトランジスタQ1 、ショットキーダイオードDS より
なる。電圧検出回路3は主電源端子4より電圧が印加さ
れ、印加電圧が3.3V以上となるとその出力がローレ
ベルとなり、3.3V未満ではハイレベルとなる。PN
PトランジスタQ1 はエミッタが電源端子4に接続さ
れ、ベースが電圧検出回路3の出力に接続され、電圧検
出回路3の出力に応じてオン・オフする。このとき、電
圧検出回路3はヒステリシス特性を有し、このヒステリ
シス特性により主電源の電圧VCCが電圧検出回路3の検
出電圧が3.3V付近で変動しても主電源の電圧VCC
一旦低下した後、再び電圧検出回路3の検出電圧レベル
10(3.3V)よりわずかに上昇しても、電圧検出回
路3の出力はハイレベルに保持されたままで、主電源は
メモリ2には供給されることはない。このため、主電源
の電圧レベルが検出電圧レベル(3.3V)付近で変動
しても、その変動は吸収され変動に応じてメモリ2に供
給される電源が主電源とバッテリ8とであわただしく切
換わるようなことはなくなる。
【0016】ショットキーダイオードDS はそのカソー
ドがPNPトランジスタQ1 のコレクタに接続され、ア
ノードは、電流制限用抵抗Rを介して補助電源であるバ
ッテリ8に接続される。また、ショットキーダイオード
S とPNPトランジスタQ 1 のコレクタとの接続点は
メモリ2の電源端子VDDに接続される。なお、抵抗Rは
ショットキーダイオードDS がショート破壊したときに
バッテリ8へ流入する電流を制限し、発火、爆発の危険
を防止している。また、ショットキーダイオードDS
バッテリ8の切換手段として用いることによりショット
キーダイオードDS は順方向電圧VF が0.2Vと低い
ため、バッテリ8の電圧ロスを最小限とすることがで
き、バッテリ8の使用効率を向上させることができる。
【0017】電圧検出回路1bは主電源端子4と接続さ
れ、主電源の電圧レベルが4.2V以下であればその出
力は接地に短絡され、4.2V以上であればその出力は
開放状態とされる。
【0018】充放電回路1cは定電流源6とコンデンサ
Cとよりなり、定電流源6は主電源端子4と電圧検出回
路1bの出力間に接続され、コンデンサCは電圧検出回
路1bの出力と接地間に接続される。コンデンサCは主
電流源6から供給される電流により充電され、電圧検出
回路1bの出力状態により、その充放電が制御される。
【0019】制御信号生成回路1dは波形整形回路5、
NPNトランジスタQ2 、定電流源7よりなる。波形整
形回路5には充放電回路1cの定電流6とコンデンサC
との接続点が接続され、波形整形回路5はコンデンサC
の充放電波形を所定のスレッショルドレベルと比較して
スレッショルドレベル以下ではハイレベル、スレッショ
ルドレベル以上でローレベルとなるパルス波形を形成す
る。
【0020】波形整形回路5の出力はNPNトランジス
タQ2 のベースに接続される。NPNトランジスタQ2
のコレクタは定電流源7を介して主電源端子4に接続さ
れると共にメモリ2の制御端子2aに接続され、エミッ
タは接地される。
【0021】次に回路の動作について説明する。主電源
端子4に電源電圧VCCが印加されていないときには電圧
検出回路3の出力はハイレベルとなるため、PNPトラ
ンジスタQ1 はオフとなり、また、ショットキーダイオ
ードDS はオンとなる。このため、メモリ2にはバッテ
リ8より電力が供給される。このときメモリ2のモード
切換端子CS はローレベルとなり、メモリ2はデータの
読み出し及び書込みが不可能となり、この状態をバック
アップモードという。
【0022】この状態より、主電源端子4に電源電圧V
CCが印加され、電源電圧VCCが3.3V以上になると、
電圧検出回路3がこれを検出して、この出力がハイレベ
ルからローレベルとなる。このため、トランジスタQ1
がオンし、これに伴ってショットキーダイオードDS
オフし、メモリ2には主電源端子4より電源電圧VCC
印加され、バッテリ8は消耗されず、この状態を通常モ
ードという。
【0023】また、主電源電圧VCCが立ち上がる際に電
圧検出回路1bが電源電圧VCCを検出していて、電源電
圧VCCが4.2V以下のときには電圧検出回路1bの出
力は短絡状態により、コンデンサCは充電されずしたが
って、波形整形回路5の出力はハイレベルとなり、トラ
ンジスタQ2 はオンとなり、メモリ2のモード切換端子
S はローレベルのままでデータの入出力はできない。
【0024】電源電圧VCCが上昇し、4.2V以上にな
ると、電圧検出回路1bの出力は開放状態となり、コン
デンサCは定電流源6により充電される。これにより波
形整形回路5の入力信号レベルが徐々に上昇する。波形
整形回路5は入力信号レベルがスレッショルドレベルを
越えるとその出力をハイレベルからローレベルにする。
このため、トランジスタQ2 がオフして、メモリ2のモ
ード切換端子CS がハイレベルとなり、メモリ2はデー
タの読み出し、及び書込みが可能となる。
【0025】本実施例の回路をICメモリカードに使用
した場合、ICメモリカードのリーダ・ライタでは常に
電源が入った状態でICメモリカードに抜き差しが行な
われるため、電源電圧VCCに図2(A)に示すようにチ
ャタリングが生じやすい。本実施例の回路では、電源電
圧VCCで生じるチャタリングをコンデンサCで吸収で
き、コンデンサCに生じる電圧は図2(C)に示すよう
にチャタリングが吸収された波形となるため、その制御
出力としては図2(D)に示すようにチャタリングのな
い信号が得られる。このため、メモリ2のデータがIC
メモリカードに抜き差しにより生じるチャタリングによ
る影響を受け変化してしまうことがなくなる。また、図
2(B)にはメモリ2の電源端子VDDの印加電圧を示
す。図に示すようにメモリ2には電圧検出回路3の検出
電圧3.3V以上のときには主電源の電圧5Vからトラ
ンジスタQの電圧ロス分0.2Vを差し引いた電圧4.
8Vが印加され、3.3V未満のときにはバッテリ8の
出力電圧3VからショットキーダイオードDS の順方向
電圧0.2Vを差し引いた2.8Vが印加される。
【0026】なお、本発明はICメモリカードのメモリ
バックアップ回路に限ることはなく電源電圧にチャタリ
ングが生じやすいメモリのメモリバックアップ回路とし
て用いることができる。
【0027】さらに、メモリの種類もS−RAMに限る
ことはない。
【0028】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、主電源の
電圧レベルを電圧検出手段により検出し、検出信号に応
じてスイッチング素子をスイッチング制御し、メモリと
主電源との接続制御を行なうため、主電源の電圧レベル
が電圧検出手段の検出レベル付近で若干変動しても、電
圧検出手段で、これを吸収して、主電源と補助電源との
切換わりにチャタリングが生じにくくなり、メモリを安
定動作させることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 メモリバックアップ回路 1a 電源切換回路 1b 電圧検出回路 1c 充放電回路 1d 制御信号生成回路 2 メモリ 8 バッテリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに動作電圧を供給する主電源の電
    圧レベルが低下したときに補助電源に切換え、該メモリ
    をバックアップするメモリバックアップ回路において、 前記主電源の電圧レベルが供給され、電圧レベルと所定
    の電圧レベルとの大小を比較し、該電圧レベルと該所定
    の電圧レベルとの大小に応じた検出信号を出力する電圧
    検出手段と、 前記主電源と前記メモリとの間に設けられ、前記電圧検
    出手段からの検出信号に応じてオン/オフし、前記主電
    源と前記メモリとの接続を制御するスイッチング素子と
    を具備することを特徴とするメモリバックアップ回路。
JP5091623A 1993-04-19 1993-04-19 メモリバックアップ回路 Pending JPH0644148A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5091623A JPH0644148A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 メモリバックアップ回路

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JP5091623A JPH0644148A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 メモリバックアップ回路

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JP2086627A Division JPH03286215A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 メモリバックアップ回路

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JP5091623A Pending JPH0644148A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 メモリバックアップ回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017521A (ja) * 1983-07-08 1985-01-29 Yaesu Musen Co Ltd リセツト回路
JPH01128110A (ja) * 1987-11-12 1989-05-19 Mitsubishi Electric Corp メモリカード

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017521A (ja) * 1983-07-08 1985-01-29 Yaesu Musen Co Ltd リセツト回路
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