JPH0644023Y2 - バッテリー着脱機構 - Google Patents

バッテリー着脱機構

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JPH0644023Y2
JPH0644023Y2 JP977689U JP977689U JPH0644023Y2 JP H0644023 Y2 JPH0644023 Y2 JP H0644023Y2 JP 977689 U JP977689 U JP 977689U JP 977689 U JP977689 U JP 977689U JP H0644023 Y2 JPH0644023 Y2 JP H0644023Y2
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JP
Japan
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battery
opening
battery pack
pack
slide lever
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雅彦 水野
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバッテリー着脱機構に関し、更に詳しくはバッ
テリーチャージャーのバッテリーの着脱機構に関するも
のである。
〔従来の技術〕
ニッカド電池を内蔵したバッテリーパックはバッテリー
チャージャーで充電すると繰り返して使用することがで
きる。このバッテリーチャージャーには、バッテリーパ
ックを収納するとともに極性の異なる一対の出力端子を
備えたパック収納室が形成されており、このパック収納
室にバッテリーパックを装填して、バッテリーパックの
電極を前記出力端子に接触させて充電を行う。ところ
で、電極と出力端子との接触が悪いと、接触抵抗が増大
して充電がうまく行えないという問題が生じる。
この問題を解決するために、バッテリーチャージャーに
電極と出力端子との接触を良好にするバッテリー着脱機
構が取り付けられている。圧入式のバッテリー着脱機構
では、バッテリーパックに対してパック収納室をつきめ
に形成して、パック収納室で装填されるバッテリーパッ
クを保持することで、出力端子と電極の接触を良くして
いた。また、ロック式のバッテリー着脱機構ではバッテ
リーパックをパック収納室に装填して、電極をコイルバ
ネで形成した出力端子に押圧させた後に、出力端子で付
勢されるバッテリーパックをロックすることで、出力端
子と電極の接触を良くしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した圧入式のバッテリー着脱機構では、
繰り返し使用すると、パック収納室の保持力が弱くなり
出力端子と電極の良好な接触を確保することができなく
なるとともに、バッテリーパックをパック収納室から引
き抜くのに力を要するため、簡単には取り出せないとい
う問題があった。また、ロック式のバッテリー着脱機構
では、バッテリーパックをパック収納室に装填した後
に、ロックしないと充電できないという操作上の問題が
あった。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、
バッテリーの着脱を簡単にできるバッテリー着脱機構を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、バッテリーを挿入
する開口と、この開口に開閉自在に取り付けられた蓋
と、前記開口より挿入されるバッテリーの先端に当接
し、バッテリーを開口から排出するように付勢するスラ
イド自在な枠と、前記開口に出入り自在に設けられ、バ
ネ付勢により前記開口に突出してバッテリーの後端面に
係合し、バッテリーの排出を阻止するロックレバーと、
前記バネ付勢に抗してロックレバーを移動させたときに
は、ロックレバーを開口から退去させるロック解除手段
とから構成されている。
〔作用〕
上記構成によれば、ロック解除手段を操作すると、ロッ
クレバーが開口から退去する。この後、バッテリーを開
口内に押し込むと、バッテリーの先端に当接する蓋は押
し開かれ、蓋の後方に位置する枠に当接する。この後更
にバッテリーを押し込むと、前記枠はバネ付勢に抗して
後方に移動する。そして、バッテリーの後端が開口内に
埋没すると、ロックレバーが開口内に突出してバッテリ
ーの後端面に係合して、開口内に埋設したバッテリーは
ロックされる。また、ロック解除手段を操作すると、ロ
ックレバーが開口内から退去して、バッテリーとの係合
が解除されるため、枠が移動してバッテリーを開口から
押し出す。この押し出されたバッテリーを引き抜くと、
蓋が開口を遮蔽するようになる。
〔実施例〕
第3図は本考案のバッテリー着脱機構を備えたバッテリ
ーチャージャーの一実施例を示すものである。このバッ
テリーチャージャー2の上面には3個の開口3が形成さ
れており、奥側の開口3にはニッカド電池等を予め複数
個内蔵したバッテリーパック4が挿入されている。ま
た、この開口3には詳しくは後述するスライドレバー5
とスライドレバー6の先端部がそれぞれ臨出している。
このスライドレバー5とスライドレバー6の下面には前
記バッテリーパック4の後端面が当接する。また、バッ
テリーチャージャー2の上面にはスロット8が前記開口
4に隣接してそれぞれ形成されている。このスロット8
内にはスライド自在なノブ9が設けられており、前記ス
ライドレバー5とスライドレバー6はこのノブ9により
スライドさせられる。なお、符号7はパイロットランプ
を示すものであり、充電中は点灯し、充電が完了すると
消灯される。
バッテリーチャージャー2の側面には電源スイッチ10と
ヒューズ交換用のツマミ11が取付られている。更に側面
にはバッテリーチャージャー2内部に発生する熱を放散
するために、スリット12が設けられている。
本考案のバッテリー着脱機構を示す第1図において、バ
ッテリーパック収納部14の上面には開口15が形成されて
おり、この開口15の端部にはシャフト16が挿通されてい
る。このシャフト16にはカバー17が軸着されており、こ
のカバー17はバネ18により、時計方向に付勢されてい
る。そして、カバー17の回動端は開口15の端部に当接し
て、その回動を規制される。
バッテリーパック収納部14の上面には開口15を挟むよう
に一対の開口19,20が形成されている。この開口19,20は
前記バッテリーパック収納部14の周囲に形成され、上下
にスライドするバッテリーフレーム21の上端部22,23が
臨出している。バッテリーパック収納部14の側面には切
欠き24が形成されており、この切欠き24には第2図に示
すようにバッテリーフレーム21の下端部に形成された保
持板25,26が挿入されている。
保持板25,26の長さは、バッテリーパック収納部14の底
面の中央に設けられた出力端子31,32に当接することが
ないように考慮されている。そして、バッテリーフレー
ム21の側面には一対のバネ33,34に係合する係合突起35,
36が形成されている。なお、符号41はマイクロスイッチ
を示すものであり、このマイクロスイッチ41はバッテリ
ーパック4に押し下げられるバッテリーフレーム21の下
端部で押圧されると、ONして前記出力端子31,32に直流
電流を供給する。
前記スライドレバー5とスライドレバー6はコの字型の
形状をしており、上述した先端部の下面には係止板45,4
6が形成されている。また、この先端部と反対側端部は
肉薄になっており、この薄い部分が重ね合わされてい
る。そして、この肉薄の部分には前記ノブ9が挿通され
る開口47がそれぞれ形成されている。なお、このノブ9
はバネ48で奥側に付勢されている。このように構成され
たスライドレバー5とスライドレバー6は、前記バッテ
リーパック収納部14の上面に形成された軸49,50で回動
自在に支持されている。
以下、上述したように構成されたバッテリーチャージャ
ー2の作用について説明する。電源スッイッチ10をONし
た後、バッテリーパック4でカバー17を押圧すると、カ
バー17はバネ18の付勢に抗して時計方向に回動し、バッ
テリーパック収納部14の内壁に当接する。
バッテリーパック4を開口15から挿入すると、バッテリ
ーパック4の先端部は保持板25,26に当接して、これを
下方に押圧する。この押圧により、バッテリーフレーム
21はバネ33,34の付勢に抗して下方にスライドする。こ
のスライドにより、上端部22,23は係止板35,36との係合
を解除されると、バネ48に付勢されたノブ9はスライド
レバー5,スライドレバー6をそれぞれ反時計,時計方向
に回動させる。この回動によりスライドレバー5,スライ
ドレバー6の先端はバッテリーパック4の側面に当接す
る。
この状態で更にバッテリーパック4を挿入すると、バッ
テリーパック4の接続端子(図示省略)が出力端子31,3
2に圧接する。バッテリーパック4がバッテリーパック
収納部14に完全に収納されると、バッテリーフレーム21
がマイクロスイッチ41をONするとともに、バッテリーパ
ック4の側面との係合を解除されたスライドレバー5,ス
ライドレバー6はそれぞれ回動し、先端部が開口15内に
突出する。そして、この先端部の突出により、バッテリ
ーパック4の後端面はスライドレバー5,スライドレバー
6の先端部と係合する。このため、バッテリーフレーム
21を介して上方に付勢されるバッテリーパック4はその
移動を阻止されるようになり、バッテリーパック収納部
14に収納される。収納されたバッテリーパック4はマイ
クロスイッチ41のONにより通電を開始された出力端子3
1,32に圧接された状態で充電される。
パイロットランプ7が消灯し、充電が完了したバッテリ
ーパック4を取り出すには、スロット8の奥側に位置す
るノブ9を手前側に移動させる。するとスライドレバー
5とスライドレバー6はそれぞれ軸49,50を中心にし
て、時計方向,反時計方向に回動される。この回動によ
りスライドレバー5とスライドレバー6の先端部は開口
15内から退去し、バッテリーパック4との係合を解除さ
れる。
この解除により、上端部22,23がスライドレバー5,スラ
イドレバー6の先端部に当接するまで、バネ33,34に付
勢されるバッテリーフレーム21は上方に移動する。この
際にバッテリーパック4は第3図に示すようにバッテリ
ーパック収納部14から突出する。この突出したバッテリ
ーパック4をバッテリーパック収納部14から引き出す
と、バネ18に付勢されたカバー17は開口15を塞ぐように
なる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案のバッテリー着脱機
構によれば、バッテリーを挿入する開口を塞ぐ開閉自在
な蓋と、この開口より挿入されるバッテリーを開口から
排出するように付勢するスライド自在な枠と、前記開口
に出入り自在に設けられ、バネ付勢により前記開口に突
出してバッテリーの排出を阻止するロックレバーと、前
記ロックレバーを開口から退去させるロック解除手段と
から構成されているから、ロック解除手段を操作して、
バッテリーを開口内に押し込むだけで装着することがで
きる。また、バッテリーを取り出す際には、ロック解除
手段を操作すると枠に付勢されたバッテリーが開口から
ホップアップするので、簡単に取り出すことができる。
更に不使用時には蓋が前記開口を塞ぐから、埃や異物が
開口から入り込むことを防止することができ、接続端子
の汚れによる接触不良を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバッテリー着脱機構の一実施例を示す
斜視図である。 第2図は第1図に示す実施例の要部断面図である。 第3図は本考案のバッテリー着脱機構を備えたバッテリ
ーチャージャーを示す斜視図でる。 4……バッテリーパック 5,6……スライドレバー 7……蓋 9……ノブ 15……開口 17……カバー 21……バッテリーフレーム 48……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリーを挿入する開口と、この開口を
    塞ぐ開閉自在な蓋と、前記開口より挿入されるバッテリ
    ーの先端に当接し、バッテリーを開口から排出するよう
    に付勢するスライド自在な枠と、前記開口に出入り自在
    に設けられ、バネ付勢により前記開口に突出してバッテ
    リーの後端面に係合し、バッテリーの排出を阻止するロ
    ックレバーと、前記バネ付勢に抗してロックレバーを開
    口から退去させるロック解除手段とからなることを特徴
    とするバッテリーの着脱機構。
JP977689U 1989-01-30 1989-01-30 バッテリー着脱機構 Expired - Fee Related JPH0644023Y2 (ja)

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JPH02101462U JPH02101462U (ja) 1990-08-13
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JP5741333B2 (ja) * 2011-09-06 2015-07-01 株式会社リコー 電池収納筐体

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