JPH0643853Y2 - 光ヘッド清掃用ディスクおよびクリーナチップ - Google Patents
光ヘッド清掃用ディスクおよびクリーナチップInfo
- Publication number
- JPH0643853Y2 JPH0643853Y2 JP1988045131U JP4513188U JPH0643853Y2 JP H0643853 Y2 JPH0643853 Y2 JP H0643853Y2 JP 1988045131 U JP1988045131 U JP 1988045131U JP 4513188 U JP4513188 U JP 4513188U JP H0643853 Y2 JPH0643853 Y2 JP H0643853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small piece
- circular
- piece
- inner small
- circular inner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 40
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims description 36
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 24
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000004209 hair Anatomy 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/0014—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form
- G11B23/0021—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture record carriers not specifically of filamentary or web form discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/121—Protecting the head, e.g. against dust or impact with the record carrier
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、CD（コンパクトディスク）等の記録再生用光
ディスクに対して光ヘッドにより情報読み取り、書き込
みを行う光ディスク装置の分野、特にその光ヘッドに付
着するほこりや汚れを取り除くための清掃用ディスクお
よびこの清掃用ディスクに着脱可能に取り付けられるク
リーナチップに関する。
ディスクに対して光ヘッドにより情報読み取り、書き込
みを行う光ディスク装置の分野、特にその光ヘッドに付
着するほこりや汚れを取り除くための清掃用ディスクお
よびこの清掃用ディスクに着脱可能に取り付けられるク
リーナチップに関する。
（従来技術） 従来、この種の光ヘッド清掃用ディスクは、記録再生用
光ディスクと同形状のディスクを用い、このディスクの
片面にブラシ状の毛のついた清掃部材を固着した構造を
有し、この清掃用ディスクを記録再生用光ディスクと同
じように光ディスク装置に充填して該光ディスク装置を
作動させ、そのときの光ヘッドのディスク半径方向への
移動および清掃用ディスクの回転により前記ブラシ状清
掃部材と光ヘッドとの接触で光ヘッドを清掃している。
光ディスクと同形状のディスクを用い、このディスクの
片面にブラシ状の毛のついた清掃部材を固着した構造を
有し、この清掃用ディスクを記録再生用光ディスクと同
じように光ディスク装置に充填して該光ディスク装置を
作動させ、そのときの光ヘッドのディスク半径方向への
移動および清掃用ディスクの回転により前記ブラシ状清
掃部材と光ヘッドとの接触で光ヘッドを清掃している。
従来のブラシ状あるいは毛状清掃部材は、第８図に示す
如く、円形又は多角形状の基材17の表面に細かい毛状ブ
ラシ18を植設し、その背面に一対のピン19,20を立設し
た構造を有し、このピン部分を清掃用ディスク21に穿孔
した細いピン穴に差し込みかつその先端をディスク背面
21aへ折り曲げるようにして固定している。あるいはま
た毛状清掃部材を清掃用ディスクの所定位置に接着剤を
おいて貼り付け固定したものもある。
如く、円形又は多角形状の基材17の表面に細かい毛状ブ
ラシ18を植設し、その背面に一対のピン19,20を立設し
た構造を有し、このピン部分を清掃用ディスク21に穿孔
した細いピン穴に差し込みかつその先端をディスク背面
21aへ折り曲げるようにして固定している。あるいはま
た毛状清掃部材を清掃用ディスクの所定位置に接着剤を
おいて貼り付け固定したものもある。
（考案が解決しようとする問題点） 従来の光ヘッド清掃用ディスクは、清掃部材の表面の毛
状ブラシで光ヘッドを擦過して清掃するので、使用によ
り、このブラシ面が目詰まりを起し易く、この状態で使
用すると光ヘッドを傷付ける虞れがある。したがって適
当な使用回数で新しいものと取り換える必要があるが、
従来の構造では清掃部材は清掃用ディスクに対してピン
を折り曲げてカシメ固定するか接着固定しているので、
使用者側で清掃部材のみを簡単に取り外すことができ
ず、清掃用ディスクごと新しいものと交換しなければな
らず、清掃用ディスク自体は特に損傷しないのに無駄に
廃棄され、結局、清掃用ディスクの価格が高くついてし
まうという欠点があった。
状ブラシで光ヘッドを擦過して清掃するので、使用によ
り、このブラシ面が目詰まりを起し易く、この状態で使
用すると光ヘッドを傷付ける虞れがある。したがって適
当な使用回数で新しいものと取り換える必要があるが、
従来の構造では清掃部材は清掃用ディスクに対してピン
を折り曲げてカシメ固定するか接着固定しているので、
使用者側で清掃部材のみを簡単に取り外すことができ
ず、清掃用ディスクごと新しいものと交換しなければな
らず、清掃用ディスク自体は特に損傷しないのに無駄に
廃棄され、結局、清掃用ディスクの価格が高くついてし
まうという欠点があった。
本考案は上述の欠点をなくし、微細な毛足を植え付けた
毛状ブラシのように目詰まりを起す心配のない特殊帯状
布片を用いたクリーナチップを提供することにある。
毛状ブラシのように目詰まりを起す心配のない特殊帯状
布片を用いたクリーナチップを提供することにある。
本考案はまた、前記クリーナチップを清掃用のディスク
にワンタッチで容易に着脱できるようにし、布片が汚れ
た場合に布片のみを交換するか、ディスクに対して前記
クリーナチップのみを新しいものに交換し、ディスク自
体は何ら交換の必要がない光ヘッド清掃用ディスクを提
供することにある。
にワンタッチで容易に着脱できるようにし、布片が汚れ
た場合に布片のみを交換するか、ディスクに対して前記
クリーナチップのみを新しいものに交換し、ディスク自
体は何ら交換の必要がない光ヘッド清掃用ディスクを提
供することにある。
本考案のさらに他の目的は、清掃用のディスクの光ヘッ
ド対接面から前記特殊布片のみが張り出ており、チップ
自体の露出面は前記ディスクの光ヘッド対接面と同一面
になるように該チップが位置決め、装着される光ヘッド
清掃用ディスクおよびこれに使用される着脱、交換可能
なクリーナチップを提供することにある。
ド対接面から前記特殊布片のみが張り出ており、チップ
自体の露出面は前記ディスクの光ヘッド対接面と同一面
になるように該チップが位置決め、装着される光ヘッド
清掃用ディスクおよびこれに使用される着脱、交換可能
なクリーナチップを提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 本考案に係るクリーナチップは、一対の切込溝を形成し
た円形内側小片と、一方の片面に環状突起を形成し、他
方の片面を該環状突起の外径よりも大径にフランジ状に
のばした円形外側小片と、前記円形内側小片の前記切込
溝に挿通されかつ両端部を該内側小片の板面上を覆うよ
うにのばした帯状清掃布とを有し、前記帯状清掃布を前
記円形内側小片に装着した状態で該円形内側小片を、前
記円形外側小片の前記環状突起の内径部に嵌着せしめて
成るものである。
た円形内側小片と、一方の片面に環状突起を形成し、他
方の片面を該環状突起の外径よりも大径にフランジ状に
のばした円形外側小片と、前記円形内側小片の前記切込
溝に挿通されかつ両端部を該内側小片の板面上を覆うよ
うにのばした帯状清掃布とを有し、前記帯状清掃布を前
記円形内側小片に装着した状態で該円形内側小片を、前
記円形外側小片の前記環状突起の内径部に嵌着せしめて
成るものである。
また本考案に係る光ヘッド清掃用ディスクは、記録再生
用光ディスクと略同外径、同内径形状を成したディスク
の板面上に、かつその中心から所定距離側方へずれた位
置に、円形の貫通孔を穿け、前記ディスクの貫通孔に前
記クリーナチップをその円形外側小片の環状突起の外径
部が嵌合するように着脱自在に嵌着せしめて成るもので
ある。この場合前記クリーナチップは前記ディスクの光
ヘッドと反対側の片面即ちディスク背面側から嵌合せし
め、その円形内側小片の前記他方の片面のフランジ面、
即ち前記環状突起の外側のフランジ面をディスク背面に
当接せしめた状態で該環状突起の突出端面および前記円
形内側小片の露出面が前記ディスクの光ヘッド対接面と
同一面となるように該環状突起の高さおよび円形内側小
片の厚みが定められる。
用光ディスクと略同外径、同内径形状を成したディスク
の板面上に、かつその中心から所定距離側方へずれた位
置に、円形の貫通孔を穿け、前記ディスクの貫通孔に前
記クリーナチップをその円形外側小片の環状突起の外径
部が嵌合するように着脱自在に嵌着せしめて成るもので
ある。この場合前記クリーナチップは前記ディスクの光
ヘッドと反対側の片面即ちディスク背面側から嵌合せし
め、その円形内側小片の前記他方の片面のフランジ面、
即ち前記環状突起の外側のフランジ面をディスク背面に
当接せしめた状態で該環状突起の突出端面および前記円
形内側小片の露出面が前記ディスクの光ヘッド対接面と
同一面となるように該環状突起の高さおよび円形内側小
片の厚みが定められる。
（実施例） 次に、本考案を、図面を参照して実施例につき説明す
る。
る。
第１図は本考案の実施例に係る光ヘッド清掃用ディスク
１の平面図であり、第２図および第３図は本考案の実施
例に係るクリーナチップ４の平面図である。なお、第２
図以下に示すクリーナチップ４はいずれも第１図の光ヘ
ッド清掃用ディスクの外径に比較して拡大した状態で示
してある。まず第１図〜第３図を参照して本実施例の概
略を説明すれば、清掃用ディスク１は記録再生用光ディ
スク（図示省略）と略同じ外径、内径および厚みをもつ
円板形に形成され、異なるところは中心から所定距離Ａ
だけずれた位置に、後述するクリーナチップ４を圧入等
で嵌合するための貫通した円形孔２が形成されているこ
とである。３はディスク本体１を光ディスク装置（図示
省略）に装填するための中心孔である。クリーナチップ
４は間状突起５および背面フランジ部６をもつ円形外側
小片７と、前記環状突起５の内径部に嵌合される円形内
側小片８と、前記円形内側小片８の一対の切込溝9,10に
挿通するようにして該小片８に装着された軟弱な帯状布
片11とを有して構成されている。この帯状布片11は、図
示実施例ではその両端11a,11bが円形外側小片７の外径
部分に大略達する程度の長さに形成され、かつ図示の如
く両端が鋸歯状に裁断されている。なおこの布片両端の
鋸歯状切り込みは必ずしも必要ではなく、真直に切って
もかまわない。
１の平面図であり、第２図および第３図は本考案の実施
例に係るクリーナチップ４の平面図である。なお、第２
図以下に示すクリーナチップ４はいずれも第１図の光ヘ
ッド清掃用ディスクの外径に比較して拡大した状態で示
してある。まず第１図〜第３図を参照して本実施例の概
略を説明すれば、清掃用ディスク１は記録再生用光ディ
スク（図示省略）と略同じ外径、内径および厚みをもつ
円板形に形成され、異なるところは中心から所定距離Ａ
だけずれた位置に、後述するクリーナチップ４を圧入等
で嵌合するための貫通した円形孔２が形成されているこ
とである。３はディスク本体１を光ディスク装置（図示
省略）に装填するための中心孔である。クリーナチップ
４は間状突起５および背面フランジ部６をもつ円形外側
小片７と、前記環状突起５の内径部に嵌合される円形内
側小片８と、前記円形内側小片８の一対の切込溝9,10に
挿通するようにして該小片８に装着された軟弱な帯状布
片11とを有して構成されている。この帯状布片11は、図
示実施例ではその両端11a,11bが円形外側小片７の外径
部分に大略達する程度の長さに形成され、かつ図示の如
く両端が鋸歯状に裁断されている。なおこの布片両端の
鋸歯状切り込みは必ずしも必要ではなく、真直に切って
もかまわない。
円形外側小片７の外周部分における環状突起５の高さ
（背面フランジ部６からの高さ）ｈはディスク本体１の
厚みＨと略同じとなっており、したがってディスク本体
１の背面側即ち光ヘッド（図示省略）と反対側の面1bか
らその円形孔２にクリーナチップ４を嵌合させたとき、
円形外側小片７のフランジ部６の内面6aがディスク本体
１の背面1bに当接し、この状態でクリーナチップ４の環
状突起５の先端面および円形内側小片８の光ヘッド対接
面8aがディスク本体１の光ヘッド対接面1aと同一面とな
るようにしてある。したがってクリーナチップ４の背面
フランジ部６はディスク本体１に装着するときの位置決
めの機能を果し、クリーナチップ４はディスク本体１の
背面1b側からその中心孔２に挿入したとき該チップ４が
ディスク本体１の反対側の面1aから抜け出てしまうこと
はなく、嵌合挿入がきわめて容易である。このようにし
てクリーナチップ４をディスク本体１に装着して本考案
の光ヘッド清掃用ディスクを得、このディスクを記録再
生用光ディスクの代りに光ディスク装置に装填して作動
させることにより、円形内側小片８から伸長した帯状布
片11が光ヘッド面を軽く擦過してヘッド面のほこり、汚
れを取り去る。この場合、帯状布片11の布巾部分が光ヘ
ッドと交差して該ヘッド位置を通過するようにディスク
本体１に対するクリーナチップ４の取り付け向きを或る
一定方向に決めてパチンと嵌合させる。
（背面フランジ部６からの高さ）ｈはディスク本体１の
厚みＨと略同じとなっており、したがってディスク本体
１の背面側即ち光ヘッド（図示省略）と反対側の面1bか
らその円形孔２にクリーナチップ４を嵌合させたとき、
円形外側小片７のフランジ部６の内面6aがディスク本体
１の背面1bに当接し、この状態でクリーナチップ４の環
状突起５の先端面および円形内側小片８の光ヘッド対接
面8aがディスク本体１の光ヘッド対接面1aと同一面とな
るようにしてある。したがってクリーナチップ４の背面
フランジ部６はディスク本体１に装着するときの位置決
めの機能を果し、クリーナチップ４はディスク本体１の
背面1b側からその中心孔２に挿入したとき該チップ４が
ディスク本体１の反対側の面1aから抜け出てしまうこと
はなく、嵌合挿入がきわめて容易である。このようにし
てクリーナチップ４をディスク本体１に装着して本考案
の光ヘッド清掃用ディスクを得、このディスクを記録再
生用光ディスクの代りに光ディスク装置に装填して作動
させることにより、円形内側小片８から伸長した帯状布
片11が光ヘッド面を軽く擦過してヘッド面のほこり、汚
れを取り去る。この場合、帯状布片11の布巾部分が光ヘ
ッドと交差して該ヘッド位置を通過するようにディスク
本体１に対するクリーナチップ４の取り付け向きを或る
一定方向に決めてパチンと嵌合させる。
清掃用ディスク１の使用により帯状布片11が汚れたとき
は、クリーナチップ４をその布片突出側から指先等を使
ってディスク本体背面1b側へ押し出せば、ディスク本体
１の円形孔２と該チップの円形外側小片７との嵌合が外
れ、新しいクリーナチップと交換する。クリーナチップ
の嵌合装着、取り外しとも指先等を使ってワンタッチで
行える。
は、クリーナチップ４をその布片突出側から指先等を使
ってディスク本体背面1b側へ押し出せば、ディスク本体
１の円形孔２と該チップの円形外側小片７との嵌合が外
れ、新しいクリーナチップと交換する。クリーナチップ
の嵌合装着、取り外しとも指先等を使ってワンタッチで
行える。
第４図ないし第７図は、クリーナチップの構造をさらに
明瞭にするために、クリーナチップを分解してその構成
各部について示したものである。第４図は円形内側小片
８の平面図、第５図は帯状布片11を装着した状態におけ
る円形内側小片８の側面図、第６図および第７図はそれ
ぞれ円形外側小片７の平面図および側面断面図である。
円形内側小片８にはその直径よりもやや短い長さの一対
の切込溝9,10が互いに平行に形成され、第６図の如くこ
の溝間を巻き込むようにして帯状布片11が装着される。
円形内側小片８を円形外側小片７に嵌合させたときに、
該外側小片７の底面12に対して帯状布片の巻き込み部分
11cを吸収して前記内側小片８を安定させるために、内
側小片８の裏面に突条13が形成されている。また円形内
側小片８の側部に、その切込溝9,10の方向に対応した位
置関係で、切欠き部14が形成され、かつこの切欠き部に
対応して円形外側小片７の環状突起５の内径壁に突部15
が形成されており、さらにこれらの切欠き部14および突
部15に対応した位置関係で円形外側小片７の外周のフラ
ンジ部箇所にディスク本体１に対するクリーナチップ位
置決め用の突部16が形成され、前記切欠き部14と突部15
を合致させて両小片8,7を嵌合させ、クリーナチップ位
置決め用突部16を目印にしてクリーナチップ４をディス
ク本体１に嵌合させることにより、ディスク本体１に対
する、即ち光ヘッドに対する帯状布片11の向きが規定向
きに定まる。これによってクリーナチップ４の背面側か
らだけでも容易に正しい向きにチップを嵌合、装着でき
る。なお内側、外側小片8,7は接着剤を介して両者が固
着されるが、場合によっては接着固定の手段を用いずに
嵌合のみによって両者をきつく固定してもよく、このよ
うな場合は伸長した帯状布片11を利用して両小片どおし
を矯正離脱（ただし毀損させることなく）することもで
き、これによって帯状布片が汚れた場合にこの帯状布片
のみを交換し、他部品はそのまま再使用可能とすること
もできる。
明瞭にするために、クリーナチップを分解してその構成
各部について示したものである。第４図は円形内側小片
８の平面図、第５図は帯状布片11を装着した状態におけ
る円形内側小片８の側面図、第６図および第７図はそれ
ぞれ円形外側小片７の平面図および側面断面図である。
円形内側小片８にはその直径よりもやや短い長さの一対
の切込溝9,10が互いに平行に形成され、第６図の如くこ
の溝間を巻き込むようにして帯状布片11が装着される。
円形内側小片８を円形外側小片７に嵌合させたときに、
該外側小片７の底面12に対して帯状布片の巻き込み部分
11cを吸収して前記内側小片８を安定させるために、内
側小片８の裏面に突条13が形成されている。また円形内
側小片８の側部に、その切込溝9,10の方向に対応した位
置関係で、切欠き部14が形成され、かつこの切欠き部に
対応して円形外側小片７の環状突起５の内径壁に突部15
が形成されており、さらにこれらの切欠き部14および突
部15に対応した位置関係で円形外側小片７の外周のフラ
ンジ部箇所にディスク本体１に対するクリーナチップ位
置決め用の突部16が形成され、前記切欠き部14と突部15
を合致させて両小片8,7を嵌合させ、クリーナチップ位
置決め用突部16を目印にしてクリーナチップ４をディス
ク本体１に嵌合させることにより、ディスク本体１に対
する、即ち光ヘッドに対する帯状布片11の向きが規定向
きに定まる。これによってクリーナチップ４の背面側か
らだけでも容易に正しい向きにチップを嵌合、装着でき
る。なお内側、外側小片8,7は接着剤を介して両者が固
着されるが、場合によっては接着固定の手段を用いずに
嵌合のみによって両者をきつく固定してもよく、このよ
うな場合は伸長した帯状布片11を利用して両小片どおし
を矯正離脱（ただし毀損させることなく）することもで
き、これによって帯状布片が汚れた場合にこの帯状布片
のみを交換し、他部品はそのまま再使用可能とすること
もできる。
（考案の効果） 以上説明したように本考案によれば、ヘッド清掃手段と
して帯状のひらひらした特殊布片を用いたので、従来の
毛細ブラシと異なり目詰まりを起すことがなく、ディス
ク面からは布片のみが張り出ているので光ヘッドの毀損
が生じなく、しかも布片が汚れたときにはクリーナチッ
プのみをワンタッチで容易に交換できるので、ディスク
本体ごと新しいものと交換していた従来のものと比べて
無駄がなく、きわめて経済的な清掃用ディスクを得るこ
とができる等、多大の効果がある。
して帯状のひらひらした特殊布片を用いたので、従来の
毛細ブラシと異なり目詰まりを起すことがなく、ディス
ク面からは布片のみが張り出ているので光ヘッドの毀損
が生じなく、しかも布片が汚れたときにはクリーナチッ
プのみをワンタッチで容易に交換できるので、ディスク
本体ごと新しいものと交換していた従来のものと比べて
無駄がなく、きわめて経済的な清掃用ディスクを得るこ
とができる等、多大の効果がある。
第１図は本考案の実施例に係る清掃用ディスクの平面
図、第２図および第３図は本考案に係るクリーナチップ
の平面図および側面図、第４図および第５図は円形内側
小片の平面図および側面図、第６図および第７図は円形
外側小片の平面図および側面断面図、第８図は従来の光
ヘッド清掃用ディスクの部分的な側面断面図である。 １……ディスク本体、２……円形孔、 ４……クリーナチップ、５……環状突部、 ６……フランジ部、７……円形外側小片、 ８……円形内側小片、9,10……切込溝、 11……帯状布片。
図、第２図および第３図は本考案に係るクリーナチップ
の平面図および側面図、第４図および第５図は円形内側
小片の平面図および側面図、第６図および第７図は円形
外側小片の平面図および側面断面図、第８図は従来の光
ヘッド清掃用ディスクの部分的な側面断面図である。 １……ディスク本体、２……円形孔、 ４……クリーナチップ、５……環状突部、 ６……フランジ部、７……円形外側小片、 ８……円形内側小片、9,10……切込溝、 11……帯状布片。
Claims (2)
- 【請求項１】一対の切込溝を形成した円形内側小片と、
一方の片面に環状突起を形成し他方の片面に該環状突起
の外径よりも大径のフランジ部を形成した円形外側小片
と、前記円形内側小片の前記切込溝に挿通されかつ両端
部を該内側小片の板面上を覆うようにのばした帯状布片
とを備えかつ前記帯状布片を前記円形内側小片に装着し
た状態で該円形内側小片を、前記円形外側小片の前記環
状突起の内径部に嵌着せしめて成るクリーナチップを含
み、記録再生用光ディスクと略同一外径、同一内径形状
を成したディスク本体の板面上に、かつその中心から所
定距離側方へずれた位置に、円形の貫通孔を穿け、前記
ディスク本体の貫通孔に前記クリーナチップをその円形
外側小片の環状突起の外径部が嵌合するように着脱自在
に嵌着せしめたことを特徴とする光ヘッド清掃用ディス
ク。 - 【請求項２】一対の切込溝を形成した円形内側小片と、
一方の片面に環状突起を形成し他方の片面を該環状突起
の外径よりも大径にフランジ状にのばした円形外側小片
と、前記円形内側小片の前記切込溝に挿通されかつ両端
部を該内側小片の板面上を覆うようにのばした帯状布片
とを有し、前記帯状布片を前記円形内側小片に装着した
状態で該円形内側小片を、前記円形外側小片の前記環状
突起の内径部に嵌着せしめたことを特徴とするクリーナ
チップ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045131U JPH0643853Y2 (ja) | 1988-04-03 | 1988-04-03 | 光ヘッド清掃用ディスクおよびクリーナチップ |
| US07/332,059 US5040160A (en) | 1988-04-03 | 1989-04-03 | Disk and cleaner chip for cleaning optical heads |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988045131U JPH0643853Y2 (ja) | 1988-04-03 | 1988-04-03 | 光ヘッド清掃用ディスクおよびクリーナチップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01151470U JPH01151470U (ja) | 1989-10-19 |
| JPH0643853Y2 true JPH0643853Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=12710718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988045131U Expired - Lifetime JPH0643853Y2 (ja) | 1988-04-03 | 1988-04-03 | 光ヘッド清掃用ディスクおよびクリーナチップ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5040160A (ja) |
| JP (1) | JPH0643853Y2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04155626A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 光ディスク駆動装置用光学系清掃装置及び光ディスク駆動装置 |
| JP2554583B2 (ja) * | 1992-10-03 | 1996-11-13 | 日本精機宝石工業株式会社 | 光ディスクプレーヤ用のレンズクリーナ |
| US5268890A (en) * | 1993-02-09 | 1993-12-07 | Delco Electronics Corporation | Self-cleaning optical disc system |
| US5467238A (en) * | 1993-07-06 | 1995-11-14 | Quantum Corporation | Cleaning apparatus for heads of data storage disks |
| AU708512B2 (en) * | 1995-03-14 | 1999-08-05 | Joseph Frederick Fritsch | A cleaning device and cleaning method |
| JP3563177B2 (ja) * | 1995-10-27 | 2004-09-08 | シャープ株式会社 | レンズクリーニング用ディスク |
| GB2333884A (en) * | 1998-01-30 | 1999-08-04 | Optidisc Int Ltd | Optical disc player cleaning apparatus |
| JP2000090321A (ja) * | 1998-09-14 | 2000-03-31 | Nippon Conlux Co Ltd | 紙幣識別装置用クリーニングシート |
| WO2007034464A1 (en) * | 2005-09-19 | 2007-03-29 | Joseph Frederick Fritsch | A cleaning device and a method for producing a cleaning device for cleaning a read and/or write interface of a read and/or write unit |
| US8064311B2 (en) * | 2007-09-19 | 2011-11-22 | Digital Innovations, Llc | Lens cleaner disc |
| CN102543113A (zh) * | 2008-03-07 | 2012-07-04 | 任天堂株式会社 | 透镜清洁器 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4374404A (en) * | 1980-08-25 | 1983-02-15 | Innovative Computer Products Corp. | Non-abrasive magnetic head cleaning system |
| US4558386A (en) * | 1982-06-04 | 1985-12-10 | Ssk Enterprises, Inc. | Head cleaner for floppy disk drive |
| US4520470A (en) * | 1982-11-29 | 1985-05-28 | Staar S. A. | Cleaning device for discs |
| US4503473A (en) * | 1983-03-15 | 1985-03-05 | Head Computer Products, Inc. | Dual purpose head cleaner |
| US4586100A (en) * | 1983-03-18 | 1986-04-29 | International Jensen Incorporated | Cleaning disc |
| US4490765A (en) * | 1983-09-01 | 1984-12-25 | Yoshiro Nakamats | Diskette for cleaning a floppy-disc drive head |
| US4916564A (en) * | 1983-11-18 | 1990-04-10 | Ryan Plastics Ireland Limited | Cleaning apparatus for a disc drive |
| US4682257A (en) * | 1985-03-29 | 1987-07-21 | Perfectdata Corporation | Micro floppy disc head cleaner |
| KR940005567B1 (ko) * | 1985-07-23 | 1994-06-20 | 히다찌마구세루 가부시기가이샤 | 디스크 카트리지 |
| US4870636A (en) * | 1987-03-25 | 1989-09-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical information processing apparatus and cleaning cartridge |
-
1988
- 1988-04-03 JP JP1988045131U patent/JPH0643853Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-04-03 US US07/332,059 patent/US5040160A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01151470U (ja) | 1989-10-19 |
| US5040160A (en) | 1991-08-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0643853Y2 (ja) | 光ヘッド清掃用ディスクおよびクリーナチップ | |
| US4387411A (en) | Apparatus and method for cleaning a video player/recorder | |
| JPH05123218A (ja) | 弾性ブラシ | |
| US5499228A (en) | Lens cleaner for a disk player | |
| US4875125A (en) | Tape head cleaner cartridge | |
| JPH0834008B2 (ja) | クリ−ナデイスク | |
| US4486916A (en) | Phonorecord cleaner | |
| JPH06103541B2 (ja) | Ｃｄプレーヤ用のレンズクリーナ | |
| US5012376A (en) | Tape head cleaner cartridge having a mesh cleaning layer | |
| US5355269A (en) | Cleaning apparatus for a cassette player | |
| JPH087532Y2 (ja) | 光ディスク装置における対物レンズ清掃装置 | |
| US5665294A (en) | Method of making cleaning pads for tape transport cleaning devices | |
| JPH0617252Y2 (ja) | 盤状記録体のクリーナ | |
| KR200204635Y1 (ko) | 광픽업 대물렌즈의 세척용 솔 | |
| JPH11134830A (ja) | 光学ディスク装置用のレンズクリーナとレンズクリーニング方法 | |
| JPH0356934Y2 (ja) | ||
| JP2586814Y2 (ja) | 光ピックアップレンズクリーナ | |
| JP2562937Y2 (ja) | 光学ヘッド清掃用盤体の収納ケース | |
| JP3023302B2 (ja) | 光ピックアップ用のレンズクリーナ | |
| JPS61227217A (ja) | クリ−ニングフレキシブルデイスク | |
| JPS596513Y2 (ja) | レコ−ド針清掃用盤 | |
| JPS6082705U (ja) | レコ−ド盤用除電装置 | |
| US4155448A (en) | Record cleaner | |
| JP2506932Y2 (ja) | Ｃｄプレ―ヤ用レンズクリ―ナの収納ケ―ス | |
| JPH0296669U (ja) |