JPH0643834Y2 - 伸縮自在な表示具 - Google Patents

伸縮自在な表示具

Info

Publication number
JPH0643834Y2
JPH0643834Y2 JP1986108240U JP10824086U JPH0643834Y2 JP H0643834 Y2 JPH0643834 Y2 JP H0643834Y2 JP 1986108240 U JP1986108240 U JP 1986108240U JP 10824086 U JP10824086 U JP 10824086U JP H0643834 Y2 JPH0643834 Y2 JP H0643834Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer tube
display
base
support column
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986108240U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6314292U (ja
Inventor
正治 大岡
光春 森下
Original Assignee
オカジ株式会社
株式会社大野建設
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オカジ株式会社, 株式会社大野建設 filed Critical オカジ株式会社
Priority to JP1986108240U priority Critical patent/JPH0643834Y2/ja
Publication of JPS6314292U publication Critical patent/JPS6314292U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0643834Y2 publication Critical patent/JPH0643834Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、大会などで多数の人が会場に集合したとき、
夫々の集合する場所を指定したり或は目的の場所への案
内を示したりするのに使用される、移動できる伸縮自在
な表示具に関するものである。
(従来の技術) 従来、大会などで多数の人が会場に集合したとき、夫々
の集合する場所を指定したり或は目的の場所への案内を
示したりするのに使用される移動できる表示具として
は、一端に必要な事項を記載した円形状或は方形状の表
示板を、直接または固定金具を介して取着された適宜な
長さの棒状支持柱の他端に、表示板を上方にして立設で
きるよう適宜な重さ或は面積を有する基台を固着したも
のが使用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来使用されている表示具は、表示板に記載されたこと
を遠くからでも確認できるように、支持柱を長くして表
示板の位置を高くしているのが普通である。しかしなが
ら、表示具の背が高いのは、最初確認するときは役に立
つが、会場特に屋内会場で椅子に腰をかけて舞台などを
見ようとすると逆に非常に邪魔になるようになる。
又集会が終ったあとで表示具を片付けるさい、長さが長
いと取扱いが面倒であり、さらに収納して置く場所も多
くの空間を必要とするなどの欠点を有している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
ものであって、表示板を伸縮自在で適宜な高さに調整可
能な支持柱に取着して、使用目的に応じて支持柱の高さ
を調整し、また小さく分解可能にすることにより、上記
問題点を解決することを目的としている。
本考案は、外管に摺動自在に嵌挿された内管を、適宜な
高さで該外管に係止せしめられる、一端を前記外管の下
端附近に、他端を該内管の中間より上方付近に夫々係止
されると共に、前記内管の内壁に軽く圧接する程度の外
径を有する弾条からなる係止装置を内装された伸縮自在
な支持柱と;該支持柱の上端に、前記内管と所要の間隙
を置いて取着金具を介して着脱自在に吊設された適宜な
形状の表示板と;該表示板を吊設された前記支持柱の下
端に、前記支持柱を立設し得る安定性を有して、上面中
央に固着された固定軸を介して着脱自在に装着された基
台とからなることを特徴とする伸縮自在な表示具であ
る。
(作用) 表示具は、最初人々に周知せしめるときは支持柱を長く
延ばして表示板を高い位置にし、集会などが始まって邪
魔になるときは支持柱を適宜短くして表示板の位置を低
くするなど極めて機能的なので、使用上非常に重宝であ
る。
又表示具は、基台、支持柱及び表示板に必要に応じて分
解することができるので、使用後片付けるさい小さく且
つ軽くなり持運びが楽であり、そのうえ保管する場所も
少ない面積及び空間で間に合うことになる。又分解した
ものを使用のさい組立てることも極めて容易である。
(実施例) 本考案をその第1実施例を示す第1図〜第3図に基づい
て以下詳述する。1は鉄、アルミニウムなどの金属、合
成樹脂の何れかからなる適宜な長さと内径を有する外管
2と、外管2に摺動自在に密接嵌挿された、外管2と同
様な材料からなる適宜の長を有する内管3と、内管3の
内端3′に装着され、内管3を左右何れかの方向に回動
させることにより外管2の適宜な箇所で係止され、また
反対方向に戻して係止を解除せしめ得る合成樹脂からな
る係止装置4とで形成された伸縮自在な支持柱、5は両
管2、3の連接箇所に嵌着された、両管2、3と同様な
材料からなる、連接箇所を強化すると共に、副次的に外
管2の内部に塵埃の入るのを防ぐ連結具である。
係止装置4は第3図に示す如く、内管3の内端3′に嵌
合させ加締などで固着される基部6と、該基部6に連設
された、外管2の内径より僅小の外径を有する所定間隔
の内・外鍔部7、8で、楕円形状の係止軸9を挾持した
係止部10と、外管2の内径より僅大の外径を有して、内
部に係止軸9と同様な楕円形状の嵌合孔11、及び嵌合孔
11の長軸上で一方の薄肉部12に切欠部13を設けると共
に、外周にローレット14を刻設された、係止軸9に嵌着
される弾発性を有する係止環15とからなっている。
この係止装置4は、内管3を左右何れかの方向に回動さ
せると係止部10の係止軸9が一緒に回動し、一方係止環
15がその弾発性と外周に刻設されたローレット14で外管
2の内壁に係止されているので、係止軸9の長軸が係止
環15の厚肉部16に位置して係止環15を外管2の内壁に強
く圧接するため、内管3が外管2に係止されて摺動不能
にされ、また逆に内管2を回動させると係止軸9の長軸
が移動して係止環15の圧接を解くので、内管3が摺動自
在にさせる。
17は内管3の上端に着脱自在に嵌着された取着金具18
に、内管2と連結具5を間入できる間隔を置いて上端部
中央を取付板19を介して溶接などで固着されて吊設され
た、両管2、3と同様な材料からなる長方形状の表示
板、20は前記支持柱1及び表示板17を立設し得る所要の
面積及び重量を有して安定性を備えた、上面中央に固着
された固定軸21を介して着脱自在に外管2下端を保持し
た、円板形状の基台、22は支持柱1、表示板17及び基台
20で構成された表示具である。尚外管2と固定軸21、及
び内管3と取着金具18は、夫々ビス23などで固定されて
いる。
この表示具22の使用方法について次に説明する。先づ表
示板17に目的とする事項を記載し、内管3を外管2から
引き出して一番長くしたのち左右何れかに回動させて外
管2に係止させ、基台20を下にして支持柱1を立設して
使用される。又表示具22の高さが高くて邪魔になるよう
な状況になったときは、内管3を反対方向に回動させて
外管2との係止を解き、外管2の中に挿入して適当な長
さになったとき亦び外管2に係止せしめて使用される。
又表示具22を移動或は保管するときは、支持柱1をでき
るだけ短くするか、必要に応じて支持柱1、表示板17、
及び基台20を分解して行なう。
表示具22は、支持柱1が伸縮自在になっているので、使
用する状況に応じて表示板の高さを適宜に調整可能であ
り極めて機能的なため、使用にさいし非常に重宝であ
る。
又表示具22は、必要に応じて支持柱1、表示板17及び基
台20に分解できるので、移動のさい小さく且つ軽くなっ
て持運びが楽であり、そのうえ保管のときはその場所が
少ない面積及び空間で間に合うことになる。
又構造が簡単で特別な材料も使用していないので製作が
極めて容易である。
又分解したものを使用のさい組立てることも極めて容易
である。
本考案の第2実施例を示す第4図及び第5図について以
下詳述する。24は第1実施例の場合と同様な材料からな
る適宜な長さと内径を有する外管2と、外管2に摺動自
在に密接嵌挿された、外管2と同様な材料からなる適宜
な長を有する内管3と、外管2の下端2′に一端を固定
され、他端を内管3の中間より上方附近に固定されて外
管2及び内管3の内部に装着された、内管3の内壁に軽
く圧接する程度の外径を有し且つ所定の長さの弾条25′
からなる係止装置25とで形成された伸縮自在な支持柱で
ある。
この係止装置25は、内管3を左右何れかの方向に回動さ
せながら上に引くか或は下に押すと摺動して支持柱24を
伸縮させ、内管3を回動させないで上に引いても或は下
に押しても摺動せず支持柱24の長さを保持する。
26は前記支持柱24及び表示板17を立設し得る所要の面積
及び重量を有して安定性を備えた、上面中央に固着され
た円筒状の固定軸27を介して着脱自在に外管2の下端
2′を保持した、円板形状の基台、28は支持柱24、表示
板17及び基台26で構成された表示具である。尚説明され
ていない符号に対する名称及び機能は第1実施例の場合
と同様である。
この表示具28の使用方法は第1実施例の場合と同様であ
る。表示具28は表示具22に比較して安価にできる長所が
ある以外の作用効果は第1実施例の場合と同様である。
前記第1及び第2実施例において、支持柱1、24、及び
表示板17は、鉄、アルミニウムなどの金属、合成樹脂の
何れかの材料で造ったが、夫々単独でなく適宜組合せて
造っても良い。又表示板17及び基台20、26の形状は、そ
の目的を果すことができるならば図示された形状に限定
されるものではない。
又基台20,26は、上面中央に固定軸21,27を固着された円
板形状のものであるが、これらの代りに第6図に示す如
く、円板形状の基部29に、その周囲を移動できる適宜な
長さで3個以上(図面は3個)の保持脚30を装着した基
台31にしても良い。この場合、保持脚30を三方に配置す
ると基台31の設置面積が大きくなるので、支持柱1,24な
どを安定して立設させるのに基台31の重量を大きくする
必要がなくなり、さらに保管するときは保持脚30を集め
て基台31を小さくできるので便利である。図中32は基部
29の上面中央に固着された円筒状の固定軸、33は保持脚
30の内端に設けられた摺動片、34は基体本体35に補助部
材36を固着して、基部29裏面の外周に形成された摺動
部、37は摺動片33を嵌入させる摺動部34を形成する補助
部材36を、基部29に固定させるための装着口である。基
台31の使用方法は第2実施例の基台26と同様である。
(考案の効果) 本考案は上記の構成を有するので次の効果を奏する。
(1)表示板の高さを使用する状況に応じて適宜に調整
可能なので、使用上非常に重宝であり、使用範囲が極め
て広い。
(2)小さく且つ軽いものに分解できるので、移動のさ
い持運びが楽であり、そのうえ保管場所も少ない面積及
び空間で間にあうため、経費の節減に寄与する。
(3)構造が簡単で製作も容易なため安価で需要家に提
供できる。
(4)分解したものを使用のさい組立てることも極めて
容易なので、女、子供でも使用することができるため需
要範囲が拡大され、前記各項と相俟って販売増強に貢献
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の各実施例を示し、第1図〜第3図は第1
実施例で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
係止装置で(イ)が側面図、(ロ)がA-A断面図、第4
図及び第5図は第2実施例で、第4図は側面図、第5図
は一部切欠した縦断面図第6図は他の基板の実施例で、
(イ)は平面図、(ロ)はA-A断面図である。 1、24…支持柱、2…外管、3…内管、3′…内端、
4、25…係止装置、6…基部、7…内鍔部、8…外鍔
部、9…係止軸、10…係止部、11…嵌合孔、12…薄肉
部、13…切欠部、14…ローレット、15…係止環、16…厚
肉部、17…表示板、18…取着金具、20、26、31…基台、
21、27、32…固定軸、25′…弾条、29…基板、30…保持
脚、
フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭47−115321号(実開 昭49− 70888号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭55−118178号(実開 昭57− 41913号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外管に摺動自在に嵌挿された内管を、適宜
    な高さで該外管に係止せしめられる、一端を前記外管の
    下端附近に、他端を該内管の中間より上方附近に夫々係
    止されると共に、前記内管の内壁に軽く圧接する程度の
    外径を有する弾条からなる係止装置を内装された伸縮自
    在な支持柱と;該支柱柱の上端に、前記内管と所要間隙
    を置いて取付金具を介して着脱自在に吊設された適宜な
    形状の表示板と;該表示板を吊設された前記支持柱の下
    端に、前記支持柱を立設し得る安定性を有して、上面中
    央に固着された固定軸を介して着脱自在に装着された基
    台とからなることを特徴とする伸縮自在な表示具。
JP1986108240U 1986-07-15 1986-07-15 伸縮自在な表示具 Expired - Lifetime JPH0643834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986108240U JPH0643834Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 伸縮自在な表示具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986108240U JPH0643834Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 伸縮自在な表示具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6314292U JPS6314292U (ja) 1988-01-29
JPH0643834Y2 true JPH0643834Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=30985250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986108240U Expired - Lifetime JPH0643834Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15 伸縮自在な表示具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643834Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4970888U (ja) * 1972-10-03 1974-06-20
JPS6014803Y2 (ja) * 1980-08-22 1985-05-11 英夫 安岡 車両誘導用標示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6314292U (ja) 1988-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4288052A (en) Base for free standing merchandiser
US5125613A (en) Easel
US4171116A (en) Adjustable and collapsible easel
JPH0249722B2 (ja)
JPS61162913A (ja) 展示スタンド
US3309049A (en) Stand for projection screen
JPH0643834Y2 (ja) 伸縮自在な表示具
JPS6396580U (ja)
US4106852A (en) Projection screen support structure
US4852835A (en) Portable table having a single supporting leg to be anchored to the ground and a tiltable top panel
JP2000135120A (ja) 野外テーブル
JPS5822618Y2 (ja) 組立式陳列台
US4177739A (en) Vertically adjustable table
JP3033219U (ja) ピクニックテーブルの伸縮脚
JP3155574U (ja) 多目的伸縮スタンド
JP3410228B2 (ja) 展示スタンド
TWI387442B (zh) 折合桌
JP3080598U (ja) 卓上時計
JP3053361B2 (ja) 組み立て式テーブル
JPH0112825Y2 (ja)
JPS6132509Y2 (ja)
JP2538084Y2 (ja) 使い捨てカメラ用の支持装置
JPH0112824Y2 (ja)
JPH024627Y2 (ja)
JPS6125122Y2 (ja)