JP3410228B2 - 展示スタンド - Google Patents

展示スタンド

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JP3410228B2
JP3410228B2 JP21580194A JP21580194A JP3410228B2 JP 3410228 B2 JP3410228 B2 JP 3410228B2 JP 21580194 A JP21580194 A JP 21580194A JP 21580194 A JP21580194 A JP 21580194A JP 3410228 B2 JP3410228 B2 JP 3410228B2
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昭弘 鈴木
勝彦 吉田
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洋品店等でハンガーや
陳列用として用いられる展示スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】洋品店等において衣類の展示や小物の陳
列用に様々な什器が用いられる。なかでもスカートやワ
ンピース等のように長さが異なる商品を展示する場合
は、種種の異なるハンガースタンドを用意しなければな
らないという問題があった。そこで従来、既にその高さ
を変更できる展示スタンドは提示されている(特公平3
−47083号公報参照)。
【0003】しかしながら従来の発明品は、簡単な構成
で上記課題を実現しようとすると信頼性に欠ける、即
ち、衣類をかけるとハンガーが落下してしまう等の欠点
があり、逆に信頼性の高いものを提供しようとすると構
成が複雑となり高価なものとなる欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、上
記従来の問題点を解決することを課題とするものであ
り、展示スタンドのハンガー等の高さを変更する場合に
おいて、簡単な構成でもって信頼性の高い装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】更に、本発明は、延長支柱を上動させ、係
止片を回転させることだけでハンガー等の高さを調節す
ることができる展示スタンドを提供することを目的とし
ている。また、本発明は、延長支柱の上下の高さ調節操
作を一層円滑化する展示スタンドを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成し上記目的を実現するために、展示スタンドにおい
て、下部に支柱基部を有する垂直支柱に対して、ハンガ
ー等を支持する延長支柱を上下にスライドさせてその高
さを調節自在に構成させた展示スタンドにおいて、前記
垂直支柱を筒状に形成するとともに該筒状内に前記延長
支柱を挿入させるように構成し、前記垂直支柱の上端
で、互いに対向する位置に一対の切欠溝を形成し、該切
欠溝の外部に配置されたリング軸を中心に搖動する係止
片を、前記切欠溝を介して垂直支柱の筒状内に出入りさ
せ、もって延長支柱に上下方向に複数個穿設された係合
孔に前記係止片を選択的に係合させ、前記垂直支柱に対
してその位置を決めることにより延長支柱の高さを決定
するように構成されている。
【0006】また、本発明は上記手段において、前記垂
直支柱を断面方形の筒状に形成し、一方、前記延長支柱
は一組の対辺部を内部側に後退させた後退辺が形成され
て全体形状がH字型に構成されており、且つ、前記垂直
支柱の上端で前記後退辺に対応する辺部に前記切欠溝が
形成され、更に前記後退辺に前記係合孔が設けられて構
成されている。
【0007】更に、本発7は上記手段において、上記係
止片は、前記垂直支柱の筒状内に位置する状態におい
て、一側上方にはリング軸に軸支される軸受孔が穿設さ
れ、他側上方には延長支柱の前記係合孔の上辺に係合す
る凹部が形成され、更に、前記軸受孔の下部には、前記
垂直支柱の内面に接当する位置決め辺部が形成され、且
つ、該位置決め辺部の下端から前記凹部近傍にかけて、
連続する摺接曲面が形成されている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明に係る展示スタンドは、
垂直支柱に対して延長支柱を希望する高さに配置し、対
向する二つの係止片を軸を中心に回転させ、係止片の先
端部を延長支柱の係合孔に挿入させ、係止片の凹部に前
記係合孔の上辺部を接当させることにより、且つ係止片
後部の位置決め辺部を垂直支柱の内壁に接当させること
により延長支柱を支持させる。
【0009】逆に、垂直支柱に対して延長支柱を上方に
持ち上げることにより係止片は垂直支柱の外方に回転
し、両支柱の係止関係は解除される。そこで改めて延長
支柱の高さを再設定するか、または別の種類の延長支柱
を垂直支柱に装着し、展示の用に提供する。
【0010】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、垂直支柱に対して
延長支柱を挿入する場合、両者の位置関係が明確である
から便利であり、且つ、延長支柱は外力に対して曲がり
難い。更に垂直支柱側部に形成されているブラケットの
爪孔にブラケット爪部が挿入された場合、このブラケッ
トの爪部は後退辺の形成により垂直支柱の内部において
延長支柱に接当せず、邪魔されない。
【0011】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、単
に係止片の回転だけで延長支柱の上下位置を調節させ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の実施例の陳列棚を有する展示
スタンドを示しており、図2は、本発明の実施例のハン
ガーを有する展示スタンドを示している。図3は、図1
に示された展示スタンドの下半分、即ち、支柱基部1に
支持され陳列棚9を有する垂直支柱2を利用し、該下半
分の部分に別途ハンガー3を有する延長支柱4を装着し
たものである。
【0013】また、図4は、図2に示した展示スタンド
の垂直支柱2を用い、この上方に図3で用いたハンガー
3を有する延長支柱4を装着したものである。本発明の
ポイントはこれらの展示スタンドの下半分を構成する垂
直支柱2に対して、上半分を構成する延長支柱4の装着
・分離の構成にあり、この構成を図5〜図10の図面を
参照しつつ説明する。
【0014】図5(A)は支柱基部1上に立設された垂
直支柱2を示しており、支柱基部1の下部には移動用車
輪10、10が取り付けられている。前記垂直支柱2は
左右に2本一組として設けられ、それらの垂直支柱2
a、2b(総称して符号2で代表させる。)の下部には
連結下杆11が配置されている。
【0015】上記垂直支柱2は、断面長方形の筒状に形
成され、その最上端辺には図5及び図6に示すように方
形状の切欠溝5を形成する。該切欠溝5は図6に詳細に
示すように互いに対向する短辺に形成される。また、該
短辺には、ブラケット用の爪孔2c,・・が上下に形成
されている。
【0016】一方、上記垂直支柱2の上部に装着される
延長支柱4は、図5(B)に示されるように左右一対で
対向して形成され、両者は連結上杆12により連結され
ており、この連結上杆12にハンガーが取り付けられ
る。前記2本の延長支柱4a、4bは図8に示されるよ
うに全体として前記垂直支柱2の内面にピッタリ挿入さ
れるように外形がH字形状に形成され、両側の短辺4
c、4c(総称して符号4で代表させる。)は断面U字
型に形成され、後退辺が形成されている。
【0017】また、この後退辺4には図7に示させるよ
うに上下方向に一定間隔で長方形状の係合孔8が穿設さ
れており、これらの係合孔8が後述の係止片7とともに
垂直支柱2に対する延長支柱4の高さ位置を決定する。
【0018】図6は、本発明の実施例における最も重要
な構成要素である係合部分を示しており、該図6のよう
に一つの長方形状の断面円形のリング軸6と、該リング
軸6の両短辺に軸着される二つの係止片7、7とで構成
されている。
【0019】前記リング軸6は、前記垂直支柱2の上端
近傍にその外周面に鉢巻き状に配置され、溶接されて固
定される。一方、係止片7は、図10に示されるように
全体として略三角形状に形成されており、前記垂直支柱
2の筒状内に位置する状態、即ち図10に示す状態にお
いて、一側上方にはリング軸6に軸支される軸受孔7a
が穿設され、他側上方には前記延長支柱4の前記係合孔
8の上辺に係合する凹部7bが形成され、さらに、前記
軸受孔7aの下部には、前記垂直支柱2の内面に接当す
る位置決め辺部7cが形成されている。
【0020】また、上記位置決め辺部7cの下端から前
記凹部7b近傍にかけて、連続する摺接曲面7dが形成
されている。この摺接曲面7dの下部の水平角は、図7
に示す状態において、32°位が望ましく、また該摺接
曲面7dの上部の曲率半径は、8,8mm(係止片7の
最長幅22,1mm、最長高さ17,0mmの場合)程
度とすることが円滑に回転させるに当たって望ましい。
【0021】上記構成において、垂直支柱2に対し延長
支柱4を係止するには、延長支柱4の下端を垂直支柱2
の筒状部に挿入し、適宜の高さにおいて作業者が係止片
7を筒状内に回転させ(図8における矢印a方向)、係
止片7の先端を延長支柱4の切欠溝5に挿入させ、且つ
延長支柱4の下方への押し下げにより係止片7を更に矢
印a方向に回転させる。
【0022】そして係止片7の位置決め辺部7cが垂直
支柱2の内壁に接当することにより、凹部7bに対して
切欠溝5の上辺を支持させ、延長支柱4を一定高さに保
持させる。この操作は、垂直支柱2a及び2bの両側で
同時に行うことが望ましい。
【0023】次に、延長支柱4の高さを変更したいと
き、或いは、別の延長支柱4を交換して用いたいときに
は、延長支柱4を持ち上げると、前記切欠溝5の下辺P
が図8に示すように係止片7の摺接曲面7dを下方から
押し上げ(図7は、この押し上げの直前の状態を示して
いる。)、以て係止片7を図7の矢印b方向に回転さ
せ、延長支柱4を上方へ抜き出す操作に伴って、係止片
7を垂直支柱2の筒状部外に回転・移動させる。そし
て、改めて延長支柱4を垂直支柱2に対して高さ設定す
る場合は、上記操作を繰り返せばよい。
【0024】なお、垂直支柱及び延長支柱は、必ずしも
方形状である必要はなく、例えば、それらの基本形状を
円形としてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、簡単な
構成と操作により展示スタンドの高さを調節自在にする
ことが可能である。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、垂直支柱に延長支柱を挿
入し易く、該延長支柱は素材の量の割りには軽くて丈夫
である。またブラケット用の爪部が垂直支柱の爪孔から
挿入されても後退辺の形成により延長支柱が邪魔になら
ず、使用勝手がよい。
【0027】更に、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、作業
者が簡単な操作により係止片を回転させることにより延
長支柱の上下動・支持固定の操作を実現することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した陳列棚スタンドを示す
斜視図。
【図2】本発明の実施例を示したハンガースタンドを示
す斜視図。
【図3】本発明の実施例の変形例を示したハンガースタ
ンドを示す斜視図。
【図4】本発明の実施例の変形例を示した陳列棚兼用ハ
ンガースタンドを示す斜視図。
【図5】本発明の実施例を示す分解斜視図。
【図6】図5のA部の詳細斜視図。
【図7】本発明の実施例を示す要部側断面図。
【図8】図7A−A断面の断面図
【図9】図7のB矢視の側面図。
【図10】本発明に用いる係止片の側面図。
【符号の説明】
1・・・支柱基部 2,2a,2b・・・垂直支柱 2c・・爪孔 3・・・ハンガー 4,4a,4b・・・延長支柱 4c・・・短辺(後退辺) 5・・・切欠溝 6・・・リング軸 7・・・係止片 7a・・軸受孔 7b・・凹部 7c・・位置決め辺部 7d・・摺接曲面 8・・・係合孔 9・・・陳列棚 10・・移動用車輪 11・・連結下杆 12・・連結上杆 P・・・係合孔8の下辺
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 7/24 A47F 5/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に支柱基部を有する垂直支柱に対し
    て、ハンガー等を支持する延長支柱を上下にスライドさ
    せてその高さを調節自在に構成させた展示スタンドにお
    いて、前記垂直支柱を筒状に形成するとともに該筒状内
    に前記延長支柱を挿入させるように構成し、前記垂直支
    柱の上端で、互いに対向する位置に一対の切欠溝を形成
    し、該切欠溝の外部に配置されたリング軸を中心に搖動
    する係止片を、前記切欠溝を介して垂直支柱の筒状内に
    出入りさせ、もって延長支柱に上下方向に複数個穿設さ
    れた係合孔に前記係止片を選択的に係合させ、前記垂直
    支柱に対してその位置を決めることにより延長支柱の高
    さを決定するようにしたことを特徴とする展示スタン
    ド。
  2. 【請求項2】前記垂直支柱を断面方形の筒状に形成し、
    一方、前記延長支柱は一組の対辺を内部側に後退させた
    後退辺が形成されて全体形状がH字型に構成されてお
    り、且つ、前記垂直支柱には、その上端で前記後退辺に
    対応する辺部に前記切欠溝が形成され、更に前記後退辺
    に前記係合孔が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の展示スタンド。
  3. 【請求項3】上記係止片は、前記垂直支柱の筒状内に位
    置する状態において、一側上方にはリング軸に軸支され
    る軸受孔が穿設され、他側上方には延長支柱の前記係合
    孔の上辺に係合する凹部が形成され、更に、前記軸受孔
    の下部には、前記垂直支柱の内面に接当する位置決め辺
    部が形成され、且つ、該位置決め辺部の下端から前記凹
    部近傍にかけて、連続する摺接曲面が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の展示スタ
    ンド。
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