JPH0643740Y2 - ディジタルマルチメータ - Google Patents

ディジタルマルチメータ

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Publication number
JPH0643740Y2
JPH0643740Y2 JP1986026780U JP2678086U JPH0643740Y2 JP H0643740 Y2 JPH0643740 Y2 JP H0643740Y2 JP 1986026780 U JP1986026780 U JP 1986026780U JP 2678086 U JP2678086 U JP 2678086U JP H0643740 Y2 JPH0643740 Y2 JP H0643740Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
digital multimeter
rotary switch
switching
peripheral end
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986026780U
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English (en)
Other versions
JPS62140462U (ja
Inventor
孝男 池田
浩一 大野
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ディジタルマルチメータに関するものであ
る。
従来の技術 ディジタルマルチメータは一般的に第4図に示すような
ものであることが知られている。即ち、ディジタルマル
チメータは外装ケース(製品ケース)100上に、抵抗、
電流、電圧等の測定対象あるいは測定レンジを切り換え
るためのロータリー状のスイッチを回転させるためのつ
まみ102が設けられ、液晶、LED等の表示部101で表示す
るようになっている。
従来、かかるディジタルマルチメータは測定用等に使用
する回路を集積化した半導体を使用するなどして、小型
化、薄型化を図っている。ここに、電圧、電流あるいは
測定レンジを変更して計測を行う必要があるので、ディ
ジタルマルチメータにおいては、ロータリースイッチが
不可欠である。このロータリースイッチの実装のため
に、ディジタルマルチメータの小型化、特にその薄型化
に限界がある。
例えば、実開昭57−182175号公報には、ロータリースイ
ッチが取付けられたマルチメータが開示されている。こ
こに開示されているロータリースイッチにおいては、こ
の広報の第3図から分かるように、回転軸に対して、基
部とロータとがケース厚さ方向において一定の間隔で取
付けられ、基部の裏面側に、ロータリースイッチの複数
の回転角度位置を規定するための板バネが取付けられた
構造となっている。このようなロータリースイッチは、
その高さ(ケース厚さ方向の寸法)が大きいので、内蔵
の回路の小型、集積化を図ったとしても、このロータリ
ースイッチの大きさによって、ケースの厚さが規定され
てしまうので、マルチメータの薄型化が困難である。
考案が解決しようとする課題 本考案はかかる従来の不具合を克服し、ロータリースイ
ッチを使用しながら、ディジタルマルチメータの小型
化、特に薄型化を達成し、これによって、携帯性に優れ
たディジタルマルチメータを実現することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 上記の目的を解決するために、本考案のディジタルマル
チメータにおいては、次のようにロータリースイッチお
よび、これが取り付けられるディジタルマルチメータの
外装ケースの部分を構成するすることにより、ロータリ
ースイッチの外装ケース厚さ方向の寸法を短くして、こ
れが取り付けられたディジタルマルチメータの小型、薄
型化を達成している。
すなわち、本考案のディジタルマルチメータは、 ロータリースイッチを有するディジタルマルチメータに
おいて、 前記ロータリースイッチは、 ディジタルマルチメータの外装ケースの厚さ方向に延び
る主軸と、 該主軸に一体形成されているとともに裏面に回路切り換
え用のブラシが取り付けられているロータとを有し、 前記ロータは、その外周端面がディジタルマルチメータ
の外装ケースに開けた開口の内周端面に対峙する状態に
配置されており、 前記ロータの外周端面の少なくとも一部分には、前記ロ
ータリースイッチの複数の回転角度位置を規定する切替
節度機構を構成するための弾性状の突起が形成され、 前記ロータの外周端面に対峙している前記外装ケースの
内周端面には、前記弾性状の突起に嵌合可能な前記切替
節度機構を構成するための凹凸部分が形成されており、 前記弾性状の突起は、前記凹凸部分に対して、前記ロー
タリースイッチを回転させることにより弾性変形して嵌
合および離脱が可能な弾性性状を備えていることを特徴
とする。
実施例 第1図および第2図を参照して、本考案の実施例である
ディジタルマルチメータを説明する。
第1図は、本例のディジタルマルチメータを、ロータリ
ースイッチ1の実装部分を中心に示す部分断面図であ
る。この図において、6は外装ケースである。5はディ
ジタルマルチメータ測定用等に必要な半導体集積回路、
抵抗、コンデンサ等が搭載された回路基板である。
ロータリースイッチ1は、ディジタルマルチメータの外
装ケース6の厚さ方向に延びる主軸3と、これに一体成
形された円盤状のロータ2から構成されている。主軸3
の元端は、回転可能な状態で回路基板5によって支持さ
れている。ロータ2は、外装ケース6に開けた開口に位
置しており、したがって、その外周端面が丁度、外装ケ
ース6の開口の内周端面に接している。このロータ2の
裏面には回路切替え用のブラシ4が取り付けられてい
る。ロータ2の表面、すなわち、外装ケース6の開口か
ら露出している面には、ロータ2を回転させるためのつ
まみ102あるいはへこみ等の手動で操作するための何ら
かの操作部が形成される。
ここに、ロータ2の外周端面と、外装ケース6の開口内
周端面とによって、ロータリースイッチ1の複数の回転
角度位置を規定するための切替節度機構が構成されてい
る。
第2図を参照して、この切替節度機構の構成を説明す
る。この図に示すように、ロータ2の外周端面には、先
端が円形の一対の突起から構成される切替節度部11が形
成されている。このロータ2の側の切替節度部11に対応
して、外装ケース6の開口の内周端面には、この切替節
度部11と嵌合する凹凸状のケースミゾ12が設けられてい
る。ここに、切替節度部11とは、ロータ2を回転させた
際、特定の測定対象、特定レンジ等に対応させるよう
に、ロータ2に設けられた切替用の節形成部をいう。
ロータ3を回転すると、ロータ2は、その切替節度部11
が次々とケースミゾ12に嵌合するので、最終的に特定位
置のケースミゾ12に嵌合した位置で回転を停めると、そ
の位置に留まる。すなわち、第1図および第2図から分
かるように、ロータを回転させている間は、ロータ2の
回転節度部11を構成している一対の突起が幾分かのバネ
性(弾性)をもって変形して1つのケースミゾ12から次
のケースミゾ12に嵌合し、特定位置で回転を止めると、
その位置で外側に復帰する弾性復帰力によりケースミゾ
12の凹凸部に嵌合する。ロータ2の回転に伴って、その
裏面に取り付けたブラシ4は、ブラシ4の回転に対応し
た回路パターンを設けた回路基板5の特定の接点と接触
し、所定の測定対象、測定レンジ等を選択する回路接続
を行う。
このように、本例のロータリースイッチ1においては、
そのロータ2の外周端面と、外装ケース6の開口内周面
とに、ロータリースイッチ1の複数の回転角度位置を規
定するための切替節度機構を構成してある。したがっ
て、ロータリースイッチ1を、主軸3と、これに一体成
形した一枚のロータ2から構成できる。よって、外装ケ
ースの厚さ方向において、ロータ、節度切替え機構を配
置する場合に比べて、ロータリースイッチ1の厚さ方向
の寸法、すなわち、第1図に示す高さhを小さくするこ
とができる。よって、この構造のロータリースイッチ1
を取り付けたディジタルマルチメータ自体を薄型化する
ことができる。
なお、第3図(a)、(b)、(c)はディジタルマル
チメータの回路基板5の部分の実装について説明した例
である。ディジタルマルチメータでは抵抗素子61や、測
定用の回路を集積化した半導体回路素子62や、コンデン
サ63等の電子回路部品を使用することが多い。このよう
な電子回路部品を使用する場合、回路基板5に穴や切り
欠き部を設けて、ここに電子回路部品を埋め込むように
実装すると、更にディジタルマルチメータ全体を薄型化
できる。
考案の効果 以上述べたように、本考案のディジタルマルチメータに
よれば、そのロータリースイッチのロータを外装ケース
開口に配置し、ロータ外周端面と外装ケース開口内周端
面によって切替節度機構を形成している。このように、
回路切り換え用ブラシが取付けられたロータ自体に切替
節度用の機能を持たせてあるので、切替節度機構を構成
する別部材を取り付ける必要がなく、そのためにロータ
リースイッチの高さ寸法が大きくなることがない。よっ
て、ロータリースイッチの高さを小さくできるので、ロ
ータリースイッチを使用しながらも小型化、特に薄型化
でき、携帯にも優れた構造のディジタルマルチメータを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例であるディジタルマルチメー
タの構造を示す部分断面図である。 第2図は、第1図に示したディジタルマルチメータの切
替節度機構の部分を示す説明図である。 第3図(a)、(b)、(c)は本考案のディジタルマ
ルチメータの他の実施例を示す説明図である。 第4図は、ディジタルマルチメータの概要説明図であ
る。 1……ロータリースイッチ 2……ロータ 3……主軸 4……ブラシ 5……回路基板 6……外装ケース 11……切替節度部 12……ケースミゾ 100……外装ケース 101……表示部 102……つまみ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実願 昭56−69860号(実開 昭57− 182175号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータリースイッチを有するディジタルマ
    ルチメータにおいて、 前記ロータリースイッチは、 ディジタルマルチメータの外装ケースの厚さ方向に延び
    る主軸と、 該主軸に一体形成されているとともに裏面に回路切り換
    え用のブラシが取り付けられているロータとを有し、 前記ロータは、その外周端面がディジタルマルチメータ
    の外装ケースに開けた開口の内周端面に対峙する状態に
    配置されており、 前記ロータの外周端面の少なくとも一部分には、前記ロ
    ータリースイッチの複数の回転角度位置を規定する切替
    節度機構を構成するための弾性状の突起が形成され、 前記ロータの外周端面に対峙している前記外装ケースの
    内周端面には、前記弾性状の突起に嵌合可能な前記切替
    節度機構を構成するための凹凸部分が形成されており、 前記弾性状の突起は、前記凹凸部分に対して、前記ロー
    タリースイッチを回転させることにより弾性変形して嵌
    合および離脱が可能な弾性性状を備えていることを特徴
    とするディジタルマルチメータ。
JP1986026780U 1986-02-26 1986-02-26 ディジタルマルチメータ Expired - Lifetime JPH0643740Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986026780U JPH0643740Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26 ディジタルマルチメータ

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JP1986026780U JPH0643740Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26 ディジタルマルチメータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62140462U JPS62140462U (ja) 1987-09-04
JPH0643740Y2 true JPH0643740Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=33446626

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986026780U Expired - Lifetime JPH0643740Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26 ディジタルマルチメータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57182175U (ja) * 1981-05-14 1982-11-18

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Publication number Publication date
JPS62140462U (ja) 1987-09-04

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