JP2516091Y2 - 外部調整用ボリウム構造及び電気機器 - Google Patents

外部調整用ボリウム構造及び電気機器

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JP2516091Y2
JP2516091Y2 JP1990021533U JP2153390U JP2516091Y2 JP 2516091 Y2 JP2516091 Y2 JP 2516091Y2 JP 1990021533 U JP1990021533 U JP 1990021533U JP 2153390 U JP2153390 U JP 2153390U JP 2516091 Y2 JP2516091 Y2 JP 2516091Y2
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匡 千賀
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、各種電子機器、例えば光電スイッチ、超
音波近接スイッチ等の検出装置の外部調整用ボリウム構
造及び電気機器に関する。
(ロ)従来の技術 従来、光電スイッチや超音波近接スイッチ等の検出装
置の外部調整用ボリウムには、第2図に示すような構造
が採用されている。12は、ケースであり、その内面に沿
って回路基板13、13、14が配置されている。回路基板14
の外面14aには表面調整型可変抵抗器VRが実装されてい
る。
一方、ケース12には、開口部12aが開設され、その内
にシャフト15が回転可能に支持されている。このシャフ
ト15は、ケース12外方に臨んでおり、ドライバ等で外部
より回転させることができる。シャフト15には、爪15a
が設けられており、前記表面調整型可変抵抗器VRの回転
部(図示せず)に嵌合し、可変抵抗器VRの回転部とシャ
フト15とが一体となって回転する。
さらに、外部調整用ボリウムに微調整が必要な場合に
は、いわゆる多回転ボリウムとされる。第3図は、その
構造を示しており、ケース開口部12aにシャフト15が設
けられる点は第2図の場合と同様であるが、その回転
は、爪18aを有する回転位置表示板18を介して、可変抵
抗器VRに伝達される。爪18aは、もちろん可変抵抗器VR
の回転部に嵌合しており、シャフト15の回転は、シャフ
ト15内端に設けられる歯車15bが、回転位置表示板18の
内歯車部18bに歯合することにより、回転位置表示板18
に伝達される。可変抵抗器VRは、回転位置表示板18を安
定させるため、ホルダ19を介して回路基板14に実装され
る。
なお、第2図及び第3図において、シャフト15には、
Oリング16が装着されており、防水、防塵が図られてい
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 上記従来の外部調整用ボリウム構造は、以下に列記す
る問題点を有している。
回路基板14の外面14a側に、可変抵抗器VRが突出する
ため、ケース12の外形が大きくなる。
可変抵抗器VRの金属部分がケース12外側近くまでくる
ため、静電気がこの金属部分に飛ぶ可能性が高い。その
ため、耐静電気用の部品、例えばツェナダイオード等を
追加する必要がある。
また、同時に外部から侵入するノイズを除去するため
に、可変抵抗器VR及びそのリードをシールドする必要が
ある。
爪15a、18aが短く余裕がないため、組立時に、シャフ
ト15と可変抵抗器VRまたは回転位置表示板18と可変抵抗
器VRとの間に位置ずれがあると、爪15a、18aに強い曲げ
が加わり破損する問題点があった。
多回転ボリウムの場合には、ホルダが必要であり、部
品点数が多くなる。
この考案は、上記に鑑みなされたものであり、電子機
器の小型化、耐静電気性と耐ノイズ性の向上、爪の破損
防止及び部品点数削減を可能とする外部調整用ボリウム
構造及び電気機器の提供を目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、この考案の外部調整用ボリ
ウム構造は、電子機器ケース内面に沿って位置する基板
に可変抵抗器を実装し、この可変抵抗器の回転部に嵌合
する爪部および前記ケースに回転可能に支持されてこの
ケースの外方に臨むシャフト部を有する操作手段によ
り、前記可変抵抗器が調整されるものにおいて、前記可
変抵抗器は裏面調整型とされて、前記基板の内面側に位
置されると共に、この可変抵抗器のリード脚が基板の内
面側に実装され、前記操作手段は、前記基板に開設され
た挿通孔を挿通して、この裏面調整型可変抵抗器の回転
部に爪部が嵌合し、この可変抵抗器に対応する前記基板
の外面側の位置にシールド用パターンが配されているこ
とを特徴とする。
又、この考案の電気機器は、外部調整用ボリウム構造
を備えるものにおいて、前記外部調整用ボリウム構造
は、電気機器ケース内面に沿って位置する基板の内面側
に裏面調整型可変抵抗器及びこの可変抵抗器のリード脚
が実装され、この可変抵抗器は、この可変抵抗器の回転
部に嵌合する爪部および前記ケースに回転可能に支持さ
れてケースの外方に臨むシャフト部を有する操作手段に
より回転され、前記可変抵抗器に対応する前記基板の外
面側の位置にシールド用パターンが配されてなることを
特徴とする。
(ホ)作用 この考案の外部調整用ボリウム構造及び電気機器で
は、可変抵抗器及びそのリード脚が基板の内面側にある
ため、基板外面側の突出が少なくなり、電子機器の小型
化を図ることができると共に、耐静電気性、耐ノイズ性
を向上させることができる。
また、操作手段が基板挿通孔を挿通するため、それだ
け操作手段が長くなり、操作手段の爪部に余裕を持たせ
ることができ、組立時の位置ずれがあっても破損し難く
なる。
さらに、多回転ボリウムの場合は、操作手段の爪部を
回転位置表示板と兼用することで、回転位置表示板を安
定させるためのホルダが不要となる。
(ヘ)実施例 この考案の一実施例を第1図に基づいて以下に説明す
る。
2は、電子機器のケースを示しており、このケース2
には、ケース2の一部を構成するカバー3が取り付けら
れている。このカバー3内面に沿って、回路基板4が取
り付けられる。
カバー3には、2つの開口部3a1、3a2が開設されてお
り、それぞれシャフト(操作手段のシャフト部)51、52
が挿入されている。シャフト51、52の頂部5a、5aは外部
に露出している。そして、シャフト51、52のフランジ部
5b、5bが、それぞれ開口部3a1、3a2の段部3b、3bに当接
することにより、シャフト51、52がケース2外方(第1
図紙面上方)に脱落するのが防止される。
また、シャフト51、52外周面には、溝5c、5cが形成さ
れ、Oリング6、6が装着される。これらOリング6、
6は、それぞれ開口部3a1、3a2内面に密着し、防水、防
塵を図っている。
シャフト51の内端部5d1には、爪部材(操作手段の爪
部)7がシャフト51と一体となって回転するよう連結さ
れている。爪部材7は、回路基板4の挿通孔4a1を挿通
している。回路基板4の内面4bには、裏面調整型の可変
抵抗器VR1及びこの可変抵抗器VR1のリード脚101が実装
されており、爪部材7の爪7aが、この可変抵抗器VR1
回転部(図示せず)に嵌合し、可変抵抗器VR1の回転部
を、爪部材7及びシャフト51と一体に回転させることが
可能となる。なお、シャフトと爪部材を一体に成形して
もよく、適宜設計変更可能である。
一方、シャフト52の内端部5d2は、歯車とされ、操作
手段の爪部を兼用する回転位置表示板8の内歯車部8cと
歯合している。回転位置表示板8の軸部8bは、やはり回
路基板4の挿通孔4a2を挿通している。軸部8bの爪8a
は、回路基板内面4bに実装されている裏面調整型可変抵
抗器VR2の回転部に嵌合し、可変抵抗器VR2のリード脚10
2も回路基板内面4bに実装されている。従って、可変抵
抗器VR2の回転部は、回転位置表示板8と一体に回転
し、シャフト52の回転は減速されて可変抵抗器VR2回転
部に伝えられる、多回転ボリウムの構成となっている。
なお、回転位置表示板8が外部から目視できるようカバ
ーを透明な樹脂で構成している。
回路基板4の外面4cには、発光ダイオード素子9が搭
載され、動作表示灯とされる。
実施例外部調整用ボリウム構造では、可変抵抗器
VR1、VR2及びそのリード脚101、102が回転基板内面4bに
実装されているため、回路基板外面側4cに突出すること
はなく、ケース2を小型化することができる。また、耐
静電気性、耐ノイズ性も向上する。回路基板外面側4c
の、可変抵抗器VR1、VR2に対応する位置にシールド用パ
ターンとしての基準電位パターン(図示せず)を配して
おけば、これがシールドの機能を果たし、さらに耐静電
気性、耐ノイズ性を向上させることができる。
爪部材7及び回転位置表示板軸部8bは、回路基板挿通
孔4a1、4a2を挿通するため長くなり、その分余裕が大き
くなる。従って、組立時に位置ずれがあったとしても、
爪7a、8aの破損が防止される。
また、回転位置表示板8は、回路基板4に支えられて
安定するため、従来のようなホルダが不要となり、部品
点数が削減される。
(ト)考案の効果 以上説明したように、この考案の外部調整用ボリウム
構造及び電気機器では、可変抵抗器が裏面調整型であ
り、この可変抵抗器及びそのリード脚が基板の内面側に
実装され、爪部とシャフト部を有する操作手段が基板に
開設された挿通孔を挿通し、爪部が裏面調整型可変抵抗
器の回転部に嵌合するので、電子機器の小型化、耐静電
気性、耐ノイズ性の向上を図ることができる。しかし、
組立時の位置ずれによる爪部の破損を防止できる。
又、可変抵抗器に対応する基板の外面側の位置にシー
ルド用パターンが配されているため、耐静電気性、耐ノ
イズ性をより一層向上させることができる。
更に、多回転ボリウムの場合は、操作手段の爪部を例
えば回転位置表示板と兼用することで、従来のようなホ
ルダが不要となり、部品点数が削減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係る外部調整用ボリウ
ム構造の断面図、第2図は、従来の外部調整用ボリウム
構造の断面図、第3図は、従来の多回転外部調整用ボリ
ウム構造の断面図である。 2:ケース、3:カバー、4:回路基板、4a1・4a2:挿通孔、
51・52:シャフト、7:爪部材、7a・8a:爪、8:回転位置
表示板、VR1・VR2:可変抵抗器。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器ケース内面に沿って位置する基板
    に可変抵抗器を実装し、この可変抵抗器の回転部に嵌合
    する爪部および前記ケースに回転可能に支持されてこの
    ケースの外方に臨むシャフト部を有する操作手段によ
    り、前記可変抵抗器が調整される外部調整用ボリウム構
    造において、 前記可変抵抗器は裏面調整型とされて、前記基板の内面
    側に位置されると共に、この可変抵抗器のリード脚が基
    板の内面側に実装され、前記操作手段は、前記基板に開
    設された挿通孔を挿通して、この裏面調整型可変抵抗器
    の回転部に爪部が嵌合し、この可変抵抗器に対応する前
    記基板の外面側の位置にシールド用パターンが配されて
    いることを特徴とする外部調整用ボリウム構造。
  2. 【請求項2】外部調整用ボリウム構造を備える電気機器
    において、 前記外部調整用ボリウム構造は、電気機器ケース内面に
    沿って位置する基板の内面側に裏面調整型可変抵抗器及
    びこの可変抵抗器のリード脚が実装され、この可変抵抗
    器は、この可変抵抗器の回転部に嵌合する爪部および前
    記ケースに回転可能に支持されてケースの外方に臨むシ
    ャフト部を有する操作手段により回転され、前記可変抵
    抗器に対応する前記基板の外面側の位置にシールド用パ
    ターンが配されてなることを特徴とする電気機器。
JP1990021533U 1990-03-02 1990-03-02 外部調整用ボリウム構造及び電気機器 Expired - Lifetime JP2516091Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5415135Y2 (ja) * 1973-10-01 1979-06-20
JPS58131658U (ja) * 1982-02-26 1983-09-05 ソニー株式会社 回路装置

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