JPH064370Y2 - 学習用時計 - Google Patents

学習用時計

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JPH064370Y2
JPH064370Y2 JP1987162619U JP16261987U JPH064370Y2 JP H064370 Y2 JPH064370 Y2 JP H064370Y2 JP 1987162619 U JP1987162619 U JP 1987162619U JP 16261987 U JP16261987 U JP 16261987U JP H064370 Y2 JPH064370 Y2 JP H064370Y2
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俊彦 堀
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は小学校低学年の児童等が時計の学習を行なうと
ともに、数の計算等を学習するために用いる学習用時計
に関するものである。
(従来の技術) 例えば小学校低学年の児童が時間を学習するための時
計、又簡単なたし算・引き算、掛け算等を学習する教材
としてルーレット式の数え具が、個々別々には提案され
実用に供されているものもある。然しながら、時間の学
習と数の学習の双方を行ない得る教材について未だその
例がない。更に従来のルーレット式数え具例えば実開昭
57−68265号においては、鉄等の磁性材料からな
る板の上に、環状に数字が表示された数え盤を置き、さ
らにこの数え盤の中心部に対し磁石を備えた駒を配置し
て、前記板への磁石の吸着によって数え盤を固定してい
る。そして、前記磁石上には釘状のピンを立てるととも
に、同ピンに棒状の回転体を回転可能に取付けている。
また、実公昭60−6858号公報には、前記ピンにか
えて略球状の磁性体を、その一部が回転体から外方へ露
出するように、同回転体に組込んだルーレット式数え具
が開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記のような構成のルーレット式数え具は回
転体が数え盤上の数字を確実に指すように、駒を数え盤
の中心位置に配置することが必要であるが、前記したい
ずれのルーレット式数え具においても、数え盤上には駒
の絵が印刷されているだけなので、児童が駒を正確に絵
の上に置いて数え盤の中心に配置することは困難である
という問題がある。
さらに、前記両ルーレット式数え具は、磁石の吸着力を
利用して板に数え盤及び駒を固定しているので、板を鉄
等の磁性材料で、また駒の少なくとも一部を磁石でそれ
ぞれ形成しなければならず、それらの分だけ製造コスト
が高くなるという問題がある。特に、後者のルーレット
式数え具では磁石を駒内に組み込むという構成をとって
いるので、その組み込み工程分だけ製造に手間がかかり
数え具の製造コストが高くなってしまうという問題もあ
った。
本考案は、前記従来のルーレット式数え具の問題点を除
き、安価なルーレット式数え具を提供するとともに時間
の学習と数の学習の双方を行ない得る学習用時計を得ん
とするものである。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 以上に鑑み本考案では、数字、図形、絵等により数を示
すための表示が円環状に記載された数え盤を、時刻を表
示する表示が円環状に表示され、更にこの表示を指示す
る長針と短針とが回転可能に取付けられた基材に着脱可
能に取着するとともに、前記数え盤の中心を中心として
回転し前記表示の内一対の表示を指示する回転体を、着
脱可能に前記基材に取付けた構成を採用した。
(作用) 時間の学習は従来と同様に行なう、そして数の学習を行
なう場合には基材に数え盤と回転体を装着し、そして、
この状態で前記回転体に力を加えてルーレットの如く自
由回転させ、同回転体が任意の位置に停止するとその両
端が数え盤上の一対の表示を指す。そのため、回転体が
停止した箇所で回転体両端が指す一対の表示を読み取
り、両表示をたしたり、引いたり、掛けたりすることが
可能である。
(実施例) 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜5図に基づ
いて説明する。
第1,2図に示すように、基台1と、その上部に一体に
設けられた表示体3とから時計本体2が形成されてい
る。表示体3内底面の周縁部には時刻を示す数字Hが順
に表示されている。表示体3内底面の中心には、長針4
及び短針5の基端が回転可能に支持されており、両針
4,5は表示体3後側のケース7内に配設された複数個
のギヤを介してつまみ6により回転されるようになって
いる。
表示体3周縁の枠部3aには一対の溝8が凹設されてい
る。これら一対の溝8は枠部3a内周縁において前後に
延びる挿入部8aと、各挿入部8a後端から周方向へ延
びる係止部8b(図では一方のみ示す)とから構成され
ている。そして、この表示体3前面にはカバー9が取付
けられる。
前記カバー9は、透明な合成樹脂からなるとともに後面
が開放された低円筒形状をなし、その外周面後端におけ
る前記表示体3の溝8に対応する部分には、一対の係止
突起10(第3図参照)が突設されている。そのため、
溝8に対しその挿入部8aに沿って係止突起10を挿入
した状態でカバー9を若干回転させることにより、係止
突起10が係止部8bに係合し、カバー9が時計本体2
に固定される。前記カバー9外周のフランジ部9aの前
端縁下部には切欠き12が形成されている。また、カバ
ー9中心部には前面が開口し、かつ後方へ延びる有底円
筒状の収容凹所11が設けられている。前記時計本体2
とカバー9とから基材としての時計部分Cが構成されて
いる。
前記収容凹所11内には合成樹脂製の軸13が装着可能
となっている。この軸13は前記収容凹所11の内径と
ほぼ同一の外径を有するとともに、収容凹所11の深さ
よりも若干高く形成され、かつ後端が開口する凹部13
cを備えた円柱状の装着部13a(第4図参照)と、そ
の装着部13a前端面から突出し、かつ同装着部13a
の直径よりも小さな直径を有する円柱状の回転支持部1
3bとから構成されている。
前記カバー9前面には紙製の数え盤14が載置され、そ
の孔15及びカバー9の収容凹所11内に軸13が挿入
される。この数え盤14は円形をなし、その中心部には
前記軸13の装着部13aに外嵌可能な前記孔15が設
けられるとともに、前後両面周縁部には点対称位置に一
対ずつ10個の枠18が円環状に印刷されている。これ
らの枠18は、数え盤14上の内側位置に印刷された円
17と、同円17と数え盤14外周縁との間に等間隔毎
に印刷された10本の区画線16とにより形成されてい
る。そして、各枠18のほぼ中央には1つずつ小円Sが
配置されるとともに、各小円S内には0〜9のうちのい
ずれか1つの表示としての数字29が印刷されている。
なお、数え盤14外周縁には突片19が一体に形成され
ており、この突片19を前記カバー9の切欠き12に係
入することにより、数え盤14をカバー9に対して回動
不能に係止することができる。
数え盤14の孔15から突出する軸13の回転支持部1
3bには、回転体20が回転可能かつ取外し可能に装着
される。この回転体20は、前記回転支持部13bより
も若干大径に形成され、かつその回転支持部13bに外
嵌可能な孔21aを有するリング部21と、同リング部
21を中心として互いに反対方向へ延びる同一長さの一
対の指示部22とから構成されている。各指示部22に
は前記数え盤14上の枠18と同形状の表示窓22aが
透設されている。なお、一方の指示部22には矢印23
が一体に設けられている。前記した軸13、数え盤14
及び回転体20からルーレット式数え具Bが構成されて
いる。
第2図に示すように、表示体3後面中心部におけるケー
ス7上には、数え盤14の孔15及び回転体20の孔2
1aが外嵌可能な円柱状の突起24が、また表示体3後
面の一部には軸13の凹部13cが外嵌可能な係止凸部
25がそれぞれ一体に形成されている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用及び効果
を説明する。
第2,5図はルーレット式数え具Bを、カバー9が装着
された表示体3後部に収納する不使用状態を示し、この
状態では軸13が係止凸部25に係止されるとともに、
数え盤14がその孔15部分において突起24に外嵌さ
れたうえで、同孔15から突出する突起24に対し回転
体20がその孔21a部分において外嵌される。このた
め、ルーレット式数え具Bの不使用時にはこれが表示体
3後側に収容されて、同表示体3前面側からは数え具B
が見えず、時計部分Cの使用に支障をきたすことがない
ばかりでなく、同ルーレット式数え具Bを紛失するおそ
れもない。
ルーレット式数え具Bを使用する場合には、第3,4図
に示すように学習用時計Cを横倒しにして、カバー9前
面に数え盤14を載置し、その突片19をカバー9の切
欠き12に係入する。すると、数え盤14はカバー9に
対し回動不能となる。そして、数え盤14中心部の孔1
5上からこれを通してカバー9中心の収容凹所11内に
軸13の装着部13a部分を挿入する。この状態では、
軸13の装着部13a前端がカバー9前面から突出する
とともに、回転支持部13b前端が数え盤14上から突
出している。続いて、前記軸13の回転支持部13b上
に回転体20のリング部21を外嵌する。
このように本実施例のルーレット式数え具Bにおいて
は、カバー9中心部に予め軸13の収容凹部11が形成
されているので、従来のものとは異なり、同軸13を容
易かつ確実にカバー9中心位置に配置することができ
る。さらに、本実施例では磁石の吸着力を利用しないで
数え盤14及び軸13をカバー9に取着しているので、
従来のルーレット式数え具とは異なり、磁性材料や磁石
が不要となるばかりでなく、製造工程において駒内に磁
石を組み込む工程が省略でき、その分ルーレット式数え
具Bを安価に製造できる。
前記のようにカバー9上に数え盤14、軸13及び回転
体20を取付けた状態で数の学習をするには、軸13上
の回転体20を指ではじき、軸13を中心として回転さ
せる。そして、第3図に示すように、数え盤14上にお
いて回転体20が停止したらその箇所で、回転体20両
端の表示窓22a内に現れた一対の数字29(図では4
と7)を読み取り、両数字29をたしたり、引いたり、
掛けたりする。なお、回転体20を2度回転させること
により、一方の表示窓22a内の矢印23が指す1度目
の数字29と2度目の数字29とを加算したり減算した
りすることもできる。
ところで、数え盤14としては前記実施例のように数字
29が印刷されたもの以外にも、第6〜8図に示すよう
なものを用いることができる。第6図は数え盤14上の
枠18内に1〜10個の積木26の絵が印刷されたもの
であり、この数え盤14を用いて数の学習を行う場合に
は、前記実施例と同様に回転体20両端の表示窓22a
内に現れた一対の積木26の絵の数がいくつあるかを数
え、両数をたしたり、引いたり、掛けたりする。
また、第7図は前記枠18内に1〜10個の黒丸27
が、第8図は同じく枠18内に1〜10個のすいか、り
んご、メロン等の各種果物28の絵がそれぞれ印刷され
たものであり、これらの場合にも前記実施例と同様にし
て数の学習を行うことができる。特に、第8図の数え盤
14を用いた場合には、児童が数の学習と同時に各種果
物の名前を覚えることもできる。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように考案の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)数え盤14上の表示26〜29の配列を任意に変
更することができる。また、前記表示26〜29は数え
盤14の一側面だけに印刷してもよい。
(2)カバー9中心部の収容凹所11と軸13とを一体
形成したり、回転体20と軸13とを一体形成したりし
てもよく、これらの場合には表示体3後面の係止凸部2
5を省略できる。
(3)第9,10図に示すように、軸13の回転支持部
13bに凹部30を形成し、同回転支持部13bに数え
盤14を装着した状態で前記凹部30にキャップ31を
嵌めてもよい。このようにすると、回転体20を回した
ときにこれが軸13から外れることが防止される。
(4)回転体20に表示窓22aを設けることなく、そ
の両端に矢印23のみを設けてもよい。
考案の効果 以上詳述したように本考案によれば、時間と数の学習の
双方を行なうが可能であるばかりでなく、磁石等を使用
することがないので簡単で安価に製造することができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を具体化した一実施例を示し、第1図はル
ーレット式数え具を学習用時計に取付ける状態の前方か
らの分解斜視図、第2図はルーレット式数え具を学習用
時計に収納する状態の後方からの分解斜視図、第3図は
ルーレット式数え具を学習用時計に取付けた状態の正面
図、第4図はルーレット式数え具をカバーに装着した使
用状態の部分側断面図、第5図は数え盤及び回転体を表
示体後面の突起に取付けた不使用状態の部分断面図、第
6〜8図は数え盤の別例を示す正面図、第9図は軸にキ
ャップを取付ける別例を示す後方からの分解斜視図、第
10図は第9図のルーレット式数え具をカバーに装着し
た使用状態の部分側断面図である。 11…収容凹所、13…軸、14…数え盤、20…回転
体、22a…表示窓、26〜29…表示、C…基材とし
ての時計部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】数字、図形、絵等により数を示すための表
    示(26〜29)が円環状に記載された数え盤(14)
    を、時刻を表示する表示(H)が円環状に表示され、更
    にこの表示(H)を指示する長針(4)と短針(5)と
    が回転可能に取付けられた基材(C)に着脱可能に取着
    するとともに、前記数え盤(14)の中心を中心として
    回転し前記表示(26〜29)の内一対の表示(26〜
    29)を指示する回転体(20)を、着脱可能に前記基
    材(C)に取付けたことを特徴とする学習用時計。
JP1987162619U 1987-10-23 1987-10-23 学習用時計 Expired - Lifetime JPH064370Y2 (ja)

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JPH0167675U JPH0167675U (ja) 1989-05-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5314524B2 (ja) * 2009-07-24 2013-10-16 株式会社光文書院 時計型学習教材
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Citations (1)

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JPS5437253B2 (ja) * 1972-11-07 1979-11-14

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