JPS5940077Y2 - 時計玩具 - Google Patents
時計玩具Info
- Publication number
- JPS5940077Y2 JPS5940077Y2 JP7261580U JP7261580U JPS5940077Y2 JP S5940077 Y2 JPS5940077 Y2 JP S5940077Y2 JP 7261580 U JP7261580 U JP 7261580U JP 7261580 U JP7261580 U JP 7261580U JP S5940077 Y2 JPS5940077 Y2 JP S5940077Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock
- hand
- minute
- hourly
- dial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、時計の時刻の読み方を習得する教材として
使用でき、また、作動にマジック的面白さのある玩具と
して遊べる時計玩具に関する。
使用でき、また、作動にマジック的面白さのある玩具と
して遊べる時計玩具に関する。
この考案の第一の目的は、長針と短針とが実際的に時刻
を表示する関係で動くと共に、その指示した時・分をば
文字を読む要領で読み取ることのできる時計玩具を提供
することにある。
を表示する関係で動くと共に、その指示した時・分をば
文字を読む要領で読み取ることのできる時計玩具を提供
することにある。
この考案の次の目的は、文字盤の時報数字等が長針の指
示する場合に限って分読み文字等に変化し、よって時報
数字等とその分読み等との関係が密接に連係すると共に
前記変化のからくりにマジック的な興味を抱かせる時計
玩具を提供することにある。
示する場合に限って分読み文字等に変化し、よって時報
数字等とその分読み等との関係が密接に連係すると共に
前記変化のからくりにマジック的な興味を抱かせる時計
玩具を提供することにある。
すなわち、小学生低学年における算数課程の難関の一つ
に、時計の時刻を読む際に一見矛盾したような読み方を
しなければならないというむずかしさがある。
に、時計の時刻を読む際に一見矛盾したような読み方を
しなければならないというむずかしさがある。
例えば1〜12の時報数字を同時に0分〜60分の分読
みに換算して読み替えなければならず、このことに慣れ
親しみ習得するまでに相当な努力を要するからである。
みに換算して読み替えなければならず、このことに慣れ
親しみ習得するまでに相当な努力を要するからである。
この考案の時計玩具は、玩具として使用する遊びの中で
、時報数字等を時と分とに読み替えることに慣れ親しま
せることに大いに役立つであろう。
、時報数字等を時と分とに読み替えることに慣れ親しま
せることに大いに役立つであろう。
この考案の要旨は、文字盤の前面に、算用数字、ギリシ
ャ数字その他の1時〜12時若しくは1時〜24時の時
報を表示する数字、図形、模様等から戊る時報数字等、
及びそれぞれの時報数字等に相当する0分〜60分まで
の例えば「ごふん」又は「5ふん」、「じゆつぷん」及
はrloぷん」の如きひらがな、カタカナ若しくは数字
や漢字との組合せ、又は英語読み等々の分読み文字等を
、例えば前者を青色、後者を赤色の如く色相の異なる異
系色をもって同一の場合に重複して表示し、前記文字盤
の前面側に短針を短針軸に取り付けて設置し、また、長
針を貼り付けるか印刷等して表示した回転板を長針軸に
取り付けて設置すると共に、回転板はその全面を若しく
は少なくとも前記時報数字等を完全に覆うに足る部位の
面のみを前記分読み文字等と同じ色例えば赤色の着色透
明板とし、そのうち前記長針が指す部位についてのみ単
一の時報数字等を表示した場所に相当する大きさに、か
つ、局部的に前記時報数字等と同じ色例えば青色の着色
透明部に形成した槽底の時計玩具にある。
ャ数字その他の1時〜12時若しくは1時〜24時の時
報を表示する数字、図形、模様等から戊る時報数字等、
及びそれぞれの時報数字等に相当する0分〜60分まで
の例えば「ごふん」又は「5ふん」、「じゆつぷん」及
はrloぷん」の如きひらがな、カタカナ若しくは数字
や漢字との組合せ、又は英語読み等々の分読み文字等を
、例えば前者を青色、後者を赤色の如く色相の異なる異
系色をもって同一の場合に重複して表示し、前記文字盤
の前面側に短針を短針軸に取り付けて設置し、また、長
針を貼り付けるか印刷等して表示した回転板を長針軸に
取り付けて設置すると共に、回転板はその全面を若しく
は少なくとも前記時報数字等を完全に覆うに足る部位の
面のみを前記分読み文字等と同じ色例えば赤色の着色透
明板とし、そのうち前記長針が指す部位についてのみ単
一の時報数字等を表示した場所に相当する大きさに、か
つ、局部的に前記時報数字等と同じ色例えば青色の着色
透明部に形成した槽底の時計玩具にある。
この考案は、着色透明板を通して見た場合、同系色の文
字等は消失した如くに目視不能となり、異系色の文字等
のみが目視される現象を応用したものである。
字等は消失した如くに目視不能となり、異系色の文字等
のみが目視される現象を応用したものである。
従って、時報数字等と分読み文字等とを異系色をもって
表示するとは、有彩色、無彩色の別を問わず、前記の現
象を呈する関係の色彩をもって表示する構成を意味する
。
表示するとは、有彩色、無彩色の別を問わず、前記の現
象を呈する関係の色彩をもって表示する構成を意味する
。
この考案の構成上、時計機構は単純な手回し式の場合と
、ぜんまいその他を動力源として自動的に作動するもの
とのいずれでもよい。
、ぜんまいその他を動力源として自動的に作動するもの
とのいずれでもよい。
従って、この考案の時計玩具は、玩具とはいっても実用
的に時刻を刻む実用時計である場合も包含する。
的に時刻を刻む実用時計である場合も包含する。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図と第2図は、この考案の実施例であって単純な手
回し式として構成した時計玩具を示す。
回し式として構成した時計玩具を示す。
図中1は時計玩具のハウジング、2は前記ハウジング1
の前面を覆う無色透明な前面板、3は文字盤でありハウ
ジング1に固定されている。
の前面を覆う無色透明な前面板、3は文字盤でありハウ
ジング1に固定されている。
4は前記文字盤3の前面側に位置する短針で、短針軸5
に固定して取り付は設置されている。
に固定して取り付は設置されている。
6は前記文字盤3の前面側であって短針4よりもさらに
前側に位置する回転板であり、これは長針軸7に固定し
て取り付は設置されている。
前側に位置する回転板であり、これは長針軸7に固定し
て取り付は設置されている。
長針軸7は時計機構8を構成する歯車列の原動歯車8a
の軸8a′と結合され、短針軸5は長針軸7の外周に回
転自在にはめられ、これに時計機構8を構成する従動歯
車8bが一体とされ、長針軸7と短針軸5とは12:1
の角速度比で回転するようになっている。
の軸8a′と結合され、短針軸5は長針軸7の外周に回
転自在にはめられ、これに時計機構8を構成する従動歯
車8bが一体とされ、長針軸7と短針軸5とは12:1
の角速度比で回転するようになっている。
図中9は長針軸7の先端に取り付けたつまみである。
次に、上記文字盤3の前面に、その円周を12等分した
各位置に、1〜12の青色の数字が時報数字10・・・
とじて表示されていると共に、それぞれの時報数字10
・・・に相当する分読み文字11として「ごふん」、「
じゆつぷん」・・・「ごじゆうごふん」、「ろくじゆつ
ぷん」等の赤色のひらがなが、前記青色の数字の上又は
回りに重複して表示されている。
各位置に、1〜12の青色の数字が時報数字10・・・
とじて表示されていると共に、それぞれの時報数字10
・・・に相当する分読み文字11として「ごふん」、「
じゆつぷん」・・・「ごじゆうごふん」、「ろくじゆつ
ぷん」等の赤色のひらがなが、前記青色の数字の上又は
回りに重複して表示されている。
他方、上記回転板6は、その全面が赤色の着色透明板と
され、これには半径方向に長針12が印刷によって表示
されていると共に、前記長針12の先端部における時報
数字10を指す部位が単一の時報数字10を透視可能な
だけの大きさの円形に局部的に青色の着色透明部13に
形成されている。
され、これには半径方向に長針12が印刷によって表示
されていると共に、前記長針12の先端部における時報
数字10を指す部位が単一の時報数字10を透視可能な
だけの大きさの円形に局部的に青色の着色透明部13に
形成されている。
従って、上記構成の時計玩具は、次のように作用する。
つまみ9を時計回り方向に回すと、短針4と長針12(
回転板6)とは、時計機構8の働きによりl:12の角
速度比で同方向に回転し、実用の時計と全く同じに時刻
を指す。
回転板6)とは、時計機構8の働きによりl:12の角
速度比で同方向に回転し、実用の時計と全く同じに時刻
を指す。
しかも、この時計玩具を前面から見るときは、赤色の着
色透明板である回転板6を通して文字盤3を見るため、
文字盤3に同じ赤色で表示した分読み文字11・・・は
全で消失した如くに目視不能となり、異系色の青色で表
示した1〜12の時報数字10・・・のみが鮮明に目視
され、一般に実用されている時計と変りない外観を呈す
る。
色透明板である回転板6を通して文字盤3を見るため、
文字盤3に同じ赤色で表示した分読み文字11・・・は
全で消失した如くに目視不能となり、異系色の青色で表
示した1〜12の時報数字10・・・のみが鮮明に目視
され、一般に実用されている時計と変りない外観を呈す
る。
ところが、長針12の先端部における時報数字10を指
す部位の青色の着色透明部13を通しては、逆に文字盤
3に青色で表示した時報数字10は消失した如くに目視
不能となり、異系色の赤色で表示した分読み文字11の
み鮮明に目視される。
す部位の青色の着色透明部13を通しては、逆に文字盤
3に青色で表示した時報数字10は消失した如くに目視
不能となり、異系色の赤色で表示した分読み文字11の
み鮮明に目視される。
従って、短針4が指す時報数字10(例えば第1図の場
合は7時)をそのまま読み、続いて長針12が指す部位
の分読み文字11(例えば第1図の場合はごふん=5分
)をそのまま読むと、いま長針、短針が指している時刻
は7時5分であると何の換算も要さずに読み取ることが
できる。
合は7時)をそのまま読み、続いて長針12が指す部位
の分読み文字11(例えば第1図の場合はごふん=5分
)をそのまま読むと、いま長針、短針が指している時刻
は7時5分であると何の換算も要さずに読み取ることが
できる。
しかも、長針12が進むと、先程の「ごふん」という分
読み文字11はたちまち消えて同じ位置に「1」なる時
報数字10が現われるので、以上の操作をくり返すうち
に時報数字10とその分読みとの読み替えを理屈ではな
く当然のこととして慣れ親しみ、時計の時刻を読むこと
を覚える。
読み文字11はたちまち消えて同じ位置に「1」なる時
報数字10が現われるので、以上の操作をくり返すうち
に時報数字10とその分読みとの読み替えを理屈ではな
く当然のこととして慣れ親しみ、時計の時刻を読むこと
を覚える。
故にまた、文字盤3に表示する時報数字等、及び分読み
文字等の如何によって時計の読み方に関する色々を習得
する教材とすることが可能である。
文字等の如何によって時計の読み方に関する色々を習得
する教材とすることが可能である。
と同時に、長針12の動きに伴ない、文字盤3に表示さ
れたものが時報数字10と分読み文字11とに変化して
それぞれ鮮明に読み取れるからくりは、一種のマジック
的な興味を抱かせるに十分で玩具として遊び、面白さを
満たすのである。
れたものが時報数字10と分読み文字11とに変化して
それぞれ鮮明に読み取れるからくりは、一種のマジック
的な興味を抱かせるに十分で玩具として遊び、面白さを
満たすのである。
次に、この考案の効果を説明する。
この考案の構成、作用は上述の通りであり、この考案の
時計玩具は、長針12と短針4とが実際的に時刻を表示
する関係で動き、動的玩具としての効果を奏すると共に
、文字盤3の時報数字等が長針12の指示する場合に限
って分読み文字等に変化して現われるので、長針12及
び短針4が指示した時・分をば単にその指示する文字を
素直に読むだけで時刻を読み取ることができ、時計の時
刻の読み方を習得する教材としての効果がある。
時計玩具は、長針12と短針4とが実際的に時刻を表示
する関係で動き、動的玩具としての効果を奏すると共に
、文字盤3の時報数字等が長針12の指示する場合に限
って分読み文字等に変化して現われるので、長針12及
び短針4が指示した時・分をば単にその指示する文字を
素直に読むだけで時刻を読み取ることができ、時計の時
刻の読み方を習得する教材としての効果がある。
また、時報数字等が長針12の指示する場合に限って分
読み文字等に変化して現われるからくりは見る者、使用
する者にマジック的な不思議さがあり、玩具としての面
白さを倍増する効果がある。
読み文字等に変化して現われるからくりは見る者、使用
する者にマジック的な不思議さがあり、玩具としての面
白さを倍増する効果がある。
第1図はこの考案の実施例たる時計玩具の正面図、第2
図は第1図の■−■矢視断面図である。 3・・・・・・文字盤、10・・・・・・時報数字、1
1・・・・・・分読み文字、4・・・・・・短針、12
・・・・・・長針、6・・・・・・回転盤、13・・・
・・・透明着色部。
図は第1図の■−■矢視断面図である。 3・・・・・・文字盤、10・・・・・・時報数字、1
1・・・・・・分読み文字、4・・・・・・短針、12
・・・・・・長針、6・・・・・・回転盤、13・・・
・・・透明着色部。
Claims (1)
- 固定された文字盤の前面に時報数字等とそれぞれの時報
数字等に相当する分読み文字等とを異色系をもって重複
して表示し、前記文字盤の前面側の短針軸に短針を取り
付け、かつ長針を表示した回転板を長針軸に取り付けて
それぞれ設置すると共に、回転板はその全面若しくは少
くとも時報数字等を覆う部位の面について分読み文字等
と同色の着色透明板とし、その長針が指す部位について
のみ局部的に時報数字等と同色の透明着色部に形成され
ている時計玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7261580U JPS5940077Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 時計玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7261580U JPS5940077Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 時計玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56173398U JPS56173398U (ja) | 1981-12-21 |
JPS5940077Y2 true JPS5940077Y2 (ja) | 1984-11-12 |
Family
ID=29665884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7261580U Expired JPS5940077Y2 (ja) | 1980-05-27 | 1980-05-27 | 時計玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5940077Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-27 JP JP7261580U patent/JPS5940077Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56173398U (ja) | 1981-12-21 |
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