JPH06436A - 塗布方法及び装置 - Google Patents

塗布方法及び装置

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JPH06436A
JPH06436A JP16499692A JP16499692A JPH06436A JP H06436 A JPH06436 A JP H06436A JP 16499692 A JP16499692 A JP 16499692A JP 16499692 A JP16499692 A JP 16499692A JP H06436 A JPH06436 A JP H06436A
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JP
Japan
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coating
soln
porous member
decompression chamber
bead
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Pending
Application number
JP16499692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Yamamoto
裕一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH06436A publication Critical patent/JPH06436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 2室に分かれた減圧装置を有するスライドホ
ッパー型塗布装置において、この仕切り板の先端が可撓
性を有する多孔性部材よりなり、該部材を支持体塗布面
に近接もしくは接触させ、かつ該多孔性部材より塗布補
助液を染み出させ、支持体塗布面に塗布すること、ある
いは減圧室に大気に直結する疎通手段ならびに該大気の
温湿度を調整する装置を設け、さらに該減圧室の外側に
吸引減圧室を設けたことを特徴とする塗布方法及び装置
により達成。 【効果】 高速、薄膜のような条件下でも塗布むら等の
ない優れた塗布性を有する塗布方法及び塗布装置の提
供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドホッパー型塗
布方法ならびに装置の改良に関し、詳しくは塗布性の向
上に寄与する減圧装置に関する。
【0002】
【発明の背景】スライドホッパー型塗布装置は薄膜、多
層同時塗布でしかも高速塗布が可能な塗布装置として知
られ、特にハロゲン化銀写真感光材料の製造において
は、その特質上広く利用されている。
【0003】スライドホッパー型塗布装置については例
えば米国特許2,681,694号、同2,761,419号、同2,761,17
9号及び英国特許837,095号に開示されている。
【0004】スライドホッパーによる塗布は、スライド
面を流下した単層または多層の塗布液が塗布機エッジに
おいてビードと称するリボン状液溜まりを介してウェブ
(可撓性支持体)上に塗布するビード塗布である。
【0005】したがって、スライドホッパー塗布におい
てはビードの安定性が塗布に対して非常に重要である。
ビードは塗布液物性、塗布速度等の塗布条件の影響を受
け易く、特に高速、薄膜塗布においてはビードは不安定
となり易い。
【0006】このようなビードの安定性に対しては、米
国特許2,681,694号に開示されているようにビードの上
下に圧力差、具体的にはビード下部に減圧室を設けるこ
とによって、ビードを下方に引っ張り安定させる方法が
一般にとられている。
【0007】図3はこのような減圧装置を有する一般的
なスライドホッパー型装置の1例を示す断面図である。
同図において、塗布機3のスライド面5を流れる複数の
塗布液層4は、塗布機端と、塗布バックアップロール1
を抱いて送行するウェブ2との間で、リボン状液溜まり
即ちビード6を形成する。このビード6を減圧ポンプに
より吸引減圧されている減圧室10により下方に吸引する
ことにより、ビード6の安定化をはかっているのであ
る。
【0008】しかしながら、この場合でもウェブに同伴
する空気の流入や、塗布以前のウェブと減圧室壁との間
の間隙より空気が流入して減圧室内に渦が発生し、ビー
ドを不安定にするという問題がある。
【0009】このような問題の対策としていくつかの方
法が考えられてきているが、その1つとしては、例えば
特公昭46-16271号、特開昭59-183859号、実開昭60-1932
69号、特開昭61-11173号、英国特許1,282,044号等に開
示されている方法である。
【0010】即ち、バッキングロールとバッキングロー
ルの直下に位置する減圧室の壁との間の幅方向にロール
を介在させたり、減圧室を2室に分け上流側の減圧を高
くしたりする方法がある。同伴空気流れを抑制するため
にブレードのようなものでウェブをこすらせることは有
効であるが、すり傷発生の危険がある。
【0011】また、特開昭63-240964号にはビードに直
接減圧をかけるビード減圧室に大気に連結する流通手段
を設け、さらにビード減圧室の外側に吸引減圧室を接続
させた方法が開示されている。
【0012】以上のような各種の手段によっても減圧室
の安定性即ちビードの安定性については、ある程度の効
果は認められるが、高速、薄膜の塗布のような厳しい条
件下では未だ十分とはいえない状況である。
【0013】
【発明の目的】上記のような問題に対し、本発明の目的
は、高速、薄膜のような条件下でも塗布むら等のない優
れた塗布性を有する塗布方法及び塗布装置を提供するこ
とにある。
【0014】
【発明の構成】本発明の上記目的は、2室に分かれた減
圧装置を有するスライドホッパー型塗布装置において、
この仕切り板の先端が可撓性を有する多孔性部材よりな
り、該部材を支持体塗布面に近接もしくは接触させ、か
つ該多孔性部材より塗布補助液を染み出させ、支持体塗
布面に塗布すること、あるいは減圧室に大気に直結する
疎通手段ならびに該大気の温湿度を調整する装置を設
け、さらに該減圧室の外側に吸引減圧室を設けたことを
特徴とする塗布方法及び装置により達成される。
【0015】以下、本発明について具体的に説明する。
【0016】図1(a)は、本発明における仕切り板に
よる塗布方式を説明する断面図であり、同図(b)は同
部分拡大斜視図である。
【0017】同図において減圧装置10を2室に分け、塗
布上流側減圧室(吸引減圧室)8より減圧ポンプにより
減圧し、ビード下部を減圧する減圧室(ビード減圧室)
7とは連通管9によりつながっている。
【0018】両減圧室の間の仕切りには、多孔性部材に
よる塗布機能を有しており、この部材の先端はウェブに
近接ないしはわずかに接触している。すなわち調温した
水、界面活性剤を含む水溶液、ゼラチン水溶液等塗布性
向上に役立つ溶液をパイプ11を介して先端に設けたにフ
ェルト等の多孔性部材13に送りこの多孔性部材から前記
溶液を染み出させてウェブに塗布する。この際、図1
(b)に示すようにパイプ11から送られてきた溶液は、
幅方向に広がる室12によりウェブの幅に均一に塗布され
る。
【0019】これにより、単にウェブに同伴されてくる
空気流を遮断するのみならず、塗布性向上に役立つ溶液
塗布によって、スライドホッパーによる塗布性が大きく
向上することができ、高速、薄膜条件においても塗布む
らのない塗布を達成することができるのである。
【0020】次に図2は塗布性向上の他の方法である。
同図(a)は、本発明の減圧室を有するスライドホッパ
ー塗布装置の1例を示す断面図であり、同図(b)は拡
大斜視図である。
【0021】同図において、減圧室10は、ビード減圧室
7とそのウェブに対して上流側にある吸引減圧室8より
なっており、吸引減圧室8はポンプによりパイプ14と介
して減圧される。また同図(b)ではビード減圧室が吸
引減圧室の内に入れこんだ構造になっており、両室はウ
ェブと減圧室との間隙を介して流通している。すなわち
ビード減圧室も吸引減圧室の減圧を介して減圧される。
さらにビード減圧室7には大気制御弁17を有する1つ又
は複数の大気流通パイプにより大気に直結している。こ
のような構造の減圧室については特開昭63-240964号に
記載されているが、この方法ではある程度の塗布性改良
は達成されるが、しかし塗布性はウェブ表面の状態の影
響を受けるため、塗布室の温度、湿度の影響も受ける。
したがって高速、薄膜のような厳しい塗布条件下ではこ
のようなウェブ表面の温湿度の影響も受けるようにな
る。
【0022】そこで本発明においては大気弁を通過した
大気の温度、湿度を制御する装置16を設け、塗布性に最
適なように温度、湿度条件を設定できるようにすること
により、さらに塗布性を向上することができるようにし
たのである。
【0023】
【実施例】
実施例1 図1に示す減圧装置を有する2層用スライドホッパー塗
布装置を用いて、下記条件で塗布を行い、塗布性の比較
を行った。
【0024】 塗布液条件 下層:ハロゲン化銀含有5%ゼラチン水溶液 20ml/(cm・min) 上層:界面活性剤含有3%ゼラチン水溶液 10ml/(cm・min) 塗布補助層(仕切り板塗布)条件 No.1 界面活性剤水溶液 2.5ml/(cm・min) No.2 3%ゼラチン水溶液 2.5ml/(cm・min) No.3 仕切り板なし 0 No.3は比較条件であって、仕切り板なし即ち補助層の
ない場合である。
【0025】また、界面活性剤については特に限定はな
いが、この実施例においては下記の化合物を使用した。 Sodium-di(-2-ethyl Hexyl)-Sulfosuccinate塗布条件 ビード室減圧度 −20mmAg 塗布速度 50m/min結果 比較のNo.3に対して本発明のNo.1及びNo.2の場合は
共に良好な塗布結果が得られた。特に塗布量を30%減少
すると比較例No.3ではビードが破壊して塗布不可能と
なったが、本発明のNo.1,2は良好な塗布を持続する
ことができた。
【0026】実施例2 図2に示すスライドホッパー塗布装置(ただし、2層塗
布)を用いて下記条件で塗布を行った。
【0027】 塗布液条件 下層: ハロゲン化銀含有ゼラチン水溶液(粘度 15cp) 30ml/cm・min 上層: 界面活性剤含有ゼラチン水溶液(粘度 15cp) 12ml/cm・min 塗布速度 (1) 60m/min、 (2) 100m/min塗布装置 No.1(本発明) 図2の装置を用い、流通大気の条件は 1−1 20℃ 60%RH 1−2 35℃ 60%RH (室温20℃、 湿度60%RH) No.2(比較) 図2の減圧装置で大気流通手段の無
いもの No.3(比較) 図2の減圧装置で大気流通手段に温
湿度調整装置のないもの結果 No.1の本発明1−1の場合は塗布速度(1)では良好な塗
布結果が得られたが、塗布速度(2)の場合は1−1の条
件では軽度のむらがみられたため、1−2に流通大気条
件をかえたところ問題ない塗布性が得られた No.2の場合は、塗布速度(1)の条件で塗布むらが発生し
た No.3の場合は、塗布むらの発生はなかったが塗布速度
を(2)の条件とした場合には塗布むらが発生した
【0028】
【発明の効果】本発明により、高速、薄膜のような条件
下でも塗布むら等のない優れた塗布性を有する塗布方法
及び塗布装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助液塗布手段を有する減圧装置の断面図及び
拡大斜視図
【図2】温度、湿度調整可能な大気流通手段を有する減
圧装置の断面図及び拡大斜視図
【図3】従来のスライドホッパー塗布装置の断面図
【符号の説明】
1 バッキングロール 2 ウェブ 3 塗布装置 4 塗布液 5 スライド面 6 ビード 7 ビード減圧室 8 吸引減圧室 9 減圧室間連通管 10 減圧室 11 補助液送入パイプ 12 補助液室 13 補助液塗布用多孔性部材 14 大気吸引パイプ 15 大気流通パイプ 16 温湿度調整装置 17 大気調節弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2室に分かれた減圧装置を有するスライ
    ドホッパー型塗布装置において、この仕切り板の先端が
    可撓性を有する多孔性部材よりなり、該部材を支持体塗
    布面に近接もしくは接触させ、かつ該多孔性部材より塗
    布補助液を染み出させ、支持体塗布面に塗布することを
    特徴とする塗布方法及び装置。
  2. 【請求項2】 減圧装置を有するスライドホッパー型塗
    布装置において、減圧室に大気に直結する疎通手段なら
    びに該大気の温湿度を調整する装置を設け、さらに該減
    圧室の外側に吸引減圧室を設けたことを特徴とする塗布
    方法及び装置。
JP16499692A 1992-06-23 1992-06-23 塗布方法及び装置 Pending JPH06436A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2723863A1 (fr) * 1994-08-31 1996-03-01 Sony Corp Dispositif d'enduction.
WO1996026016A1 (en) * 1995-02-22 1996-08-29 Minnesota Mining And Manufacturing Company Restricted flow die
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KR20130047553A (ko) * 2011-10-28 2013-05-08 글로브라이드 가부시키가이샤 낚시용 신발 및 신발창

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