JPH0643417B2 - インドリンおよび2−インドリノン誘導体 - Google Patents

インドリンおよび2−インドリノン誘導体

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JPH0643417B2
JPH0643417B2 JP60102499A JP10249985A JPH0643417B2 JP H0643417 B2 JPH0643417 B2 JP H0643417B2 JP 60102499 A JP60102499 A JP 60102499A JP 10249985 A JP10249985 A JP 10249985A JP H0643417 B2 JPH0643417 B2 JP H0643417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インドリンおよび2−インドリノン類に関す
る。更に詳しくは、本発明は一般式: 〔式中、Rは水素またはメチル; は水素、C−Cアルキル、C−Cアルカノ
イル、メチル−またはエチル−スルホニル、または、フ
エニル環がハロゲン、C−Cアルキル、メトキシま
たはエトキシのうちから選択される1〜3個の置換基で
置換されていることもあるベンゾイル; Rは水素、C−C22アルキル、ヒドロキシ−置換
−Cアルキル、カルバモイル−置換C−C11
アルキル、ナフチルオキシ−メチルまたは−エチル、オ
キソ−置換C−C11アルキル、またはRN−
(CH−(RおよびRは各々独立して水素ま
たはC−Cアルキルであるか、またはそれらが結合
している窒素原子とともにピロリジン、ピペリジン、モ
ルフオリン、ピペラジンまたはN−メチルピペラジン環
を形成していてもよく、nは2または3である。); Rは水素またはメチル; Rは水素、C−Cアルキル、ヒドロキシメチルま
たはC−Cアルカノイルオキシメチル; Rは水素またはC−Cアルキルを表わすか; またはRはRおよびRの一方と結合を形成するこ
ともあり; Rは水素またはメチルを表わす〕 で示される化合物または薬学上許容されるその塩を提供
するものである。
一般式(I)のピリダジノン誘導体は、強力で、持続性が
有り、経口投与で有効な陽性変力剤であり、血圧および
心拍数に対しては最少の作用しか有しない。
従来技術 強心配糖体および交感神経興奮アミンは、うつ血性心不
全の治療に用いられる基本的な変力剤である。強心配糖
体(とくにジギタリス)は、最も頻繁に処方される薬物
の一つであるが、治療指数が低く、吸収が一定でないと
いうような多くの欠点があり、致命的な不整脈および有
害な薬物−薬物相互作用に関係している。加えて、多く
の患者がこれらの薬物に感受性がないか、抗治療性(耐
性)を示すようになる。ドパミンやエピネフリンのよう
な交感神経興奮アミンは、陽性変時性作用、不整脈性を
有し、経口投与で有効でないために、用途が限定されて
いる。
最近、新規な変力剤が発見された。これらは、アメリカ
特許第4,353,905,4,361,563,4,304,777,および4,40
4,203号に開示されたジヒドロピリダジノン誘導体を含
み、麻酔されたイヌおよびネコの心筋収縮を増強させ
る。その他のピリダジノン誘導体は強心薬、抗高血圧薬
および抗血栓症薬として有効であることが、例えばアメ
リカ特許第4258185号に記載されている。
発明の構成および目的 本発明化合物の好ましい置換基は前出の一般式中、 (a)Rがメチル; (b) (c)R、R、Rの各々および、RおよびR
一方が水素; (d)RおよびRの他方が水素またはメチル; および (e)Rが水素 である化合物群である。特に好ましいものは、3,3−
ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラヒドロ−6−
オキソ−3−ピリダジニル)−2−インドリノンおよび
3,3−ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラヒド
ロ−4−メチル−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2
−インドリノン、およびそれらの薬学上許容される塩で
ある。
次の定義は、本出願中で使用される種々の用語に関する
ものである。
「C−C22アルキル」とは、炭酸数1〜22の直鎖
状または分枝状脂肪族基をさし、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、ノニル、デシル、ペンタデシル、オクタデシ
ル、エイコシル、およびドコシルを包含する。本用語は
「C−Cアルキル」、「C−Cアルキル」およ
び「C−C11アルキル」を包含している。
「C−Cアルカノイル」という用語は、アセチル、
プロピオニル、またはブチリルをさす。「C−C
ルカノイルオキシメチル」とは、アセトキシメチル、プ
ロピオニルオキシメチル、またはブチリルオキシメチル
をさす。「ハロゲン」とは、フツ素、塩素または、臭素
をさす。
本発明化合物は、当業者に知られているいくつかの方法
で合成できる。いくつかの本発明化合物は、変力剤とし
て利用に加えて、別の本発明化合物の中間体としても有
用である。このような分子内変換は、当業者にはよく知
られているエステル化、アルキル化、アシル化、スルホ
ン化、脱水素化、またはそれらの関連反応を適当に続け
ることにより行なわれる。例えば、Rが水素の化合物
は、アルキル化、アシル化、またはスルホンニル化され
て、先に定義したようなRがアルキル、アルカノイ
ル、ベンゾイル、またはスルホニルである本発明化合物
とすることができる。同様に、化合物(I)のカルボニル
誘導体 は、当業者に知られた標準的な還元法により還元してメ
チレン化合物 とすることができる。
化合物(I)の好ましい製法は、塩化アルミニウムのよう
なルイス酸の存在下、および非反応性溶媒(例えば、
1,1,2,2,−テトラクロロエタンのようなハロゲ
ン化アルカン、ジメチルホルムアミドのようなジアルキ
ルホルムアミドなど)の存在下での適当なN−置換イン
ドリンまたは2−インドリノン(II)と、マレイン酸また
はコハク酸無水物誘導体(III)を反応させることであ
り、その概要を以下の反応式(I)に示す。
反応式(I): 本反応は標準的なフリーデル−クラフツのアシル化法で
あり、薬25℃から反応混合物の還流温度(例えば約1
50℃)までの温度で行なわれた場合、一般に約24時
間で完了する。本反応によりγ−ケト酸IVが得られ、こ
の生成物を溶媒非存在下、またはそれが好ましい場合に
は、水、アルコール、テトラヒドロフラン、トルエン、
ジメチルホルムアミドなどの不活性溶媒の存在下、約2
0℃から反応混合物の還流温度にいたる温度で、一般式
NHNHの化合物またはその水和物と反応させて
(I)の化合物を得る。
が水素の化合物(I)は、さらに一般式RY(Yは
ハロゲンまたはスルホン酸エステル基のような脱離基)
のアルキル化剤でアルキル化され、別の化合物(I)に変
換され得る。アルキル化は、不活性有機溶媒中で脱酸剤
の存在下、0°〜100℃の温度で1〜10時間行なわ
れることが望ましい。
および、RおよびRの一方が一緒になつて結合
を形成している化合物(I)は、RおよびRおよびR
の一方が水素である化合物(I)を脱水素化して合成す
ることができる。本反応は、臭素または塩素のような脱
水素化剤を用い、約0°〜100℃の温度で、要すれば
不活性溶媒の存在下で行なわれ得る。
中間体(III)が非対称の場合、アシル化により2つの生
成物が生成す可能性がある。このような場合、Xが臭素
または塩素、Rが例えばC−Cアルキル、好ましく
はメチルまたはエチルである中間体(V): により、化合物(II)を標準的なアシル化条件の下でアシ
ル化すると、前述の方法で(I)(R=H)に変換され
得る中間体(IV)のエステル誘導体が得られる。
(II)から(I)への他の変換方法は一般的にアメリカ特許
第4,258,185に開示されている。
中間体(II)、(III)、および(V)および他の必要な試薬
は、市販のものから入手可能であり、または文献に記載
されたものであり、あるいは文献記載の方法または次の
例に記載の方法によつて合成できる。3−メチル−およ
び3,3−ジメチル−2−インドリノン((II)、 およびR=H)の好ましい製法は、オキシイドールを
好ましくはn−ブチルリチウムのような強塩基をそれぞ
れ1モルまたは2モル当量と不活性溶媒で処理し、次い
で好ましくは、ヨウ化メチルのようなハロゲン化メチル
をそれぞれ1または2当量を加える方法である。驚くべ
きことに、アルキル化は炭素原子にだけ起こり、N−ア
ルキル化は起こらない。
別法として、3−メチル−および3,3−ジメチル−2−
インドリノンは、アニリンを標準的なアシル化の条件下
で臭化α−ブロモ酸(VI)で処理し、生成したアミド(VI
I)をさらに非反応性溶媒(好ましくは塩化メチレン)中
でルイス酸(特に塩化アルミニウム)で処理して閉環さ
せて式(II) およびRはH)の化合物を得ることができる。
、R、R、およびRの定義に応じて、一般式
(I)の化合物は立体異性体として存在することがあり得
る。本発明はある特定の異性体に限定されるものではな
く、化合物(I)のすべての可能な個々の異性体およびラ
セミ体を含んでいる。
薬学的に許容できる本発明の酸付加塩は、脂肪族モノ−
およびジ−カルボン酸、フエニル−置換アルカン酸、ヒ
ドロキシ−アルカン酸および−アルカン二酸、芳香族
酸、脂肪族および芳香族スルホン酸などのような有機酸
から誘導される塩だけでなく、塩酸、硝酸、リン酸、硫
酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜リン酸のような無機
酸から誘導される塩をも含む。薬学的に許容できる本発
明の典型的な塩は、次の塩を含む。すなわち、硫酸塩、
ピロ硫酸塩、硫酸水素化物、亜硫酸塩、亜硫酸水素化
物、硝酸塩、リン酸塩、リン酸−水素化物、リン酸二水
素化物、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、塩化物、臭化
物、ヨウ化物、フツ化物、酢酸塩、プロピオン酸塩、デ
カン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸塩、イソ
酪酸塩、カプリン酸塩、ペプタン酸塩、プロピオール酸
塩、シユウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、スベリン酸
塩、セバシン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、マンデ
ル酸塩、ブチン−1、4−二酸塩、ヘキシン−1、6−
二酸塩、安息香酸塩、クロロ安息香酸塩、メチル安息香
酸塩、ジニトロ安息香酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、メ
トキシ安息香酸塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、ベン
ゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、クロロベン
ゼンスルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩、フエニル酢
酸塩、フエニルプロピオン酸塩、フエニル酪酸塩、クエ
ン酸塩、乳酸塩、β−ヒドロキシ酪酸塩、グリコール酸
塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸塩、プロ
パンスルホン酸塩、ナフタレン−1−スルホン酸塩、ナ
フタレン−2−スルホン酸塩および類似の塩、好ましい
本発明の塩は、無機酸(特に塩酸)から誘導される塩で
ある。
従って、本発明は先に定義した化合物(I)の製法を定期
用するものであつて、該方法は (a)一般式: の化合物を、一般式RNHNHの化合物と反応させ
るか、 (b)化合物(I)(Rは水素)を、一般式RY(Yは脱
離基)のアルキル化剤によつてアルキル化するか、 (c)化合物(I)(Rおよび、RおよびRの一方が水
素)を脱水素化するか、所望により (d)反応生成物を塩化することを特徴とするものであ
る。
次の実施例で本発明化合物の製法をさらに説明する。実
施例は単に説明であつて、本発明の範囲を限定するもの
ではない。
実施例1 3,3−ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラヒド
ロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2−インドリノ
ン A.3,3−ジメチル−5−(4−ケトブタン酸)−2
−インドリノンの製造 無水塩化アルミニウム22.0gにジメチルホルムアミド
(3.6ml)を滴加した。その結果、発熱し、スラリー
(泥状物)の温度は室温から40℃に上がつた。このス
ラリーに、コハク酸無水物(1.65g)および3、3−ジ
メチル−2−インドリノン(2.67g)の混合物を加え
た。混合物を40℃で1時間、さらに90℃で2.5時間
攪拌した。反応混合物を氷400mlにゆつくりと注いだ
後、濃塩酸50mlを加えた。混合物を1晩冷却し、沈殿
をろ取した。生成物をジメチルホルムアミド/水から再
結晶し、オフホワイト(灰色がかつた白)の粉末として
所望の副題の中間体3.6gを得た。
B.3,3−ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラ
ヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2−インド
リノンの製造 無水エタノール250ml中の、上記実施例1(A)による
中間体のスラリ3.6gにヒドラジン水和物1.8mlを加え
た。反応混合物を16時間加熱還流した後室温に冷却
し、生成した沈殿をろ取した。ジメチルホルムアミド/
水から結晶化させ、白色粉末として所望の標題化合物1.
8gを得た。融点>300℃。
元素分析 (C1415実施例1記載の製法または一般に当業者に知られた他の
方法によつて以下の化合物を合成できる。
3,3−ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラヒド
ロ−4−メチル−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2
−インドリノン, 3,3−ジメチル−5−(1、6−ジヒドロ−6−オキ
ソ−3−ピリダジニル)−2−インドリノン, 3,3−ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラヒド
ロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)インドリン, 1−アセチル−3,3−ジメチル−5−(1、4、5、
6−テトラヒドロ−4、4−ジメチル−6−オキソ−3
−ピリダジニル)−2−インドリノン, 1−イソプロピル−3,3−ジメチル−5−(1、4、
5、6−テトラヒドロ−1−オクチル−4−ヒドロキシ
メチル−6−オキソ−3−ピリダジニル)インドリン, 1−(4−クロロベンゾイル)−3、3−ジメチル−5
−〔1、6−ジヒドロ−1−(3−ピペラジノプロピル
−6−オキソ−3−ピリダジニル〕−インドリン, 1−メチルスルホニル−3、3−ジメチル−5−〔1、
4、5、6−テトラヒドロ−1−(2−ナフチルオキシ
メチル)−4−エチル−4−メチル−6−オキソ−3−
ピリダジニル〕インドリン, 1−(3−メトキシ−4−メチルベンゾイル)−3,3
−ジメチル−5−(1、6−ジヒドロ−4−ブチル−6
−オキソ−3−ピリダジニル)−2−インドリノン, 1−イソブタノイル−3、3−ジメチル−5−(1、
4、5、6−テトラヒドロ−4−メチル−4−プロパノ
イルオキシメチル−6−オキソ−ピリダジニル)−イン
ドリン, 1−イソプロピル−3、3−ジメチル−5−〔1、6−
ジヒドロ−1−(4−カルバモイルヘキシル)−4−エ
チル−6−オキソ−3−ピリタジニル〕インドリン, 3、3−ジメチル−5−(1、4、5、6−テトラヒド
ロ−1、4、4−トリメチル−6−オキソ−3−ピリタ
ジニル)−2−インドリノン, 1−メチルスルホニル−3、3−ジメチル−5−〔1、
6−ジヒドロ−1−(4−オキソオクチル)−6−オキ
ソ−3−ピリダジニル〕インドリン, および、 1−エチル−3、3−ジメチル−5−〔1、4、5、6
−テトラヒドロ−1−(3−ヒドロキシプロピル)−4
−ブチル−6−オキソ−ピリタジニル)−2−インドリ
ノン。
実施例2 1、3、3−トリメチル−5−(1、4、5、6−テト
ラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2−イン
ドリノン A.1、3、3−トリメチルオキシンドールの製造 オキシンドール(30.0g)のジメチルホルムアミド
(300ml)溶液に、0℃に冷却したジメチルホルムア
ミド(200ml)中の水素化ナトリウム(31.5g)のス
ラリを加えた。水素の発生が止まつた後、反応混合物に
ヨウ化メチル(69.9ml)を加えた。混合物を室温で3時
間攪拌し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。抽出有
機物を水および飽和食塩液で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥し、濃縮乾燥した。粗生成物をシリカゲルを用い
たクロマトグラフィーにより、赤色の油として所望の副
題の中間体32.5gを得た。
元素分析 (C1113NO) B.1、3、3−トリメチル−5−(4−ケトブタン
酸)−2−インドリノンの製造 実施例1Aの製法に従い、1、3、3−トリメチルオキ
シンドール(10.0g)およびコハク酸無水物(5.72g)
を、ジメチルホルムアミド(12.5ml)および無水塩化ア
ルミニウム(76.2g)の溶解物に加えた。反応混合物を
実施例1Aと同様に後処理し、目的とする副題の中間体
(11.8g,m.p.162−163℃)を得た。
元素分析 (C1517NOC.1、3、3−トリメチル−5−(1、4、5、6−
テトラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2−
インドリノンの製造 実施例1Bの製造に従い、1、3、3−トリメチル−5
−(4−ケトブタン酸)−2−インドリノン(11.6g)
およびヒドラジン水和物(5.5ml)を、エタノール(5
00ml)中で4時間加熱還流した。
冷却すると、目的の本発明化合物(7.0g)が溶液から沈
殿し、それをろ取した(m.p.247−248℃)。
元素分析 (C1517実施例3〜8 適当なインドロン置換体および無水物試薬を用い、実施
例1の製法に従つて以下の化合物を合成した。収率は最
終段階(例えば、4−ケトブタン酸中間体とヒドラジン
の反応)で計算した。
実施例3.1、3、3−トリメチル−5−(1、4、
5、6−テトラヒドロ−4−メチル−6−オキソ−3−
ピリダジニル)−2−インドリノン,収率64%、m.p.
225−226℃ 元素分析 (C1619実施例4.3、3、7−トリメチル−5−(1、4、
5、6−テトラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニ
ル)−2−インドリノン,収率93%、m.p.>300℃ 元素分析 (C1517実施例5.3、3、6−トリメチル−5−(1、4、
5、6−テトラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニ
ル)−2−インドリノン,収率58% m.p.285℃
(分解) 元素分析 (C1517実施例6.3、3−ジメチル−5−(1、4、5、6−
テトラヒドロ−5−メチル−6−オキソ−3−ピリダジ
ニル)−2−インドリノン,収率59%、m.p.273−
274℃ 元素分析 (C1517実施例7.3、3−ジメチル−5−(1、4、5、6−
テトラヒドロ−4−メチル−6−オキソ−3−ピリダジ
ニル)−2−インドリノン,収率85%、m.p.272−
276.5℃ 元素分析 (C1517実施例8.3−メチル−5−(1、4、5、6−テトラ
ヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2−インド
リノン,収率76%、m.p.>300℃ 元素分析 (C1313化合物(I)は、その効力、持続性および経口投与での有
効性により変力剤として特に有用なので、心不全の治療
および予防に有用である。例えば、本発明化合物は次の
試験系における薬力学的作用について試験した。対照化
合物として、アメリカ特許第4,258,185号に
(他の名称ではあるが)開示されている、5−(1、
4、5、6−テトラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジ
ニル)−2−インドリノン(化合物A)および4、4−
ジメチル−1、2、3、4−テトラヒドロ−6−(1、
4、5、6−テトラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジ
ニル)キノリン−2−オン(化合物B)についてもまた
試験した。
単離−ネコ乳頭筋における陽性変力剤活性 雌性および雄性のネコにMetofane(1,1−ジフルオロ−
2,2−ジクロロエチル・メチルエーテル、Pittman-Moor
e)で麻酔をかけた。即座に心臓を摘出し乳頭筋を切除
してそれぞれ組織浴に懸濁した。プラチナ製の鉤で筋の
1端を組織浴の底部に取付けた電極に固定し、腱を絹糸
でStathamの等張性圧力変換器に接続した。浴中には下
記の組成のKrebs-Henseleit溶液(36℃、酸素(95
%)−炭酸ガス(5%)を吹込まれている)を入れた:
Krebs-Henseleit溶液の組成(mM);NaCl、118;K
Cl、4.5;CaCl2、2.5;KH2PO4、1.1;MgSO4、1.2;NaHCO3
25;およびグルコース、11。
各筋肉に1.5gの張力を与え基線とした。短形波(保持
時間5.0msec.、閾値電圧の20%以上)を鉤電極および
筋肉の頂上付近に付けた第2の電極を介して与えると1
分当り12回の収縮が起きた。これをガラスポリグラフ
上に記録した。60分後に筋肉が平衡状態に達してか
ら、ペンの偏りが10mmになる様に、記録計のゲイン
(増加)を調整した。被検薬物を、通常の食塩水中に、
最終的に薬物濃度が10-5または10-4モル濃度となる様に
して与えた。収縮の増大は基線値からのペンの振れ巾(m
m)として表わされた。各実験毎の最大収縮を求めた。結
果を、対照を100%としたときの対照に対する比率
(%)として、表Iにまとめた。表中の値は、2〜8個
の筋肉における平均値である。
麻酔イヌにおける実験 雌性および雄性の雑種犬(体重7〜14kg)を用いた。
ペントバルビタール・ナトリウム塩(30mg/kg、静注)
によつて麻酔をかけ、必要に応じて補充し麻酔を維持し
た。気管内チユーブを介し、陽圧ポンプで換気(18摶
動/分、20ml/kg摶動)すると共に、ヒーテイングパ
ツドで体温を37〜38℃に保持した。
ヘパリン溶液(16単位/ml)を充填したポリエチレン
製カテーテルをStatham圧力変換器に接続し、これを介
して大腿動脈血圧を測定した。左心室に取り付けた張力
計の弓で心筋の収縮性を測定した。この張力計に50g
の張力を負荷し、50gで10−mmのペンの振れを生ず
る様に記録計(Beckmanダイノグラフ)のゲイン(増
加)を調整し;心筋収縮に伴なう張力変化をペンの振れ
(mm)または張力(g)として測定した。このイヌには30
〜45分間の平衡時間の後、被検化合物を通常の食塩賦
形剤中に入れて静脈内投与用丸剤(2−5ml)として、
投与した。対照実験においては、5%デキストラン50
mlの迅速な静注および大動脈の機械的な圧迫を与えて
も、収縮に関する測定値の変化は、負荷前、負荷後で独
立であることがわかつた。心摶数は、動脈圧のパルス信
号によつて誘導され、ポリグラフ上に描写されるカルデ
イオタコから求めた。様々な投与レベルでの収縮に対す
る最大効果を測定してプロツトし、収縮を50%増加さ
せるのに必要な用量(ED50)を補間法で求めた。
各被検化合物のED50を表IIにまとめた。
意識下のイヌにおける実験 雌性および雄性の雑種犬(体重15〜36kg)に、最大
心臓収縮圧、心拍数、左心室圧およびその一次導関数、
60mmHgにおけるLVdp/dtのモニターのために常に器
具をとりつけた。ハロタン−亜酸化窒素麻酔下で、検定
済みのKonigsherg社製P22圧力変換機を心突部分の穿
刺創傷を通して左心室内に埋め込んだ。手術から回復
後、少くとも2週間、イヌを4時間周期で静かに横たわ
せらるよう訓練した。この調整は、安定で、日毎に再現
性のある結果を得るために必要であつた。試験前18時
間、イヌを絶食させた。動物の全行動監視は、各項目を
通して行なつた。化合物またはプラシーボ(乳糖)をゼ
ラチンカプセルに入れて投与した。様々な投与レベルで
の収縮に対する最大効果を測定してプロツトし、収縮を
50%増加させるのに必要な用量(ED50)を捕間法で求
めた。各被検化合物のED50を表IIIにまとめた。
本発明化合物は、経口、経直腸、経皮、皮下、静脈内、
筋肉内または鼻腔内投与を含む種々の経路から投与され
る。これらの化合物が、経口投与で効果的な陽性変力
剤、血管拡張剤または気管支拡張剤であることは特筆す
べき特徴である。本化合物は通常、医薬組成物の形で使
用される。そのような組成物は製薬業界周知の方法で製
造することができ、それらには少なくとも1個の活性化
合物が含有されている。従つて、本発明は、薬学的に許
容し得る担体と共に、活性成分として化合物(I)を含有
する医薬組成物を提供するものである。
本発明の組成物の製造にあたつては、通常、活性成分を
担体と混合するか担体で薄めるか、あるいは、カプセル
の形状の担体、袋、紙その他の容器内に入れる。担体が
希釈剤として役立つ場合は、それは固型、半固型または
液状物質のいずれでもよく、活性成分の賦形薬、補薬ま
たは媒質の作用をするものである。この様に、本発明の
組成物は、錠剤、丸剤、粉剤、ロゼンジ、サシエ剤、カ
シエ剤、エリキシル剤、懸濁剤、乳懸剤、溶液剤、シロ
ツプ剤、噴霧剤(固体または液体媒質)、軟膏剤(例え
ば活性成分を最高10重量%含有するもの)、ゼラチン
軟カプセルまたは硬カプセル、坐薬、滅菌注射液および
滅菌包装した粉剤の形をとることができる。
適当な担体、補薬および希釈剤には、例えば乳糖、D−
グルコース、シユクロース、ソルビトール、マンニトー
ル、デンプン、アカシアゴム、りん酸カルシウム、アル
ギネート類、トラガカント、ゼラチン、ケイ酸カルシウ
ム、微結晶セルロース、ポリビニルピロリドン、セルロ
ース、水、シロツプ、メチルセルロース、メチル−およ
びプロピルヒドロキシベンゾエート類、タルク、ステア
リン酸マグネシウムおよび鉱物油等が含まれる。製剤中
には潤滑剤、湿潤剤、乳化剤および懸濁化剤、防腐剤、
甘味料または着香料(フレーバー)類をも含有させてよ
い。また、本発明の組成物は、当業者にとつて周知な様
に、患者への投与の後、素早く、持続的に、または遅延
して活性成分を放出する様に製剤化することができる。
この組成物は、活性成分を約1〜約95重量%、好まし
くは約0.5〜約500mg、より一般的には1〜約30
0mgを含有する様な投与単位剤型の形に製剤化するのが
好ましい。「投与単位剤型」という語句は、ヒトまたは
他の哺乳類動物にとつて1回の投薬量として適当である
様な、物理的に分けられた単位であつて、各単位中には
所望の治療効果を引き起こすとして計算された量の活性
物質と、適当な製薬用担体とが含有されている。
活性化合物は広範囲の用量域で有効であり、1日当りの
典型的な用量は通常約0.020〜300/kgの範囲に
ある。ヒト成人の治療においては、約0.020〜50
mg/kgの範囲内で、1回または分割投与するのが好まし
い。しかしながら、周知の如く、実際に投与される化合
物の量は、治療状況、投与化合物の選択、選択された投
与経路、個々の患者の年令、体重および反応、並びに患
者の症状の重篤度を含む適切な状況を考慮し、医師が決
定するものであり、従つて、上記の用量域は、いずれに
しても本発明を制限するものではない。
すなわち、本発明はさらに、薬学的に許容し得る担体、
希釈剤または賦形剤と共に、活性成分として化合物(I)
を含有する医薬製剤を提供する。
以下の製剤の実施例は、活性成分として何らかの本発明
薬物を使用する。実施例は単なる例示であり、いかなる
意味においても本発明を制限しようとするものではな
い。
実施例9 以下の成分からゼラチン硬カプセル剤を調製する。
量(mg/カプセル) 3.3-ジメチル−5−(1、4、 5、6−テトラヒドロ−6−オキソ−3− 250 ピリダジニル)−2−インドリノン 乾燥デンプン 200 ステアリン酸マグネシウム 10 上記の成分を混合し、ゼラチン硬カプセル中に460m
g、充填する。
実施例10 以下の成分から錠剤を調製する。
量(mg/錠) 3,3−ジメチル−5−(1、4、5、 6−テトラヒドロ−4−メチル−6− オキソ−3−ピリダジニル)−2− 250 インドリノン セルロース、微結晶セルロース 400 二酸化ケイ素(いぶしたもの) 10 ステアリン酸 5 構成成分を混合し、各々の重量が665mgの錠剤に打錠
する。
実施例11 以下の成分から噴霧溶液を調製する。
重量(%) 3,3−ジメチル−5−(1、4、5、 6−テトラヒドロ−6−オキソ−3− 0.
25 ピリダジニル)−インドリノン エタノール 29.
75 プロペラント(Propellant) 70 22(クロロジフルオロメタン) 活性化合物とエタノールを混合し、この混合物をプロペ
ラント22の一部ら加え、−30℃に冷却し、充填装置
に移す。次いで必要量をステンレス製の容器に入れ、残
りのプロペラントで希釈する。次いでこの容器にバルブ
一式を取り付ける。
実施例12 下記の如くにして活性成分60mgを含有する錠剤を製造
する。
活性成分、デンプンおよびセルロースをアメリカ標準ふ
るいNo.45メツシユのふるいにかけ、充分に混合す
る。得られた粉末にポリビニルピロリドン溶液に加え、
次いでアメリカ標準ふるいNo.14メツシユのふるいに
通す。こうして形成した顆粒を50〜60℃で乾燥し、
アメリカ標準ふるいNo.18のふるいに通す。次いでこ
の顆粒に、予めアメリカ標準ふるいNo.60メツシユの
ふるいに通しておいたカルボキシメチルでんぷん・ナト
リウム塩、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクを加
えて混合した後、錠剤成型機上で打錠し、1錠が150
mgの錠剤を得る。
実施例13 下記の如くにして薬物80mgを含有するカプセル剤を調
製する。
活性成分、セルロース、デンプンおよびステアリン酸マ
グネシウムを混合し、アメリカ標準ふるいNo.45メツ
シユのふるいに通し、ゼラチン硬カプセルに内容量20
0mgとなる様、充填する。
実施例14 以下の如くにして活性成分を各々225mg含有する坐薬
を調製する。
1−(3、4−ジクロロ−ベンゾイル) −3、3−ジメチル−5−(1、6− 225
mg ジヒドロ−4−イソプロピル−6−オ キソ−3−ピリダジニル)−2−インドリノン 飽和脂肪酸グリセリンエステルを加えて2000mgとする。
活性成分をアメリカ標準ふるいNo.60メツシユのふる
いに通し、予め最少必要量の加熱によつて融解させてお
いた飽和脂肪酸のグリセリンエステルに懸濁させる。次
いでこの混合物を表示容量2gの坐薬型に注ぎ入れて冷
やす。
実施例15 以下の如くにして、用量5ml中に薬物を5mg含有する懸
濁剤を調製する。
3、3−ジメチル−5−(1、4、5、 6−テトラヒドロ−1−ヒドロキシ− メチル−4−メチル−6−オキソ−3− 50
mg ピリダジニル)−2−インドリノンカルボキシメチルセルロ -ス・ナトリウム塩 50mg シロツプ 1.25ml 安息香酸溶液 0.10ml 着香料 q.v. 着色料 q.v. 精製水 適量を加えて5ml
とする 薬物をアメリカ標準ふるいNo.45メツシユのふるいに
通し、カルボキシメチルセルロースおよびシロツプと混
合物してなめらかなペーストを作る。安息香酸溶液、着
香料および着色料を幾らかの量の水で薄めたものを攪拌
下に加える。次いで必要な容量を得るのに充分な水を加
える。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: [式中、Rは水素またはメチル; は水素、C−Cアルキル、C−Cアルカノ
    イル、メチル−またはエチル−スルホニル、または、フ
    ェニル環がハロゲン、C−Cアルキル、メトキシま
    たはエトキシのうちから選択される1〜3個の置換基で
    置換されていることもあるベンゾイル; Rは水素、C−C22アルキル、ヒドロキシ−置換
    −Cアルキル、カルバモイル−置換C−C11
    アルキル、ナフチルオキシ−メチルまたは−エチル、オ
    キソ−置換C−C11アルキル、またはRN−
    (CH)n−(RおよびRは各々独立して水素ま
    たはC−Cアルキルであるか、またはそれらが結合
    している窒素原子とともにピロリジン、ピペリジン、モ
    ルフォリン、ピペラジンまたはN−メチルピペラジン環
    を形成していてもよく、nは2または3である); Rは水素またはメチル; Rは水素、C−Cアルキル、ヒドロキシメチルま
    たはC−Cアルカノイルオキシメチル; Rは水素またはC−Cアルキルを表わすか; またはRはRおよびRの一方と結合を形成するこ
    ともあり、 Rは水素またはメチルを表わす] で示されるインドリンまたは2−インドリノン誘導体ま
    たはその塩。
  2. 【請求項2】Rがメチルであり、Rが水素である第
    1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】 である第1項記載の化合物。
  4. 【請求項4】R、RおよびRが水素である第1〜
    3項のいずれかに記載の化合物。
  5. 【請求項5】3,3−ジメチル−5−(1,4,5,6
    −テトラヒドロ−6−オキソ−3−ピリダジニル)−2
    −インドリノンまたはその薬学上許容される塩。
  6. 【請求項6】3,3−ジメチル−5−(1,4,5,6
    −テトラヒドロ−4−メチル−6−オキソ−3−ピリダ
    ジニル)−2−インドリノンまたはその薬学上許容され
    る塩。
  7. 【請求項7】一般式: [式中、Rは水素またはメチル; は水素、C−Cアルキル、C−Cアルカノ
    イル、メチル−またはエチル−スルホニル、または、フ
    ェニル環がハロゲン、C−Cアルキル、メトキシま
    たはエトキシのうちから選択される1〜3個の置換基で
    置換されていることもあるベンゾイル; Rは水素、C−C22アルキル、ヒドロキシ−置換
    −Cアルキル、カルバモイル−置換C−C11
    アルキル、ナフチルオキシ−メチルまたは−エチル、オ
    キソ−置換C−C11アルキル、またはRN−
    (CH)n−(RおよびRは各々独立して水素ま
    たはC−Cアルキルであるか、またはそれらが結合
    している窒素原子とともにピロリジン、ピペリジン、モ
    ルフォリン、ピペラジンまたはN−メチルピペラジン環
    を形成していてもよく、nは2または3である); Rは水素またはメチル; Rは水素、C−Cアルキル、ヒドロキシメチルま
    たはC−Cアルカノイルオキシメチル; Rは水素またはC−Cアルキルを表わすか; またはRはRおよびRの一方と結合を形成するこ
    ともあり; Rは水素またはメチルを表わす] で示されるインドリンまたは2−インドリノン誘導体ま
    たはその塩を必須成分とする強心剤。
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