JPH0643387Y2 - 脱着ハンドル装置 - Google Patents
脱着ハンドル装置Info
- Publication number
- JPH0643387Y2 JPH0643387Y2 JP3797588U JP3797588U JPH0643387Y2 JP H0643387 Y2 JPH0643387 Y2 JP H0643387Y2 JP 3797588 U JP3797588 U JP 3797588U JP 3797588 U JP3797588 U JP 3797588U JP H0643387 Y2 JPH0643387 Y2 JP H0643387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- pedestal
- locking rod
- detachable handle
- detachable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、扉に固着される台座と、扉の開閉操作に使
用される脱着可能なハンドルとを備えた脱着ハンドル装
置に関するものである。
用される脱着可能なハンドルとを備えた脱着ハンドル装
置に関するものである。
従来においては、第8図、第9図に示すように、扉に固
着される受座方体(a)に施錠軸(b)を挿通し、この
施錠軸(b)の先端部に形成された円形状の連結フラン
ジ(c)に一対のハンドル係脱溝(d),(d)を設
け、前記受座本体(a)と連結フランジ(c)との間に
錠止部材(e)を配設し、この錠止部材(e)を圧縮コ
イルバネ(f)の付勢力により連結フランジ(c)側へ
圧接すると共に、ハンドル(g)に形成された一対の作
動突子(h),(h)をハンドル係脱溝(d),(d)
へ嵌入してこの作動突子(h),(h)を連結フランジ
(c)と錠止部材(e)との間に圧入して支持させるこ
とにより、たとえばハンドルを180°回動させた際にお
いてもこのハンドルが台座から脱落することのない脱着
ハンドル装置として実開昭56-165863号公報に記載され
たものが知られている。
着される受座方体(a)に施錠軸(b)を挿通し、この
施錠軸(b)の先端部に形成された円形状の連結フラン
ジ(c)に一対のハンドル係脱溝(d),(d)を設
け、前記受座本体(a)と連結フランジ(c)との間に
錠止部材(e)を配設し、この錠止部材(e)を圧縮コ
イルバネ(f)の付勢力により連結フランジ(c)側へ
圧接すると共に、ハンドル(g)に形成された一対の作
動突子(h),(h)をハンドル係脱溝(d),(d)
へ嵌入してこの作動突子(h),(h)を連結フランジ
(c)と錠止部材(e)との間に圧入して支持させるこ
とにより、たとえばハンドルを180°回動させた際にお
いてもこのハンドルが台座から脱落することのない脱着
ハンドル装置として実開昭56-165863号公報に記載され
たものが知られている。
上記のように構成された従来の脱着ハンドル装置は、受
座本体(a)を含む台座の形状が複雑になる事と、台座
を構成する部品点数が多くなる事によりこれらの製造コ
ストが高くつくという問題点があつた。
座本体(a)を含む台座の形状が複雑になる事と、台座
を構成する部品点数が多くなる事によりこれらの製造コ
ストが高くつくという問題点があつた。
また、ハンドル(g)の作動突子(h),(h)が圧縮
コイルバネ(f)を介して錠止部材(e)により押圧保
持されたものであるので、ハンドル(g)の脱着時にお
けるハンドル操作が重くなるとともに、この圧縮コイル
バネ(f)に長年の使用によるスプリング疲労が生じた
際にはハンドル(g)にがたつきが生じるという問題点
があつた。
コイルバネ(f)を介して錠止部材(e)により押圧保
持されたものであるので、ハンドル(g)の脱着時にお
けるハンドル操作が重くなるとともに、この圧縮コイル
バネ(f)に長年の使用によるスプリング疲労が生じた
際にはハンドル(g)にがたつきが生じるという問題点
があつた。
さらに、この脱着ハンドル装置を例えば高層建築物の上
階における縦すべり出し窓に使用した際には、扉を室外
側へ開放する時にハンドルが台座にしつかりと固定され
ているか否かを目視により確認できないので、使用中に
誤つてこのハンドルが落下しないかという不安感が生じ
るという問題点があつた。
階における縦すべり出し窓に使用した際には、扉を室外
側へ開放する時にハンドルが台座にしつかりと固定され
ているか否かを目視により確認できないので、使用中に
誤つてこのハンドルが落下しないかという不安感が生じ
るという問題点があつた。
そこで、この考案は、従来の問題点を解消して、ハンド
ルの脱着時におけるハンドル操作を極めて軽い力でスム
ーズに行う事ができ、かつハンドルのがたつきがなく、
しかもハンドルが台座にしつかりと係合し、またその状
態を目視により確認できるところの脱着ハンドル装置を
提供する事を目的とする。
ルの脱着時におけるハンドル操作を極めて軽い力でスム
ーズに行う事ができ、かつハンドルのがたつきがなく、
しかもハンドルが台座にしつかりと係合し、またその状
態を目視により確認できるところの脱着ハンドル装置を
提供する事を目的とする。
この考案は、上記目的を達成し、問題点を解決するため
に、扉に固着される台座(10)に一対のハンドル嵌合溝
(17),(17)を形成し、またハンドル本体(21)に一
対の嵌合片(23),(23)を形成すると共に、この嵌合
片(23),(23)と前記ハンドル嵌合溝(17),(17)
とを互いに嵌脱可能とした脱着ハンドル装置において、
前記ハンドル本体(21)の上部に係止杆(27)を回動自
在に軸支すると共に、この係止杆(27)と、前記台座
(10)に形成した被係止部(18)とを互いに係脱可能と
したものであり、また同様の目的で、前記ハンドル本体
(21)の上部に係止杆(27)を回動自在に軸支するとこ
ろの構成に代えて、ハンドル本体(21a)の上部に貫設
された円孔部(30)に棒状の係止杆(27a)を摺動自在
に挿通してもよい。
に、扉に固着される台座(10)に一対のハンドル嵌合溝
(17),(17)を形成し、またハンドル本体(21)に一
対の嵌合片(23),(23)を形成すると共に、この嵌合
片(23),(23)と前記ハンドル嵌合溝(17),(17)
とを互いに嵌脱可能とした脱着ハンドル装置において、
前記ハンドル本体(21)の上部に係止杆(27)を回動自
在に軸支すると共に、この係止杆(27)と、前記台座
(10)に形成した被係止部(18)とを互いに係脱可能と
したものであり、また同様の目的で、前記ハンドル本体
(21)の上部に係止杆(27)を回動自在に軸支するとこ
ろの構成に代えて、ハンドル本体(21a)の上部に貫設
された円孔部(30)に棒状の係止杆(27a)を摺動自在
に挿通してもよい。
上記のように構成された脱着ハンドル装置は、係止杆の
極めて簡単な操作により、ワンタツチでハンドルを台座
に固定でき、その操作も軽く行え、かつハンドルのガタ
ツキも防止できると共に、ハンドルと台座との係合を確
実にすると共に、その係合状態を目視により確認できる
ものである。
極めて簡単な操作により、ワンタツチでハンドルを台座
に固定でき、その操作も軽く行え、かつハンドルのガタ
ツキも防止できると共に、ハンドルと台座との係合を確
実にすると共に、その係合状態を目視により確認できる
ものである。
以下、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示すものは、この考案の脱着ハンドル装置を示
す斜視図であり、この装置は、図示せね扉に固着される
台座(10)と、この台座(10)に対して係脱可能な脱着
ハンドル(20)とにより構成される。
す斜視図であり、この装置は、図示せね扉に固着される
台座(10)と、この台座(10)に対して係脱可能な脱着
ハンドル(20)とにより構成される。
このうち、台座(10)は、筒状部(11)が突設された台
座本体(12)と、この筒状部(11)に挿通されて回転可
能に支持される角軸状の施錠軸(13)と、この施錠軸
(13)の先端に一体的に連結されたジヨイント部が構成
され、このジヨイント部は円柱状の大径部(14)と小径
部(15)とを連結する連結壁(16)とよりなり、この連
結壁(16)の両側面には一対のハンドル嵌合溝(17),
(17)が形成されており、またこの連結壁(16)の上端
面には後述する脱着ハンドル(20)の係止杆(27)が係
合するところの被係止部(18)が形成されている。
座本体(12)と、この筒状部(11)に挿通されて回転可
能に支持される角軸状の施錠軸(13)と、この施錠軸
(13)の先端に一体的に連結されたジヨイント部が構成
され、このジヨイント部は円柱状の大径部(14)と小径
部(15)とを連結する連結壁(16)とよりなり、この連
結壁(16)の両側面には一対のハンドル嵌合溝(17),
(17)が形成されており、またこの連結壁(16)の上端
面には後述する脱着ハンドル(20)の係止杆(27)が係
合するところの被係止部(18)が形成されている。
そして脱着ハンドル(20)は、ハンドル本体(21)と、
ハンドル本体(21)の背面にビス(1)により固着した
係合部材(22)と、係止杆(27)を回動可能に軸支した
箱部材(25)および棒状の握り部材(28)とにより構成
されている。この係合部材(22)の上端部には切欠(2
9)が形成されていて、この切欠(29)の両側には台座
(10)のハンドル嵌合溝(17),(17)に嵌合されると
ころの嵌脱可能な一対の嵌合片(23),(23)が形成さ
れ、また箱部材(25)の中央に形成された縦方向に延び
る縦溝(26)内には板状の係止杆(27)がピン(3)に
より回動可能に軸支され、かつ第2図に示すように、バ
ネ部材(4)の一端が箱部材(25)の収納孔に嵌挿さ
れ、他端が係止杆(27)に当接してこの係止杆(27)が
矢印a方向に付勢されていると共に、この係止杆(27)
の上端部には前記台座(10)の被係止部(18)と互いに
係合するように鉤形に形成してある。
ハンドル本体(21)の背面にビス(1)により固着した
係合部材(22)と、係止杆(27)を回動可能に軸支した
箱部材(25)および棒状の握り部材(28)とにより構成
されている。この係合部材(22)の上端部には切欠(2
9)が形成されていて、この切欠(29)の両側には台座
(10)のハンドル嵌合溝(17),(17)に嵌合されると
ころの嵌脱可能な一対の嵌合片(23),(23)が形成さ
れ、また箱部材(25)の中央に形成された縦方向に延び
る縦溝(26)内には板状の係止杆(27)がピン(3)に
より回動可能に軸支され、かつ第2図に示すように、バ
ネ部材(4)の一端が箱部材(25)の収納孔に嵌挿さ
れ、他端が係止杆(27)に当接してこの係止杆(27)が
矢印a方向に付勢されていると共に、この係止杆(27)
の上端部には前記台座(10)の被係止部(18)と互いに
係合するように鉤形に形成してある。
このようであるから、脱着ハンドル(20)を台座(10)
に取付ける際には、例えば第2図に示すように、まず脱
着ハンドル(20)の係止杆(27)の下部を指で押さえて
この係止杆(27)を矢印b方向へ回転させ、次いでこの
状態で脱着ハンドル(20)の嵌合片(23),(23)を下
方より台座(10)のハンドル嵌合溝(17),(17)へ挿
通して押し込み、係合部材(22)の位置決め部が台座
(10)の連結壁(16)の下部に当接した時に指を離す
と、バネ部材(4)の矢印a方向の付勢力により係止杆
(27)がピン(3)を中心として回転し、第3図に示す
ように、係止杆(27)の先端と台座(10)の被係止部
(18)とが互いに係合して脱着ハンドル(20)が台座
(10)にしつかりと固定されるものである。従つて、こ
の状態で脱着ハンドル(20)を180°回転させた場合に
おいてもこの脱着ハンドル(20)が台座(10)より離脱
して落下する事がない。また、この脱着ハンドル(20)
を台座(10)より取りはずすには、前記と同様にして係
止杆(27)の下部を指で押し、係止杆(27)と台座(1
0)の被係止部(18)との係合を解き、脱着ハンドル(2
0)を下方へ移動させればよい。
に取付ける際には、例えば第2図に示すように、まず脱
着ハンドル(20)の係止杆(27)の下部を指で押さえて
この係止杆(27)を矢印b方向へ回転させ、次いでこの
状態で脱着ハンドル(20)の嵌合片(23),(23)を下
方より台座(10)のハンドル嵌合溝(17),(17)へ挿
通して押し込み、係合部材(22)の位置決め部が台座
(10)の連結壁(16)の下部に当接した時に指を離す
と、バネ部材(4)の矢印a方向の付勢力により係止杆
(27)がピン(3)を中心として回転し、第3図に示す
ように、係止杆(27)の先端と台座(10)の被係止部
(18)とが互いに係合して脱着ハンドル(20)が台座
(10)にしつかりと固定されるものである。従つて、こ
の状態で脱着ハンドル(20)を180°回転させた場合に
おいてもこの脱着ハンドル(20)が台座(10)より離脱
して落下する事がない。また、この脱着ハンドル(20)
を台座(10)より取りはずすには、前記と同様にして係
止杆(27)の下部を指で押し、係止杆(27)と台座(1
0)の被係止部(18)との係合を解き、脱着ハンドル(2
0)を下方へ移動させればよい。
第5図ないし第7図は、この考案の第2実施例を示す脱
着ハンドル装置であり、第1実施例に示したものと同一
の部材、名称は同一の符号で示し、その説明を省略す
る。
着ハンドル装置であり、第1実施例に示したものと同一
の部材、名称は同一の符号で示し、その説明を省略す
る。
第2実施例が第1実施例と異なるところは、ハンドル本
体(21a)と握り部材(28)と係合部材(22)とにより
構成した事と、この握り部材(28)の上部に円孔部(3
0)を貫設し、この円孔部(30)に棒状の係止杆(27a)
を挿通すると共に、バネ部材(5)の付勢力により係止
杆(27a)の先端部が台座(10)の被係止部(18)上に
突出するようにした事である。そして、前記円孔部(3
0)は中央が大径でその両端が小径に形成され、また係
止杆(27a)の中央には係止杆(27a)の摺動範囲を規制
するところの突起(31)が周設され、この突起(31)が
円孔部(30)の大径部内を摺動するものである。
体(21a)と握り部材(28)と係合部材(22)とにより
構成した事と、この握り部材(28)の上部に円孔部(3
0)を貫設し、この円孔部(30)に棒状の係止杆(27a)
を挿通すると共に、バネ部材(5)の付勢力により係止
杆(27a)の先端部が台座(10)の被係止部(18)上に
突出するようにした事である。そして、前記円孔部(3
0)は中央が大径でその両端が小径に形成され、また係
止杆(27a)の中央には係止杆(27a)の摺動範囲を規制
するところの突起(31)が周設され、この突起(31)が
円孔部(30)の大径部内を摺動するものである。
しかして、脱着ハンドル(20a)を台座(10)に取付け
るには、例えば第5図に示すように、係止杆(27a)の
摘み(34)を指で摘んでバネ部材(5)の付勢力に抗し
て矢印方向へ引張り、係止杆(27a)の先端を一旦ハン
ドル本体(21a)の先端の縦壁(32)面より後退させた
のち、この脱着ハンドル(20a)を上方へ、即ち矢印方
向へ移動させ、第1実施例と同様にして脱着ハンドル
(20a)の嵌合片(23),(23)を台座(10)のハンド
ル嵌合溝(17),(17)へ嵌入し、続いて第6図に示す
ように、脱着ハンドル(20a)の縦壁(32)の底壁(3
3)が台座(10)の小径部(15)の下部に当接した時に
摘み(34)を離すと、バネ部材(5)の付勢力により脱
着ハンドル(20a)の係止杆(27a)が台座(10)の小径
部(15)の上方へ突出して、この係止杆(27a)の先端
と台座(10)の被係止部(18)とが互いに係合するもの
である。また、他の方法として係止杆(27a)の先端を
台座(10)の小径部(15)前面に押しつける事により係
止杆(27a)を一旦矢印方向へ後退させ、この状態を保
持したまま脱着ハンドル(20a)の嵌合片(23),(2
3)を台座(10)のハンドル嵌合溝(17),(17)へ嵌
入しつつ脱着ハンドル(20a)を上方へ移動させ、係止
杆(27a)が小径部(15)上方へ突出した時にバネ部材
(5)の付勢力により、この係止杆(27a)と台座(1
0)の被係止部(18)とが互いに係合するようにしても
良く、この場合は、係止杆(27a)を指で摘む必要がな
いので操作性が良好となる。そして、この脱着ハンドル
(20a)を台座(10)より取りはずすには、摘み(34)
を引張つて脱着ハンドル(20a)の係止杆(27a)と台座
(10)の被係止部(18)との係合を解き、脱着ハンドル
(20a)を下方へ移動させればよい。
るには、例えば第5図に示すように、係止杆(27a)の
摘み(34)を指で摘んでバネ部材(5)の付勢力に抗し
て矢印方向へ引張り、係止杆(27a)の先端を一旦ハン
ドル本体(21a)の先端の縦壁(32)面より後退させた
のち、この脱着ハンドル(20a)を上方へ、即ち矢印方
向へ移動させ、第1実施例と同様にして脱着ハンドル
(20a)の嵌合片(23),(23)を台座(10)のハンド
ル嵌合溝(17),(17)へ嵌入し、続いて第6図に示す
ように、脱着ハンドル(20a)の縦壁(32)の底壁(3
3)が台座(10)の小径部(15)の下部に当接した時に
摘み(34)を離すと、バネ部材(5)の付勢力により脱
着ハンドル(20a)の係止杆(27a)が台座(10)の小径
部(15)の上方へ突出して、この係止杆(27a)の先端
と台座(10)の被係止部(18)とが互いに係合するもの
である。また、他の方法として係止杆(27a)の先端を
台座(10)の小径部(15)前面に押しつける事により係
止杆(27a)を一旦矢印方向へ後退させ、この状態を保
持したまま脱着ハンドル(20a)の嵌合片(23),(2
3)を台座(10)のハンドル嵌合溝(17),(17)へ嵌
入しつつ脱着ハンドル(20a)を上方へ移動させ、係止
杆(27a)が小径部(15)上方へ突出した時にバネ部材
(5)の付勢力により、この係止杆(27a)と台座(1
0)の被係止部(18)とが互いに係合するようにしても
良く、この場合は、係止杆(27a)を指で摘む必要がな
いので操作性が良好となる。そして、この脱着ハンドル
(20a)を台座(10)より取りはずすには、摘み(34)
を引張つて脱着ハンドル(20a)の係止杆(27a)と台座
(10)の被係止部(18)との係合を解き、脱着ハンドル
(20a)を下方へ移動させればよい。
なお、この考案の実施に際しては、この考案の要旨に反
しない限り、例えばハンドル体の握り部材、箱部材、お
よび係合部材とを一体に成形してもよく、脱着ハンドル
装置の構成部品を任意の材料で、すなわちアルミニウ
ム、鉄、硬質合成樹脂のうちいずれか一種又は二種以上
のもので成形してもよい。さらにハンドル本体、台座、
係止杆、台座の被係止部等の具体的形状は前記各実施例
に制約される事なく種々の態様に構成して実施し得るこ
とは勿論である。
しない限り、例えばハンドル体の握り部材、箱部材、お
よび係合部材とを一体に成形してもよく、脱着ハンドル
装置の構成部品を任意の材料で、すなわちアルミニウ
ム、鉄、硬質合成樹脂のうちいずれか一種又は二種以上
のもので成形してもよい。さらにハンドル本体、台座、
係止杆、台座の被係止部等の具体的形状は前記各実施例
に制約される事なく種々の態様に構成して実施し得るこ
とは勿論である。
この考案は、請求項1および請求項2に記載したところ
の構成であつて、脱着ハンドルに係止杆を設けて嵌合し
た台座の先端に係止するようにしたため、脱着ハンドル
を180°回転させても落下することがなく、また脱着ハ
ンドルと台座との係合状態も目視により確認できるの
で、例えば上階における扉の開閉操作においてもハンド
ル落下に対する不安感が一掃でき、作業者が安心して扉
の開閉操作を行うことができ、さらに脱着ハンドルと台
座の嵌合部にバネを用いずに嵌合を確実にすることがで
きるのでがたつきを長期にわたつて防ぐことができる。
の構成であつて、脱着ハンドルに係止杆を設けて嵌合し
た台座の先端に係止するようにしたため、脱着ハンドル
を180°回転させても落下することがなく、また脱着ハ
ンドルと台座との係合状態も目視により確認できるの
で、例えば上階における扉の開閉操作においてもハンド
ル落下に対する不安感が一掃でき、作業者が安心して扉
の開閉操作を行うことができ、さらに脱着ハンドルと台
座の嵌合部にバネを用いずに嵌合を確実にすることがで
きるのでがたつきを長期にわたつて防ぐことができる。
そして請求項1に記載した脱着ハンドル装置において
は、脱着ハンドルに取付けた係止杆を指で簡単に操作し
ながら台座に嵌合できるのでハンドル操作が容易であ
る。
は、脱着ハンドルに取付けた係止杆を指で簡単に操作し
ながら台座に嵌合できるのでハンドル操作が容易であ
る。
また請求項2に記載した脱着ハンドル装置においては、
係止杆をバネにより出没させて台座に係止させるため、
ワンタツチで脱着ハンドルを台座に嵌合、係止できるの
で操作が非常に簡単である。
係止杆をバネにより出没させて台座に係止させるため、
ワンタツチで脱着ハンドルを台座に嵌合、係止できるの
で操作が非常に簡単である。
第1図は、この考案の脱着ハンドル装置を示す分解斜視
図、第2図、第3図は、夫々脱着ハンドルを台座に取付
ける前および取付けた時の状態を示す作用説明図、第4
図は、脱着ハンドルの裏面図、第5図〜第7図は、この
考案の第2実施例を示す脱着ハンドル装置であり、第5
図は、その取付ける前の状態の断面図、第6図は、脱着
ハンドルを台座に取付けた状態の断面図、第7図は脱着
ハンドルの裏面図、第8図、第9図は従来例で、脱着ハ
ンドルの取付け前と取付けた状態の夫々断面図である。 (10)……台座 (17)……ハンドル嵌合溝 (18)……被係止部 (20)(20a)……脱着ハンドル (23)……嵌合片 (27)(27a)……係止杆
図、第2図、第3図は、夫々脱着ハンドルを台座に取付
ける前および取付けた時の状態を示す作用説明図、第4
図は、脱着ハンドルの裏面図、第5図〜第7図は、この
考案の第2実施例を示す脱着ハンドル装置であり、第5
図は、その取付ける前の状態の断面図、第6図は、脱着
ハンドルを台座に取付けた状態の断面図、第7図は脱着
ハンドルの裏面図、第8図、第9図は従来例で、脱着ハ
ンドルの取付け前と取付けた状態の夫々断面図である。 (10)……台座 (17)……ハンドル嵌合溝 (18)……被係止部 (20)(20a)……脱着ハンドル (23)……嵌合片 (27)(27a)……係止杆
Claims (2)
- 【請求項1】扉に固着される台座(10)に一対のハンド
ル嵌合溝(17),(17)を形成し、またハンドル本体
(21)に一対の嵌合片(23),(23)を形成して、この
嵌合片(23),(23)と前記ハンドル嵌合溝(17),
(17)とを互いに嵌脱可能とした脱着ハンドル装置にお
いて、前記ハンドル本体(21)の上部に係止杆(27)を
回動自在に軸支すると共に、この係止杆(27)と、前記
台座(10)に形成した被係止部(18)とを互いに係脱可
能とした事を特徴とする脱着ハンドル装置。 - 【請求項2】扉に固着される台座(10)に一対のハンド
ル嵌合溝(17),(17)を形成し、またハンドル本体
(21a)に一対の嵌合片(23),(23)を形成して、こ
の嵌合片(23),(23)と前記ハンドル嵌合溝(17),
(17)とを互いに嵌脱可能とした脱着ハンドル装置にお
いて、前記ハンドル本体(21a)の上部に貫設された円
孔部(30)に棒状の係止杆(27a)を摺動自在に挿通す
ると共に、この係止杆(27a)と、前記台座(10)に形
成した被係止部(18)とを互いに係脱可能とした事を特
徴とする脱着ハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3797588U JPH0643387Y2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 脱着ハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3797588U JPH0643387Y2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 脱着ハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150772U JPH01150772U (ja) | 1989-10-18 |
JPH0643387Y2 true JPH0643387Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31264546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3797588U Expired - Lifetime JPH0643387Y2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 脱着ハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643387Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP3797588U patent/JPH0643387Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01150772U (ja) | 1989-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH039478U (ja) | ||
JP2003080472A (ja) | コード維持装置、電源コード維持デバイスを備えた電動工具、および、電源コード・プラグを固定する方法 | |
JPH0643387Y2 (ja) | 脱着ハンドル装置 | |
JPH07112444B2 (ja) | スライダ解除機構付傘 | |
GB2344373A (en) | Chest lock having a linking action | |
JPH0613976Y2 (ja) | ラッチ装置 | |
JP2002262921A (ja) | 携帯品装着用の取付装置 | |
JP2587839Y2 (ja) | 自動停止装置付スライドファスナー用スライダー | |
JPH049833Y2 (ja) | ||
JP2004068518A (ja) | プシュプル錠 | |
JPH0390770U (ja) | ||
JP3026885U (ja) | プルボタンラッチ装置 | |
JP2552664Y2 (ja) | キャップ付き容器 | |
JPH0522598Y2 (ja) | ||
JP4221165B2 (ja) | 引戸錠用ラッチング状態解除装置及び該解除装置の生産方法 | |
JPS6240374Y2 (ja) | ||
JP3223088B2 (ja) | 係止装置およびそれを用いた家具 | |
JPH0331853Y2 (ja) | ||
JPS624176Y2 (ja) | ||
JP2862866B1 (ja) | 省スペース型ファスナー装置 | |
JP2542453Y2 (ja) | 落し棒装置 | |
KR0124409Y1 (ko) | 퍼스널 컴퓨터의 본체 케이스 조립구조 | |
JP2537667Y2 (ja) | プッシュキャップ付き容器 | |
JPS623962Y2 (ja) | ||
JPH0348390Y2 (ja) |