JPH064320Y2 - シャシダイナモメータのステップ板設置装置 - Google Patents

シャシダイナモメータのステップ板設置装置

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JPH064320Y2
JPH064320Y2 JP5509690U JP5509690U JPH064320Y2 JP H064320 Y2 JPH064320 Y2 JP H064320Y2 JP 5509690 U JP5509690 U JP 5509690U JP 5509690 U JP5509690 U JP 5509690U JP H064320 Y2 JPH064320 Y2 JP H064320Y2
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JP
Japan
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step plate
support member
pit
chassis dynamometer
plate
Prior art date
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JP5509690U
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JPH0415044U (ja
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豊 青地
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Horiba Ltd
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Horiba Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本考案は、床に設けられたピットに対するシャシダイナ
モメータの設置において、前記ピットを閉鎖するステッ
プ板の設置装置に関する。
{従来の技術} シャシダイナモメータは、例えば、実公昭63−134
72号公報に開示されているように、ピット内に設置さ
れる。
そして、前記シャシダイナモメータを設置したピットを
閉鎖するステップ板は、その周縁をピットの周縁部で支
持するが、前記広告公報には、ピットの口縁部に設けら
れた凹段部に、ステップ板の端縁部をはめ込む構造が開
示されている。
また、第4図に示したように、ピット11の口縁部上にス
テップ板12の端縁部を重ね、かつアンカーボルト13とス
テップ板12を床14に固定することも行われている。
さらに、第5図に示したように、ピット11の口部側面に
ブラケット15を固着突設し、このブラケット15上にステ
ップ板12の端縁部を載置することも行われている。
{考案が解決しようとする課題} 前記実公昭63−13472号公報に開示されたシャシ
ダイナモメータのステップ板は、その端縁部をピット口
縁部の凹段部にはめ込むから、ステップ板の厚さと前記
凹段部の深さとをほぼ一致させておくことが必要であっ
て、凹段部深さの寸法精度を高くすることを要する問題
がある。また、前記凹段部の底面に凹凸があると、ステ
ップ板にがたつきが生じる問題もある。
第4図に示した従来例は、ピット11の口縁部上にステッ
プ板12の端縁部を重ねるから、前記凹段部と設ける手間
は不要である。しかし、ステップ板12が床14の表面上側
に突出し、かつこのステップ板12をアンカーボルト13で
固定している。したがって、これらの突出部が被試験車
両の搬入や搬出、またはシャシダイナモメータのオペレ
ータなどの移動に対して邪魔になるおそれがあるから、
前記ステップ板12及びアンカーボルト13による突出部を
なくすることが望まれている。
また、第5図に示した従来例は、ピット11の口部側面に
突設したブラケット15にステップ板12の端縁部を載置す
るから、ステップ板12の厚さとブラケット15の取付位置
とをほぼ一致させることが必要であって、ステップ板12
の厚さとブラケット15の取付位置とが不適合であると、
ピット11の口縁部にステップ板11による段差が生じる問
題がある。また、ブラケット15の突出寸法には限度があ
るから、方形に形成されたピット11の各辺が互いに直角
になっていないなどのひずみが生じていると、ステップ
板12の端縁の一部がブラケット15に載置されることな
く、ピット11内で宙に浮いた状態になるなどの問題が発
生する場合がある。このため、ステップ板12をピット11
に合わせて現場で加工することが必要になる問題があ
る。そして、ステップ板12の端部とピット11の側面とに
間隙が生じるから、それを埋める手間の必要である。
本考案は上記のような課題を解決するものであって、ピ
ットの口縁部に設けるステップ板支承部の形成が容易で
あるとともに、床面に段差をほぼ生じさせることなくス
テップ板を支承できるシャシダイナモメータのステップ
板設置装置をうることを目的とするものである。
{課題を解決するための手段} 本考案のシャシダイナモメータのステップ板設置装置
は、シャシダイナモメータが設置されたピットを閉鎖す
るステップ板の厚さよりも深い凹段部が前記ピットの口
縁部に設けられ、かつゴムまたはプラスチックからなる
弾性変形が可能な支承部材が前記凹段部に取付けられ、
この支承部材に前記ステップ板の端部が載置されて、ス
テップ板及びシャシダイナモメータ本体の重量による支
承部材の圧縮で、支承部材とステップ板との段差を吸収
したことを特徴とするものである。
前記支承部材を構成するゴムまたはプラスチックとして
は、発泡または未発泡のいずれも使用可能である。そし
て、前記ゴムとしては合成、天然のいずれも使用可能で
あり、プラスチックとしては、機械的強度が高くステッ
プ板の支承に耐えることが可能な任意のプラスチックを
使用することができ、例えば、ポリエチレン、ポリウレ
タンなどがある。
{作用} 前記本考案のステップ板設置装置は、ピット口縁部の凹
段部に取付けた弾性変形が可能な支承部材に、ステップ
板の端縁部を載置する。すると、ステップ板及びシャシ
ダイナモメータ本体の重量で支承部材が弾性変形で圧縮
して、ステップ板と支承部材との段差を吸収し、かつ支
承部材がステップ板を支承するものである。なお、ステ
ップ板はシヤシダイナモメータ本体に固定され、シヤシ
ダイナモメータ本体はピット底部に固定するため、ステ
ップ板は動かない。
また、前記凹段部の底部やステップ板の端部などに凹凸
などがある場合は、その凹凸を支承部材の前記弾性変形
で吸収し、ステップ板のがたつきなどをなくする。
{実施例} 本考案のシャシダイナモメータのステップ板設置装置の
実施例を第1〜3図について説明する。
第1〜3図において、1はピットで、その口縁部に凹段
部2が設けられている。3は凹段部2に取付けられたL
アングルで、その上端は床面4とほぼ一致している。5
はLアングル3に取付けられた支承部材で、これは低発
泡させたクロロプレンで形成されて、その上面が前記床
面4とほぼ一致している。6はピット1内に配置された
シヤシダイナモメータ本体、7はシヤシダイナモメータ
本体6のローラ、8はピット1を閉鎖するステップ板
で、その端部が前記支承部材5の端部に載置されてい
る。前記Lアングル3に対する支承部材5の取付けは、
接着剤または両面粘着テープなどによる接着などで行
う。
そして、支承部材5の厚さは、ステップ板8の厚さより
も十分に厚く形成され、かつ支承部材5にステップ板8
を載置していないときは、第2図に示したように、支承
部材5の上面全体が、床面4とほぼ一致している。この
支承部材5にステップ板8を載置すると、その重量で支
承部材5が弾性変形で圧縮されるから、第3図に示した
ように、ステップ板8が支承部材5に食い込む状態にな
り、支承部材5とステップ板8との段差を支承部材5が
吸収するものである。
このように、ステップ板8の端部を支承部材5の端部に
載置するのみであるから、ステップ板8の設置が簡単で
ある。そして、支承部材5が、それに載置されたステッ
プ板8の重量で弾性変形で圧縮され、ステップ板8の段
差を吸収するから、シャシダイナモメータ本体6に対す
る被試験車両の搬入及び搬出をスムーズに行うことがで
きるとともに、ステップ板8がオペレータなどの移動の
邪魔になるようなことがない。また、支承部材5を圧縮
させたステップ板8は、その端面が支承部材5に係止状
になるから、支承部材5上でステップ板8がスリップす
るようなこともなく、ステップ板8を安定よく設置する
ことができる。
ステップ板8の重量で、その厚さ以上に支承部材5が圧
縮されても、ステップ板8の端部外側の支承部材5の部
分が斜面になるから、段差が生じることはない。したが
って、ステップ板8の重量に対応して支承部材5の硬度
を設定しておくことによって、支承部材5とステップ板
8との段差を確実に吸収して、ステップ板8を設置する
ことが可能である。
{考案の効果} 本考案のシャシダイナモメータのステップ板設置装置
は、上記のように、ピットの口縁部に設けた凹段部に取
付けられた弾性変形が可能な支承部材にシャシダイナモ
メータのステップ板端部を載置するものである。
したがって、ステップ板の設置が簡単であるとともに、
ステップ板の周囲部に段差がなく、かつ支承部材の弾性
変形で凹段部やステップ板端部の凹凸などを吸収するか
ら、ステップ板のがたつきを防ぐことも可能であって、
シャシダイナモメータに対する被試験車両の搬入や搬出
をスムーズに行うことができるとともに、オペレータな
どの移動にも適する。また、凹段部の底面の凹凸なども
支承部材の弾性変形で吸収するから、凹段部の形成が容
易であり、かつステップ板の端部外側と床との間を支承
部材が埋めるから、ステップ板周囲の間隙を埋める手間
も不要である。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示し、第1図は断面図、
第2図はステップ板を載置していない要部の断面図、第
3図はステップ板を載置した要部の断面図、第4図と第
5図はそれぞれ異なった従来例の断面図である。 1:ピット、2:凹段部、5:支承部材、6:シャシダ
イナモメータ本体、8:ステップ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャシダイナモメータが設置されたピット
    を閉鎖するステップ板の厚さよりも深い凹段部が前記ピ
    ットの口縁部に設けられ、かつゴムまたはプラスチック
    からなる弾性変形が可能な支承部材が前記凹段部に取付
    けられ、この支承部材に前記ステップ板の端部が載置さ
    れて、ステップ板及びシャシダイナモメータ本体の重量
    による支承部材の圧縮で、支承部材とステップ板との段
    差を吸収したシャシダイナモメータのステップ板設置装
    置。
JP5509690U 1990-05-26 1990-05-26 シャシダイナモメータのステップ板設置装置 Expired - Lifetime JPH064320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5509690U JPH064320Y2 (ja) 1990-05-26 1990-05-26 シャシダイナモメータのステップ板設置装置

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JP5509690U JPH064320Y2 (ja) 1990-05-26 1990-05-26 シャシダイナモメータのステップ板設置装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0415044U JPH0415044U (ja) 1992-02-06
JPH064320Y2 true JPH064320Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31577747

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