JPH064315A - 複数プロセス・システム制御方式 - Google Patents

複数プロセス・システム制御方式

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Publication number
JPH064315A
JPH064315A JP16442292A JP16442292A JPH064315A JP H064315 A JPH064315 A JP H064315A JP 16442292 A JP16442292 A JP 16442292A JP 16442292 A JP16442292 A JP 16442292A JP H064315 A JPH064315 A JP H064315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
processing
system control
event processing
processes
Prior art date
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Pending
Application number
JP16442292A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamazaki
隆 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH064315A publication Critical patent/JPH064315A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数プロセス・システムにおいて、同一事象
が連続的に発生する場合の事象処理速度を高める。 【構成】 システム中で同時に発生する事象の最大数だ
け事象処理用プロセス2〜5を有し、更に各事象処理用
プロセスは起こり得る全ての事象を処理できる機能を持
ち、これらを管理するシステム制御用プロセス1を備え
る。事象処理用プロセスの活性状態をテーブルで管理
し、連続的に同じ事象が発生すると、システム制御用プ
ロセス1はテーブルを参照して事象処理用プロセス2〜
5に分散して処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムにお
ける複数プロセス・システム制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数プロセス・システムにおいて
は、各事象処理用プロセスが特定の事象のみ処理する機
能を持ち、システム制御用プロセスはある事象の発生を
連続的に検出すると、それらの事象をFIFOに書き込
み、事象処理用プロセスがFIFOから順番に取り出し
処理していた。
【0003】図4を参照して従来の技術を説明する。
【0004】図4は、システム制御用プロセス7と、事
象処理用プロセス8,9,10と、システム制御用プロ
セスと事象処理用プロセスとの間のFIFO11,1
2,13とを有する複数プロセス・システムを示し、事
象処理用プロセス8〜10は、ある1つの事象のみ処理
する機能を持っている。今、事象1が発生し、事象処理
用プロセス9が事象1のみを処理するプロセスだとする
と、制御用プロセス7は処理開始命令を出し、それをF
IFO12に書き込む。事象処理用プロセス9は不活性
な状態の場合、FIFO12から命令を取り出し事象1
を処理する。次に事象1が連続して発生した場合、シス
テム制御用プロセス7は前回同様処理命令を、FIFO
12に書き込む。しかしこの場合、事象処理用プロセス
9で前回の事象をいまだ処理中であるので、FIFO1
2中に書き込まれている命令は事象処理用プロセス9が
処理を終了するまで、読み出されることはない。従って
従来の技術では同じ事象が立て続けに発生した場合、前
回の事象の処理が完了するまで待たなければならなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数プロセス・
システムでは、システム制御用プロセス及び事象用プロ
セス間のFIFOを管理する為のオーバーヘッドが存在
していた。その為、連続的に同じ事象が発生する場合に
は、事象処理速度が遅いという問題があった。
【0006】本発明の目的は、このような問題を解決し
た複数プロセス・システム制御方式を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理シス
テムにおける複数プロセス・システムの制御方式におい
て、システム中で発生する全ての事象を処理し得る事象
処理用プロセスを、同時に発生し得る事象の最大数だけ
有し、更に事象処理用プロセスを集中管理し及びシステ
ム中で発生する事象を検出する1つのシステム制御用プ
ロセスを有し、前記システム制御用プロセスが、事象の
発生を検出すると、その時点で非活性状態にある前記事
象処理用プロセスを捜し、その事象処理用プロセスに対
して、発生した事象の種類及び処理開始命令を送り、こ
の処理開始命令を受けた事象処理用プロセスは事象の処
理完了後、処理完了通知を前記システム制御用プロセス
に返すことを特徴とする。
【0008】また本発明によれば、前記システム制御用
プロセスは、事象処理用プロセスの活性状態および非活
性状態を表すテーブルを管理し、このテーブルを参照し
て非活性状態にある前記事象処理用プロセスを捜すこと
を特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0010】図1は、本発明の複数プロセス・システム
制御方式の一実施例を示す構成図である。
【0011】本実施例の複数プロセス・システム制御方
式は、システム中で事象が発生すると、その事象の種類
を解析し、処理開始命令を出すシステム制御用プロセス
1と、各々同等の事象処理機能を持つ4つの事象処理用
プロセス2〜5とにより構成されている。
【0012】本実施例では、システム中で同時に発生し
得る事象の最大数を4つと仮定し、従ってシステム中で
発生する全ての事象を処理するためのプログラムを含む
事象処理用プロセスの個数を4つとしている。システム
制御用プロセス2は、これら事象処理用プロセスを集中
管理する機能を有している。
【0013】次に、実施例の処理について説明する。
【0014】システム中で事象1が発生すると、システ
ム制御用プロセス1はその事象の種類を解析し、どの事
象処理用プロセスに事象1の処理開始命令の信号を送る
かを決定するために、各事象処理用プロセスの活性状態
を表すテーブルを参照する。この場合の例として、図2
に示すように事象処理用プロセス2〜5が全て非活性状
態にあるとし、システム制御用プロセス1が事象処理用
プロセス2を選択すると、事象処理用プロセス2に事象
の種類及び処理開始命令を送る。そして、テーブルの事
象処理用プロセス2を活性状態にする。事象処理用プロ
セス2は事象1の処理が終了すると、処理完了通知をシ
ステム制御用プロセス1に送る。システム制御用プロセ
ス1は、再びテーブルの事象処理用プロセス2を不活性
状態に戻す。連続して事象1が発生しても、システム制
御用プロセス1は、テーブルを参照して、その処理を事
象処理用プロセス2〜5に分散させて、事象処理を行う
ことができる。
【0015】次に同時に事象1,2,3が発生し、それ
ぞれ事象処理用プロセス2,3,4で処理中である場合
について述べる。この状態で更に事象1が連続的に発生
したとすると、システム制御用プロセス1は、図3のテ
ーブルを参照し、事象処理用プロセス5が不活性である
と判断し事象処理用プロセス5に処理開始命令を出す。
更に続いて事象1が発生したときには、必ず何れかの事
象処理用プロセスでは処理が終了しているので、テーブ
ルの参照によりその事象処理用プロセスが選択されて、
処理開始命令が出される。このように事象1が連続的に
発生しても、事象処理用プロセスに分散させることがで
き、前の処理を待つことなしに順次処理されていく。
【0016】
【発明の効果】本発明の複数プロセス・システム制御方
式は、システム制御用プロセスと事象処理用プロセス間
のFIFOを管理するためのオーバーヘッドがなくな
り、複数プロセスの処理速度を高めることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】事象処理用プロセスの管理テーブル示す図であ
る。
【図3】事象処理用プロセスの管理テーブル示す図であ
る。
【図4】従来技術を示す構成図である。
【符号の説明】
1,7 システム制御用プロセス 2〜5,8〜10 事象処理用プロセス 11〜13 FIFO

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理システムにおける複数プロセス・
    システムの制御方式において、 システム中で発生する全ての事象を処理し得る事象処理
    用プロセスを、同時に発生し得る事象の最大数だけ有
    し、更に事象処理用プロセスを集中管理し及びシステム
    中で発生する事象を検出する1つのシステム制御用プロ
    セスを有し、 前記システム制御用プロセスが、事象の発生を検出する
    と、その時点で非活性状態にある前記事象処理用プロセ
    スを捜し、その事象処理用プロセスに対して、発生した
    事象の種類及び処理開始命令を送り、この処理開始命令
    を受けた事象処理用プロセスは事象の処理完了後、処理
    完了通知を前記システム制御用プロセスに返すことを特
    徴とする複数プロセス・システム制御方式。
  2. 【請求項2】前記システム制御用プロセスは、事象処理
    用プロセスの活性状態および非活性状態を表すテーブル
    を管理し、このテーブルを参照して非活性状態にある前
    記事象処理用プロセスを捜すことを特徴とする請求項1
    記載の複数プロセス・システム制御方式。
JP16442292A 1992-06-23 1992-06-23 複数プロセス・システム制御方式 Pending JPH064315A (ja)

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