JPH0643045B2 - ベニヤ旋盤装置及び木材ベニヤの製造方法 - Google Patents

ベニヤ旋盤装置及び木材ベニヤの製造方法

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JPH0643045B2
JPH0643045B2 JP57002387A JP238782A JPH0643045B2 JP H0643045 B2 JPH0643045 B2 JP H0643045B2 JP 57002387 A JP57002387 A JP 57002387A JP 238782 A JP238782 A JP 238782A JP H0643045 B2 JPH0643045 B2 JP H0643045B2
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drive roll
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    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/02Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
    • B27L5/025Nose-bars; Back-up rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q1/00Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に、旋盤ナイフで回転する丸太を切削す
ることにより丸太から木材ベニヤの薄いシートを皮むき
するベニヤ旋盤に関するものである。ベニヤ生産量を最
大にするためには、残った丸太芯が4インチ(約10.16c
m)又はそれ以下程度の小直径をもつまで丸太を皮むき
するのが望ましい。しかし、このことは困難であり、そ
の理由は、小直径の丸太芯はベニヤナイフに対して撓
み、そのため非円柱状の芯と不均一厚さのベニヤを作る
か又は芯を追って旋盤スピンドルから外れるようになす
傾向があることにある。かかる撓みの結果、丸太に加え
られる切削力は非常に大きくなり、この力が丸太芯を折
るか又はきりもみさせて旋盤スピンドルから外れさせる
ことも起こりうる。前記スピンドルは丸太に両端で掛合
して丸太に回転用のトルクを与えるものである。
丸太芯のかかる撓みを防止するため及び非常に小直径ま
でむき取り作業をするときに一層均一なベニヤ厚さを与
えるために、本発明のベニヤ旋盤装置と方法は丸太側面
に掛合する駆動支持ロールと遊びロールを使用する。駆
動支持ロールと遊びロールは、ナイフ及びこれと組合わ
されたノーズ棒により丸太芯に加えられる切削合力を継
続的に釣合わせるために旋盤ナイフに対して離隔した位
置で支持されている。更に、丸太直径が皮むき作業中に
減少するにつれて切削力の角度とこの力の大きさが変化
するので、本発明の方法と装置は、遊びロールと駆動ロ
ールの角度位置と半径方向位置をお互いに独立して調節
し、また自動制御手段の制御信号出力に応答して駆動ロ
ールの速度を調節することができる。自動制御手段は、
位置決め基準信号を各ロール用の個別のサーボ手段に与
えることにより駆動ロールと遊びロールの位置を調節す
るために、計算機又は一対のカム操作電位差計を含む。
1963年2月26日発行のヘスの米国特許第3,078,887号に
示す如く、丸太をベニヤ旋盤で回転させて皮むき作業を
するときに、丸太を支持するために丸太側面に接触する
一対の遊びロールを備えることが従来提案されている。
しかしながら、この丸太支持機構では、遊びロール間の
間隔は一定であり、ナイフ刃に対する丸太上の遊びロー
ルの角度位置と半径方向位置はお互いに独立して調節で
きない。更に、非駆動の支持ロールがトルクを追加する
ために使用される。それ故、かかる丸太支持機構は上述
の撓みの問題点を解決することはできなった。更に、丸
太長さの半分より小さい比較的短いロールを使用しかつ
それらを丸太中心に位置決めすることにより、丸太の二
重湾曲又は複合撓みが生じ、このため非円柱状の芯を生
じるという他の問題を引起こす結果となった。
追加のトルクを丸太に加える一対の駆動支持ロールをも
つベニヤ旋盤装置は1959年5月5日発行のジルムの米国
特許第2,884,966号に示されている。しかしながら、2
つの支持ロール間の間隔は一定でありこれらのロールの
位置は、丸太直径が減少するにつれて切削力トルクの減
少と切削力の角度の変動とを補整するために、ナイフに
対してお互いに独立して調節することができない。従っ
て、本発明とは異なり、前記ジルムの米国特許に示す一
対の支持ロールは個別の支持アーム上に取付けられ、こ
れらの支持アームは、丸太直径等のファクターの減少に
応答して丸太上のロールの角度位置を変化すべく夫々独
立して調節される。更に、その支持装置は不適当であ
る。というのはそれは短い支持ロールを使用し、これら
のロールを丸太のほぼ中心に位置させ、その結果複合曲
げ効果を生じ、これが更に他の問題を起こすことになる
からである。また確実駆動をするために支持ロール上に
つめ付き表面を形成する。勿論、これは木材ベニヤを傷
付け、それ故実用的ではない。最後に、支持ロール間の
角度間隔は、45°以下であるので、小さ過ぎる。これに
対し、本発明のロール間の間隔は90°以上である。この
角度間隔が小さいこと及びその間隔が一定であるという
事実により、支持ロールにより加えられる力はあらゆる
条件下でナイフとノーズ棒により加えられる切削力を釣
合わせることはできないと思われる。
1978年2月14日発行のパンク等の米国特許第4,073,326
号により、丸太を回転させるための全トルクを与えるた
めに丸太側面に掛合する一対の駆動ロールを備えること
が提案された。かかるベニヤ旋盤は丸太の端に掛合する
旋盤スピンドルをもたず、そのため丸太芯の撓みの問題
は起こらない。しかしこれは、丸太の回転軸線は一定で
はないが、水平面内で動き、このため旋盤ナイフに対し
て丸太を整列させることを含む多くの他の問題が生じる
という欠点をもつ。更に、2つの駆動ロール間の間隔は
いろいろな直径の丸太に適合するように調節されるが、
丸太上のかかるロールの相対的角度位置と半径方向位置
は夫々独立に調節されない。これらの駆動ロールは遊び
ロールに対して丸太を押付け、丸太に対する前記ロール
の垂直位置は下方駆動ロールの支持アームに取付けられ
たカムに掛合するカム従動子により調節される。このこ
とは丸太中心を旋盤ナイフと整列した水平面内に丸太中
心を維持するために、2つの駆動ロールと遊びロール間
に丸太を挟むために行われる。というのは丸太を回転す
るために丸太の両端に掛合する旋盤スピンドルがないか
らである。丸太芯が曲がる問題はないので、これらのロ
ール間の間隔を調節するためのロールの動きは、曲がり
の問題を解決するためではなくて、狭持する目的を有す
るに過ぎない。
本発明の目的は、それ故、実質的に均一厚さを有する木
材ベニヤのシートを作るために精密で有効なやり方で回
転する丸太を皮むきするための、かつ丸太を非常に小さ
い直径の芯まで皮むきできる改良したベニヤ旋盤装置を
提供することにある。
本発明の今1つの目的は、小直径の丸太芯の撓みを防止
し、かつ前記芯の両端での旋盤スピンドルとの掛合が回
し外れ又は避け外れを起こさないようになす方法と装置
を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、旋盤ナイフとノーズ棒により
丸い丸太に与えられる力を釣合わせるため及び旋盤スピ
ンドルのトルクに追加される追加トルクを丸太回転に与
えるために、角度的に離隔した位置で丸太側面に掛合す
る少なくとも1つの駆動支持ロールと遊びロールを使用
する方法と装置を提供することにある。
本発明の追加の目的は、駆動支持ロールと遊びロールの
位置が丸太回転軸に対して、旋盤ナイフに対してかつお
互いに対して夫々独立して調節されるように構成した方
法と装置を提供することにある。
本発明の今1つの目的は、丸太直径の減少、丸太表面速
度の変化、いろいろなベニヤ厚さ等のファクターに応答
して駆動支持ロールと遊びロールの角度位置と半径方向
位置及び前記駆動支持ロールの速度を独立に調節するた
めの制御手段を含む方法と装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、駆動支持ロールと遊びロール
の位置決めが、前記ロール用の2つの個別の支持手段の
位置を調節する計算機及びサーボ手段を含む制御手段に
より自動的に制御される如き方法と装置を提供すること
にある。
上記目的を達成するため本願発明の装置は、丸太を回転
させるために丸太の両端に掛合させる旋盤スピンドル手
段と、丸太が回転しているときに丸太から薄いベニヤシ
ートを皮むきする旋盤ナイフ手段と、丸太に掛合するた
めの前記丸太に対して前記ナイフ手段の反対側に配置さ
れた遊びロール手段と、前記丸太の回転を助けるために
前記遊びロール手段と前記ナイフ手段の間で前記丸太に
掛合すると共に前記ナイフ手段の上方に配置された駆動
ロール手段と、前記旋盤スピンドル手段の軸線に対して
前記遊びロール手段と前記駆動ロール手段の位置を独立
して調節するためのかつ前記丸太が皮むきされていると
きに丸太直径の減少に応じて2つのロール手段間の角度
間隔を調節するための自動制御手段と、ナイフ手段の位
置を感知するためのコンピュータ入力装置と前記遊びロ
ール手段と前記駆動ロール手段の位置を調節するための
コンピュータ出力装置をもつコンピュータシステムを備
えたことを特徴とする。
また、本願発明の方法は、丸太をこの丸太の両端に掛合
するスピンドルにより回転させ;丸太から木材ベニヤの
シートを皮むきするためにナイフにより回転する丸太を
切削し;切削中丸太を支持しかつその撓みを防止するた
めに角度的にかつ前記ナイフから離隔した少なくとも2
つのロールを前記回転する丸太の側面に結合させ、この
場合一方のロールを遊びロールとし、他方のロールを駆
動ロールとし、前記駆動ロールは前記ナイフの上方で前
記丸太に接触し;前記駆動ロールにより前記回転する丸
太にトルクを与え、ナイフ手段の位置を感知するための
コンピュータ入力装置と前記遊びロールと前記駆動ロー
ルの位置を調節するためのコンピュータ出力装置をもつ
コンピュータシステムによって、切削中の丸太上の前記
遊びロールと前記駆動ロールの位置を独立して自動的に
調節すると共に前記ナイフにより丸太に与えられる切削
力を釣合わせるため丸太直径の減少に応答して前記2つ
のロール間の角度間隔を自動的に調節する工程を含むこ
とを特徴とする。
本発明の他の目的と利益は以下の好適実施例についての
詳細な説明と図面から明らかになるだろう。
第1,2,3図に示す如く、本発明のベニヤ旋盤装置は
一対の旋盤スピンドル手段10を含み、前記スピンドルは
1つの共通の電気モータ駆動装置11により回転し、丸太
から木材ベニヤの薄シートを皮むきするために旋盤ナイ
フ14がこの丸太の側面に掛合する間この丸太を回転させ
るべく丸太12の両端に掛合する。小直径のノーズローラ
18を備えるノーズ棒16はナイフ14の刃の前面に近接した
位置で丸太側面に押付けられて木材を押圧し、平滑表面
をもつベニヤを作るべくより良い切削をなすようにす
る。ベニヤ厚さはナイフの丸太内への前進速度を調節す
ることによりまたナイフ14とノーズ棒16間の間隔を調節
することにより常法に従って制御する。旋盤ナイフ14と
ノーズ棒16はキャリジ20上に設置し、このキャリジは、
丸太の最大直径12aから第3図に示す最小直径12bまで皮
むきをするために、例えば送りねじ駆動装置22により均
一速度でスピンドル10の軸線に一致する丸太回転軸線に
向かって実質的に水平に移動する。ベニヤ旋盤の前述の
作用は慣例のものであり、従ってこのベニヤ旋盤の詳細
については簡略化のため説明していない。
旋盤スピンドル手段10は、実際上、異なった直径の同心
のスピンドルの2組以上からなり、丸太が例えば24〜12
インチ(約60.96〜30.48cm)の如き大直径であるときに
丸太回転を使う大きなスピンドル10′を使用し、一方例
えば (約30.48〜8.89cm)の小直径であるときは小さなスピ
ンドルが丸太を回転するようになす。小さなスピンドル
は、ベニヤの生産効率を高めるため、丸太を非常に小直
径の芯にまで皮むきをすることを可能ならしめるために
使用する。しかし、大きなスピンドルは、丸太直径が大
きいとき、丸太を回転させるのに十分なトルクを与え
る。
第4図に示す如く、米国特許第3,078,887号に示す如
く、一対の短い遊びロール23と、非駆動の支持ロールを
用いる従来のベニヤ旋盤装置は、小直径の芯について丸
太芯の撓みの問題点をもつ。従って、丸太12が小直径の
芯まで皮むきされたとき、その芯は横に撓んで、回転軸
線25を上方へ動かして、図示の如き二重湾曲25′を生ず
ることになる。この結果、ベニヤ厚さは均一にならず、
芯は折れるか又はスピンドル10との掛合状態から外れる
傾向を示す。
この問題点は本発明の方法と装置により解決される。本
発明は、第1,3図に示す如く、駆動支持ロール(又は
駆動ロール)24と、丸太側面と接触する角度間隔をあけ
た位置で支持される前記遊びロール23より大きな長さを
もった遊び支持ロール26を使用する。好適には、遊び支
持ロール26は旋盤ナイフ14とノーズ棒16の接触点から実
質的に180°離れた位置で丸太に掛合し、その結果前記
ロールは前記ノーズ棒から離れた丸太の反対側にある。
遊び支持ロール26は前記丸太の長さの大部分の半分より
大きい長さにわたって丸太と接触して延びて、丸太芯の
二重弓形湾曲を防止するようになす。駆動ロール(又は
駆動支持ロール)24はナイフ14とノーズ棒16より上の、
かつスピンドル10と遊びロール26より上の位置で丸太と
接触して位置する。更に、駆動ロール24は90°より大き
い角度だけ遊びロール26から角度間隔をおいて位置し、
前記角度は、これらのロールの角度位置が丸太直径、旋
盤スピンドルの回転速度、ベニヤ厚さ、及び木材の状態
や種類を含むその他のファクターにより、独立して調節
されるときに、変化する。
第5図に示す如く、本発明のベニヤ旋盤装置の遊びロー
ル26と駆動支持ロール24は第4図に示した丸太撓みの問
題点を、旋盤ナイフ14と圧力棒手段16,18により丸太に
生ぜしめられる可変の切削反力Rを釣合わせることに
より、解決する。組合せ切削力Rはナイフ刃14から延
びる線に沿って遊びロール26と駆動ロール24の間で、垂
直線に対してある角度をなして作用し、この角度はほぼ
10°〜20°の範囲内で丸太芯の直径に応じて変化する。
遊びロール26は丸太表面に対して直角をなす遊びロール
法線力NIRを生じ、これは遊びロールの軸線と、垂直軸
線に対して角度θをなす丸太の回転軸25との間に延び
る線上に作用する。駆動支持ロール24は駆動ロール法線
力NPRを生じ、この力は丸太棒面に対して直角方向にあ
りかつ垂直軸線に対して角度θをなして丸太の回転軸
線と駆動ロール軸線間に延びる線上で作用する。遊びロ
ールと駆動ロール間の角度間隔θ+θは変化する
が、力の釣合いをより良くするためには90°より大きく
保たれる。更に、駆動ロール24はこの駆動ロールが丸太
に接触する点で丸太表面に摩擦力FPRを与え、この摩擦
力はNPRに対して直角をなしかつRに対してほぼ平行
な線上に作用する。FPRはμNPRに等しく、ここで、μは
丸太と接触したときの好適にはポリウレタンとする駆動
ロール材料の摩擦係数とする。この摩擦係数は大部分の
丸太では0.2乃至0.6の間で変化する。丸太に旋盤スピン
ドル10により加えられるトルク又は回転力Tと、スピ
ンドル反力Rは合成切削力Rを釣合わせるのを助け
る。
第5図から明らかな如く、皮むき作業中丸太芯直径の減
少に応じて変化する切削力Rの垂直成分は主として駆
動ロール力NPRとFPR、及びスピンドル反力Rにより釣
合わされる。しかし、切削力Rの水平成分と駆動ロー
ル力NPRは主として遊びロール力NIRにより釣合わされ
る。駆動ロール力の水平成分NPRとFPRは反対方向をも
ち、お互いに打消し合う傾向をもつ。かくして、本発明
により、ロール24と26間の角度間隔を調節して遊びロー
ル力NIRと駆動ロール力NPRの作用角度θとθを、 (約8.89cm)直径の芯の限界に達したときに、新しい角
度θ′とθ′に変えることによって、また駆動ロー
ル速度を調節して駆動ロール摩擦力FPRを変えることに
より、釣合いは維持されることができる。12インチ(約
30.48cm)直径丸太についてのこれらの角度の代表的値
はθ=78°、θ=38°であり、 (約8.89cm)直径丸太ではθ′=95°、θ′=20°
である。旋盤スピンドルの速度は約500RPMまで運転者に
よって変えられ、駆動ロールの表面速度は、かかるスピ
ンドルによってのみ駆動されるものとして、丸太の表面
速度より最初は5%大きくなるように調整される。
また、本発明旋盤の支持ロール装置は力を釣合わせるた
めに自己補整を行う。その理由は、切削力Rが増すと
き、それは丸太を上昇させ、ナイフ刃のまわりに駆動ロ
ール24に向かって旋回させ、駆動ロールに対して大きな
圧力を及ぼさせる傾向をもつということにある。このこ
とにより、駆動ロール力NPRと、切削力Rの増大を釣
合わせるFPRの両者が増大する。丸太12に加わる駆動ロ
ール力NPRと、結果として生じる増大は、この増大した
駆動ロール力を釣合わせる遊びロール力NIRに加わる圧
力を増大させる。その結果、遊びロールは皮むきされる
ベニヤの厚さの変動を最小限度となす。
摩擦係数μが約0.4である代表的な例では、駆動ロール2
4は丸太の皮むきをするのに必要なトルクの約30%を供
給し、他の70%は旋盤スピンドル10により供給される。
切削力Rは丸太芯の長さ1インチ(約2.54cm)当り25
乃至75ポンド(約11.35〜34.05kg)の範囲内で変化す
る。かくして、102インチ(約259.08cm)の芯長さで
は、切削力2559乃至7650ポンド(約115.7〜3473.1kg)
間の値となる。
駆動支持ロール24は一対の支持アーム部材28上に設け、
前記部材は、矢印32で示す如く、枢軸軸線30のまわりに
旋回する。同様に、遊びロール26は第3図に矢印38で示
す如く枢軸軸線36のまわりに旋回する一対の支持アーム
部材34上に設ける。かくして、支持アーム部材28と34は
第1〜3図に示すシリンダ42,40により夫々独立に調節
される。
第1,3図に示す如く、駆動ロール24は軸受を含む一対
の取付部材46によりロール支持ビーム44に取付けられ
る。この支持ビームはその両端で一対の支持部材28に取
付ける。これらの部材は枢軸軸線のまわりに回転するよ
うに軸受49により両端で組立て支持板48に枢着されてい
る。組立て支持板48は支持板48の右端で組立て支持ビー
ム50に、これらの支持板の左端で一対の補助ビーム52に
固定して速度を加えて、第3図に示す如く、これらの支
持板間に間隔を維持せしめる。
遊び支持ロール26は枢着支持アーム34の一端に設け、こ
れらのアームは軸線36のまわりに旋回するように軸受51
により組立て支持板48に取付けられ、一方、支持アーム
34の上端は第2,3図に示す如く、共通の支持ビーム54
に連結される。支持ビーム54はシリンダ40のピストン棒
にフランジ53により連結する。前記シリンダは矢印38の
方向に枢軸36のまわりに支持アーム34を回転させて、遊
びロール26の位置をスピンドル10の軸線のまわりに角度
的にかつこのスピンドル軸線に近づいたり離れたりする
半径方向に調節するようになす。
同様に、駆動ロール制御シリンダ42は支持ビーム44上の
フランジ55にピストン棒により連結され、枢軸30のまわ
りに支持アーム28を回転させて、駆動ロール24の位置を
スピンドル10の軸線のまわりに角度的にかつこのスピン
ドル軸線に近づいたり離れたりする半径方向に調節する
ようになす。駆動ロール24は2つの液圧モータ58,60の
駆動シャフト57に連結した両端で2つの連結チェーン56
により駆動され、前記駆動シャフトの軸線は第2図に示
す如く枢軸30の軸線と一致する。モータ58,60は第7図
に示す如く、支持板と共に動くように補助ビーム52に取
付板69により取付け、一方、それらのシャフト57は軸線
30のまわりに支持アーム部材28と共に旋回する。
遊びロール26、駆動ロール24及び支持板48上に設けたそ
れらの此処の支持ビームを含む全支持ロール組立体は、
支持板48を副フレーム59(第3図)に締着する組立支持
軸受63の軸線61のまわりに旋回し、従って、組立体の昇
降シリンダ62,64により昇降せしめられ、前記シリンダ
のピストン棒は枢軸65で板48を支持するために枢着され
ている。シリンダ62,64の上端は固定した主支持ビーム6
8上のフランジ67に枢着部66で取付けられ、前記ビーム
は全組立体用の主支持体をなす。支持ロール組立体を支
持する副フレーム59は主支持ビーム68からつり下げられ
る。前記固定した主支持ビーム68の両端はフレーム部材
70上に取付ける。
支持ロール組立体は第6図に上昇位置で示され、1980年
4月15日発行の米国特許第4,197,888号に示す如き旋盤
装入装置(図示せず)により旋盤スピンドル10′に装着
すべき大直径の丸太のために19インチ(約48.26cm)半
径のすき間を提供している。支持ロール組立体は第3,
7図に下降位置で示され、シリンダ62のピストン棒は完
全に伸張している。この下降位置で、シリンダ40,42は
遊びロール26と駆動ロール24を旋回させて、第8図に示
す自動制御システムにより関連したサーボ弁72,74を作
用させることにより決まる位置で丸太表面と接触せしめ
る。
本発明のベニヤ旋盤支持ロール装置用の自動制御システ
ムは第8図に示す。このシステムはタコメータ80からく
る旋盤スピンドル速度入力78をもつディジタル計算機マ
イクロプロセッサを含む。このタコメータはスピンドル
軸駆動モータ11に接続され、旋盤スピンドルの回転速度
に対応する電気信号を作る。この速度信号は演算増幅器
82により増幅され、マイクロプロセッサへ送る前にディ
ジタル信号に変換される。マイクロプロセッサ76はま
た、キャリジ位置変換器84の出力からライン83を通って
伝えられるナイフキャリジ位置入力信号をもつ。変換器
84はキャリジ駆動軸86に接続され、前記軸は、皮むき
作業中ナイフキャリジ20を丸太12の中心に向けて前進さ
せるための送りねじ22を動かし、変換器の回転位置がキ
ャリジの直線位置と丸太芯12の直径に対応するようにな
す。キャリジ駆動軸86は駆動モータ88の出力に接続し、
前記ねじを回転させるため一対のかさ歯車90,92により
送りねじ22に連結される。ライン83上のキャリジ位置信
号はキャリジ位置エンコーダ94を経て伝えられる。この
エンコーダはアナログ信号を2進化10進法(BCD)信号に
変換する。このBCD信号は並列入力ライン96を経てマイ
クロプロセッサ76へ伝えられる。
ベニヤ厚さを表示するため、ベニヤ厚さスイッチ98は厚
さ入力信号を作るため作業者により手動調節するように
設ける。前記入力信号はBCD信号に変えられ、並列入力
ライン100を経てマイクロプロセッサ76へ送られる。マ
イクロプロセッサ76は手動調節自在の電位差計104によ
り入力102に遊びロール位置進み/遅れ信号を与えられ
る。遊びロール進み/遅れ信号は遊びロールの基準位置
に対応してマイクロプロセッサに供給されるD.C.基準電
圧を調節し、また前記遊びロール表面の摩耗を補償すべ
く調節可能である。同様に、駆動ロール進み/遅れ信号
入力106が与えられ、そして今1つの手動調節自在の電
位差計108の出力に接続される。駆動ロール進み/遅れ
信号は駆動ロールの基準信号用のD.C.基準電圧を調節
し、このロールの摩耗を補償せしめる。
マイクロプロセッサ76へ行く唯一の他の入力は完全サイ
クル制御信号入力110であり、この入力は制御論理回路1
12により供給される複数の並列入力である。自動モード
に於いては、入力110での制御信号は、支持ロール組立
体が完全下降位置にあることを示す“完全下降”信号、
丸太が例えばほぼ (約8.89cm)直径の芯の限界までむかれたときを示す
“芯の限界”信号、及び支持ロール組立体の下降位置で
丸太と接触すべく駆動支持ロールと遊びロールが下方に
動かされるときを合図する“下降”信号を含む。入力11
0はまた、支持ロール組立体がその完全上昇位置に上昇
させられるときを示す“完全上昇”信号、遊びロールと
駆動支持ロールが丸太芯を釈放すべき開かれるときを示
す“外方移動”信号、及び問題が修正されるまで支持ロ
ール組立体を所定位置で徘徊させることになる如き問題
が計算機又は該システムのその他の構成部品に生じたと
きに作られる“徘徊”信号を含む。
マイクロプロセッサ76は計算機プログラムを内部に記憶
しており、このプログラムは丸太直径に依存する旋盤ス
ピンドル軸線に対するいろいろな角度位置と半径方向に
於ける遊びロールと駆動ロールの所望位置を含む校正位
置テーブルに相当する。校正テーブルは、丸太よりむし
ろ旋盤スピンドル10の校正標準を用いて作られる。更
に、マイクロプロセッサ計算機プログラムもまた駆動支
持ロール速度調節テーブルをその中に記憶している。前
記調節テーブルは例えば。ナイフキャリジ位置により表
される丸太直径とかかるマイクロプロセッサへの旋盤ス
ピンドル速度入力とに応じて変化する所望の速度であ
る。この結果、マイクロプロセッサ76は4つの出力信号
を生じる。これは、出力114における所望の遊びロール
位置信号、出力116における所望の駆動支持ロール位置
信号、及び出力118における所望の駆動支持ロール速度
信号が含まれ、これらはすべて制御論理回路112へ送ら
れる。
計算機76はキャリジ位置に比例して変化するキャリジ位
置エンコーダ94からのディジタル信号を受ける。この計
算機は次いで各ロールに対する“ルックアップ”テーブ
ルへ行く。キャリジ位置を知ると、計算機はテーブル中
の対応場所へ行く。これにより計算機は旋盤中に丸い円
柱がある場合のディジタル出力信号が何であるかを知ら
される。丸太は実際には螺旋形をなしているので、計算
機は皮むき厚さ(peel thickness)に基づくオフセット値
を出力値に加える。次いで計算機は今1つのオフセット
値を各ロールに対する進み/遅れ電位差計104又は108の
調整に基づき前記新しい出力値に加える。この最終のデ
ィジタル出力値はディジタルアナログ(D/A)変換器へ送
る。この変換器は出力値を出力114,116に於けるアナロ
グ電圧に変換し、これはロールの位置決めに使われる。
同時に、計算機76は増幅器82を経て旋盤スピンドル駆動
タコメータ80から出るアナログ信号を受ける。この信号
はアナログディジタル(A/D)変換器へ行く。この結果生
じたディジタル速度信号及びキャリジ位置データは丸太
の表面速度を計算するのに使われる。計算機はこの情報
を次の如き出力信号に、即ちロルと丸太の表面速度が同
じになる如き速度で駆動ロールを駆動する出力信号に、
変換する。次いでこの出力信号は次の如き増速駆動率を
掛けられ、即ち駆動ロールが前記率だけブロック(bloc
k)より速く作動することを可能ならしめる如き増速駆動
率を掛けられる。この修正出力信号D/A変換器へ行く。
この変換器は出力118にアナログ速度制御信号を与え、
この信号は可変吐出量ポンプを作用させるサーボ弁を駆
動するのに使われる。
更に、“ウォッチドッグ(watch dog)”タイマー信号出
力120は、該システムが計算機モードからカム操作モー
ドへ切換わる時期を決めるためマイクロプロセッサによ
り制御論理回路へ供給される。ウォッチドッグ出力120
は、カム操作バックアップモードへ変えるべくスイッチ
を作動させる制御論理回路中の緩動継電器をリセットす
る。もしウォッチドッグタイマー出力信号が緩動継電器
をリセットする予定の時間間隔内にマイクロプロセッサ
により供給されなければ、この継電器は計算機制御モー
ドからカム制御バックアップモードへ自動的に切換わ
る。このことは、もし計算機に故障が生じれば、普通に
生じる。
モード選択スイッチ122は制御論理回路モードを作用さ
せるために備える。更に、この制御論理回路は、論理回
路中の緩動継電器がマイクロプロセッサ出力120に於け
るウォッチドッグタイマー信号によりリセットされない
ときにバックアップモードの作用に自動的に切換えられ
る。バックアップモードに於いては、2つの回転カム12
4,126は遊びロールと駆動支持ロール24の位置を夫々制
御するのに使われる。これらのカムの表面は遊びロール
と駆動支持ロールの位置を制御するためマイクロプロセ
ッサに記憶したものと同様のロール位置決め情報を与え
る形状を有している。しかしながら、モータ58,60は、
動力がバックアップモードにある駆動ロール24に与えら
れないように中立位置に調節される。カム従動子128,13
0はカム124,126に乗り、電位差計132,134の可動接点を
作動させる。前記電位差計は位置制御信号を制御論理回
路の遊びロール位置入力136と駆動ロール入力138に夫々
供給する。従って、遊びロール位置バックアップ信号は
電位差計132により入力136に送られ、一方、駆動支持ア
ップ信号は電位差計134によりこの制御論理回路の入力1
38に送られる。バックアップモードに於ける入力136,13
8上のロール位置信号は計算機制御モードに於ける入力1
14,116上のロール位置信号に相当する。計算機モードの
駆動ロール速度入力118に対応するカム操作バックアッ
プモードに於ける駆動支持ロール速度制御入力は存在し
ないことに注目すべきである。従って、このカム操作バ
ックアップモードでは、ベニヤ旋盤支持ロールは1つの
駆動支持ロール速度と1つのベニヤ厚さに対してのみ調
整され、それ故それは計算機モード程応用自在ではな
い。しかしながら、二対の手動操作進み/遅れロール位
置基準調節電位差計140,140′及び142,142′は夫々、遊
びロール位置電位差計132及び駆動支持ロール位置電位
差計134と並列に接続され、ロール摩耗を補償するため
に基準位置電圧を調節すべくマイクロプロセッサに接続
された進み/遅れ電位差計104,108と同様に作用する。
バックアップモードカム124,126はカム軸144上に取付
け、前記軸はナイフキャリジ駆動軸86に連結され、その
結果、カムは丸太芯が皮むきされるにつれてその直径に
相当するナイフキャリジ20の位置に従って回される。
カム操作スイッチ146は、丸太芯が12インチ(約30.48c
m)より小さい直径になる時期を、入力146に於いて制御
可能化信号を制御論理回路へ供給することにより、表示
するために備える。制御論理回路112が入力148にかかる
可能化信号を受けるまで、それは遊びロールと駆動支持
ロールを下げて丸太と接触させることを生じさせない。
従って、丸太芯が12インチ(約30.48cm)以下の直径に
まで皮むきされるまで、遊びロールと駆動支持ロールは
丸太と接触すべく動かされることはない。というのは、
それらは大直径の丸太では必要とされないからである。
カムスイッチ146は回転カム152の表面を転がるカム従動
子150により作動され、前記カムはナイフキャリジ駆動
軸86に連結している。この結果、カム152の回転位置は
丸太芯12の回転軸に対するナイフキャリジ20の半径方向
位置に相当し、それ故、丸太芯の直径に相当する。
12インチ(約30.48cm)直径の丸太を感知することによ
りスイッチ146を閉じたとき、ロール24,26は広がって離
れて、ゆっくり下降して丸太と接触し、その結果そられ
の衝突は強くなく、皮むき作用を不調にしない。一旦遊
びロールと駆動支持するロール26,24が、カムスイッチ1
46の作動後に、動かされて第3図に示す如く丸太芯と接
触すれば、制御論理回路112は出力154に遊びロール位置
基準信号を、出力156に駆動支持ロール位置基準信号を
生じ、前記信号は夫々サーボ増幅器158,160に送るアナ
ログ信号である。サーボ増幅器158,160はロール位置基
準入力信号はフィードバック入力162,164上の実際のロ
ール位置入力信号と夫々比較する。前記フィードバック
入力は位置変換器シリンダ166,168に接続した2つの線
形電位差計により供給され、かつ保護のためにこれらの
シリンダ内に設置されている。2つの変換器シリンダ16
6,168は夫々遊びロールと駆動支持ロールの支持アーム3
4,28に連結され、そのためそれらはこれらのロールの位
置を表示する。
第2図に示す如く、遊びロール位置変換器166は支持ア
ーム34上に設けたロール支持ビーム54に取付け、一方、
駆動支持ロール位置変換器168は支持アーム28上に設け
た駆動ロール支持ビーム44に取付けられ、これらのビー
ムの位置は夫々それらの対応するロール26,24の位置に
相当する。
サーボ増幅器158,160はそれらの出力170,172に異なった
信号を生じ、これらの信号はそれらの2つの入力のロー
ル位置基準信号と実際のロール位置信号の電圧振幅の差
に相当する。増幅器158の差信号出力170は遊びロール支
持シリンダ40の制御弁72に接続され、一方、増幅器160
の差信号出力172は駆動支持ロール支持シリンダ42用の
制御弁74に接続される。支持シリンダ40,42は、遊びロ
ール26と駆動支持ロール24が基準信号出力154,156に対
応する位置にくるまで、枢着支持部材34,28を回転す
る。このことが生じると、入力162,164上の変換器166,1
68のフィードバック信号はサーボ増幅器158,160の入力1
54,156に於いてロール位置基準信号に等しくなり、この
ため前記増幅器の差信号出力170,172は両方ともゼロに
なり、かくして支持シリンダ40,42のその後の動きを阻
止することになる。リミットスイッチ171は、遊びロー
ル支持アーム34が支持ロール組立体の上方位置に完全に
引っ込んだときに作動される位置に置かれ、このスイッ
チは負荷指示信号を制御論理回路の入力173に供給す
る。この負荷指示入力信号を受けたとき、制御論理回路
は、旋盤装入装置(図示せず)をして丸太を旋盤スピン
ドルに装着せしめる。
アナログ速度基準信号は制御論理回路112の出力174から
サーボ増幅器176に供給され、前記増幅器は支持ロール2
4を駆動するモータ58,60を制御する。これはサーボ増幅
器出力信号をサーボ制御弁178に与えることにより行わ
れる。前記制御弁はサーボ容量制御で圧力補整される可
変吐出量ポンプ180を制御する。従って、流体モータ58,
60を通って流れる流体量は制御され、かくして駆動支持
ロールの速度を出力118でマイクロプロセッサにより作
られる速度基準信号に調節する。制御論理回路の出力15
4,156におけるロール位置基準信号はマイクロプロセッ
サのロール位置出力114,116、又はカム操作バックアッ
プモードシステムのロール位置決め出力136,138に一致
する。
支持組立体支持部材48を昇降させる主昇降シリンダ62は
制御弁182により作動され、この弁は制御論理回路112の
出力により供給される3つの入力信号をもち、これには
高速作動出力、上昇出力186及び下降出力188が含まれ
る。高速出力184が作用するときには、制御弁182はシリ
ンダ62を急速に動かして、組立体支持体48を出力186と
出力188の何れが作動するかに因って上方と下方の何れ
かへ旋回せしめる。4つのリミットスイッチが作用を制
御し、またこれらは、完全上昇スイッチ192,低速上昇
スイッチ194、低速下降スイッチ196、及び完全下降スイ
ッチ198を含む制御論理回路用の共通の入力190に接続さ
れる。前記リミットスイッチは組立体支持アーム48の旋
回運動により作動される。従って、完全上昇スイッチ19
2は、支持体48が完全上昇位置にあるときに閉じ、一
方、完全下降スイッチ198は、支持体48が完全下降位置
あるときに閉じる。
低速上昇スイッチ194は、組立体支持体48がその行程の
大部分にわたり急速に上昇した後に、予定高さで閉じ、
このスイッチは制御弁182への高速入力信号184を切る。
このためこの制御弁はシリンダ62を作動させて、組立体
支持体を低速上昇位置から完全上昇位置へ徐々に上昇さ
せる。同様に、低速下降リミットスイッチ196は予定高
さで組立体支持体48により作動され、一方、それは、そ
の行程の大部分にわたり進行した後に、下方へ移動して
おり、前記スイッチは制御弁182への高速入力信号184を
切る。この結果、シリンダ62は組立体支持体48をして低
速下降位置から完全下降位置へゆっくり下降せしめる。
これにより、比較的大きな質量をもつロール支持組立体
48,28,24,43,26は急速にかつ能率よく、正確に完全上昇
位置と完全下降位置へ動かされることが可能になる。こ
うして第8図の自動制御システムの作用が完了する。
本発明の好適実施例につき説明したが、本発明の範囲内
で種々に設計変更が可能であることは当業者には明らか
であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のベニヤ旋盤装置の正立面図、 第2図は第1図の線2−2上でとった上面図、 第3図は第1図の線3−3上でとった拡大垂直断面図、 第4図は丸太芯の撓みの問題点を示す従来技術のベニヤ
旋盤装置の正立面図、 第5図は第4図に示す問題点を解決する本発明装置に於
いて発生する力関係を示す線図、 第6図と第7図は夫々第1図の線6−6と7−7上でと
った垂直断面図、 第8図は第1〜3図の装置中の自動制御システムを示す
線図である。 10……旋盤スピンドル 12……丸太 14……旋盤ナイフ 16……ノーズ棒 18……ノーズローラ 20……キャリジ 22……送りねじ 24……駆動支持ロール又は駆動ロール 26……遊びロール 28,34……支持アーム部材 42……制御シリンダ 48……組立て支持板 50……組立て支持ビーム 52……補助ビーム 57……駆動シャフト 58,60……液圧モータ 62……昇降シリンダ 68……固定した支持ビーム 69……取付板 72,74……サーボ弁 76……マイクロプロセッサ 80……タコメータ 82……演算増幅器 84……キャリジ位置変換器 94……キャリジ位置エンコーダ 98……ベニヤ厚さスイッチ 112……制御論理回路 124,126……カム 128,130,150……カム従動子 132,134……電位差計 146……カム操作スイッチ 152……カム 158,160……サーボ増幅器 166,168……変換器シリンダ 171……リミットスイッチ 180……可変吐出量ポンプ 182……制御弁
フロントページの続き (72)発明者 ア−サ−・エル・マクジ− アメリカ合衆国オレゴン州レイク・オスウ エゴ・エスダブリユ−・オルソン・コ−ト 18985 (72)発明者 ダレル・イ−・ピアソン アメリカ合衆国ワシントン州フエデラル・ ウエイ・サ−テイフイフス・アベニユ−・ エスダブリユ−33010 (56)参考文献 特開 昭53−99598(JP,A)

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸太(12)を回転させるために丸太の両端に
    掛合させる旋盤スピンドル手段(10)と、丸太が回転して
    いるときに丸太から薄いベニヤシートを皮むきする旋盤
    ナイフ手段(14)と、丸太に掛合するための前記丸太に対
    して前記ナイフ手段の反対側に配置された遊びロール手
    段(26)と、前記丸太の回転を助けるために前記遊びロー
    ル手段と前記ナイフ手段の間で前記丸太に掛合すると共
    に前記ナイフ手段の上方に配置された駆動ロール手段(2
    4)と、前記旋盤スピンドル手段(10)の軸線に対して前記
    遊びロール手段(26)と前記駆動ロール手段(24)の位置を
    独立して調節するためのかつ前記丸太(12)が皮むきされ
    ているときに丸太直径の減少に応じて2つのロール手段
    (24,26)間の角度間隔を調節するための自動制御手段(4
    0,42,158,160,112,76又は124,126,132,134)と、ナイフ
    手段の位置を感知するためのコンピュータ入力装置(84)
    と前記遊びロール手段と前記駆動ロール手段の位置を調
    節するためのコンピュータ出力装置(40,42,158,160)を
    もつコンピュータシステム(76,112)を備えたことを特徴
    するベニヤ旋盤装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、制
    御手段は旋盤スピンドル軸線(25)のまわりの前記ロール
    手段(24,26)の角度位置(30,36)を夫々独立に調節するこ
    とを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、ナ
    イフ手段(14)の前でそれに接近しかつ前記駆動ロール手
    段の下方の位置で丸太に掛合するノーズ棒手段(16)を含
    むことを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲3記載の装置に於いて、駆
    動ロール(24)は、ナイフ手段(14)とノーズ棒(16)により
    丸太に加えられる合力のベクトル(Rk)が遊びロール手段
    (26)と前記駆動ロール手段(24)の間に差向けられている
    ことを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第4記載の装置に於いて、
    遊びロール手段(26)がナイフ手段(14)とは反対側の丸太
    (12)の側に掛合し、駆動ロール手段(24)はナイフ手段、
    ノーズ棒(16)及び遊びロール手段の上方に位置すること
    を特徴とする装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、遊
    びロール手段(26)は丸太(12)の長さの大部分に沿って延
    びていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲2記載の装置に於いて、制
    御手段が、ナイフ手段(14)とノーズ棒(16)が丸太の皮む
    き作業中にスピンドル手段の軸線(25)に向かって内方に
    動くにつれて、駆動ロール手段(24)と遊びロール手段(2
    6)を前記軸線に向かって内方に夫々独立して動かすこと
    を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、駆
    動ロール手段(24)はスピンドル手段の軸線のまわりに少
    なくとも90°だけ前記遊びロール手段(26)から離隔して
    いることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、制
    御手段(146,112)は、丸太が予定直径まで皮むきされた
    後に、遊びロール手段(26)と駆動ロール手段(24)を動か
    して丸太(12)と掛合させることを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1記載の装置に於い
    て、制御手段は複数のサーボ手段(40,42,158,160)を含
    み、前記サーボ手段は前記丸太の直径の変化を感知する
    検出手段(84,94,76又は124,126,112)に応答して駆動ロ
    ール手段と遊びロール手段の位置を調節することを特徴
    とする装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲10記載の装置に於いて、
    検出装置が電気計算機手段(76,112)を含み、前記計算機
    手段は前記丸太の直径(84)、丸太の回転速度(80)及びベ
    ニヤの厚さ(98)に対応する入力信号に応答して前記遊び
    ロール手段と前記駆動ロール手段の所望位置に対応する
    電気制御信号を生じまた前記制御信号を前記サーボ手段
    (158,160)に供給して前記遊びロール手段と前記駆動ロ
    ール手段の位置を調節することを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲10記載の装置に於いて、
    検出手段が丸太直径の変化に応じて前記サーボ手段を制
    御するカム手段(84)を含むことを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、
    制御手段(176,178,180)は駆動ロール手段の速度を調節
    することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲1記載の装置に於いて、
    駆動ロール手段(24)は第一シリンダ手段(42)により旋回
    せしめられる第一枢着支持手段(28,30)上に支持され、
    遊びロール手段(26)は第二シリンダ手段(40)により旋回
    せしめられる第二枢着支持手段(34,36)上に支持され、
    制御手段は前記遊びロール手段と前記駆動ロール手段の
    角度位置を調節すべく前記第一と第二シリンダ手段を制
    御するための第一と第二サーボ制御弁手段(74,72)を作
    動させることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲14記載の装置に於いて、
    遊びロール手段と駆動ロール手段の各々の運動は位置変
    換器手段(166,168)により感知され、前記変換器手段は
    弁手段(72,74)に供給されるいろいろな信号を生ずるた
    めに所望位置基準信号と比較するためロール手段の実際
    の位置に応じてフィードバックサーボ制御手段 (158,160)に位置信号(162,164)を供給することを特徴と
    する装置。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲14記載の装置に於いて、
    第一及び第二支持手段(28,34)は共通の支持手段(48)上
    に設けられて、前記支持手段は丸太を旋盤スピンドル手
    段に着脱せしめるために両ロール手段を昇降させるため
    第三のシリンダ手段(62,64)により作動せしめられるこ
    とを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】丸太(12)をこの丸太の両端に掛合するス
    ピンドル(10)により回転させ;丸太から木材ベニヤのシ
    ートを皮むきするためにナイフ(14)により回転する丸太
    を切削し;切削中丸太を支持しかつその撓みを防止する
    ために角度的にかつ前記ナイフから離隔した少なくとも
    2つのロール(24,26)を前記回転する丸太の側面に掛合
    させ、この場合一方のロールを遊びロール(26)とし、他
    方のロールを駆動ロール(24)とし、前記駆動ロールは前
    記ナイフの上方で前記丸太に接触し;前記駆動ロール(2
    4)により前記回転する丸太にトルクを与え、ナイフ手段
    の位置を感知するためのコンピュータ入力装置(84)と前
    記遊びロールと前記駆動ロールの位置を調節するための
    コンピュータ出力装置(40,42,158,160)をもつコンピュ
    ータシステム(76,112)によって、切削中の丸太上の前記
    遊びロール(26)と前記駆動ロール(24)の位置を独立して
    自動的に調節すると共に前記ナイフにより丸太に与えら
    れる切削力を釣合わせるため丸太直径の減少に応答して
    前記2つのロール間の角度間隔を自動的に調節する工程
    を含むことを特徴とする木材ベニヤの製造方法。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲17記載の方法に於いて、
    駆動ロールの回転速度は丸太直径の減少に応答して切削
    中の自動的に調節されることを特徴する方法。
  19. 【請求項19】特許請求の範囲17記載の方法に於いてロ
    ールの角度位置はスピンドル軸線のまわりに夫々独立し
    て調節されることを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】特許請求の範囲17記載の方法に於いて回
    転する丸太は切削中ナイフ(14)に接近した位置でノーズ
    棒(16)にも掛合していることを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】特許請求の範囲20記載の方法に於いて、
    遊びロールと駆動ロールは、ノーズ棒(16)とナイフ(14)
    により丸太に加えられる合力のベクトル(Rk)が遊びロー
    ル(26)と駆動ロール (24)の間に差向けられるように離隔した位置で丸太に掛
    合することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】特許請求の範囲21記載の方法に於いて、
    遊びロール(26)はナイフ(14)とは反対側の丸太の側に掛
    合し、駆動ロールはナイフ、ノーズ棒及び遊びロールの
    上方に位置することを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】特許請求の範囲20記載の方法に於いて、
    駆動ロール(24)と遊びロール(26)は、ナイフとノーズ棒
    が丸太の皮むき作業中スピンドル(10)の軸線に向かって
    内方に動かされるとき前記軸線に向かって内方に自動的
    に動かされることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】特許請求の範囲17記載の方法に於いて、
    遊びロール(26)と駆動ロール(24)は、丸太が予定直径ま
    で皮むきされた後に、自動的に動かされて丸太と接触す
    ることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】特許請求の範囲17記載の方法に於いて、
    丸太の皮むき作業が完了した後、遊びロールと駆動ロー
    ルは、次の丸太がスピンドルに掛合する位置に移動する
    とき、前記次の丸太の移動経路外へ移動せしめられるこ
    とを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】特許請求の範囲17記載の方法に於いて、
    遊びロール(26)と駆動ロール(24)の掛合位置は丸太(12)
    の回転軸線(25)のまわりでお互いに少なくとも90°だけ
    角度を隔てて位置していることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】特許請求の範囲17記載の方法に於いて、
    遊びロール(26)と駆動ロール(24)の両者は前記丸太(12)
    の長さの大部分に沿って延びていることを特徴とする方
    法。
JP57002387A 1981-01-12 1982-01-12 ベニヤ旋盤装置及び木材ベニヤの製造方法 Expired - Lifetime JPH0643045B2 (ja)

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