JPH0642928U - 冷風冷却ヘルメット - Google Patents
冷風冷却ヘルメットInfo
- Publication number
- JPH0642928U JPH0642928U JP8552192U JP8552192U JPH0642928U JP H0642928 U JPH0642928 U JP H0642928U JP 8552192 U JP8552192 U JP 8552192U JP 8552192 U JP8552192 U JP 8552192U JP H0642928 U JPH0642928 U JP H0642928U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 炎天下作業,高温下作業に使用するヘルメッ
ト内の自動的換気を完全に行い,かつ,雨水の浸入を防
ぎ,重量的の負担も少ない状態で,帽体内の蒸れ及びそ
れに伴う発汗を防止するヘルメットの提供。 【構成】 ヘルメット帽体の外側に太陽電池又は衝撃吸
収ライナ−に乾電池を取付け,衝撃吸収ライナ−の頂部
に設けたファンを回転させてヘルメット内の暖気を外部
へ強制放出させることを特徴とするヘルメット。
ト内の自動的換気を完全に行い,かつ,雨水の浸入を防
ぎ,重量的の負担も少ない状態で,帽体内の蒸れ及びそ
れに伴う発汗を防止するヘルメットの提供。 【構成】 ヘルメット帽体の外側に太陽電池又は衝撃吸
収ライナ−に乾電池を取付け,衝撃吸収ライナ−の頂部
に設けたファンを回転させてヘルメット内の暖気を外部
へ強制放出させることを特徴とするヘルメット。
Description
【0001】
頭部に打撃を受けたり,落下物により衝撃を受けるような作業には頭部保護の 為一般にヘルメットを着用する。即ち,建築,土木作業,荷役,運搬,電気工事 ,線路の保守,消防,警備等ヘルメットを必要とする作業は,多方面にわたり而 も屋外で作業するケ−スも多い。本考案はこれら作業時着用のヘルメットの改良 に関するものである。
【0002】
従来,特に夏期等に屋外又は高温作業場の場合にヘルメットを着用することは ,ヘルメット内が蒸れて不快であると共に多量の汗を発生し一層不快さを増大さ せ著しい作業能率の低下をもたらすものであるが,従来の作業用ヘルメットは一 般的に図4にその例を示すように,頭部をカバ−する帽体1とその内部に衝撃吸 収ライナ−3,あご紐A等を設ける機構が一般であって,頭部は通気性が無く蒸 れを生じ易いものであった。
【0003】
上記のように,ヘルメットは頭部を覆う形状である為内部の換気が行われ難く ,換気の為に帽体に開口部を設けると,耐衝撃性が低下し頭部保護の面において 問題を生じる。又,屋外使用時,降雨時には頭部に雨水が入り好ましくない。 従って,構造上頭部が蒸れ易いという欠点は避け難く,特に夏期炎天下において は大きな問題となっている。 本考案は,このような従来の作業用ヘルメットの欠点を解決するために行われ たものである。
【0004】
前記のような,作業用ヘルメットの蒸れ易さを解消する為に,ヘルメット内の 衝撃吸収ライナ−の頂部に小型電動ファンを設け,これにより頭頂部付近の空気 を外部へ放出し,頭部を常に新鮮な空気に接触させて蒸れを防止するのである。
【0005】 電動ファンは帽体外部に設けた太陽電池又は帽体内側に設けた乾電池によって 駆動させる。
【0006】
太陽電池又は乾電池で発生した電力により,帽体内衝撃吸収ライナ−の頂部に 設けたファンを回転させて,頭頂部の湿度の高い高温の空気を帽体外へ排出し, 新しい空気と置換することによりヘルメット内を快適状態に保持する。
【0007】
以下に本考案の構成を,図面に示した実施例に基づいて説明する。 図1は本考案に係るヘルメットの実施例の断面図であって,(a)は前後断面図 ,(b)は左右断面図を示し,ヘルメット帽体1内に設けた例えば発泡ポリスチ ロ−ル(20倍発泡)製の衝撃吸収ライナ−3の頂部に取り付けた小型直流モ− タ−付きファン4を,ヘルメット帽体1の外側に設置した太陽電池2(例えばア モルファス太陽電池)又は帽体内側に設けた乾電池を動力源として回転させて, ヘルメット帽体内の暖気を帽体周縁より強制放出して冷却と置換して帽体内の蒸 れを防止するものである。
【0008】 図2は,本考案実施例の外観斜視図により太陽電池の設置個所を示したもので あるが,それぞれ帽体1の(a)は庇上部,(b)は側面外部,(c)は頂上部 に設置したものの例図であるが,これらを二個所以上併用することも有効である 。又,リ−ド線は帽体1を貫通し,スイッチ6を経てファン4に接続する。
【0009】 図3は,本考案実施例の衝撃吸収ライナ−の斜視図であって,換気ファン4は 取付け用凹部7内に設置しヘルメット内にて置換された暖気は通風路5を経て外 気中に放出される。尚,ファンの回転は必要に応じて冬季にも換気が行われ蒸れ を防止することが可能である。 更に温度センサ−8を付設することによってヘルメット内の温度が上昇し,一 定値に達した時に自動的にファンを回転し換気を行うことも有効である。尚,従 来ヘルメットのあご紐,サイドクッション,耳覆い,眼鏡止め,各必要クッショ ン,縁巻等は当然同様に使用される。
【0010】 尚,本考案に係るヘルメットの帽体,衝撃吸収ライナ−,太陽電池又は乾電池 等の材質,形状,面積等は本実施例の記載に何等拘束されるものでなく,又太陽 電池又は乾電池の設置方法(例えば接着,溶着,鋲着等)も如何なる方法も可能 である。
【0011】
本願考案は,炎天下屋外作業,或いは高温作業下において,ヘルメットの熱気 による蒸れ,多量発汗等を防止する際,太陽電池又は乾電池による電動ファンの 回転による換気が,適時適切に行われ,然も帽体自体に開口部等を設けることな く,従って雨水の浸入の恐れもなく,軽量の太陽電池又は乾電池の利用によって 頭部に重量的負担が少なく,更に温度センサ−の利用によりファンの回転,停止 を自動的に行うことも可能である等多くの効果を有する新しい考案である。
【図1】本考案実施例の縦断面図,(a)は前後縦断面
図,(b)は左右縦断面図。
図,(b)は左右縦断面図。
【図2】(a),(b),(c)は同じく外観斜視図。
【図3】本考案実施例に使用する衝撃吸収ライナ−の斜
視図。
視図。
【図4】従来の作業用ヘルメット。
1 帽体 2 太陽電池 3 衝撃吸収ライナ− 4 小型直流モ−タ− 5 通風路 6 スイッチ 7 ファン取付け凹部 8 温度センサ− 9 乾電池 A あご紐 B 耳覆い C 眼鏡止め D クッション E 縁巻
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘルメット帽体の外側に太陽電池又は帽
体内側に乾電池を取付け,衝撃吸収ライナ−の頂部に設
けたファンを回転させてヘルメット内の暖気を外部へ強
制放出させることを特徴とするヘルメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992085521U JP2593945Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 冷風冷却ヘルメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992085521U JP2593945Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 冷風冷却ヘルメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642928U true JPH0642928U (ja) | 1994-06-07 |
JP2593945Y2 JP2593945Y2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=13861216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992085521U Expired - Fee Related JP2593945Y2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 冷風冷却ヘルメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593945Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000350790A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-12-19 | Tokyo Metropolis | 消防用安全帽 |
JP2012140737A (ja) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Tatsuo Ito | ヘルメット及びチョッキ |
WO2015064926A1 (ko) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 전성남 | 다기능 안전모 |
JP2017115275A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社アイビルド | ヘルメット及びこれを用いた作業者管理システム |
JP2018194175A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 株式会社セフト研究所 | 空調衣服の電源装置及び空調衣服 |
KR102584239B1 (ko) * | 2022-08-10 | 2023-10-05 | 주식회사 에스오디 | 태양광 냉온 안전모 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102209221B1 (ko) * | 2018-11-27 | 2021-01-29 | 주식회사 블루웨일 | 플로팅 홀로그램 디스플레이 기반 스마트 헬멧 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP1992085521U patent/JP2593945Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2000350790A (ja) * | 1999-04-09 | 2000-12-19 | Tokyo Metropolis | 消防用安全帽 |
JP4559578B2 (ja) * | 1999-04-09 | 2010-10-06 | 東京都 | 消防用安全帽 |
JP2012140737A (ja) * | 2010-12-29 | 2012-07-26 | Tatsuo Ito | ヘルメット及びチョッキ |
WO2015064926A1 (ko) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 전성남 | 다기능 안전모 |
KR101527288B1 (ko) * | 2013-10-28 | 2015-06-09 | 전성남 | 다기능 안전모 |
CN105873463A (zh) * | 2013-10-28 | 2016-08-17 | 钱城南 | 多功能安全帽 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2593945Y2 (ja) | 1999-04-19 |
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