JPH0642870U - ケーブル巻回用リール - Google Patents

ケーブル巻回用リール

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JPH0642870U
JPH0642870U JP8457692U JP8457692U JPH0642870U JP H0642870 U JPH0642870 U JP H0642870U JP 8457692 U JP8457692 U JP 8457692U JP 8457692 U JP8457692 U JP 8457692U JP H0642870 U JPH0642870 U JP H0642870U
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JP
Japan
Prior art keywords
small
core material
side plate
reel
cable
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Pending
Application number
JP8457692U
Other languages
English (en)
Inventor
徳義 東野
Original Assignee
株式会社ヒガシノ
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Publication date
Application filed by 株式会社ヒガシノ filed Critical 株式会社ヒガシノ
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Publication of JPH0642870U publication Critical patent/JPH0642870U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルを巻回するリールを軽量化すると共
に、現場での組み立てを可能とし、取扱性の向上並びに
輸送、保管コストの削減を図る。又、材料となる木材の
使用量を減少させ、製作コストを削減すると共に、森林
資源を保護する。 【構成】 硬質板状の紙材を打ち抜き中心孔4',5'を
有する大小2枚の円板4,5を形成し、この両円板4,5
を貼り合わせて一方の側板1を形成し、同様にして大小
2枚の円板6,7から成る他方側の側板2も形成する。
又、屈曲可能な厚紙を筒状に巻回して上記小さい方の円
板5,7の外径とほぼ等しい内径を有する芯材3を形成
する。そして、この芯材3の両側に上記側板1,2を、
その表面の小径円板5,7をはめ込み接着することとし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種ケーブルを巻回保持する為のリールに関し、特に取り扱いに注 意を要する光ケーブルに適したリールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のケーブル巻回用リールは、図4に示すように複数の板材8',9' で円板形に形成された左右の側板8,9を、円筒形に組み合わされた板材10を 用いて連結し、組み立てられていた。尚、この板材8',9',10の連結、組み立 てには、釘や連結金具などが用いられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のケーブル巻回用リールは、予め鍔付きの略円柱形に組み立てら れている為、嵩張り、広い保管スペースを要すると共に、移動や輸送の際も取り 扱いが困難であるという問題点を有していた。又、製作の際は、木材の加工、組 立てに人手を要すると共に、刺や組立用の釘などが突出した場合は、ケーブルを 傷つける恐れも有った。更に木製の為、重量が重く、取り扱いが困難であると共 に、運搬コストも嵩み、森林資源保護の観点からも望ましくないという問題点を 有していた。本考案は、これら従来の問題点の解決を課題とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案では、上記従来の問題点を解決する為に板状の紙材を打ち抜き形成した 大小2枚の円板を張り合わせて側板を形成すると共に、左右の該側板を前記小さ い方の円板を被嵌する円筒形に形成された芯材を用いて一体的に接合することと した。
【0005】
【作用】
大径円板上に張り合わされた小径円板は、芯材との立体的な接合を図り、両者 の接合をより確実にすると共に、組み立てられたリールの強度を向上させるよう に作用するものである。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示す分解斜視図、図2は組立状態の半縦断面図で ある。図示したように本考案のケーブル巻回用リールは、大小2枚の円板4,5 を接合した側板1と、同じく大小2枚の円板6,7を接合した側板2及び該側板 1,2を連結する為の略円筒形の芯材3とから成る。
【0007】 ここにおいて本考案では、上記側板1,2を構成する大小の円板4,5並びに6 ,7を所定厚さを有する硬質の紙材で形成すると共に、上記芯材3を厚紙を巻回 して形成している。実施例では、上記円板の材料として3層構造の段ボール紙( 商品名:トライウォールパック)を用いた。そして、その製造は上記段ボール紙 を中心孔4',5'、6',7'と共に円形に打ち抜き、このようにして形成した大径 円板4,6と小径円板5,7とを接着剤などを用いて一体的に接合することにより 行っており、又、芯材3は屈曲可能な厚紙を所定回数、巻回し、堅牢な円筒形に 形成することにより行っている。尚、ここにおいて該芯材3の内径は、上記小径 円板5,7の外径と略等しく形成されていることとする。
【0008】 次にこのようにして形成された芯材3の両側に、接着剤を塗布して側板1,2 の小径円板5,7をはめ込むことにより、両側板1,2を該芯材3に一体的に接合 し、図3に示すように鍔付き円柱形のリールを形成するものである。
【0009】 このようにして形成された本考案のリールは、小径のものでは、紙製に拘わら ず、十分な強度を有しているので、従来のリールと同様に各種ケーブルを巻回し て使用に供され、ケーブル敷設作業などの際に用いられるものである。そして、 その際本考案のリールは、上述の通り、紙製で、組み立てに際しても釘や連結金 具などを用いていないので、突出した刺や釘などでケーブルを傷つける恐れが無 く、特に表面被覆が重要で、取り扱いに注意を要する光ケーブル用に好適である 。又、本考案のリールは、接着嵌合により容易に組み立てることができるので、 輸送や保管の際は、側板と芯材を別々にしておき、使用に際して、組み立て使用 に供することができるものである。
【0010】 尚、本実施例では側板を重量物の梱包にも用いられる堅牢な3層構造の段ボー ル紙で形成することとしたが、該側板は板状で十分な強度を有する紙材で構成さ れていれば良く、その断面構造は図示したものに限定されない。又、製造しよう とするリールの径が大きく、強度的に不足する場合は、同様に形成した大径円板 や小径円板を複数枚貼り合わせて側板を形成することとしても良い。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案のケーブル巻回用リールは、紙で製作されているので、重 量が軽く、取り扱いが容易であると共に、トンキロで算出される輸送コストが大 幅に削減される。又、木製のリールに比し、木材の使用量も少なくなるので、製 造コストが削減(木製の約1/2)されると共に、森林資源の保護にも役立つ。 更に、使用する際に容易に組み立てることができるので、嵩ばらず、移動、輸送 が容易であると共に、保管時のスペースも要さない。更に又、組み立てに際して 、釘などを用いていないので、巻回されたケーブルを傷つける恐れもないという 従来には見られない多くの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図である。
【図2】同上、組立状態の半縦断面図である。
【図3】同上、組立状態の斜視図である。
【図4】従来例の簡略斜視図である。
【符号の説明】
1,2 側板 3 芯材 4,6 大径円板 5,7 小径円板 4',5',6',7' 中心孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定厚さを有する硬質の紙材を打ち抜き
    形成した大小2枚の円板を接合して成る一対の側板と、
    該側板表面の小径円板を被嵌して接合され、両側板を連
    結する略円筒形の芯材とから成る紙製のケーブル巻回用
    リール。
JP8457692U 1992-11-12 1992-11-12 ケーブル巻回用リール Pending JPH0642870U (ja)

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JP8457692U JPH0642870U (ja) 1992-11-12 1992-11-12 ケーブル巻回用リール

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101505058B1 (ko) * 2013-07-29 2015-03-25 주식회사 이랜텍 전선 권취 장치
IT202100023261A1 (it) * 2021-09-09 2023-03-09 Nicolò Rivaroli Rocchetto in cartone

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947584U (ja) * 1972-08-02 1974-04-25

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