JPH0642789A - 同時給排気形換気装置 - Google Patents
同時給排気形換気装置Info
- Publication number
- JPH0642789A JPH0642789A JP19671292A JP19671292A JPH0642789A JP H0642789 A JPH0642789 A JP H0642789A JP 19671292 A JP19671292 A JP 19671292A JP 19671292 A JP19671292 A JP 19671292A JP H0642789 A JPH0642789 A JP H0642789A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- shutter
- air supply
- exhaust
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 給排気を同時に行う同時給排気形換気装置に
おいて、シャッタによる通風時の空気抵抗を少なくし、
冬期におけるシャッタの凍結を防止する。 【構成】 本体８内には、室内側吸込口４から空気を吸
入し室外側に排気する排気羽根２、室外側の空気を吸入
し室内側吐出口７および室外側に排気する給気羽根３、
排気羽根２および給気羽根３を駆動するモータ１等を内
蔵している。また本体８の室内側にルーバ１３を設け、
さらにルーバ１３と室内側吸込口４および室内側吐出口
７との間にシャッタ９ａ，９ｂを設けている。シャッタ
９ａ，９ｂは引きひも装置で開閉する。 【効果】 本体８の室内側にシャッタ９ａ，９ｂを設け
ることにより、通風時の空気抵抗を少なくし、冬期にお
けるシャッタ９ａ，９ｂの凍結を防止できる。
おいて、シャッタによる通風時の空気抵抗を少なくし、
冬期におけるシャッタの凍結を防止する。 【構成】 本体８内には、室内側吸込口４から空気を吸
入し室外側に排気する排気羽根２、室外側の空気を吸入
し室内側吐出口７および室外側に排気する給気羽根３、
排気羽根２および給気羽根３を駆動するモータ１等を内
蔵している。また本体８の室内側にルーバ１３を設け、
さらにルーバ１３と室内側吸込口４および室内側吐出口
７との間にシャッタ９ａ，９ｂを設けている。シャッタ
９ａ，９ｂは引きひも装置で開閉する。 【効果】 本体８の室内側にシャッタ９ａ，９ｂを設け
ることにより、通風時の空気抵抗を少なくし、冬期にお
けるシャッタ９ａ，９ｂの凍結を防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、居室に設置して給気と
排気を同時に行う同時給排気形換気装置に関する。
排気を同時に行う同時給排気形換気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、住宅は冷暖房効果や防音効果の増
大を図るためにその気密性が高くなっている。したがっ
て衛生上換気が重要であるが、排気と同時に給気をする
ことが必要である。
大を図るためにその気密性が高くなっている。したがっ
て衛生上換気が重要であるが、排気と同時に給気をする
ことが必要である。
【０００３】従来、この種の同時給排気形換気装置に
は、図１０および図１１に示すような構成のものがあっ
た。図に示すように、本体１０８はモータ１０１および
羽根１０２，１０３を内蔵し、室内と連通する室内側吸
込口１０４、室外と連通する室外側吐出口１０５、室外
と連通する室外側吸込口１０６、室内と連通する室内側
吐出口１０７等を備えている。また本体１０８の室外側
側面にはシャッタ１１０が設けられ、これは軸１１２を
中心に回動し、運転時には室外側吐出口１０５および室
外側吸込口１０６を開放し、停止時には閉鎖するように
している。図１１中の１１３はシャッタ１１０に取付け
られているおもりであり、またシャッタ１１０が回転で
きるように、軸１１２の近傍には本体１０８とシャッタ
１１０との間に隙間１１４が設けられている。
は、図１０および図１１に示すような構成のものがあっ
た。図に示すように、本体１０８はモータ１０１および
羽根１０２，１０３を内蔵し、室内と連通する室内側吸
込口１０４、室外と連通する室外側吐出口１０５、室外
と連通する室外側吸込口１０６、室内と連通する室内側
吐出口１０７等を備えている。また本体１０８の室外側
側面にはシャッタ１１０が設けられ、これは軸１１２を
中心に回動し、運転時には室外側吐出口１０５および室
外側吸込口１０６を開放し、停止時には閉鎖するように
している。図１１中の１１３はシャッタ１１０に取付け
られているおもりであり、またシャッタ１１０が回転で
きるように、軸１１２の近傍には本体１０８とシャッタ
１１０との間に隙間１１４が設けられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の同時給排気
形換気装置では、停止時には室外側吐出口１０５および
室外側吸込口１０６がシャッタ１１０によって閉鎖さ
れ、外気の侵入を防止するのであるが、シャッタ１１０
は屋外側の給排気風路内に位置しているので、通風時の
抵抗となり、冬期には結露や凍結のためシャッタ１１０
が動作不良となる。またシャッタ１１０は自重によって
閉鎖するようにおもり１１３がつけられているので本体
１０８の側面に衝突して衝撃音が発生する。停止時には
隙間１１４によってシャッタ１１０の風切音が発生した
り、この隙間１１４から少しではあるが外風が侵入する
ため住宅の気密性の面から問題があった。
形換気装置では、停止時には室外側吐出口１０５および
室外側吸込口１０６がシャッタ１１０によって閉鎖さ
れ、外気の侵入を防止するのであるが、シャッタ１１０
は屋外側の給排気風路内に位置しているので、通風時の
抵抗となり、冬期には結露や凍結のためシャッタ１１０
が動作不良となる。またシャッタ１１０は自重によって
閉鎖するようにおもり１１３がつけられているので本体
１０８の側面に衝突して衝撃音が発生する。停止時には
隙間１１４によってシャッタ１１０の風切音が発生した
り、この隙間１１４から少しではあるが外風が侵入する
ため住宅の気密性の面から問題があった。
【０００５】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、シャッタの通風時の抵抗を少なくし、冬期における
結露や降雪による凍結を防止し、外風の侵入を防止し、
シャッタの衝撃音を和らげ、シャッタの開閉操作の作業
性を向上することができる同時給排気形換気装置を提供
することを目的とする。
で、シャッタの通風時の抵抗を少なくし、冬期における
結露や降雪による凍結を防止し、外風の侵入を防止し、
シャッタの衝撃音を和らげ、シャッタの開閉操作の作業
性を向上することができる同時給排気形換気装置を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、排気風路と給気風路とを区画した本体と、
室内側吸込口から空気を吸入し室外側に排気する排気羽
根と、室外側の空気を吸入し室内側吐出口および室外側
に排気する給気羽根と、排気羽根および給気羽根を駆動
するモータと、本体の室内側に設けた室内側吸込口およ
び室内側吐出口を覆うルーバとを備え、室内側吸込口お
よび室内側吐出口とルーバとの間に設けたシャッタと、
このシャッタを開閉する開閉手段とを設けたものであ
り、またシャッタの当接面に接合片を設けたものであ
り、またシャッタの当接面に緩衝材を貼着したものであ
り、さらにシャッタを案内するためのリブを設けたもの
である。
するために、排気風路と給気風路とを区画した本体と、
室内側吸込口から空気を吸入し室外側に排気する排気羽
根と、室外側の空気を吸入し室内側吐出口および室外側
に排気する給気羽根と、排気羽根および給気羽根を駆動
するモータと、本体の室内側に設けた室内側吸込口およ
び室内側吐出口を覆うルーバとを備え、室内側吸込口お
よび室内側吐出口とルーバとの間に設けたシャッタと、
このシャッタを開閉する開閉手段とを設けたものであ
り、またシャッタの当接面に接合片を設けたものであ
り、またシャッタの当接面に緩衝材を貼着したものであ
り、さらにシャッタを案内するためのリブを設けたもの
である。
【０００７】
【作用】上記した構成において、開閉手段によってシャ
ッタを操作すると室内側吸込口および室内側吐出口を開
閉するので、停止中には外気が室内に侵入しなくなり、
またシャッタの当接面に設けた接合片によって重合さ
れ、シャッタを閉じたときの気密性をよくすることがで
き、またシャッタの当接面に貼着した緩衝材がシャッタ
を閉じるときの騒音を緩和し、さらにシャッタを案内す
るリブがシャッタの回転を円滑にする。
ッタを操作すると室内側吸込口および室内側吐出口を開
閉するので、停止中には外気が室内に侵入しなくなり、
またシャッタの当接面に設けた接合片によって重合さ
れ、シャッタを閉じたときの気密性をよくすることがで
き、またシャッタの当接面に貼着した緩衝材がシャッタ
を閉じるときの騒音を緩和し、さらにシャッタを案内す
るリブがシャッタの回転を円滑にする。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１〜図４
を参照しながら説明する。図に示すように、本体８は、
室内に連通する室内側吸込口４および室内側吐出口７
と、室外に連通する室外側吐出口５および室外側吸込口
６とを有し、排気風路に送風する排気羽根２、給気風路
に送風する給気羽根３およびモータ１を内蔵している。
本体８の前面にはルーバ１３が設けられ、ボス１２に支
持された２枚のシャッタ９ａ，９ｂがルーバ１３とルー
バ板１４との隙間に回転自在に配設されている。シャッ
タ９ａ，９ｂは駆動板１１および駆動板１１とルーバ板
１４とを結ぶ弾性部材１０に連結されたものである。図
３中の１５はシャッタ９ａ，９ｂを開閉し、モータ１を
ＯＮ，ＯＦＦ動作するための引きひも装置である。
を参照しながら説明する。図に示すように、本体８は、
室内に連通する室内側吸込口４および室内側吐出口７
と、室外に連通する室外側吐出口５および室外側吸込口
６とを有し、排気風路に送風する排気羽根２、給気風路
に送風する給気羽根３およびモータ１を内蔵している。
本体８の前面にはルーバ１３が設けられ、ボス１２に支
持された２枚のシャッタ９ａ，９ｂがルーバ１３とルー
バ板１４との隙間に回転自在に配設されている。シャッ
タ９ａ，９ｂは駆動板１１および駆動板１１とルーバ板
１４とを結ぶ弾性部材１０に連結されたものである。図
３中の１５はシャッタ９ａ，９ｂを開閉し、モータ１を
ＯＮ，ＯＦＦ動作するための引きひも装置である。
【０００９】上記構成において、引きひも装置１５を引
張ると、駆動板１１が引張られ、駆動板１１に連結され
たシャッタ９ａ，９ｂは回転して開けられると同時にモ
ータ１が運転され、室内空気は排気風路（矢印Ａ）を通
って室外に排気される。一方室外の空気は給気風路（矢
印Ｂ）を通って室内側吐出口７から室内に給気される。
そして再度引きひも装置１５を引張ると、モータ１は停
止し、駆動板１１に連結されたシャッタ９ａ，９ｂは閉
じる。
張ると、駆動板１１が引張られ、駆動板１１に連結され
たシャッタ９ａ，９ｂは回転して開けられると同時にモ
ータ１が運転され、室内空気は排気風路（矢印Ａ）を通
って室外に排気される。一方室外の空気は給気風路（矢
印Ｂ）を通って室内側吐出口７から室内に給気される。
そして再度引きひも装置１５を引張ると、モータ１は停
止し、駆動板１１に連結されたシャッタ９ａ，９ｂは閉
じる。
【００１０】上記実施例によれば、本体８の前面のルー
バ１３内にシャッタ９ａ，９ｂが装着されているので、
屋外には露出せず、シャッタ９ａ，９ｂの開放時には、
シャッタ９ａ，９ｂが通風抵抗にならなく、また冬期に
凍結がなくなる。
バ１３内にシャッタ９ａ，９ｂが装着されているので、
屋外には露出せず、シャッタ９ａ，９ｂの開放時には、
シャッタ９ａ，９ｂが通風抵抗にならなく、また冬期に
凍結がなくなる。
【００１１】図５および図６は、シャッタ９ａ，９ｂの
当接面に接合片９ａ−１，９ｂ−１を設けたものであ
る。接合片９ａ−１，９ｂ−１により、シャッタ９ａ，
９ｂが閉鎖されている時、シャッタ９ａ，９ｂの当接面
は重合されて二重構造となり、室外側の給排気風路から
外風が侵入しても隙間がないので、外風が室内側へ侵入
しない。
当接面に接合片９ａ−１，９ｂ−１を設けたものであ
る。接合片９ａ−１，９ｂ−１により、シャッタ９ａ，
９ｂが閉鎖されている時、シャッタ９ａ，９ｂの当接面
は重合されて二重構造となり、室外側の給排気風路から
外風が侵入しても隙間がないので、外風が室内側へ侵入
しない。
【００１２】図７はシャッタ９ａ，９ｂの当接面に緩衝
材１６を貼着したものである。緩衝材１６により、シャ
ッタ９ａ，９ｂが閉鎖される時に衝撃音が緩和される。
材１６を貼着したものである。緩衝材１６により、シャ
ッタ９ａ，９ｂが閉鎖される時に衝撃音が緩和される。
【００１３】図８および図９はシャッタ９ａ，９ｂの摺
動面にリブ１７を設けたものであり、リブ１７により、
シャッタ９ａ，９ｂが駆動板１１に引張られ回転する
時、ルーバ１３とシャッタ９ａ，９ｂとは線接触とな
り、接触抵抗が小さく、円滑に操作ができる。
動面にリブ１７を設けたものであり、リブ１７により、
シャッタ９ａ，９ｂが駆動板１１に引張られ回転する
時、ルーバ１３とシャッタ９ａ，９ｂとは線接触とな
り、接触抵抗が小さく、円滑に操作ができる。
【００１４】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明の
同時給排気形換気装置は、室内側吸込口および室内側吐
出口とルーバとの間に設けたシャッタと、このシャッタ
を開閉する開閉手段とを設けたものであり、この構成と
することにより、シャッタによる通風時の空気抵抗を少
なくすることができ、冬期におけるシャッタの凍結を防
止することができ、居住環境を向上できる。
同時給排気形換気装置は、室内側吸込口および室内側吐
出口とルーバとの間に設けたシャッタと、このシャッタ
を開閉する開閉手段とを設けたものであり、この構成と
することにより、シャッタによる通風時の空気抵抗を少
なくすることができ、冬期におけるシャッタの凍結を防
止することができ、居住環境を向上できる。
【図１】本発明の一実施例における同時給排気形換気装
置の縦断面図
置の縦断面図
【図２】同じく同時給排気形換気装置の概略平面図
【図３】同じく同時給排気形換気装置のシャッタを開い
た状態での概略平面図
た状態での概略平面図
【図４】同じく同時給排気形換気装置のシャッタを閉じ
た状態での概略平面図
た状態での概略平面図
【図５】同じく同時給排気形換気装置のシャッタに折曲
片を設けた概略平面図
片を設けた概略平面図
【図６】同じく同時給排気形換気装置のシャッタにおけ
るＡ−Ａ線での断面図
るＡ−Ａ線での断面図
【図７】同じく同時給排気形換気装置のシャッタの折曲
片に緩衝材を設けた断面図
片に緩衝材を設けた断面図
【図８】同じく同時給排気形換気装置のシャッタの摺動
面にリブを設けた概略平面図
面にリブを設けた概略平面図
【図９】同じく同時給排気形換気装置のシャッタの摺動
面にリブを設けた断面図
面にリブを設けた断面図
【図１０】従来の同時給排気形換気装置の縦断面図
【図１１】同じく同時給排気形換気装置のシャッタ部の
概略平面図
概略平面図
１ モータ ２ 排気羽根 ３ 給気羽根 ４ 室内側吸込口 ７ 室内側吐出口 ８ 本体 ９ａ，９ｂ シャッタ １３ ルーバ １５ 引きひも装置（開閉手段）
Claims (4)
- 【請求項１】 排気風路と給気風路とを区画した本体
と、室内側吸込口から空気を吸入し室外側に排気する排
気羽根と、室外側の空気を吸入し室内側吐出口および室
外側に排気する給気羽根と、前記排気羽根および給気羽
根を駆動するモータと、前記本体の室内側に設けた前記
室内側吸込口および前記室内側吐出口を覆うルーバとを
備え、前記室内側吸込口および前記室内側吐出口と前記
ルーバとの間に設けたシャッタと、このシャッタを開閉
する開閉手段とを設けた同時給排気形換気装置。 - 【請求項２】 シャッタの当接面を重合させる接合片を
設けた請求項１記載の同時給排気形換気装置。 - 【請求項３】 シャッタの当接面に緩衝材を貼着した請
求項１記載の同時給排気形換気装置。 - 【請求項４】 ルーバのシャッタ摺動面にはシャッタを
案内するリブを設けた請求項１記載の同時給排気形換気
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19671292A JPH0642789A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 同時給排気形換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19671292A JPH0642789A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 同時給排気形換気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642789A true JPH0642789A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16362339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19671292A Pending JPH0642789A (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | 同時給排気形換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642789A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108119977A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-06-05 | 远大洁净空气科技有限公司 | 一种新风机防灌风结构 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP19671292A patent/JPH0642789A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108119977A (zh) * | 2018-01-30 | 2018-06-05 | 远大洁净空气科技有限公司 | 一种新风机防灌风结构 |
| CN108119977B (zh) * | 2018-01-30 | 2024-04-09 | 远大洁净空气科技有限公司 | 一种新风机防灌风结构 |
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