JPH0642677B2 - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JPH0642677B2
JPH0642677B2 JP7894785A JP7894785A JPH0642677B2 JP H0642677 B2 JPH0642677 B2 JP H0642677B2 JP 7894785 A JP7894785 A JP 7894785A JP 7894785 A JP7894785 A JP 7894785A JP H0642677 B2 JPH0642677 B2 JP H0642677B2
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郁朗 木下
康人 米倉
正明 堀田
律雄 橋本
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Omron Corp
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Omron Tateisi Electronics Co
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は1次局(親局)と複数個の2次局(子局)を専
用の2芯線でデジチェーン式にループ接続して構成され
た多重伝送装置に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明による多重伝送装置は、ポーリング信号送出後各
2次局に対するデータ信号を所定間隔で送出する1次局
と、該1次局にデジチェーン式に連続してループ接続さ
れ、先順位局からのポーリング信号を受信してデータを
受信すると共にポーリング信号を送出する複数の2次局
を設けたものである。このような構成により夫々の2次
局についてのアドレス設定が不要となり、2次局を容易
に設置することが可能となる。
〔従来技術とその問題点〕
一般に2芯専用線で1次局と複数個の2次局とを接続し
てデータ伝送システムを構成する多重伝送装置にあって
は、共通のバス上の任意の点に2次局を接続するマルチ
ドロップ方式が用いられることが多く、この場合には2
次局に夫々固有のアドレスを設定する必要がある。この
ようなアドレス設定は通常各2次局に設けられたDIP
スイッチ等によって設定される。
しかるに2次局を極めて小型化する必要がある場合に
は、DIPスイッチによって小型化が制約されるという
問題点がある。更に多数の2次局を一時に設置する場合
にはアドレスの設定は比較的容易であるが、多重伝送装
置のシステム構成後に2次局数を増減する場合にはアド
レスが連続しないこととなったり、又同じアドレスに誤
って複数の2次局を設定する可能性があり、伝送誤りが
生じるという問題点があった。又2次局の設置現場での
作業を容易にするために各2次局にアドレスを指定しな
いシフトレジスタ方式も知られているが、この方式では
データ信号の他にクロック信号用の信号線が必要となり
安価な2芯線を用いて伝送システムを構成することがで
きず、伝送ケーブルの価格が上昇するという問題点があ
った。
〔発明の目的〕
本発明はこのような従来の多重伝送装置の問題点に鑑み
てなされたものであって、DIPスイッチを用いて各2
次局にアドレスを設定する必要がなく、二芯線の伝送ケ
ーブルを用いてシステムを構成することができる多重伝
送装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成と効果〕
本発明は1次局と複数の2次局とを有し、1次局の出力
端が最先順位の2次局の入力端に、各2次局の出力端が
順次後順位の2次局の入力端に接続され、最後順位の2
次局の出力端が1次局の入力端に接続されて構成される
多重伝送装置であって、1次局は、送受信権となるポー
リング信号を最先順位の2次局に送出するポーリング信
号送出手段と、ポーリング信号送出手段によりポーリン
グ信号の送出後各2次局に対するデータを最先順位の2
次局よりその順位順に所定間隔(T)をあけて順位断続
的に送出するデータ送出手段と、を有し、各2次局は、
入出力端間に接続され入力端子より得られるデータ信号
を通過させポーリング信号を遮断するフィルタ手段と、
ポーリング信号の受信後に与えられるデータ信号を受信
する受信手段と、受信手段によりデータ信号の受信後に
所定間隔(T)内にその送出が完了するように後順位の
2次局にポーリング信号を送出するポーリング信号送出
手段と、を有することを特徴とするものである。
このような特徴を有する本発明によれば、2芯の伝送線
を用いてポーリング信号とデータ信号の伝送を行い、各
2次局は送受信権となるポーリング信号を受信した後の
データを自局に対するデータとして受信する。そしてデ
ータの受信後に所定間隔(T)内にポーリング信号の送
出が完了するように後順位の2次局にポーリング信号を
送出する。こうして順次各2次局にポーリング信号を伝
達していくようにしている。このような構成により2芯
の伝送線のみを用いて各2次局にデータ伝送を行うこと
が可能となる。又各2次局に対してアドレス設定を行わ
ないのでDIPスイッチを設ける必要がなくなる。従っ
て各2次局を小型化することができ、2次局の設置時の
作業性を向上させることが可能となる。
〔実施例の説明〕
第1図は本発明による多重伝送装置の一実施例を示す概
略ブロック図である。本図において1次局1と複数の2
次局2,3,4,5が2芯の伝送線6によってデジチェ
ーン状にループ接続されている。即ち1次局1の出力端
子1-oは最先順位に接続された2次局2の入力端子2-i
に接続され、2次局2の出力端子2-oは伝送線6によっ
て次位の2次局3の入力端子3-iに接続されている。同
様にして2次局3の出力端子3-oは2次局4の入力端子
4-iに、その出力端子4-oは2次局5の入力端子5-iに
接続され、最後順位の2次局5の出力端子5-oは伝送線
6を介して1次局1の入力端子1-iに接続されている。
1次局1はループ状に接続された2次局へのデータ信号
を伝えるポーリング信号と2次局2,3,4,5に伝え
るデータを所定時間毎に断続して順次送出するものであ
る。
(1次局の構成) 1次局1は第2図にその構成を示すように、外部からの
スタート信号に基づいて動作するポーリング信号送信回
路11とスタート信号によってリセットされるデータ信
号カウンタ12、データ信号タイマ13及び計数表示器
14を有している。ポーリング信号送信回路11はポー
リング信号の周波数例えば1MHzの周波数を発振する発
振器15の出力が与えられ、スタート信号に応じてポー
リング信号を送出すると共にその送出タイミングをデー
タ信号送信回路16に伝えるものである。データ信号送
信回路16は外部から設定された各2次局に対するデー
タを例えば60KHz及び30KHzのバイフェーズ符号等によ
り順次送信する送信回路であって、各送信毎にデータ信
号タイマ13がリセットされる。データ信号タイマ13
はタイマ時間Tを有しデータ信号の送出タイミングを設
定するタイマであって、タイムアップする毎にデータ信
号送信回路16にタイムアップ信号を伝え、それに基づ
いてデータ信号送信回路16が各2次局に対するデータ
を順次送出する。データ信号タイマ13のタイムアップ
出力はデータ信号カウンタ12にも計数入力として与え
られる。データ信号カウンタ12はその信号を順次計数
することによってデータを送出している2次局のアドレ
スを保持するものである。そしてその計数値は計数表示
器14によって表示される。又1次局1の入力端子1-i
はポーリング信号検知回路17に伝えられる。ポーリン
グ信号検知回路17は最後順位の2次局5からのポーリ
ング信号を受信し、クリア信号をデータ信号タイマ13
及び計数表示器14に与えるものである。
(2次局の構成) 第3図は2次局2の構成を示すブロック図であるが、他
の2次局3〜5についても同様の構成を有している。さ
て2次局2の入力端子2-iにはローパスフィルタ21と
ポーリング信号受信回路22が接続される。ローパスフ
ィルタ21はLCから成る受動型フィルタであり、電源
状態にかかわらずポーリング信号として用いられる1M
Hzの周波数の信号を遮断し、伝送線6より送出される周
波数1MHz以下、例えば60KHz及び30KHzで変調された
データ信号をそのまま出力端子2-oに伝えるフィルタで
ある。又ポーリング信号受信回路22は伝送線6を介し
て与えられるポーリング信号を受信し、その出力をデー
タ信号受信回路23に与える。データ信号受信回路23
はポーリング信号が受信された直後のデータ信号を受信
するものであって、その出力をデータ信号再生回路24
及びポーリング信号送信回路25に与える。データ信号
再生回路24は1次局1から送出されたデータ信号をデ
コードしてデータ出力として出力するものであって、そ
の出力は2次局毎に異なる出力手段、例えばリレー等の
駆動信号として用いられる。又ポーリング信号送信回路
25はデータの受信後所定間隔T内にその送出が完了す
るように、2次局2自身でポーリング信号を発振して後
順位の2次局に対するポーリング信号を送出する送信回
路であって、ポーリング信号の生成に用いる1MHzの発
振器26が接続されている。そしてローパスフィルタ2
1及びポーリング信号送信回路25の出力が出力端子2
-oを介して後順位の2次局3に接続される。
(本実施例の動作) 次にフローチャート及び波形図を参照しつつ本実施例の
動作について説明する。第4図は1次局1の動作を示す
フローチャートであり、第5図(a)〜(e)は第1図に示し
たa〜eの各点の信号波形を示す波形図である。本図に
おいて、1次局1にスタート信号が与えられると動作を
開始し、まず第4図のステップ31に進んでデータ信号カ
ウンタ12及びデータ信号タイマ13がリセットされ
る。そしてステップ32においてポーリング信号送信回路
11から第5図(a)に示すようにポーリング信号P1 を
送出する。前述したようにポーリング信号としては所定
期間周波数1MHzの信号を送出するものとする。そして
その後ステップ33に進んでデータ信号送信回路16より
第5図(a)に示すように2次局2に対するデータ信号D2
を送出する。データ信号の送信後ステップ34に進んで
データ信号タイマ13を動作させる。次いでステップ35
においてデータ信号カウンタ12をインクリメントす
る。そうすればデータ信号カウンタ12は現在データを
送出中の2次局のアドレスを示すものとなり、その値は
計数表示器14によって表示される。
さてポーリング信号P1 及びデータ信号D2 が与えられ
れば、2次局2はポーリング信号受信回路22によって
ポーリング信号P1 を受信し、続いてデータ信号受信回
路23により2次局2に対するデータ信号D2 を受信す
る。そしてそのデータD2 をデータ再生回路24により
再生して所定の動作を行う。次いでデータの受信後ポー
リング信号送信回路25より新たにポーリング信号P2
を生成し、第5図(b)に示すように出力端子2-oより送
出する。尚データ信号D2 は第5図(a)〜(e)に示すよう
に2次局2〜5の夫々のローパスフィルタを通過して1
次局1に戻るが、ポーリング信号P1 が与えられる2次
局2に対してのみ有効なデータとなる。1次局1はステ
ップ35においてデータ信号カウンタ12をインクリメン
トした後ステップ36に進みポーリング信号が受信される
かどうかをチェックし、ポーリング信号が入力端子1-i
より受信されなければステップ37に進んで前述した時間
Tを有するデータ信号タイマ13がタイムアップするか
どうかをチェックする。タイムアップすればステップ33
に戻ってデータ信号カウンタ12が示す次の2次局、即
ち2次局3に対するデータ信号D3 を第5図(a)に示す
ように送出する。そうすれば2次局3は2次局2からの
ポーリング信号P2 を受信し、その後2次局3に対する
データ信号D3 を受信することとなる。従って2次局3
に対してはデータ信号D3 が有効なデータとなり、その
後同様にしてポーリング信号P3 を2次局4に対して送
出する。1次局1は同様にしてステップ35において信号
カウンタ12をインクリメントし、データ信号タイマ1
3のタイムアップを待受けて2次局4に対するデータ信
号D4 を送出する。このデータ信号は2次局2,3のロ
ーパスフィルタを夫々そのまま通過して2次局4に伝え
られる。そして同様にして2次局5でも2次局4からの
ポーリング信号P4 及びデータ信号D5 を受取り、その
後ポーリング信号P5 を送出して伝送線6を介して1次
局1に伝える。そうすればポーリング信号検知回路17
によってこの信号P5 が検知されるので、ステップ36を
介してステップ38に進みそのときのデータ信号カウンタ
12の計数値を表示してステップ31に戻る。こうして1
データ送出サイクルを終了した後、ステップ32において
ポーリング信号P1 を送信し、以後同様にしてこの動作
を繰り返す。
このようにすれば1次局1はポーリング信号を送出した
後各2次局に対するデータを所定のタイミングで順次送
出することによって各2次局で生成されたポーリング信
号がその間に重畳されるため、各2次局に対するアドレ
ス設定を行うことなくデータ伝送を行うことが可能とな
る。
尚本実施例は4台の2次局を用いた多重伝送装置につい
て説明したが、更に多数の2次局を用いて同様のシステ
ムを構成することができることはいうまでもない。又本
実施例では各2次局にデータ信号をそのまま通過させポ
ーリング信号のみを遮断するためローパスフィルタを設
けたが、ポーリング信号として低い周波数の信号を用い
データ信号を高周波で変調することによって、データ信
号のみを通過させるフィルタをハイパスフィルタ等他の
フィルタに変更することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による多重伝送装置の一実施例を示す概
略ブロック図、第2図は本発明による多重伝送装置の1
次局1の構成を示すブロック図、第3図は2次局の構成
を示すブロック図、第4図は1次局1の動作を示すフロ
ーチャート、第5図は多重伝送装置の伝送線の各部a〜
eの波形を示す波形図である。 1……1次局、2,3,4,5……2次局、6……伝送
線、11……ポーリング信号送信回路、12……データ
信号カウンタ、13……データ信号タイマ、16……デ
ータ信号送信回路、17……ポーリング信号検知回路、
21……ローパスフィルタ、22……ポーリング信号受
信回路、23……データ信号受信回路、24……データ
信号再生回路、25……ポーリング信号送信回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次局と複数の2次局とを有し、1次局の
    出力端が最先順位の2次局の入力端に、各2次局の出力
    端が順次後順位の2次局の入力端に接続され、最後順位
    の2次局の出力端が1次局の入力端に接続されて構成さ
    れる多重伝送装置であって、 前記1次局は、 送受信権となるポーリング信号を最先順位の2次局に送
    出するポーリング信号送出手段と、 前記ポーリング信号送出手段によりポーリング信号の送
    出後前記各2次局に対するデータを最先順位の2次局よ
    りその順位順に所定間隔(T)をあけて順次断続的に送
    出するデータ送出手段と、を有し、 前記各2次局は、 入出力端間に接続され入力端子より得られるデータ信号
    を通過させポーリング信号を遮断するフィルタ手段と、 ポーリング信号の受信後に与えられるデータ信号を受信
    する受信手段と、 前記受信手段によりデータ信号の受信後に、前記所定間
    隔(T)内にその送出が完了するように後順位の2次局
    にポーリング信号を送出するポーリング信号送出手段
    と、を有することを特徴とする多重伝送装置。
  2. 【請求項2】前記1次局及び前記各2次局のポーリング
    信号送出手段により送出されるポーリング信号はデータ
    信号より高い周波数を有する信号であり、前記各2次局
    のフィルタ手段は該ポーリング信号を遮断しデータ信号
    のみを通過させるローパスフィルタであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の多重伝送装置。
JP7894785A 1985-04-12 1985-04-12 多重伝送装置 Expired - Lifetime JPH0642677B2 (ja)

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JPS61237554A JPS61237554A (ja) 1986-10-22
JPH0642677B2 true JPH0642677B2 (ja) 1994-06-01

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