JPH0642410U - 自動車の側面に設けた照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 夜間あるいは暗い場所で、自動車の側面方向
を明るく照らし、障害物や溝などを容易に確認でき、自
動車を安全に後退させることができる照明装置を提供す
る。 【構成】 自動車の側面（１）に、発光体取り付け部
（２）を設け、これにソケット（３）を設け、発光体
（４）を取り付け、透光カバー（５）を設けることを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、自動車の側面に設けた照明装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、自動車を後退させる時の後方照明装置は、自動車の後部面のみについて いる。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） 夜間、自動車を後退させる時、自動車の最後部以後の障害物しか確認で きなかった。 （ロ） 初めは従来の後方照明装置で見えていた障害物も自動車が後退するにつ れ、自動車の側面は暗いので、除々に見えにくくなる。窓から見えない低 い障害物や道路の溝などは両サイドミラーなどで確認しながら後退するが 暗いので距離が判断しにくく、自動車の側面や底面をぶつけたり、脱輪し たりする事故が多かった。 本考案は、これらの欠点を除くために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

自動車の側面（１）に、発光体取り付け部（２）を設ける。これに発光体 （ ４）を取り付け、透光カバー（５）を設ける。 本考案は、以上のような構成よりなる自動車の側面に設けた照明装置である。

【０００５】

【作用】

夜間、自動車を後退させる時、発光体（５）を点灯させ、自動車の側面を明る く照らし、自動車を安全に後退させることができる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ） 自動車の側面（１）に、発光体取り付け部（２）を設け、これにソケッ ト（３）を設け、発光体（４）を取り付ける。 （ロ） パッキン（６）を入れ、透光カバー（５）をネジ（７）で取り付ける。 （ハ） 発光体（４）は、従来のバックランプ電気回路に接続する。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、チェンジレバーをＲにセ ットすれば、自動車の側面が明るく照らされるので、夜間及び暗い所での自動車 の後退を安全に行うことができる。 尚、第３図、第４図に示すように、リトラクタブルランプにすることで、格納 時は表面を車体色と同色にできるため、高級感を出すことができる上、側面の照 明がより効果的にできる。 照明装置の形状や大きさは認意にでき、自動車の側面の大部分の位置に取り付 け可能である。

【０００７】

【考案の効果】

夜間、照明の無い暗い所でも、自動車の側面の障害物が容易に確認でき、自動 車をきわめて安全に後退させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部を切り欠いた斜視図である。

【図２】本考案の自動車への取り付け例の外観の一部の
斜視図である。

【図３】本考案の他の実施例の一部を切り欠いた斜視図
である。

【図４】本考案の他の実施例の作動した自動車外観の一
部の斜視図である。

【符号の説明】

１ 自動車本体 ２ 発光体取り付け部 ３ ソケット ４ 発光体 ５ 透光カバー ６ パッキン ７ ネジ ８ リトラクタブルランプ駆動モーター ９ 自動車本体一部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車の側面（１）に、発光体（４）を
   設け、透光カバー（５）を設けてなる照明装置。