JP2519063Y2 - 車両用足元照明装置 - Google Patents

車両用足元照明装置

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JP2519063Y2
JP2519063Y2 JP2126992U JP2126992U JP2519063Y2 JP 2519063 Y2 JP2519063 Y2 JP 2519063Y2 JP 2126992 U JP2126992 U JP 2126992U JP 2126992 U JP2126992 U JP 2126992U JP 2519063 Y2 JP2519063 Y2 JP 2519063Y2
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JP
Japan
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vehicle
attached
locking
movable piece
cylinder
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JP2126992U
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JPH0633735U (ja
Inventor
伸一 菅野
明 薮
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株式会社タッグ
明 薮
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両底面の両側に照明
灯を取付けて乗降する際の足元を照らす照明装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、夜間における車両への乗降は、市
街地など街路灯が多くて明るい場所では殆ど問題ない
が、街路灯の少ない暗い場所では車両からの乗降時に足
元が暗いと地面に障害物があっても判らず不安である。
特に雨上がりの後は、あちこちに水溜まりが生じてい
て、路面で足を滑らせやすくまた水溜まりに踏み込んで
しまうことがあった。そのため夜間に車両から安全に乗
降するためには、例えば実開昭63−43846号に示
すようにドアの下部に照明灯を取付け、ドアを開けた時
に点灯するようにしたものや、実開平1−171735
号に示すように車両の側部下方に照明装置を取付けて足
元を照らすようにしたもの等があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、ドアの下部に
照明灯を取付けた場合は、ドアの開いた方に照明部分が
移動するため足元に十分な明るさが届かない。またドア
を閉めた状態で車両を後退させる時、車両の後方はバッ
クライトで照らされているが車両の両側部分は照らされ
ないためバックミラ−の死角に位置して車両の側面側の
路面上の障害物の有無を確認することはできず危険であ
った。さらに車両の側部下方に照明灯を取付けて足元を
照らす場合は、車両の側面に設けた凹部内に照明灯を取
付けるため特定の車両にしか取付けることができず、車
種が異なって前記凹部を有していない既存の車両に照明
灯を後発的から取付けることは極めて困難であるという
問題点を有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる従来の
欠点に鑑みてなされたもので、中間外周面に筒受部を設
けた一対の外筒体内に夫々可動片を前後動可能に挿通
し、この外筒体内には先端内部にネオン管受部を有した
保持部を収容し、この保持部と可動片の間にばねを弾発
してなり、向い合う各外筒体の筒受部に透光性を有する
保護筒を取付け、該保護筒の外側に保護カバ−を取付け
てなる照明灯の両端に存する前記可動片を、車両底面の
両側に取付けた一対の係止片に着脱可能に取付ける構成
を、上記課題を解決するための手段とするものである。
【0005】
【作用】任意形状をした車両底面の両側に一対の係止片
を対向して取付け、照明灯の両端に存する可動片を伸縮
させて該可動片を前記係止片に係合し、該可動片から手
を離すとばねの弾発力により該可動片がワンタッチで係
止片に嵌合する。また、照明灯は透光性を有する保護筒
で覆れているのでネオン管内に雨水が浸入することはな
い。その上、保護筒の外側は保護カバ−で覆ってあるた
め、走行中に小石が跳ね返って保護筒やネオン管を破損
することはない。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する
と、図1、2において、本考案に係る照明灯1は中央に
位置するネオン管3の両端を、着脱可能に保持部6の先
端内部に設けたネオン管受部5に着脱自在に保持し、こ
の保持部6の先端外周に設けた掛止部7を掛止させるよ
うに該保持部6を着脱可能に外筒体9の先端内部に収容
して取付けてある。この外筒体9の中間外周面には、前
側に環状の筒受部10を設けると共に該外筒体9の後端
を中心方向に突出させて係止鍔11を形成してある。1
3は外筒体9内に前後動可能に収容した可動片で、後端
面を水平にV型に切り欠いて楔形の係止溝14を設けて
あり、先端外周には前記外筒体9の係止鍔11に係止す
る段部15を設けてある。ばね17は外筒体9内におい
て保持部6の後端と可動片13の前端との間に弾発させ
て収容してあり、且つこの可動片13を外方に弾発して
ある。
【0007】19は透明または半透明の部材からなり、
任意色に着色した透光性を有する合成樹脂性の保護筒
で、両端を前記外筒体9に設けた筒受部10内にシ−ル
パッキン(図示せず)等を介して嵌合させて、雨水の浸
入を防止している。21は全体に多数の孔22を設けた
半円筒状の保護カバ−で金属材や硬質合成樹脂材等で形
成してあり、外筒体9にねじ止めするため両端側面にね
じ孔23を設けてあるので、車両走行中に石が跳ねても
保護カバ−19によって保護筒19とネオン管3の破損
を防止できる。
【0008】24は車両底面に両側に取付ける一対の係
止片で、一端には前記可動片13の係止溝14と合致す
る楔形をした係止突部25を設け、該係止突部の先端中
央には可動片13の直径とほぼ同じ長さに形成した係止
凹部27を形成し、該係止凹部の他端の上面には車両底
面に取付けるためねじ孔26を設けてある。
【0009】本実施例の作用について説明すると、照明
灯1は新車に標準装備又はオプションで取付けることが
できるのは勿論、現在使用している車両にも取付けるこ
とができる。車両28に取付ける場合、図4に示す如く
車両28の底面両側のドア付近の個所に、一対の係止片
24をボルト等で夫々係止突部25を対向させて固定す
る。次いで、照明灯1の両端からばね17の弾発力で突
出している可動片13を中心方向に押圧するか、一方の
可動片13の係止溝14を係止突部25の係止凹部27
に嵌合させて他方の可動片13’を反対方向に押し込ん
で、可動片13の位置を係止片24の内側に位置させて
係止溝14を係止突部25の係止凹部27内に嵌合させ
て装着する。この際、係止突部25の係止凹部27の幅
が可動片13の直径と略同一に形成してあるため、可動
片13の直径が係止片24の係止凹部27内に嵌合さ
れ、且つ、該可動片はばね17で弾発されているため車
両走行中に、振動又は衝撃により該可動片が水平方向に
移動して脱落する虞はない。また照明灯1を取り外す場
合は、照明灯1の任意個所を握って左右何れかに直線方
向に移動させることによって、一方の係止片24から可
動片13の係止溝14が外れ、簡単に取り外すことがで
きる。
【0010】次に、照明灯1を点灯する場合、図5の配
線図に示す如く一般車両の電気回路と同様で、バッテリ
−33とル−ムランプ34との間にドアスイッチ35を
介在させ、ドアの開閉によってル−ムランプ34をO
N、OFFさせる。このドアスイッチ35には照明灯1
からの回路に接続したインバ−タ−38を介して切り換
えスイッチ37に接続し、ドアの開閉によりドアスイッ
チ35を介して照明灯1をON、OFFすることができ
る。更に、切り換えスイッチ37を切り換えることによ
り、夜間走行時に点灯する車幅灯の回路に連結してドア
を閉じたままでも車幅灯を点灯することにより照明灯1
も点灯することができる。通常、夜間に車両のドアを開
閉する際に照明灯1を点灯して足元を照らし、且つ、こ
の照明灯は長尺なネオン管3を使用しているため、車両
の長手方向に広く照らすことができて足元の路面がよく
見える。またドアを閉じたままで照明灯1を点灯するこ
とにより、車両直下の路面を照らして夜間には確認しに
くい障害物や側溝を見つけ易くなると共に、車両側面の
視認性を向上させることにより側面衝突事故を防止する
ことができる。
【0011】ネオン管3の交換は、保護筒19と一方の
ネオン管受部5を取り外すだけで簡単に交換することが
できる。即ちネオン管3は、管内のガスの容量を変化さ
せたり、ガスの種類を変えることにより、様々な発光色
のネオン管を製造することができ、違う色のネオン管に
交換することにより車両のアクセサリ−として種々楽し
むことができる。その上、ネオン管3はそのままでも保
護カバ−21を任意の色に着色されたものと交換するこ
とによっても簡単に色を変えることができる。
【0012】
【考案の効果】本考案は以下のような効果を有するもの
である。 車両底面の両側に一対の係止片を取付けることによ
り、ワンタッチで簡単に照明灯を取付けることができ
る。 ドアの開閉時だけでなく走行時にも照明することがで
きるため、車両の下面と側面との両面の安全性を確保す
ることができる。 保護筒、保護カバ−で二重にネオン管を保護している
ので、雨水の浸入や走行中の小石の跳ね返りによって、
ネオン管が破損するのを防止できる。 長尺なネオン管を使用して照明するため路面を広範囲
に照明でき、路面が見やすく安全性が高まる利点を有し
ている。 車両の車種に関係なく、底部両側に簡単に取付けるこ
とができるため、全ての車種にこの照明灯を後付けによ
って容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る照明灯を分解した状態の斜視図で
ある。
【図2】照明灯を一対の係止片に取付けて一部省略した
全体の断面図である。
【図3】照明灯を係止片から取り外す状態を示す一部省
略した全体の断面である。
【図4】照明灯を車両底面の両側に取付けた状態を示し
た斜視図である。
【図5】本考案に係る照明装置の配線図である。
【符号の説明】
1 照明灯 3 ネオン管 5 ネオン管受部 6 保持部 9 外筒体 10 筒受部 11 係止鍔 13 可動片 17 ばね 19 保護筒 21 保護カバ− 24 係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−174338(JP,A) 実開 昭62−174947(JP,U) 実公 昭47−19063(JP,Y1) 実公 昭38−19675(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間外周面に筒受部を設けた一対の外筒
    体内に夫々可動片を前後動可能に挿通し、この外筒体内
    には先端内部にネオン管受部を有した保持部を収容し、
    この保持部と可動片の間にばねを弾発してなり、向い合
    う各外筒体の筒受部に透光性を有する保護筒を取付け、
    該保護筒の外側に保護カバ−を取付けてなる照明灯の両
    端に存する前記可動片を、車両底面の両側に取付けた一
    対の係止片に着脱可能に取付けることを特徴とする車両
    用足元照明装置。
JP2126992U 1992-03-10 1992-03-10 車両用足元照明装置 Expired - Lifetime JP2519063Y2 (ja)

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JP2126992U JP2519063Y2 (ja) 1992-03-10 1992-03-10 車両用足元照明装置

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JPH0633735U JPH0633735U (ja) 1994-05-06
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