JPH0642170A - コンクリート構造物に使用する木製型枠の製造方法 - Google Patents

コンクリート構造物に使用する木製型枠の製造方法

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JPH0642170A
JPH0642170A JP18147592A JP18147592A JPH0642170A JP H0642170 A JPH0642170 A JP H0642170A JP 18147592 A JP18147592 A JP 18147592A JP 18147592 A JP18147592 A JP 18147592A JP H0642170 A JPH0642170 A JP H0642170A
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JP
Japan
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plywood
press
shaped groove
shaped
groove
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JP18147592A
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JPH083268B2 (ja
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Kazuya Usuda
一哉 臼田
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Fujiken KK
Fujiken Co Ltd
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Fujiken KK
Fujiken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はコンクリート構造物に於ける直角面
や鈍角面の成形を容易に然も完全に行なうことを目的と
した、堅牢で、損傷することもなく、又長期に亘り型崩
れすることがない型枠を簡単に製造し提供することにあ
る。 【構成】 直角のV型の溝2を持つメス型プレス1の受
圧板9上に、外側面をフィルム紙で被覆し内側面中央に
V字溝10を施した化粧合板3を溝に添って受圧板9上
に折り重ねてから、三角形状の内隅角形成部材4を化粧
合板3のV字溝10に緊密に嵌合し、接着剤5が塗布さ
れた内側上端縁に数層の合板6を位置させ、この合板6
の接着剤5が硬化する前にV型のオス型プレス8を加圧
して一体的に形成することを特徴とした木製型枠の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリート構造物に使
用する木製型枠の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート構造物に於ける直角
面の形成に使用する型枠には、合板を使用し、加圧加工
により合板の外隅部を弧状に内隅部を直角になる様に折
り曲げ、この折り曲げ材の外隅部弧状面を面取加工で切
除し、その切除曲面に直角の外隅部をもつ埋め込み部材
を埋め込んで接着し、外隅部が直角になるようにした木
製型枠を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に形成したこ
の種の型枠は合板の折り曲げ加工を行ない、合板の折り
曲げられた外隅部弧状面の面取加工を行ない、この面取
加工により切除された曲面に外隅部が直角の埋め込み部
材を接着し埋め込んで型枠を組立てていたために、型枠
の形成が容易でなく然もこの型枠は繰り返して使用する
ことが出来なかったので、本発明に於ては堅牢で損傷す
ることなく繰り返して使用出来る表面の滑らかな型枠を
短時間で簡単に量産しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の型枠製造
方法に上記の様な欠点があるのに鑑み、V型のメス型プ
レスに、フィルムオーバーレイ合板の裏面にV字溝をつ
けた化粧合板を溝部でV型に折り曲げ、V型のメス型上
に折り重ねてから、三角形状の部材、または充填性のあ
る半固体状物質、または容易に圧縮されうる発泡プラス
チックの内隅角形成部材を、化粧板材上のV字溝部の上
に置いてから化粧板材の上端縁に接着剤を塗布した数層
の合板を位置させ、この合板の接着剤が硬化しない前に
V型のオス型プレスでプレス加工して一体的に形成する
と内隅部が直角又は鈍角で外隅部も直角又は鈍角で、外
側面をフィルムオーバーレイ合板で被覆した木製型枠が
1回のプレス加工によって容易に形成されるものであ
る。
【0005】
【作用】本発明は型枠に接着剤を塗布した数層の合板を
使用し、合板を接着剤が硬化しない前に、プレス加工に
より外隅部が弧状に、内隅部が直角又は鈍角になる様に
折り曲げ型枠を形成する。そのとき、外側面を滑らかな
フィルム紙で被覆し、内側面中央にV字溝又は鈍角の溝
を施したフィルムオーバーレイ合板、いわゆる化粧合板
をV字溝に添って折り曲げ、その内側折り曲げ部に、下
隅部が化粧合板の内隅角と等しい内隅角形成部材を挿入
し、上記型枠の外側表面全体に、この化粧合板を圧着
し、接着させると外隅部も内隅部も共に直角な木製型枠
が、1回のプレスで短時間に一体形成されるものであ
る。
【0006】しかも、合板をV型のオス型プレスでV型
のメス型プレス受圧板上に折り曲げて形成していく過程
に於いて、平らな合板の反発力を利用して折り曲げてい
くので、圧着時に化粧合板が合板折り曲げ材の外側表面
に緊密に、且堅牢に接着される特徴を有し、又、V字溝
が化粧合板の内側面に施してある為、V字溝の角度を自
在に変えることにより、折り曲げ材の内隅角度に合わせ
て直角から鈍角まで、シャープな角度をきれいに保持す
る木製型枠が、短時間で簡単に製作できるものである。
尚、型枠のプレス加工時に、折り曲げ材の弧状の外隅部
と化粧合板の内側折り曲げ面との間に間隙が生ずるが、
型枠としての使用に何等影響を与えるものではないが、
外観の点から必要に応じては、この間隙に樹脂を流し込
むこともある。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に従って説明すれば下
記の通りである。図2に示す様に、受圧板9の中心に、
角度を直角に形成したV型の溝2を持つメス型プレス1
の受圧板9上に於いて、図1の外側面は滑らかなフィル
ム紙で被覆され、内側面中央にはV字溝10を施された
化粧合板3を、メス型プレス1の受圧板9のV型の溝2
とV字溝10に添って内側に折り重ね、引き続きこの折
り重ねたV字溝10の内隅直角部14に、三角形状を有
する発泡ポリスチレン製内隅角形成部材4を補強材とし
て挿入してから、化粧合板3の上端縁に数層の薄板7を
接着剤5により接着した合板6を位置させ、接着剤5が
硬化しない前にV型のオス型プレス8で加圧すると、図
3の様に内隅部11が直角で外隅部12も直角をなすコ
ンクリート構造物に使用する木製型枠13が製造される
ものである。
【0008】尚、折り曲げ材6の外隅部弧状面と、折り
曲げた化粧合板3の隙間に入る内隅角形成部材4の材
質、形状は任意であるから、折り曲げ材6の外隅部弧状
面と、折り曲げた化粧合板3の隙間には、プレス成形後
に樹脂や発泡樹脂材を充填しても同様に強力な補強材と
なる。又化粧合板はフィルムオーバーレイ合板の他に、
表面の滑らかな塩化ビニル樹脂シート材やラミネート化
粧板等でも同様の効果を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記の様に合板をプレス加工を
用いて折り曲げるときに形成される合板の外隅部弧状面
に、三角形状の部材、または充填性のある半固体状物
質、または容易に圧縮されうる発泡プラスチックの内隅
角形成部材を圧着し、外側面をフィルム紙で被覆し、内
側面中央にV字溝又は鈍角の溝を施した化粧合板を、V
字溝を中心に内側に折り曲げ、合板折り曲げ材の外側表
面に圧着し接着させ一体形成した型枠であるから、簡単
に形成でき、堅牢で損傷することもなく、又化粧合板で
外側面を被覆されているので、長期に亘り折り曲げ材の
外隅部は直角を維持して型崩れすることがないから、補
強材も不要であり、本発明に係る型枠を使用するとき
は、コンクリート構造物に於ける直角面の成形を容易に
然も完全に行うことが出来、しかも繰り返し使用できる
という特徴をもつ。又1回のプレス作業で成形するか
ら、コンクリート構造物に使用する木製型枠を安価に効
率よく提供することができるので、労力の節減とコスト
ダウンにもつながるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】化粧合板の一部切欠き斜面図。
【図2】プレス加工の分解説明図。
【図3】本発明に係る製造方法により形成された型枠の
一部切欠き斜面図である。
【符号の説明】
1 V型のメス型プレス 2 V型の溝 3 化粧合板 4 内隅角形成部材 5 接着剤 6 合板 7 薄板 8 V型のオス型プレス 9 受圧板 10 V字溝 11 型枠内隅直角部 12 型枠外隅直角部 13 木製型枠 14 V字溝内隅直角部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V型のメス型プレスに、フィルムオーバ
    ーレイ合板の裏面にV字溝をつけた化粧合板を溝部でV
    型に折り曲げ、V型のメス型上に折り重ねてから、三角
    形状の部材、または充填性のある半固体状物質、または
    容易に圧縮されうる発泡プラスチックの内隅角形成部材
    を、化粧板材上のV字溝部の上に置いてから化粧板材の
    上端縁に接着剤を塗布した数層の合板を位置させ、この
    合板の接着剤が硬化しない前にV型のオス型プレスでプ
    レス加工して一体的に形成することを特徴とする、コン
    クリート構造物に使用する木製型枠の製造方法。
JP18147592A 1992-05-29 1992-05-29 コンクリート構造物に使用する木製型枠の製造方法 Expired - Lifetime JPH083268B2 (ja)

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JP18147592A JPH083268B2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 コンクリート構造物に使用する木製型枠の製造方法

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0642170A true JPH0642170A (ja) 1994-02-15
JPH083268B2 JPH083268B2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=16101408

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JP18147592A Expired - Lifetime JPH083268B2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 コンクリート構造物に使用する木製型枠の製造方法

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JP (1) JPH083268B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6214148B1 (en) * 1997-02-12 2001-04-10 David A. Hill System for applying a wood veneer across a corner of an elongate core

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6214148B1 (en) * 1997-02-12 2001-04-10 David A. Hill System for applying a wood veneer across a corner of an elongate core

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JPH083268B2 (ja) 1996-01-17

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