JPH0642096B2 - 乾式電子写真複写機における自動画像濃度制御装置 - Google Patents
乾式電子写真複写機における自動画像濃度制御装置Info
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- JPH0642096B2 JPH0642096B2 JP59142141A JP14214184A JPH0642096B2 JP H0642096 B2 JPH0642096 B2 JP H0642096B2 JP 59142141 A JP59142141 A JP 59142141A JP 14214184 A JP14214184 A JP 14214184A JP H0642096 B2 JPH0642096 B2 JP H0642096B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5025—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the original characteristics, e.g. contrast, density
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/043—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、二成分現像剤を用いてスリット露光により複
写を行なう乾式電子写真複写機において、原稿の地肌が
薄黒くまたは薄い色に着色されていて、地肌が白い原稿
と同じような地肌が抜けるとともに画像濃度が常に一定
に保持される自動画像濃度制御装置に関するものであ
る。
写を行なう乾式電子写真複写機において、原稿の地肌が
薄黒くまたは薄い色に着色されていて、地肌が白い原稿
と同じような地肌が抜けるとともに画像濃度が常に一定
に保持される自動画像濃度制御装置に関するものであ
る。
従来技術および解決しようとする課題 二成分現像剤を用いてスリット露光により複写を行う乾
式電子写真複写機においては、原稿の画像占有面積(画
像が占める面積に対する原稿の全表面積の比)が大きい
原稿(黒地の部分が広い原稿)を複写する場合に、トナ
ー消費量が大きいため、トナーをこの消費量に見合った
量だけ直ちに補給する必要がある。
式電子写真複写機においては、原稿の画像占有面積(画
像が占める面積に対する原稿の全表面積の比)が大きい
原稿(黒地の部分が広い原稿)を複写する場合に、トナ
ー消費量が大きいため、トナーをこの消費量に見合った
量だけ直ちに補給する必要がある。
しかし、従来では、現像剤のインダクタンスやキャバジ
タンスや粘性等を測定することによって現像剤中のトナ
ー濃度を検出し、このトナー濃度検出値を基にしてトナ
ー補給量を制御する方式が多く、この方式では、トナー
消費量と補給量の差の変化に対しトナー濃度は時間的に
遅れて検出されるため、トナー濃度制御の応答性が良く
なかった。
タンスや粘性等を測定することによって現像剤中のトナ
ー濃度を検出し、このトナー濃度検出値を基にしてトナ
ー補給量を制御する方式が多く、この方式では、トナー
消費量と補給量の差の変化に対しトナー濃度は時間的に
遅れて検出されるため、トナー濃度制御の応答性が良く
なかった。
これを改善するために、特開昭49-79247号公報(特願昭
47-120931号)に記載された発明が提案され、同発明で
は、原稿からの反射光を感光体上に導く光路を遮ってハ
ーフミラーを介装し、同ハーフミラーで反射された光を
光電変換素子に当て、原稿の画像占有面積を前記光電変
換素子の出力により求め、この画像占有面積に対応して
トナーを補給するようになっていた。
47-120931号)に記載された発明が提案され、同発明で
は、原稿からの反射光を感光体上に導く光路を遮ってハ
ーフミラーを介装し、同ハーフミラーで反射された光を
光電変換素子に当て、原稿の画像占有面積を前記光電変
換素子の出力により求め、この画像占有面積に対応して
トナーを補給するようになっていた。
しかしながら、このような現像トナー自動補給装置を備
えた複写機では、原稿の地肌が薄黒い場合や、薄い色に
着色されている場合には、露光ランプの発光量が変らな
くて地肌を抜くような機能がないため、複写物の地肌が
そのまま薄黒くなり、コントラストが小さく見にくく、
しかもトナー消費量が多い。
えた複写機では、原稿の地肌が薄黒い場合や、薄い色に
着色されている場合には、露光ランプの発光量が変らな
くて地肌を抜くような機能がないため、複写物の地肌が
そのまま薄黒くなり、コントラストが小さく見にくく、
しかもトナー消費量が多い。
また実開昭58-188664号公報、特開昭54-153038号公報に
記載されたものでは、原稿の平均的な反射光量を検出
し、この反射光量が所定のレベルを保持するように露光
ランプの発光量を調整するようになっており、このよう
な露光装置では、原稿の地肌が薄黒く、または薄い色に
着色されている結果、平均的原稿反射光量が小さい場合
か、または原稿の地肌が白くても、原稿に画かれている
文字、図形等が占める画像占有面積が広い結果、平均的
原稿反射量が小さい場合か、そのいずれの場合であるか
を判別することができないので、後者の場合には、露光
ランプの発光量が増大して、露出過多となり、複写物の
画像が薄くなって不鮮明となってしまう欠点があった。
記載されたものでは、原稿の平均的な反射光量を検出
し、この反射光量が所定のレベルを保持するように露光
ランプの発光量を調整するようになっており、このよう
な露光装置では、原稿の地肌が薄黒く、または薄い色に
着色されている結果、平均的原稿反射光量が小さい場合
か、または原稿の地肌が白くても、原稿に画かれている
文字、図形等が占める画像占有面積が広い結果、平均的
原稿反射量が小さい場合か、そのいずれの場合であるか
を判別することができないので、後者の場合には、露光
ランプの発光量が増大して、露出過多となり、複写物の
画像が薄くなって不鮮明となってしまう欠点があった。
課題を解決するための手段および作用効果 本発明は、このような難点を克服した乾式電子写真複写
機における自動画像濃度制御装置の改良に係り、二成分
現像剤の用いてスリット露光により複写を行なう乾式電
子写真複写機において、原稿を照明する照明手段と、該
原稿の先端側に配設された基準反射板と、該照明手段の
発光量を調整する発光量調整手段と、前記照明手段の発
光量基準値を設定する発光量基準値設定手段と、前記原
稿の反射光の光量を検出する光量検出手段と、現像器に
トナーを補給するトナー補給手段と、複写物の濃度基準
値を設定する複写物濃度基準値設定手段と、前記発光量
基準値と前記基準反射板の検出値との差が0となるよう
に前記発光量調整手段に制御信号を送信して前記照明手
段の発光量を制御するとともに複写開始時に原稿の先端
から所定距離内を走査する間に前記光量検出手段で検出
された原稿反射光量が地肌抜け光量となるように前記発
光量調整手段に補正制御信号を送信して前記照明手段の
発光量を補正制御し、かつ前記濃度基準値に対する前記
光量検出手段からの検出値の偏差に対応して前記トナー
補給量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
機における自動画像濃度制御装置の改良に係り、二成分
現像剤の用いてスリット露光により複写を行なう乾式電
子写真複写機において、原稿を照明する照明手段と、該
原稿の先端側に配設された基準反射板と、該照明手段の
発光量を調整する発光量調整手段と、前記照明手段の発
光量基準値を設定する発光量基準値設定手段と、前記原
稿の反射光の光量を検出する光量検出手段と、現像器に
トナーを補給するトナー補給手段と、複写物の濃度基準
値を設定する複写物濃度基準値設定手段と、前記発光量
基準値と前記基準反射板の検出値との差が0となるよう
に前記発光量調整手段に制御信号を送信して前記照明手
段の発光量を制御するとともに複写開始時に原稿の先端
から所定距離内を走査する間に前記光量検出手段で検出
された原稿反射光量が地肌抜け光量となるように前記発
光量調整手段に補正制御信号を送信して前記照明手段の
発光量を補正制御し、かつ前記濃度基準値に対する前記
光量検出手段からの検出値の偏差に対応して前記トナー
補給量を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
本発明は前記したように構成されているので、発光量基
準値設定手段に所要の発光量基準値を設定するととも
に、複写物濃度基準値設定手段に所要の複写物濃度基準
値を設定した後、複写を開始させると、照明手段でまず
基準反射板が照明されてその反射光量が光量検出手段に
よって検出され、前記発光量基準値と前記基準反射板の
検出値との差が0となるように、制御手段より発光量調
整手段に制御信号が送信され、前記照明手段の発光量が
制御される。
準値設定手段に所要の発光量基準値を設定するととも
に、複写物濃度基準値設定手段に所要の複写物濃度基準
値を設定した後、複写を開始させると、照明手段でまず
基準反射板が照明されてその反射光量が光量検出手段に
よって検出され、前記発光量基準値と前記基準反射板の
検出値との差が0となるように、制御手段より発光量調
整手段に制御信号が送信され、前記照明手段の発光量が
制御される。
次に複写開始時に前記照明手段から発光されたスリット
光が原稿の先端から所定距離内を走査する間に前記光量
検出手段で検出された原稿反射光量が地肌抜け光量とな
るように、前記制御手段より前記発光量調整手段に補正
制御信号が送信され、前記照明手段の発光量が補正制御
される。
光が原稿の先端から所定距離内を走査する間に前記光量
検出手段で検出された原稿反射光量が地肌抜け光量とな
るように、前記制御手段より前記発光量調整手段に補正
制御信号が送信され、前記照明手段の発光量が補正制御
される。
さらに前記複写物濃度基準値設定手段により設定された
複写物濃度基準値に対する前記光量検出手段からの検出
値の偏差に対応したトナー補給量制御信号が前記制御手
段より前記トナー補給手段に送信されて、該トナー補給
手段より現像器にトナーが補給される。
複写物濃度基準値に対する前記光量検出手段からの検出
値の偏差に対応したトナー補給量制御信号が前記制御手
段より前記トナー補給手段に送信されて、該トナー補給
手段より現像器にトナーが補給される。
このように本発明においては、前記基準反射板の反射光
量と発光量基準値とを比較して発光量を制御したため、
露光系の反射板やレンズの曇りによる光量低下や、照明
手段の発光能力低下を補って、所要の光量を感光体に与
えて、略一定の濃さの複写物を得ることができる。
量と発光量基準値とを比較して発光量を制御したため、
露光系の反射板やレンズの曇りによる光量低下や、照明
手段の発光能力低下を補って、所要の光量を感光体に与
えて、略一定の濃さの複写物を得ることができる。
また本発明では、文字や図形が殆んど画かれていない原
稿先端から所定距離内の原稿反射光量でもって、原稿の
地肌の黒さや地の着色を検出し、これらによる反射光量
の低下を照明手段の発光量増大でもって補償しているた
め、原稿に適切な光量の光を照射して、鮮明な画像が複
写された複写物を得ることができる。
稿先端から所定距離内の原稿反射光量でもって、原稿の
地肌の黒さや地の着色を検出し、これらによる反射光量
の低下を照明手段の発光量増大でもって補償しているた
め、原稿に適切な光量の光を照射して、鮮明な画像が複
写された複写物を得ることができる。
実施例 以下第1図に図示された本発明の一実施例について説明
する。
する。
1はスリット露光ミラー移動乾式電子写真複写機で、そ
のケーシング2の上方にプラテンガラス3が固定して張
設されるとともに、同ガラス3の上方にプラテンカバー
4が開閉閉自在に取付けられている。
のケーシング2の上方にプラテンガラス3が固定して張
設されるとともに、同ガラス3の上方にプラテンカバー
4が開閉閉自在に取付けられている。
また前記プラテンガラス3の左側縁上方に基準反射板5
が一体に固着されており、同基準反射板5はレジストレ
ーシヨンガイドの役も果たすようになっている。
が一体に固着されており、同基準反射板5はレジストレ
ーシヨンガイドの役も果たすようになっている。
さらに前記複写機1内において、プラテンガラス3の下
方に図示されないランプキャリッジが左右へ移動自在に
設けられ、同ランプキャリッジに露光ランプ7と、同ラ
ンプ7を囲むリフレクター8と、同リフレクター8に対
応して対向リフレクター9と両リフレクター8,9の中
間下方に位置した第1ミラー10とが一体に取付けられ、
同第1ミラー10の左方において第2ミラー11と同第2ミ
ラー11の下方の第3ミラー12とが一体となって図示され
ないミラーキャリッジに取付けられており、図示されな
い光学系駆動装置により前記露光ランプ7および第1ミ
ラー10が左右へ移動されると、第2,第3ミラー11,12
は、このランプ7および第1ミラー10の移動速度の半分
の速度で左右へ移動されるようになっている。
方に図示されないランプキャリッジが左右へ移動自在に
設けられ、同ランプキャリッジに露光ランプ7と、同ラ
ンプ7を囲むリフレクター8と、同リフレクター8に対
応して対向リフレクター9と両リフレクター8,9の中
間下方に位置した第1ミラー10とが一体に取付けられ、
同第1ミラー10の左方において第2ミラー11と同第2ミ
ラー11の下方の第3ミラー12とが一体となって図示され
ないミラーキャリッジに取付けられており、図示されな
い光学系駆動装置により前記露光ランプ7および第1ミ
ラー10が左右へ移動されると、第2,第3ミラー11,12
は、このランプ7および第1ミラー10の移動速度の半分
の速度で左右へ移動されるようになっている。
しかも第3ミラー12の右方にレンズ14とさらにその右方
に第4ミラー13が配置されており、前記露光ランプ7よ
り投射されてプラテンガラス3上の原稿6で乱反射され
た光は、第1、第2、第3ミラー10,11,12で順次反射さ
れてからレンズ14を通過し、第4ミラー13により順次反
射された後、ドラム状態光体15上の露光域16に投射され
るようになっている。
に第4ミラー13が配置されており、前記露光ランプ7よ
り投射されてプラテンガラス3上の原稿6で乱反射され
た光は、第1、第2、第3ミラー10,11,12で順次反射さ
れてからレンズ14を通過し、第4ミラー13により順次反
射された後、ドラム状態光体15上の露光域16に投射され
るようになっている。
さらにまた前記露光ランプ7には、同露光ランプ7の発
光量を調整することができるように同ランプ7の印加電
圧を変える発光量調整回路17が付設されている。
光量を調整することができるように同ランプ7の印加電
圧を変える発光量調整回路17が付設されている。
また前記ドラム状感光体15の外周には、帯電器18、乾式
二成分系現像器19、転写前処理用除電ランプ20、転写器
21、剥離器22、クリーニング前除電用帯電器23、クリー
ニング器24およびチャージ前処理用イレーザランプ25が
第1図で時計回りに順次配設されている。
二成分系現像器19、転写前処理用除電ランプ20、転写器
21、剥離器22、クリーニング前除電用帯電器23、クリー
ニング器24およびチャージ前処理用イレーザランプ25が
第1図で時計回りに順次配設されている。
さらに現像器19の右側に用紙トレイ26が配設されてお
り、同トレイ2に収納された用紙27は給紙装置28により
ドラム状感光体15に送られて転写された後、定着器29に
送られて定着されるようになっている。
り、同トレイ2に収納された用紙27は給紙装置28により
ドラム状感光体15に送られて転写された後、定着器29に
送られて定着されるようになっている。
さらにまたレンズ14より第4ミラー13寄りの位置で露光
系の光軸Lに隣接した部位に光量検知用センサーたるフ
ォトダイオード30が配設され、同フォトダイオード30の
出力端は演算制御回路31に接続されている。
系の光軸Lに隣接した部位に光量検知用センサーたるフ
ォトダイオード30が配設され、同フォトダイオード30の
出力端は演算制御回路31に接続されている。
しかも前記乾式二成分現像器19にはトナーディスペンサ
ー32が付設され、同ディスペンサー32はステッピングモ
ータ33により回転駆動されるようになっている。
ー32が付設され、同ディスペンサー32はステッピングモ
ータ33により回転駆動されるようになっている。
また前記演算制御回路31には、発光量設定手段34と濃度
設定手段35とが付設されており、露光ランプ7の発光量
基準値と複写物の濃度基準値が適宜設定されるようにな
っている。
設定手段35とが付設されており、露光ランプ7の発光量
基準値と複写物の濃度基準値が適宜設定されるようにな
っている。
さらに前記演算制御回路31では、前記発光量基準値と前
記基準反射板5の反射光の検出値との差が0となるよう
に前記発光量調整回路17に制御信号を与えるとともに、
原稿6の左端から10mmの範囲内を走査する間のフォトダ
イオード30の検出値が一定の閾値以下の場合(原稿6の
地肌が薄黒くまたは薄く着色されている場合)、前記露
光ランプ7の発光量をさらに増大させて、前記フォトダ
イオード30の検出値が通常の地肌の原稿6の検出値と同
じとなるように前記発光量調整回路17に補正制御信号与
え、しかも前記濃度基準値と前記フォトダイオード30か
らの検出値の差を求め、その差に対応してステッピング
モータ33を適正な回転数だけ回転させる制御信号を同ス
テッピングモータ33に与えるようになっている。
記基準反射板5の反射光の検出値との差が0となるよう
に前記発光量調整回路17に制御信号を与えるとともに、
原稿6の左端から10mmの範囲内を走査する間のフォトダ
イオード30の検出値が一定の閾値以下の場合(原稿6の
地肌が薄黒くまたは薄く着色されている場合)、前記露
光ランプ7の発光量をさらに増大させて、前記フォトダ
イオード30の検出値が通常の地肌の原稿6の検出値と同
じとなるように前記発光量調整回路17に補正制御信号与
え、しかも前記濃度基準値と前記フォトダイオード30か
らの検出値の差を求め、その差に対応してステッピング
モータ33を適正な回転数だけ回転させる制御信号を同ス
テッピングモータ33に与えるようになっている。
第1図に図示の実施例は前記したように構成されている
ので、発光量設定手段34と濃度設定手段35とをそれぞれ
操作して適正な発光量基準値と濃度基準値を設定した
後、プラテンガラス3上に原稿6を載置し、プラテンカ
バー4を閉じてから、複写機1を稼働させると、露光ラ
ンプ7が点灯されて基準反射板5が照射され、同反射板
5で反射された反射光の光量がフォトダイオード30で検
出され、前記発光量設定手段34で設定された発光量基準
値に前記フォトダイオード30の検出値が一致するよう
に、前記演算制御回路31より発光量調整回路17に制御信
号が送られ、前記露光ランプ7への印加電圧が調整され
る。このため露光ランプ7の発光能力が低下しあるいは
リフレクター8,9がトナー等で汚されてその反射率が
低下しても、これらの変動を補償するように発光量調整
回路17が動作して原稿6への照明光量が所定の設定光量
に保持される。
ので、発光量設定手段34と濃度設定手段35とをそれぞれ
操作して適正な発光量基準値と濃度基準値を設定した
後、プラテンガラス3上に原稿6を載置し、プラテンカ
バー4を閉じてから、複写機1を稼働させると、露光ラ
ンプ7が点灯されて基準反射板5が照射され、同反射板
5で反射された反射光の光量がフォトダイオード30で検
出され、前記発光量設定手段34で設定された発光量基準
値に前記フォトダイオード30の検出値が一致するよう
に、前記演算制御回路31より発光量調整回路17に制御信
号が送られ、前記露光ランプ7への印加電圧が調整され
る。このため露光ランプ7の発光能力が低下しあるいは
リフレクター8,9がトナー等で汚されてその反射率が
低下しても、これらの変動を補償するように発光量調整
回路17が動作して原稿6への照明光量が所定の設定光量
に保持される。
また原稿6の左端が薄黒くまた薄く着色されている場
合、原稿6の左端から右端に向って露光ランプ7、リフ
レクター8,9および第1ミラー10が10mm移動する間の
フォトダイオード30の検出値が通常の地肌の原稿6を走
査した場合のフォトダイオード30の検出値よりも低くな
って一定の閾値以下となるため、前記演算制御回路31が
動作して、同制御回路31より発光量調整回路17に補正制
御信号が送られ、前記露光ランプ7の印加電圧が増大さ
れて、露光ランプ7の発光量が原稿6の地肌部の反射率
の低下を補って増加され、感光体15の露光域16には通常
の原稿6の地肌部の光量と同程度の光量の反射光が照明
される。このため、原稿6の地肌が薄くまたは薄く着色
され、地肌が白い普通の原稿6の複写物と同様な複写物
が得られる。
合、原稿6の左端から右端に向って露光ランプ7、リフ
レクター8,9および第1ミラー10が10mm移動する間の
フォトダイオード30の検出値が通常の地肌の原稿6を走
査した場合のフォトダイオード30の検出値よりも低くな
って一定の閾値以下となるため、前記演算制御回路31が
動作して、同制御回路31より発光量調整回路17に補正制
御信号が送られ、前記露光ランプ7の印加電圧が増大さ
れて、露光ランプ7の発光量が原稿6の地肌部の反射率
の低下を補って増加され、感光体15の露光域16には通常
の原稿6の地肌部の光量と同程度の光量の反射光が照明
される。このため、原稿6の地肌が薄くまたは薄く着色
され、地肌が白い普通の原稿6の複写物と同様な複写物
が得られる。
さらに、露光光学系が走査を始めると、原稿6の帯状照
明部分が左方から右方に向って移動し、原稿6の帯状像
がドラム状感光体15の露光域16に連続的に露光され、現
像器19によってその潜像が次々と現像されてトナー像が
形成され、そのトナー像は転写器21により用紙27に転写
されてから定着器29により定着される。
明部分が左方から右方に向って移動し、原稿6の帯状像
がドラム状感光体15の露光域16に連続的に露光され、現
像器19によってその潜像が次々と現像されてトナー像が
形成され、そのトナー像は転写器21により用紙27に転写
されてから定着器29により定着される。
この場合、現像器19においては、原稿6の画像占有面積
に比例してトナーが消費されるが、原稿稿6の像が露光
光学系で走査される際に、原稿6の反射光の一部がフォ
トダイオード30に照射されて、原稿6の帯状部分の画像
占有面積に比例した出力が得られて演算制御回路31に送
られ、同演算制御回路31にて前にフォトダイオード30か
らの出力が積分されて記憶され、濃度設定手段35で設定
された濃度基準値と前記積分値との差が求められ、その
差に比例したパルス数がステッピングモータ33に印加さ
れ、ステッピングモータ33をが前記パス数に対応した角
度だけ回転されるので、トナーディスペンサー32より前
記原稿6の画像占有面積に比例した量のトナーが現像器
19に補給され、この結果、トナー濃度別制御の応答性が
よい。
に比例してトナーが消費されるが、原稿稿6の像が露光
光学系で走査される際に、原稿6の反射光の一部がフォ
トダイオード30に照射されて、原稿6の帯状部分の画像
占有面積に比例した出力が得られて演算制御回路31に送
られ、同演算制御回路31にて前にフォトダイオード30か
らの出力が積分されて記憶され、濃度設定手段35で設定
された濃度基準値と前記積分値との差が求められ、その
差に比例したパルス数がステッピングモータ33に印加さ
れ、ステッピングモータ33をが前記パス数に対応した角
度だけ回転されるので、トナーディスペンサー32より前
記原稿6の画像占有面積に比例した量のトナーが現像器
19に補給され、この結果、トナー濃度別制御の応答性が
よい。
またフォトダイオード30はレンズ14より第4ミラー13寄
りに隣接し、光軸Lより外れた位置に配置されているた
め、原稿6の帯状部分の反射光束の一部がフォトダイオ
ード30で遮られても、感光体15への光量分布に悪影響が
少なく、複写物の画質が悪くなることがない。
りに隣接し、光軸Lより外れた位置に配置されているた
め、原稿6の帯状部分の反射光束の一部がフォトダイオ
ード30で遮られても、感光体15への光量分布に悪影響が
少なく、複写物の画質が悪くなることがない。
しかも露光ランプ7からの光が露光に有効に利用される
ため、発光量の大きな露光ランプ7を用いなくてよく、
露光ランプ7周辺を強制的に冷却する冷却器が必ずしも
必要でなく、コストが安くなる。
ため、発光量の大きな露光ランプ7を用いなくてよく、
露光ランプ7周辺を強制的に冷却する冷却器が必ずしも
必要でなく、コストが安くなる。
第1図に図示の実施例では、フォトダイオード30を、レ
ンズ14より第4ミラー13寄りに隣接し光軸Lより側方へ
外して感光体15への光量分布に影響の少ない位置に配置
したが、第2図ないし第3図に図示するように、感光体
15への光量分布を一定にするために光量分布補正をスリ
ット36を感光体15の露光域16に隣接して配設し、このス
リット36の長手方向中央に位置し、同スリット36の窓37
に隣接し第4ミラー13に相対した面にフォトダイオード
30を配置すれば、フォトダイオード30を反射光束中に配
設したことによる感光体15への光量分布の悪影響が全く
ない。
ンズ14より第4ミラー13寄りに隣接し光軸Lより側方へ
外して感光体15への光量分布に影響の少ない位置に配置
したが、第2図ないし第3図に図示するように、感光体
15への光量分布を一定にするために光量分布補正をスリ
ット36を感光体15の露光域16に隣接して配設し、このス
リット36の長手方向中央に位置し、同スリット36の窓37
に隣接し第4ミラー13に相対した面にフォトダイオード
30を配置すれば、フォトダイオード30を反射光束中に配
設したことによる感光体15への光量分布の悪影響が全く
ない。
第1図は本発明に係る乾式電子写真複写機における自動
画像濃度制御装置の一実施例を図示した概略縦断側面
図、第2図は本発明の他の実施例の要部縦断側面図、第
3図はその一部斜視図である。 1……スリット露光ミラー移動乾式電子写真複写機、2
……ケーシング、3……プラテンガラス、4……プラテ
ンカバー、5……基準反射板、6……原稿、7……露光
ランプ、8……リフレクター、9……対向リフレクタ
ー、10……第1ミラー、11……第2ミラー、12……第3
ミラー、13……第4ミラー、14……レンズ、15……ドラ
ム状感光体、16……露光域、17……発光量調整回路、18
……帯電器、19……現像器、20……転写前処理除電ラン
プ、21……転写器、22……剥離器、23……クリーニング
前除電用帯電器、24……クリーニング器、25……チャー
ジ前処理用イレーザランプ、26……用紙トレイ、27……
用紙、28……給紙装置、29……定着器、30……フォトダ
イオード、31……演算制御回路、32……トナーディスペ
ンサー、33……ステッピングモータ、34……発光量設定
手段、35……濃度設定手段、36……光量分布補正スリッ
ト、37……窓。
画像濃度制御装置の一実施例を図示した概略縦断側面
図、第2図は本発明の他の実施例の要部縦断側面図、第
3図はその一部斜視図である。 1……スリット露光ミラー移動乾式電子写真複写機、2
……ケーシング、3……プラテンガラス、4……プラテ
ンカバー、5……基準反射板、6……原稿、7……露光
ランプ、8……リフレクター、9……対向リフレクタ
ー、10……第1ミラー、11……第2ミラー、12……第3
ミラー、13……第4ミラー、14……レンズ、15……ドラ
ム状感光体、16……露光域、17……発光量調整回路、18
……帯電器、19……現像器、20……転写前処理除電ラン
プ、21……転写器、22……剥離器、23……クリーニング
前除電用帯電器、24……クリーニング器、25……チャー
ジ前処理用イレーザランプ、26……用紙トレイ、27……
用紙、28……給紙装置、29……定着器、30……フォトダ
イオード、31……演算制御回路、32……トナーディスペ
ンサー、33……ステッピングモータ、34……発光量設定
手段、35……濃度設定手段、36……光量分布補正スリッ
ト、37……窓。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 徹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ツクス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭49−79247(JP,A) 特開 昭56−110961(JP,A) 特開 昭54−62833(JP,A) 特開 昭49−36341(JP,A) 特開 昭54−153038(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】二成分現像剤を用いてスリット露光により
複写を行なう乾式電子写真複写機において、原稿を照明
する照明手段と、該原稿の先端側に配設された基準反射
板と、該照明手段の発光量を調整する発光量調整手段
と、前記照明手段の発光量基準値を設定する発光量基準
値設定手段と、前記原稿の反射光の光量を検出する光量
検出手段と、現像器にトナーを補給するトナー補給手段
と、複写物の濃度基準値を設定する複写物濃度基準値設
定手段と、前記発光量基準値と前記基準反射板の検出値
との差が0となるように前記発光量調整手段に制御信号
を送信して前記照明手段の発光量を制御するとともに複
写開始時に原稿の先端から所定距離内を走査する間に前
記光量検出手段で検出された原稿反射光量が地肌抜け光
量となるように前記発光量調整手段に補正制御信号を送
信して前記照明手段の発光量を補正制御し、かつ前記濃
度準値に対する前記光量検出手段からの検出値の偏差に
対応して前記トナー補給量を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする自動画像濃度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59142141A JPH0642096B2 (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 乾式電子写真複写機における自動画像濃度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59142141A JPH0642096B2 (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 乾式電子写真複写機における自動画像濃度制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122361A JPS6122361A (ja) | 1986-01-30 |
JPH0642096B2 true JPH0642096B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15308315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59142141A Expired - Lifetime JPH0642096B2 (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 乾式電子写真複写機における自動画像濃度制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642096B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151667A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-10 | Canon Inc | 像形成装置 |
US5065185A (en) * | 1989-08-21 | 1991-11-12 | Powers Edward A | Multi-function detecting device for a document reproduction machine |
JPH0486569A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-19 | Fujitsu Ltd | ピークホールド回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4979247A (ja) * | 1972-12-02 | 1974-07-31 |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP59142141A patent/JPH0642096B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6122361A (ja) | 1986-01-30 |
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