JPH0641901A - 防振枕木 - Google Patents
防振枕木Info
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- JPH0641901A JPH0641901A JP19380392A JP19380392A JPH0641901A JP H0641901 A JPH0641901 A JP H0641901A JP 19380392 A JP19380392 A JP 19380392A JP 19380392 A JP19380392 A JP 19380392A JP H0641901 A JPH0641901 A JP H0641901A
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- Japan
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- urethane elastomer
- sleeper
- urethane
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E01—CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
- E01B3/00—Transverse or longitudinal sleepers; Other means resting directly on the ballastway for supporting rails
- E01B3/46—Transverse or longitudinal sleepers; Other means resting directly on the ballastway for supporting rails made from different materials
Abstract
度が得られ、更に大型の装置を必要とすることなく製造
でき、また高い接合強度が得られると共に、均一な厚さ
の成形が可能となった防振枕木を提供することにある。 【構成】この発明は、防振枕木1が、硬質ウレタン層2
と2液反応型ウレタンエラストマー層3との二層からな
る構成、或いは硬質ウレタン層と、発泡体を分散させた
弾性体層または棒状発泡体を内部に介在させた弾性体層
とを、積層一体成形した構成である。
Description
防振枕木に関するものである。
ものや、コンクリート製のものが使用されてきたが、木
製の枕木は腐蝕や損傷による耐用年数が短く、またコン
クリート製の枕木の場合は、重量が大であることから枕
木の敷設作業や取替作業が大変であった。更に振動や衝
撃に対し緩衝性に欠けるため、コンクリート製枕木を敷
設する場合は枕木とレールとの間には緩衝材を介在させ
ねばならなかった。
木製枕木のもつ欠点を解消した枕木として、熱硬化性樹
脂発泡体等によって形成された合成枕木(実公昭61ー23
042号公報) が開発されている。
枕木の場合は、振動遮断、振動減衰、振動吸収などの作
用を発揮させるために、合成枕木の道床面側に発泡系の
弾性材を接着することがあるが、この弾性材を接着した
合成枕木では、弾性材の接着工程が大がかりで時間(乾
燥工程、加圧工程)もかかり、均一な接着強度を得るこ
とが非常に難しかった。また従来の合成枕木を製造する
場合には大型の装置を必要とした。
たものであり、その目的とする処は、防振性を賦与し、
且つ強力な接合強度が得られ、更に大型の装置を必要と
することなく製造でき、また高い接合強度が得られると
共に、均一な厚さの成形が可能な防振枕木を提供するこ
とにある。
的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、防振枕木が、硬質ウレタン層と2液反応
型ウレタンエラストマー層との二層からなる構成であ
る。また、硬質ウレタン層と、発泡体を分散させた弾性
体層、または棒状発泡体を内部に介在させた弾性体層と
を、積層一体成形した構成でもある。
えた層を作るような装置の大型化をすることなく、容易
に、弾性部分を有した一体成形型の防振枕木を得ること
ができる。また、上記のような後者の構成により、体積
変化がなく、均一な厚さの弾性体層が得られ、また、内
部に分散させた発泡体は容易に変形するものであるの
で、弾性体の剪断変形を阻害することなく、期待する鉛
直方向ばね係数が得られる。更に硬質ウレタン層と弾性
体層とを同時一体成形することにより強力な接合強度が
得られる。
明する。図1〜図2は本発明に係る一実施例の防振枕木
1を示し、この防振枕木1は、硬質ウレタン層2と2液
反応型ウレタンエラストマー層3との二層からなり、積
層一体形成したものである。上記硬質ウレタン層2は、
この実施例では繊維強化硬質発砲ポリウレタンが用いら
れ、密度は0.74g /cm2 のものである。
3を形成するウレタンエラストマーは、バネ定数を低減
するため低発泡(1.2 〜1.5 倍)させ、厚さ10〜15
mmになるように積層している。この積層に関しては繊維
強化硬質発砲ポリウレタンを形成する未硬化状態のウレ
タン樹脂とウレタンエラストマーが混ざりあって硬化し
た遷移層4(図2参照)を有するものであってもよく、
むしろ、そうである方が接合強度は強くなる。
ー層3は、バネ定数を低減させるために、ウレタンエラ
ストマーに合成樹脂軟質発泡体5(図3参照)を混練す
るのが好ましい。これらの成形のためには、成形時間の
短い弾性材が必要であり、そのため、上記ウレタンエラ
ストマーとしては硬化時間が繊維強化硬質発泡ポリウレ
タンと同じかより早いものを用いる。
性ポリウレタン樹脂を含浸したガラスローピング束2a
が成形金型Aに入る手前で、反応させたウレタンエラス
トマー3aをプレート状に積層し、両者を加熱し、発泡
硬化させる。このとき、ウレタンエラストマー3aが先
に発泡するようにクリームタイムを選択し、発泡性ポリ
ウレタン樹脂を含浸したガラスローピング束2aの発泡
圧によって、柔らかいウレタンエラストマー3aの発泡
が阻害されないようにする。このように積層した状態で
発泡硬化させることにより、2層は、同種系の材質であ
るので、一体化する。
図8に示す。図において防振枕木1は、硬質ポリウレタ
ン層である繊維強化硬質発砲ポリウレタン層2と、ウレ
タンエラストマー3aに発泡体5を分散させた弾性体層
6とを積層一体形成したものである。上記繊維強化硬質
発砲ポリウレタン層2は、密度0.74g /cm2 のもの
である。また、発泡体5を分散させた弾性体層6(また
は棒状発泡体5aを内部に介在させた弾性体層6)を形
成するウレタンエラストマーは、RIM系のものであ
る。ウレタンエラストマー3aに分散させる発泡体5
は、合成ゴム系発泡体またはポリオレフィン系発泡体等
で、ウレタンエラストマー3aの水平方向の剪断変形を
阻害しないように発泡倍率を10〜35倍、好ましくは
25〜30倍としている。
う独立気泡のものを使用し、この実施例では、ポリエチ
レンとポリプロピレンを混合ブレンドした電子架橋型の
30倍の独立気泡を有した2〜3mmの立方体の発泡体を
用いる。発泡体5の形状は、立方体や球状のようなもの
以外に、線状(図7参照)のものでもよく、その断面形
状は、円形でも多角形でも良い。また、容積率は、少な
すぎれば剪断変形を許容できなくなり、多すぎれば鉛直
方向ばね係数が小さくなりすぎるものであり、5〜20
%、好ましくは8〜12%が適当である。この実施例で
は10%とした。
し、接合面は図6に示す如く繊維強化硬質発砲ポリウレ
タン層2とウレタンエラストマー3aとが混ざり合った
遷移層4を有するものであっても良い。また図8に示す
ように繊維強化硬質発砲ポリウレタン層2と弾性体層6
が多層になっていても良い。
は、2液反応型ウレタンエラストマーを繊維強化硬質発
泡ポリウレタンと積層して成形することにより、発泡倍
率を変えた層を作るような装置の大型化をすることな
く、容易に形成することができる。またこの防振枕木の
ウレタンエラストマー層を敷設面側にして敷設すること
によって、長い編成の列車が高速で走行する鉄道軌道に
おける高荷重で発生した振動を、遮断、減衰、吸収し
て、優れた防振性を発揮する。更に、この防振枕木は、
ウレタンエラストマー層といった弾性部分を有し且つ硬
質ウレタン層と積層一体形成されているので、強力な接
合強度を有したものである。
タン層と、発泡体を分散させた弾性体層または棒状発泡
体を内部に介在させた弾性体層とを積層一体成形したも
のでもあるので、体積変化がなく、均一な厚さの弾性体
層が得られ、かつ、内部に分散させた発泡体は容易に変
形するものであるので、弾性体の剪断変形を阻害するこ
となく、期待する鉛直方向ばね係数が得やすい。また、
積層厚さが安定し、強力な接合強度を有している。
た説明図、
図、
ン層)、 3・・・2液反応型ウレタンエラストマー層、 5・・・発泡体、 6・・・弾性体層、
Claims (2)
- 【請求項1】 硬質ウレタン層と2液反応型ウレタンエ
ラストマー層との二層からなることを特徴とする防振枕
木。 - 【請求項2】 硬質ウレタン層と、発泡体を分散させた
弾性体層または棒状発泡体を内部に介在させた弾性体層
とを、積層一体成形したことを特徴とする防振枕木。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04193803A JP3117545B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 防振枕木 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04193803A JP3117545B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 防振枕木 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641901A true JPH0641901A (ja) | 1994-02-15 |
JP3117545B2 JP3117545B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=16314034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04193803A Expired - Lifetime JP3117545B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 防振枕木 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117545B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002275803A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-25 | Nhk Spring Co Ltd | 合成まくらぎ |
JP2006037349A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Getzner Werkstoffe Holding Gmbh | 枕木 |
JP2007169326A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Sekisui Chem Co Ltd | レール敷設用樹脂成形体、並びに、レール敷設用樹脂成形体の製造方法 |
WO2007022242A3 (en) * | 2005-08-16 | 2007-07-19 | Dustin K Lane | Lightweight, composite structural railroad ties |
WO2008101269A1 (de) * | 2007-02-22 | 2008-08-28 | Ssl-Schwellenwerk Und Steuerungstechnik Linz Gmbh | Verfahren zum herstellen einer schwellenbesohlung auf einem schwellenkörper sowie schwelle |
CN103628364A (zh) * | 2006-03-30 | 2014-03-12 | 积水化学工业株式会社 | 线性方式的铁道用合成枕木 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP04193803A patent/JP3117545B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
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US7592059B2 (en) | 2005-08-16 | 2009-09-22 | Dustin K. Lane, legal representative | Lightweight, composite structural railroad ties |
JP2007169326A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Sekisui Chem Co Ltd | レール敷設用樹脂成形体、並びに、レール敷設用樹脂成形体の製造方法 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3117545B2 (ja) | 2000-12-18 |
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