JPH064184U - 温水洗浄装置 - Google Patents

温水洗浄装置

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JPH064184U
JPH064184U JP4552492U JP4552492U JPH064184U JP H064184 U JPH064184 U JP H064184U JP 4552492 U JP4552492 U JP 4552492U JP 4552492 U JP4552492 U JP 4552492U JP H064184 U JPH064184 U JP H064184U
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JP
Japan
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air
hot water
buttocks
nozzle
compressed air
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Pending
Application number
JP4552492U
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English (en)
Inventor
真 阿原
順子 野田
道生 末木
隆和 横井
秀雄 小西
一久 築島
英博 中島
勗 鈴木
浩 宮崎
里広 鈴木
延宣 土井
茂 榊原
一義 異相
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication of JPH064184U publication Critical patent/JPH064184U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温水洗浄によって濡れた臀部の乾燥を短時間
で行なえるようにする。 【構成】 便座ボックス18内に、温水洗浄用ノズル2
0、温水タンク22、温風乾燥装置24のほか、コンプ
レッサ28、ストレージタンク30、エアノズル26よ
りなる圧縮空気供給装置を設置する。 【効果】 エアノズル26に圧縮空気を供給し、ノズル
本体26bを前進させ、噴出口26cから圧縮空気流を
着座利用者の臀部に吹き付ける。これにより、大きな水
滴が細かな水滴あるいは薄い水膜状になり、その後の温
風乾燥の時間が大幅に短縮される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洋風便器の着座利用者の臀部を温水で洗浄し、その後温風で乾燥さ せるよう構成された温水洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
温風乾燥機能を有した温水洗浄装置は、すでに広く用いられている。この種の 温水洗浄装置は、洋風便器の着座利用者の臀部へ向って温水を噴出するための洗 浄ノズルと、該洗浄ノズルに温水を供給する温水供給装置と、該臀部へ向って温 風を吹き出す温風乾燥装置とを備えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
多量の水が付着した臀部を温風で乾燥する場合、水が薄い水膜状になっている 部分では比較的速やかに乾燥される。ところが、水が大きな水滴状になって付着 している部分では、温風を長い時間吹き付けないと乾燥しない。
【0004】 このようなことから、従来の温風乾燥機能付き温水洗浄装置においては、乾燥 に長時間がかかったり、あるいは既に乾いた皮膚にも継続して温風が吹き付けら れるため皮膚温度が上昇し、かなり熱く感じられるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の温水洗浄装置は、洋風便器の着座利用者の臀部へ向って温水を噴出す るための洗浄ノズルと、該洗浄ノズルに温水を供給する温水供給装置と、該臀部 へ向って温風を吹き出す温風乾燥装置とを有する温水洗浄装置において、前記臀 部に向って瞬時に空気流を高速で噴射して臀部付着水を散らすエアノズルと、該 エアノズルに圧縮空気を供給する圧縮空気供給装置とを設けたことを特徴とする ものである。
【0006】
【作用】
かかる本考案の温水洗浄装置においては、温風乾燥に先立って圧縮空気を利用 者臀部に噴射する。そうすると、比較的大きな水滴状となって臀部に付着してい た水が、この噴射圧縮空気流によって飛び散る如くして細かな水滴あるいは薄い 水膜状になる。従って、この圧縮空気噴射に引き続いて温風供給を開始すると、 かなり短時間で臀部を万遍なく乾燥することができる。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 温水洗浄装置を備えた洋風便器の縦断面図、第2図は便座ボックスの平面図であ る。
【0008】 洋風便器10の便鉢12の上縁にリム通水路14が周設されており、このリム 通水路14の上側に便座16が設けられている。便座16の後方には便座ボック ス18が設置されており、便座16はこの便座ボックス18に対し上下方向に回 動自在に枢着されている。
【0009】 第2図にも示す如く、この便座ボックス18には、通常の温水洗浄用ノズル2 0及び、該温水洗浄用ノズル20に温水を供給するための温水タンク22よりな る臀部洗浄装置と、臀部の乾燥を行なうための温風乾燥装置24に加え、更に圧 縮空気噴出用エアノズル26及び該エアノズル26に圧縮空気を供給する圧縮空 気供給装置が設置されている。本実施例では、圧縮空気供給装置は、小型のコン プレッサ28と、圧縮空気をためておくためのエアタンク30とを備えており、 このエアタンク30が耐圧パイプ32によりエアノズル26に接続されている。
【0010】 このエアノズル26は、シリンダ26aと、該シリンダ26aから突出自在な ピストン状のノズル本体26bとを備えており、このノズル本体26bの先端上 面に圧縮空気の噴出口26cが設けられている。
【0011】 このように構成された温水洗浄装置付き洋風便器において、便座16に着座し た使用者が便座ボックス18に設けられた洗浄スイッチを操作すると、温水洗浄 用ノズル20のノズル本体20aが第2図の二点鎖線で示す如く前進し、その先 端から温水が着座利用者の臀部に向って噴出され、該臀部の温水洗浄が行なわれ る。また、同様にスイッチ操作により温風乾燥装置24が作動し、ファンから送 られ、ヒータで加熱されて生成した温風が人体臀部に吹きかけられ、該臀部の乾 燥が行なわれる。
【0012】 しかして、この着座利用者が希望する場合には、次のようにして圧縮空気がそ の臀部に吹き付けられる。即ち、便座ボックス18に設けられているスイッチを 操作することにより、エアタンク30からエアノズル26に空気が供給される。 そうすると、ノズル本体26bが第2図の二点鎖線で示す如く前進し、その先端 の噴出口26cから圧縮空気が利用者の臀部に瞬時に吹き付けられる。そうする と、該臀部に付着していた比較的大きな水滴が噴射圧縮空気流によって飛び散る 如くして細かな水滴あるいは薄い水膜状になる。
【0013】 このような圧縮空気の噴射を行なった後、温風乾燥装置24を作動させること により、かなり短時間で臀部を万遍なく乾燥することができる。
【0014】 なお、前記ストレージタンク30には、圧力スイッチが設けられており、該ス トレージタンク30内の空気圧が常に所定圧となるようにコンプレッサ28の作 動が制御される。
【0015】 上記実施例では便座ボックス18にスイッチが設けられているが、本考案では このスイッチをトイレルームの壁面などその他の箇所に設けても良いことは明ら かである。
【0016】 また、上記実施例では便座ボックス18に圧縮空気供給装置を設置しているが 、洋風便器の本体内にこのような圧縮空気供給装置を組み込んでも良いことは明 らかである。
【0017】 また、本考案にあっては、このような圧縮空気供給装置を便座に組み込んでも 良い。
【0018】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の温水洗浄装置にあっては、着座利用者の臀部に圧縮空気 流を噴射し、付着していた比較的大きな水滴を飛び散らせる如くして細かな水滴 あるいは薄い水膜状にすることができる。そして、これにより温風乾燥時間の大 幅な短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る温水洗浄装置を備えた洋風便器の
断面図である。
【図2】便座ボックスの平面図である。
【符号の説明】
10 洋風便器 12 便鉢 16 便座 18 便座ボックス 20 温水洗浄用ノズル 22 温水タンク 24 温風乾燥装置 26 エアノズル 28 コンプレッサ 30 ストレージタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 横井 隆和 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 小西 秀雄 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 築島 一久 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 中島 英博 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 鈴木 勗 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 宮崎 浩 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 鈴木 里広 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 土井 延宣 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 榊原 茂 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)考案者 異相 一義 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋風便器の着座利用者の臀部へ向って温
    水を噴出するための洗浄ノズルと、該洗浄ノズルに温水
    を供給する温水供給装置と、該臀部へ向って温風を吹き
    出す温風乾燥装置とを有する温水洗浄装置において、 前記臀部に向って瞬時に空気流を高速で噴射して臀部付
    着水を散らすエアノズルと、該エアノズルに圧縮空気を
    供給する圧縮空気供給装置とを設けたことを特徴とする
    温水洗浄装置。
JP4552492U 1992-06-30 1992-06-30 温水洗浄装置 Pending JPH064184U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002294835A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置
JP2006316623A (ja) * 2006-09-01 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 乾燥機能付き洗浄便座

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58218531A (ja) * 1982-06-10 1983-12-19 松下電器産業株式会社 衛生洗浄装置

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