JPH0641708B2 - 暖房畳 - Google Patents

暖房畳

Info

Publication number
JPH0641708B2
JPH0641708B2 JP63129581A JP12958188A JPH0641708B2 JP H0641708 B2 JPH0641708 B2 JP H0641708B2 JP 63129581 A JP63129581 A JP 63129581A JP 12958188 A JP12958188 A JP 12958188A JP H0641708 B2 JPH0641708 B2 JP H0641708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
tatami
heat
heating wire
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63129581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01299954A (ja
Inventor
新春 大内
和博 佐藤
正志 美代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority to JP63129581A priority Critical patent/JPH0641708B2/ja
Publication of JPH01299954A publication Critical patent/JPH01299954A/ja
Publication of JPH0641708B2 publication Critical patent/JPH0641708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 冬期等に床暖房を行うことの出来る暖房畳に関する。
(従来技術) 従来この種の暖房畳には、例えば、実開昭58-47019号公
報にあるように、発熱体として畳床のサイズに近い大き
さの面状発熱体を内蔵させたもの、又は、特開昭54-420
53号公報にあるように、畳床の中に発熱線を任意の配線
パターンで埋設しておいて、これらを電気的に発熱させ
るものがある。
(従来技術の問題点) 前者の面状発熱体によると、全体が均一に加熱されて発
熱むらがない反面、発熱線に比べて高価であると共に、
折り曲げや傷に対して弱い為、取り扱いに細心の注意が
必要であるという難点がある。
一方、後者の発熱線は、安価で取扱いも容易であるが、
発熱線の配設部分と、そうでない部分とで発熱時に温度
差が生じ易いためにかなり密度の高い配線パターンにし
なければ、均一加熱ができないと共に、歩行の際の足の
裏で触感で、発熱線の位置が感じられて感触上の違和感
があった。
従って、この様な発熱線による暖房畳は、温度の均一化
と感触の点で面状発熱体によるものより劣っており実用
性に乏しいものであった。
また、製造時においては、上記発熱線によると、面状発
熱体のようにシート状ではないため、長い発熱線を一定
の配線パターンで畳床の中に納めるには、発熱線に弛み
や位置ずれが無いように均一に配置せねばならず、発熱
線が動いて位置決め作業が面倒であるという問題があっ
た。
(発明の達成しようとする課題) 本発明は、このような従来の発熱線による暖房畳の問題
点に鑑みて成されたものであり、畳表面の均一加熱と、
発熱線の配設による触感上の違和感を無くしたものであ
る。
また、製造時においても発熱線の位置のずれなどが生じ
ないようにして、所望の配線パターンで正確に発熱線の
配置ができるようにしたものである。
(課題達成のための手段) 本発明は、上記課題を達成するために、畳床と畳表との
間に適当な配線パターンで発熱線を配設してなる暖房畳
において、畳床の表面に前記発熱線を収容する凹溝が設
けられ、この溝内に発熱線が収容されていると共に、上
記発熱線の上にアルミシート等よりなる熱分散体が発熱
線の配線パターン全体を覆って発熱線に一体的に貼着し
て設けられ、上記熱分散体と畳表との間に適宜のクッシ
ョン材が介在されている構成にした暖房畳である。
また、請求項(2)項においては上記構成に加えて、発熱
線が、前記熱分散体の裏面に印刷された配線パターンに
添って貼着一体化されて畳床表面の凹溝に配置された構
成にしたものである。
(発明の作用) 上記の構成によって、本発明の暖房畳は、発熱線の上に
アルミシート等よりなる熱分散体が発熱線の配線パター
ン全体を覆っているので、発熱線を加熱させると、アル
ミシート等よりなる熱分散体によって熱が畳表面全体に
亘って均一に分散されると共に、上記熱分散体が発熱線
に一体的に貼着して設けられているので、歩行時の畳表
面の変形(窪みと復元の繰り返しなど)によっても熱分
散体が発熱線と分離することがなく、長期間使用しても
熱の分散効果が低下せず、均一な暖房が行なえるもので
ある。
また、畳床の表面に前記発熱線を収容する凹溝が設けら
れ、この溝内に発熱線が収容されているので、発熱線が
表面に突出することがなく、しかも発熱線の上には熱分
散体と畳表との間に適宜のクッション材が介在されてい
るので、発熱線の存在が触感で分かり難く、表面を歩行
したときの感触に違和感を生じることがない。
また、発熱線を熱分散体裏面に貼着しておいてから配設
できるので、畳床に設置する際の位置のずれがないもの
であり製造効率が良く、更に、熱分散体の裏面に発熱線
の配線パターンが予め印刷されたものを用いて、この印
刷に合わせて発熱線を貼着しておくと、畳床表面の凹溝
内に発熱線が正確に配置され製造効率が一層向上するも
のである。
(実施例) 第1図および第2図は、本発明の暖房畳Aの一実施例を
示すものであり、木質繊維板や発泡プラスチック板など
よりよる畳床1の上面に、発熱線3を収容する凹溝2が
適当な配線パターンに合わせて設けられている。この凹
溝の深さは、発熱線3の直径とほぼ同一深さで形成され
ている。また、上記畳床1の凹溝内には、発熱線3が所
定の配線パターンで収容されていると共に、該発熱線3
の上にアルミシート等よりなる熱分散体4が発熱線3の
配線パターン全体を覆って耐熱性のある接着剤や粘着テ
ープ5で一体的に貼着して設けられている。この熱分散
体4と発熱線3は、第3図に示すごとく、あらかじめ配
線パターンが裏面に印刷6された熱分散体4に、発熱線
3を上記配線パターンに合わせて配線して耐熱性のある
粘着テープ5で貼着固定してあり、これを畳床1の上面
に重ねて構成してある。
尚、配線パターンの印刷6を粘着剤によって印刷してお
いて発熱線3の位置決めと貼着固定を同時にできるよう
にしてもよい。
また、上記熱分散体4は、凹溝2を除く平坦な畳床表面
11に接着して固定してあり、これによって、熱分散体4
の熱膨張による浮き上がり等の変形を防止している。
また、上記熱分散体4には、温度コントロールのための
感熱線等よりなる温度検地体7が、上記発熱線3.3の
間に貼着されている。
この、温度検地体7は、図示したもののほか適宜の配置
構造が採用できるものであり、発熱線3に添って取り付
けて発熱線3の温度を直接検地するようにしてもよい。
そして、上記熱分散体4の上にはニードルパンチ等の不
織布や発泡プラスチックシート、発泡ゴムシート等より
なるクッション材8が積層されてあり、この上に畳表9
を配して構成されている。
上記クッション材8と熱分散体4は、予め接着しておい
てもよい。
このように、クッション材7、熱分散体4、発熱線3と
を予め貼着や接着で一体化しておくとアルミシート等の
熱分散体4が薄いものであっても曲り難くなり、製造時
の取り扱いが容易である。
尚、暖房畳Aには、他の暖房畳やリレー装置と接続する
コネクター等(図示せず)を畳の裏側や側面に装備させ
てあることはいうまでもない。
(本発明の効果) 以上のごとく本発明の暖房畳は、上記の畳床と畳表との
間に適当な配線パターンで発熱線を配設してなる暖房畳
において、畳床の表面に前記発熱線を収容する凹溝が設
けられ、この溝内に発熱線が収容されていると共に、上
記発熱線の上にアルミシート等よりなる熱分散体が発熱
線の配線パターン全体を覆って発熱線に一体的に貼着し
て設けられ、上記熱分散体と畳表との間に適宜のクッシ
ョン材が介在されている構成であるので、アルミシート
等よりなる熱分散体に発熱線の熱が直接伝わって分散さ
れ、安価な発熱線を用いて面状発熱体と同様な均一な暖
房が行なえるものである。
また、熱分散体が発熱線に一体的に貼着して設けられて
いるので、歩行時の畳表面の変形(窪みと復元の繰り返
しなど)によっても熱分散体が発熱線と分離することが
なく、長期間使用しても熱の分散効果が低下せず、暖房
の均一性が安定している。
また、畳床の凹溝と熱分散体上面のクッション材で、発
熱線の存在が触感で分かり難く、表面を歩行したときの
感触に違和感を生じることがない。
更に、熱分散体の裏面に発熱線の配線パターンを印刷し
ておき、この印刷に合わせて発熱線を貼着して形成でき
るので、発熱線を配設する際の位置決め作業が容易とな
り、発熱線の配置が平坦なシート上で行なえて製造時の
作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の暖房畳の一実施例を示す断面図であ
り、第2図は、上記実施例の一部拡大断面図、第3図
は、暖房畳の内部構造を示す一部分解斜視図である。 (A)…暖房畳、(1)…畳床、 (2)…凹溝、(3)…発熱線、 (4)…熱分散体、(5)…粘着テープ、 (8)…クッション材、(9)…畳表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】畳床と畳表との間に適当な配線パターンで
    発熱線を配設してなる暖房畳において畳床の表面に前記
    発熱線を収容する凹溝が設けられ、この溝内に発熱線が
    収容されていると共に、上記発熱線の上にアルミシート
    等よりなる熱分散体が発熱線の配線パターン全体を覆っ
    て発熱線に一体的に貼着して設けられ、上記熱分散体と
    畳表との間に適宜のクッション材が介在されていること
    を特徴とする暖房畳。
  2. 【請求項2】前記熱分散体の裏面に発熱線の配線パター
    ンが印刷され、この印刷に添って発熱線が貼着一体化さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の暖房畳。
JP63129581A 1988-05-26 1988-05-26 暖房畳 Expired - Lifetime JPH0641708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129581A JPH0641708B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 暖房畳

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63129581A JPH0641708B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 暖房畳

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01299954A JPH01299954A (ja) 1989-12-04
JPH0641708B2 true JPH0641708B2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=15012994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63129581A Expired - Lifetime JPH0641708B2 (ja) 1988-05-26 1988-05-26 暖房畳

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641708B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5947015U (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 ナショナル住宅産業株式会社 ハニカムコアパネル
JPS6198915U (ja) * 1984-12-04 1986-06-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01299954A (ja) 1989-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0641708B2 (ja) 暖房畳
JPS61294786A (ja) 暖房用電気カ−ペツト
JP4100851B2 (ja) 床暖房パネル
JPH08185959A (ja) 発熱床材
JP2537889Y2 (ja) サーマルヘッド・ユニット
JPH0932250A (ja) 床暖房用畳
JP4078914B2 (ja) 面状採暖具の組立方法
JPS62251133A (ja) 遠赤外線放射体
JP2005226869A (ja) 床暖房装置
JPS5940047Y2 (ja) 就寝用などの磁気マツト
JPH0547218Y2 (ja)
JP4157784B2 (ja) 暖房床構造
JPH0737057Y2 (ja) 電気カーペット
JPH0513158A (ja) 面状採暖具
JP2728164B2 (ja) 暖房便座のセンサー取付け構造
JPH0482186A (ja) 面状採暖具
JP3986157B2 (ja) 床暖房用発熱ユニット
JPH02148339U (ja)
KR960013125A (ko) 온열 등받이
JPS58191857U (ja) ヒ−タを備えるシ−ト
JPH0370251U (ja)
JPH09102381A (ja) 面状発熱体及びそれを用いた暖房器
JPH0380994U (ja)
JPS5918209U (ja) 暖房用フロアヒ−タ
JPH0183551U (ja)