JPH0641415Y2 - テレメータシステムの局線回路 - Google Patents

テレメータシステムの局線回路

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JPH0641415Y2
JPH0641415Y2 JP2047188U JP2047188U JPH0641415Y2 JP H0641415 Y2 JPH0641415 Y2 JP H0641415Y2 JP 2047188 U JP2047188 U JP 2047188U JP 2047188 U JP2047188 U JP 2047188U JP H0641415 Y2 JPH0641415 Y2 JP H0641415Y2
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JP
Japan
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circuit
voltage
station line
turned
line
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JP2047188U
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JPH01124747U (ja
Inventor
祐治 土肥
英明 葉本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、電話回路を用いてデータの送受を行うテレメ
ータシステムの局線回路に関する。
(従来技術) 従来のこの種のテレメータシステムの局線回路は、例え
ば電話回線を用いてデータを送受するノーリンギング通
信サービスの端末に接続された端末網制御装置に用いら
れる。
該端末網制御装置は、該端末網制御装置が起動する時
に、斜極反する回線の電圧が一定値以下の時は上記通信
サービスによる起動とは見なさないと規定されており、
また該電圧が一定値以上になった時は上記通信サービス
により上記端末網制御装置に起動がかかったと見なすと
規定されている。
そして、上記規定のもとに1本の電話回線に10台まで上
記端末網制御装置を接続することが許されている。
そこで、上記電話回線の電圧が斜極反した後、NRS(ノ
ーリンギングシグナル)と呼ばれる端末機器を選択する
信号が交換機より送出される。
そのため、NRSが一致した端末機器は、速やかに電話回
線から切り離し(高抵抗の状態になる)他の機器の通信
に影響のないようにする必要がある。
尚、上記の場合、交換機から一定値以上の局線電圧が送
出されるが、将来予想される各種のサービスと区別をす
るために、規格にて一定値以上の場合に該通信サービス
とする規定がある。
従って、上記テレメータシステムの局線回路は、直流条
件及び交流条件が厳しく規定されていて、これらの条件
を満たすためには、局線回路を非常に少ない電流で働か
せる必要がある。このため従来は、局線回路を2〜3MΩ
以上の抵抗や3重ダーリントン回路により構成してい
た。
(問題点を解決するための手段) 電話回線を用いてガスの使用量等のデータの送受を行う
ノーリンギング通信サービスを用いたテレメータシステ
ムの局線回路において、 該通信サービスにより局線に正の電圧が印加された時に
該電圧の変化を検知して動作する起動回路と、該起動回
路の動作にてオン動作するスイッチ回路と、該スイッチ
回路のオン動作にて印加される上記電圧があらかじめ定
められた一定値以上の電圧の時には該スイッチ回路をオ
ン状態に継続して上記局線への接続を行うとともに,上
記電圧があらかじめ定められた一定値以下の電圧の時に
は上記スイッチ回路をオフ状態にして上記局線を切り離
す電圧検知回路とを備えてなることを特徴とするテレメ
ータシステムの局線回路である。
(実施例) 第1図は本考案実施例のブロック図である。この第1図
において、回路13は局線31,32に接続されている。14は
局線回路であって、この局線回路は局線31,32に対して
直流条件,交流条件を満たしている。この局線回路の詳
細については後述する。
29,30,29a,30a,42はホトカプラである。10はマイコンで
あって、このマイコン10はガスメータや水道メータと端
子11,12を通じてデータの送受を行い、局線31,32に対し
てトランス16を通じて信号の送受を行う。またこのマイ
コン10は、上記局線31,32に所定値(上記従来技術で説
明したこの種のテレメータシステムの規格にて規定され
た値)以上の正の電圧が印加された時にホトカプラ29に
電流が流れてホトカプラ29aに信号が入り駆動されるよ
うになっている。信号の送受を終了するとマイコン10は
ホトカプラ30aに電流を流し、ホトカプラ30をごく短時
間オンする。これにより、局線回路14のスイッチ回路は
オフ状態になり、局線31,32とは完全に切り離される。
次に、上記局線回路14の詳細について第2図を用いて説
明する。
第2図において、局線回路14は、コンデンサ21,抵抗40,
トランジスタ22からなる起動回路と、トランジスタ23で
構成されるスイッチ回路と、電圧検知回路25とから構成
されている。
まず局線31に正の電圧が印加された時、上記起動回路の
コンデンサ21に短時間パルス状の電流が流れ、トランジ
スタ22がオンする。
このトランジスタ22がオンすることにより、スイッチ回
路のトランジスタ23がオンし、電圧検知回路25に電圧が
印加される。
この印加された電圧が所定値以下の場合は、信号が出力
されず、トランジスタ26はオフ状態を保つ。従って、起
動回路のコンデンサ21に流れたパルス状の電流が流れな
くなった時、トランジスタ22がオフし、スイッチ回路の
トランジスタ23がオフする。
このスイッチ回路のトランジスタ23がオフしている時の
局線31,32から見た直流条件は、非常に大きくなる。ま
た同交流条件は、コンデンサ21のみであるので、コンデ
ンサ21と抵抗40の値を適当に選択することにより十分大
きな交流条件を満たすことができる。
特に上記起動回路は、トランジスタ22を起動するための
ものであるため、抵抗40は十分大きな値を選ぶことがで
きる。
一方、局線31,32に印加された電圧が十分に大きく、電
圧検知回路25に印加される電圧が所定値を越えるような
場合は、電圧検知回路25が信号を出力して、トランジス
タ26がオンする。このため、トランジスタ24もオンし、
このトランジスタ24のオンによってダイオード27,抵抗2
8を通じてトランジスタ22に帰還がかかる。従って、ト
ランジスタ22,23はオン状態を保ち、ホトカプラ29に電
流が流れてマイコン10に起動がかかったことを知らせ
る。この信号の入力によってマイコン10はホトカプラ42
に電流を流し、ホトカプラ42aをオンする。このホトカ
プラ42aのオンによってトランジスタ43がオンする。
この場合の直流条件は抵抗41にて満足される。また、交
流条件はトランス16によって満足される。
(効果) 以上本考案によれば、従来のように数MΩ以上もの高い
抵抗を使用する必要も、また3重ダーリントン回路のよ
うな回路を使用する必要もなく、局線に対して直流条件
および交流条件を満たした単純な回路構成の安価で安定
した局線回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のブロック図、 第2図は同例に用いられる局線回路の回路図。 10;マイコン、14;局線回路、16;トランス、21;コンデン
サ、22,23,24,26;トランジスタ、25;電圧検知回路、29,
30,29a,30a;ホトカプラ、40,41;抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を用いてガスの使用量等のデータ
    の送受を行うノーリンギング通信サービスを用いたテレ
    メータシステムの局線回路において、 該通信サービスにより局線に正の電圧が印加された時に
    該電圧の変化を検知して動作する起動回路と、該起動回
    路の動作にてオン動作するスイッチ回路と、該スイッチ
    回路のオン動作にて印加される上記電圧があらかじめ定
    められた一定値以上の電圧の時には該スイッチ回路をオ
    ン状態に継続して上記局線への接続を行うとともに,上
    記電圧があらかじめ定められた一定値以下の電圧の時に
    は上記スイッチ回路をオフ状態にして上記局線を切り離
    す電圧検知回路とを備えてなることを特徴とするテレメ
    ータシステムの局線回路。
JP2047188U 1988-02-18 1988-02-18 テレメータシステムの局線回路 Expired - Lifetime JPH0641415Y2 (ja)

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JPH01124747U JPH01124747U (ja) 1989-08-24
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