JPH0641234Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0641234Y2
JPH0641234Y2 JP1986006308U JP630886U JPH0641234Y2 JP H0641234 Y2 JPH0641234 Y2 JP H0641234Y2 JP 1986006308 U JP1986006308 U JP 1986006308U JP 630886 U JP630886 U JP 630886U JP H0641234 Y2 JPH0641234 Y2 JP H0641234Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
document table
pinion
table unit
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986006308U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62118226U (ja
Inventor
広行 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1986006308U priority Critical patent/JPH0641234Y2/ja
Publication of JPS62118226U publication Critical patent/JPS62118226U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0641234Y2 publication Critical patent/JPH0641234Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、原稿台ユニットが水平方向に移動する型の
画像形成装置に関し、特に原稿台ユニットにかかる過負
荷に対し、原稿台ユニットへの駆動伝達を解除するよう
にした画像形成装置に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、原稿台ユニットをラックとピニオンで移動するよ
うにした電子写真複写装置などの画像形成装置にあって
は、そのラックとピニオンとの位置関係を出すためにラ
ックを弾性部材により、ピニオンと同軸の支持部材に当
接させることにより行なうものがあり、(特開昭第58-1
54860号)、また、原稿台ユニットに過度の負荷(過負
荷)が付与された場合、クラッチに滑りを発生させた
り、又は原稿台ユニットのクリック部が可動部から外れ
るようにして、過負荷から原稿台ユニットの駆動系を保
護しようとしているものがある。
しかしながら、このような従来の画像形成装置では、過
負荷に十分対応できず、ピニオンなどの駆動系を破壊す
ることが多く、また、クラッチやクリック部を使用する
ために、部品点数が多くなるとともに、コスト的にも効
果なものとなるなどの問題点を有していた。
この考案は、前記のような従来のもののもつ問題点を解
決したもので、簡単な構造により過負荷に対し十分対処
できる画像形成装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記のものの有する問題点を解決するた
め、水平方向に移動可能な原稿台ユニットと、この原稿
台ユニットに穿設された穴に上下動可能に挿通するラッ
クホルダと、前記原稿台ユニットの下方に前記ラックホ
ルダを介して上下動可能に設けられたラックと、前記原
稿台ユニットとラックとの間に設けられ、前記ラックを
常態で下方位置とする付勢部材と、駆動源で回転される
とともに、前記ラック下方に設けられてこのラックと噛
合い係合するピニオンとを具え、前記原稿台ユニットへ
の過負荷時に前記ピニオンの駆動力がラックに作用した
際、前記ラックが付勢部材に抗して上方に移動して前記
ピニオンとの噛合い係合が外れる構成を採用するもので
ある。
〔作用〕
この考案は、上記のように構成することにより、簡単な
構成で過負荷が原稿台に付加されたときに、その原稿台
ユニットを駆動するラックとピニオンとの噛合が外れる
こととなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
第1図には、この考案による画像形成装置の一例である
電子写真複写装置の概略が示されていて、本体10の上面
には、原稿台ガラス11とその原稿台ガラス11を保持する
ホルダ12とからなる原稿台ユニット1が前記本体10の上
面を図示の左右方向に移動可能に設けられ、また、前記
本体10の一側下部には、用紙が積み重ねられた給紙カセ
ット13が着脱可能に設けられ、また他側下部には排出ト
レイ14が設けられている。
一方、前記本体10の内部には前記原稿台ガラス11上の原
稿に光を照射するとともに、反射した光を像担持体であ
る感光体ドラム15に導くためのレンズ、ミラー等からな
る露光装置16(破線で囲んだ部分)が設けられ、制御感
光体ドラム15の上方近傍には、それと対向する帯電装置
17が設けられ、そして、帯電装置17の前記感光体ドラム
15の回転方向先方には、現象装置18、転写極19、分離極
20及びクリーニング装置21が順次それぞれ感光体ドラム
15に接近して対向するように配設されている。
また、前記給紙カセット13内の用紙束のうちの最上位の
ものと当接し得る給紙ローラ22が設けられるとともに、
感光体ドラム15に至るまでの用紙の搬送域には上下一対
の再給紙ローラ23が、また、感光体ドラム15から前記排
出トレイ14に至るまでの用紙の搬送域には搬送装置24及
び定着装置25がそれぞれ設けられている。
第2図乃至第4図には、この考案による画像形成装置の
要部が示されていて、前記本体10の上面には、原稿台ガ
ラス11と、左端に設けられた固定部材12aで前記原稿台
ガラス11を保持するホルダ12とからなる第2図の紙面と
直交する方向に延在する原稿台ユニット1が第1図の左
右方向に移動可能に設けられている。
前記ホルダ12の下側には、前記固定部材12aの右側で、
前記原稿台ユニット1をこの移動方向に案内するガイド
6が、本体10に設けられた支持部材7によって支持され
ている。また、前記ホルダ12の右側には、前記ガイド6
に隣接して穴8が設けられ、該穴8には、ラック3を保
持するラックホルダ2が第2図の状態から上方に移動可
能に取り付けられている。該ラックホルダ2の上面には
ピン9が突設されるとともに、前記ピン9の上部には係
止部9aが設けられ前記穴8内において、前記ラックホル
ダ2が所定距離8a(遊び間隙)だけ上下動可能となって
いるとともに、前記ラックホルダ2の下端部は前記穴8
から下方に突出するようになっている。
前記ラックホルダ2の下面には、第2図において、その
紙面と直交する方向に前記ホルダ12とほぼ平行に離間し
て延在するラック3が固定され、前記ラックホルダ2と
一体に第3図の状態から上昇可能になっているととも
に、そのラック3の下面側には歯部が形成されている。
また、前記ラック3と前記ホルダ12との間には、第3図
示のように、付勢部材としてのスプリング2aが設けられ
ていて、そのスプリング2aの上端面は前記ホルダ12の下
面と当接する一方、その下部は前記ラック3に設けられ
た穴2bに収容されるとともにその下端部は前記穴2bの奥
端面と当接し、前記スプリング2aにより、前記ラック3
は常時下方に付勢されるようになっている。
前記ラック3の下方には、駆動装置(図示せず)に連結
されたシャフト4aに固設され、かつ、外周に歯部を有す
るピニオン4が設けられていて、このピニオン4は前記
ラック3の歯部と常態で噛合い係合するようになってい
る。また、前記ラック3の下面他側には、前記シャフト
4aに設けた支持部材5の上端が当接するようになってい
て、前記ラック3とピニオン4の歯部同志の距離が一定
距離以上近づかないように前記ラック3を下方から支持
することで、常態において、前記駆動装置の駆動によ
り、前記ピニオン4を第3図の矢印B方向に円滑に回転
し、これによってスプリング2aにより付勢されたラック
3を同図の矢印A方向に移動させるときに、前記支持部
材5により前記ラック3とピニオン4の両歯部間の距離
を適正に保持した状態で両歯部を噛合できるとともに、
前記ラック3の矢印A方向への移動により、前記ホルダ
12の穴8に設けたラックホルダ2を介して、前記原稿台
ユニット1が第1図の左右方向に前記ガイド6に案内さ
れて移動するようになっている。
次に、上記のものの作用について説明する。
まず、原稿を前記原稿台ユニット1の原稿台ガラス11上
に載置したのちプラテンカバー(図示せず)で被覆し、
操作パネルで操作することにより、複写動作が開始す
る。
このとき、前記原稿台ガラス11は、その下方に設けられ
た露光装置16の光を受けつつ、駆動装置(図示せず)に
より駆動されるピニオン4と、それにより駆動されるラ
ック3とにより、前記ラックホルダ2を介して前記ラッ
ク3が第2図の紙面に直交する方向に一往復することに
より、原稿台ユニット1は第1図の左右方向に一往復
し、その間に前記健康の画像は、前記露光装置16によ
り、帯電装置17で帯電された感光体ドラム15の表面に伝
達され、そして、この感光体ドラム15の上面に原稿画像
に対応して静電潜像が形成される。
こののち、現像装置18で現像され、転写極19で給紙カセ
ット13内の最上位に位置し、かつ、給紙ローラ22及び再
給紙ローラ23で搬送された用紙に転写され、分離極20で
分離され、搬送装置24を介して定着装置25で定着された
のちに排出トレイ14に排出されるものであり、一方、感
光体ドラム15はクリーニング装置21で清掃されて一工程
が終了し、つぎの複写作業まで待機するものである。
そして、前記原稿台ユニット1に過負荷がかかると、第
3図において前記ピニオン4が駆動装置(図示せず)で
矢印B方向に駆動され、これによって前記ラック3が矢
印A方向に移動しようとするときに、第4図に示される
ように、前記ラック3と前記ピニオン4との噛合部Dに
は、通常よりも大きい矢印A′方向の負荷がかかる。こ
のとき、その噛合部Dにおける前記ラック3の部分に
は、前記ピニオン4の回転力(矢印B方向)と前記負荷
(矢印A′方向)との合力の上方成分(矢印C)は、前
記ラック3にかかる重量及びそれを付勢するスプリング
2bの付勢力を超える。そのため、前記ラック3は上方に
移動可能となっているので、スプリング2bの付勢力に抗
して上昇して、前記ピニオン4から外れて、前記ピニオ
ン4のみ回転(空回り)することになる。その結果、直
接ラックとピニオンとの噛合部に過負荷がかからないの
で、ラック、ピニオンなどの駆動系統の破壊が防止され
ることになる。
このようにら、この考案により画像形成装置の場合、従
来のものと異なり、クラッチやクリック部を使用せず、
部品点数の少ない簡単な構造で、原稿台ユニットにかか
る過負荷を確実に駆動系統から解放でき、駆動系統の保
護を達成することができる。
第5図は、この考案による別の実施例に関するものであ
り、ラックホルダ102を3ケ所に設けるとともに、その
ラックホルダ102、102の各間に、ラック103を下方、す
なわちピニオン104方向に付勢するスプリング102aを設
けたものである。この場合にも、前記実施例と同一の作
用・効果が得られる。
〔考案の効果〕
上記の構成を有するこの考案によれば、クラッチやクリ
ック部などを使用しない簡単な構造により、確実に過負
荷を解放でき、駆動系統を保護するとともに、部品点数
の少ない安価な装置となり、また、過負荷がかからなく
なると、即座に旧態に復起することができるなどのすぐ
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案による画像形成装置の要部概略図、
第2図は、この考案による画像形成装置の要部縦断面
図、第3図は第2図の装置の要部横断面図、第4図は過
負荷が与えられたときのラックとピニオンとの噛合部の
拡大断面図、第5図はこの考案による他の実施例の画像
形成装置の要部概略図である。 1……原稿台ユニット 2、102……ラックホルダ 2a、102a……スプリング 3、103……ラック 4、104……ピニオン 6……ガイド 11……原稿台ガラス 12、112……ホルダ 15……感光体ドラム 16……露光装置 17……帯電装置 18……現像装置 19……転写極 20……分離極 21……クリーニング装置 23……再給紙ローラ 24……搬送装置 25……定着装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向に移動可能な原稿台ユニットと、
    該原稿台ユニットに穿設された穴に上下動可能に挿通す
    るラックホルダと、前記原稿台ユニットの下方に前記ラ
    ックホルダを介して上下動可能に設けられたラックと、
    前記原稿台ユニットとラックとの間に設けられ、前記ラ
    ックを常態で下方位置とする付勢部材と、駆動源で回転
    されるとともに、前記ラック下方に設けられて該ラック
    と噛合い係合するピニオンとを具え、前記原稿台ユニッ
    トへの過負荷時に前記ピニオンの駆動力がラックに作用
    した際、前記ラックが付勢部材に抗して上方に移動して
    前記ピニオンとの噛合い係合が外れることを特徴とする
    画像形成装置。
JP1986006308U 1986-01-20 1986-01-20 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0641234Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986006308U JPH0641234Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986006308U JPH0641234Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62118226U JPS62118226U (ja) 1987-07-27
JPH0641234Y2 true JPH0641234Y2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=30788704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986006308U Expired - Lifetime JPH0641234Y2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641234Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5907946B2 (ja) * 2011-03-03 2016-04-26 テルモ株式会社 ステントデリバリーシステム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51127750U (ja) * 1975-04-10 1976-10-15
JPS5851457Y2 (ja) * 1977-06-04 1983-11-24 セイレイ工業株式会社 オ−バ−ロ−ドクラツチ
JPS5865059U (ja) * 1981-10-27 1983-05-02 株式会社リコー 原稿台移動型複写機における安全装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62118226U (ja) 1987-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4436406A (en) Paper feeder for recording apparatus
US4621802A (en) Sheet material conveying device
JPS61128264A (ja) 静電記録装置
JPH0641234Y2 (ja) 画像形成装置
JPS62191334A (ja) 自動両面コピ−装置
JP2705935B2 (ja) 画像形成装置
JPH067275B2 (ja) 複写装置
JPS6221181A (ja) 定着装置
JP2606307B2 (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH042910Y2 (ja)
JP2863385B2 (ja) 電子写真装置における転写装置
JPS61111238A (ja) 用紙給紙装置
JPS6151168A (ja) 静電記録装置
JPH06255801A (ja) 自動給紙装置
JPS62165683A (ja) 静電記録装置
JPS627582A (ja) 画像形成装置
JPH082693Y2 (ja) 画像形成ユニット
JPH0419549Y2 (ja)
JP2934260B2 (ja) 画像記録装置
JPS63315426A (ja) 自動給紙ユニット
JPH048341B2 (ja)
JP2692750B2 (ja) 画像形成装置の排紙装置
JPS6221180A (ja) 定着装置
JPH04209134A (ja) 給紙装置
JPH05193763A (ja) 給紙装置