JPH06411Y2 - ガラス成形機のガラス塊搬出機構 - Google Patents
ガラス成形機のガラス塊搬出機構Info
- Publication number
- JPH06411Y2 JPH06411Y2 JP5228389U JP5228389U JPH06411Y2 JP H06411 Y2 JPH06411 Y2 JP H06411Y2 JP 5228389 U JP5228389 U JP 5228389U JP 5228389 U JP5228389 U JP 5228389U JP H06411 Y2 JPH06411 Y2 JP H06411Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- pedestal
- tray
- saucer
- chute
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガラス塊を成形して、レンズやプリズム等を
製造するためのガラス成形機に用いるガラス塊搬出機構
に関する。
製造するためのガラス成形機に用いるガラス塊搬出機構
に関する。
[従来の技術] 上記ガラス成形機として、従来より、加熱炉内を通して
加熱軟化させたガラス塊をプレス機の金型内に搬入して
プレス成形することにより、レンズやプリズム等を得る
ための、実開昭63−131728号公報に記載された
ような装置がある。
加熱軟化させたガラス塊をプレス機の金型内に搬入して
プレス成形することにより、レンズやプリズム等を得る
ための、実開昭63−131728号公報に記載された
ような装置がある。
このガラス成形機においては、ガラスブロックから所定
大きさにカットしたガラス塊を加熱炉内を通して加熱軟
化させる際に、第4図および第5図に示したような、細
長いブロック状をしたセラミック製の受け皿12上面の
半球状の窪み14内にガラス塊10を収容している。
大きさにカットしたガラス塊を加熱炉内を通して加熱軟
化させる際に、第4図および第5図に示したような、細
長いブロック状をしたセラミック製の受け皿12上面の
半球状の窪み14内にガラス塊10を収容している。
そして、上記加熱炉内を通してその外部に搬出した受け
皿の窪み14内の加熱軟化させたガラス塊10を、シュ
ート上に離脱落下させて、シュートを通してプレス機の
金型内に搬入している。
皿の窪み14内の加熱軟化させたガラス塊10を、シュ
ート上に離脱落下させて、シュートを通してプレス機の
金型内に搬入している。
また、受け皿の窪み14内からガラス塊10をシュート
上に離脱落下させる際には、加熱炉外部に搬出した受け
皿12を、斜め下方に傾斜する受け台上を滑落させて、
受け台先端に突出するストッパに突き当てることによ
り、ガラス塊10に衝撃を与えて、ガラス塊10の持つ
慣性力により、ガラス塊10を、上記窪み14内からそ
の斜め前方に飛び出させて、受け台先方のシュート上に
落下させている。
上に離脱落下させる際には、加熱炉外部に搬出した受け
皿12を、斜め下方に傾斜する受け台上を滑落させて、
受け台先端に突出するストッパに突き当てることによ
り、ガラス塊10に衝撃を与えて、ガラス塊10の持つ
慣性力により、ガラス塊10を、上記窪み14内からそ
の斜め前方に飛び出させて、受け台先方のシュート上に
落下させている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、ガラス塊10を収容した受け皿の窪み14が
深いと、前記のようにして受け皿12を受け台上を滑落
させてその先端のストッパに突き当てた際に、受け皿の
窪み14内からガラス塊10が、その斜め前方に飛び出
せずに、受け皿の窪み14内に留どまってしまった。こ
れは、ガラス塊10が、受け皿の深い窪み14内周壁か
ら反力を受けて、その慣性力が減殺されてしまうからで
ある。また逆に、窪み14が浅いと、ガラス塊10を収
容した受け皿12を傾斜する受け台上を滑落させた際
に、ガラス塊10が受け皿12からこぼれ落ちてしまっ
た。そして、受け皿の窪み14内の加熱軟化させたガラ
ス塊10をプレス機で成形することが不可能となってし
まった。
深いと、前記のようにして受け皿12を受け台上を滑落
させてその先端のストッパに突き当てた際に、受け皿の
窪み14内からガラス塊10が、その斜め前方に飛び出
せずに、受け皿の窪み14内に留どまってしまった。こ
れは、ガラス塊10が、受け皿の深い窪み14内周壁か
ら反力を受けて、その慣性力が減殺されてしまうからで
ある。また逆に、窪み14が浅いと、ガラス塊10を収
容した受け皿12を傾斜する受け台上を滑落させた際
に、ガラス塊10が受け皿12からこぼれ落ちてしまっ
た。そして、受け皿の窪み14内の加熱軟化させたガラ
ス塊10をプレス機で成形することが不可能となってし
まった。
本考案は、かかる課題に鑑みなされたもので、その目的
は、受け皿の窪み内の加熱軟化させたガラス塊を確実に
シュート上に搬出できるガラス成形機のガラス塊搬出機
構(以下、単に搬出機構という)を提供することにあ
る。
は、受け皿の窪み内の加熱軟化させたガラス塊を確実に
シュート上に搬出できるガラス成形機のガラス塊搬出機
構(以下、単に搬出機構という)を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の搬出機構は、第1
図ないし第3図にその構成例を示したように、加熱軟化
させたガラス塊10を収容した受け皿12を搬入する受
け台22と、この受け台22をその台上に搬入した前記
受け皿12とともに受け台22下方に回転させたりその
回転させた受け台22を水平方向に戻したりする回転手
段24と、前記受け台22上に搬入した受け皿12を、
そのガラス塊10を収容した窪み14を避けて、その前
面からその上面にかけて覆うカバー26であって、前記
受け台22をその下方に回転させた際に受け台22上に
搬入した前記受け皿12が受け台22上から離脱落下す
るのを防ぐカバー26と、前記受け台22とともにその
下方に回転させた受け台22上の受け皿12から落下す
るガラス塊10を受けて、そのガラス塊10をプレス機
の金型28内に滑落落下させるシュート30とからなる
ことを特徴とする。
図ないし第3図にその構成例を示したように、加熱軟化
させたガラス塊10を収容した受け皿12を搬入する受
け台22と、この受け台22をその台上に搬入した前記
受け皿12とともに受け台22下方に回転させたりその
回転させた受け台22を水平方向に戻したりする回転手
段24と、前記受け台22上に搬入した受け皿12を、
そのガラス塊10を収容した窪み14を避けて、その前
面からその上面にかけて覆うカバー26であって、前記
受け台22をその下方に回転させた際に受け台22上に
搬入した前記受け皿12が受け台22上から離脱落下す
るのを防ぐカバー26と、前記受け台22とともにその
下方に回転させた受け台22上の受け皿12から落下す
るガラス塊10を受けて、そのガラス塊10をプレス機
の金型28内に滑落落下させるシュート30とからなる
ことを特徴とする。
また、本考案の上記構成の搬出機構においては、第2図
等にその構成例を示したように、カバー26を、受け皿
12から落下するガラス塊10を所定のシュート30上
に落下させるガイド32に兼用させることが好適であ
る。
等にその構成例を示したように、カバー26を、受け皿
12から落下するガラス塊10を所定のシュート30上
に落下させるガイド32に兼用させることが好適であ
る。
[作用] 上記構成の搬出機構において、加熱軟化させたガラス塊
10を収容した受け皿12を受け台22上に搬入する。
そして、回転手段24により、第3図に示したように、
受け台22を受け皿12とともにその下方に回転させ
る。また、受け台22をその下方に回転させる際に、受
け台22上に搬入した受け皿12をその前面からその上
面にかけてカバー26で覆って、受け皿12が受け台2
2上からその外部に離脱落下するのを防ぐようにする。
そして、受け皿12に収容したガラス塊10をその窪み
14内からその下方に、ガラス塊10に掛かる重力によ
り、離脱落下させる。そして、上記窪み14内から落下
させたガラス塊10を、所定のシュート30上に落下さ
せる。
10を収容した受け皿12を受け台22上に搬入する。
そして、回転手段24により、第3図に示したように、
受け台22を受け皿12とともにその下方に回転させ
る。また、受け台22をその下方に回転させる際に、受
け台22上に搬入した受け皿12をその前面からその上
面にかけてカバー26で覆って、受け皿12が受け台2
2上からその外部に離脱落下するのを防ぐようにする。
そして、受け皿12に収容したガラス塊10をその窪み
14内からその下方に、ガラス塊10に掛かる重力によ
り、離脱落下させる。そして、上記窪み14内から落下
させたガラス塊10を、所定のシュート30上に落下さ
せる。
すると、上記所定のシュート30上に落下させたガラス
塊10を、該塊に掛かる重力により、シュート30上を
その下方に滑落させて、プレス機の金型28内に搬入で
きる。
塊10を、該塊に掛かる重力により、シュート30上を
その下方に滑落させて、プレス機の金型28内に搬入で
きる。
また、カバー26を、受け皿12から落下するガラス塊
10を所定のシュート30上に落下させるガイド32に
兼用させた前記構成の搬出機構にあっては、前記のよう
にして受け皿の窪み14内から離脱落下させたガラス塊
10を、上記カバー26にガイドさせて、所定のシュー
ト30外部に飛び出させずに、所定のシュート30上に
確実に落下させることができる。
10を所定のシュート30上に落下させるガイド32に
兼用させた前記構成の搬出機構にあっては、前記のよう
にして受け皿の窪み14内から離脱落下させたガラス塊
10を、上記カバー26にガイドさせて、所定のシュー
ト30外部に飛び出させずに、所定のシュート30上に
確実に落下させることができる。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に従い説明する。第1図な
いし第3図は本考案の搬出機構の好適な実施例を示し、
第1図は該搬出機構を備えたガラス成形機の平面図、第
2図と第3図とはそれぞれ該搬出機構の拡大平面図とそ
の一部破断拡大側面図である。以下、この図中の実施例
を説明する。
いし第3図は本考案の搬出機構の好適な実施例を示し、
第1図は該搬出機構を備えたガラス成形機の平面図、第
2図と第3図とはそれぞれ該搬出機構の拡大平面図とそ
の一部破断拡大側面図である。以下、この図中の実施例
を説明する。
図において、34は、受け皿12を、加熱炉20内を通
して、水平方向に向けてループ状に繰り返し搬送する搬
送路である。
して、水平方向に向けてループ状に繰り返し搬送する搬
送路である。
この搬送路34には、その各隅部に、搬送路34上に隙
間なく並べた複数の受け皿12を搬送路34上をその先
方に順に圧送する、押し出し棒36とエアーシリンダ3
8等からなる送り手段40を備えていて、その送り手段
40により搬送路34上に隙間なく並べた複数の受け皿
12を搬送路34上をその先方に順に所定ピッチずつ間
欠的に送ることができる。
間なく並べた複数の受け皿12を搬送路34上をその先
方に順に圧送する、押し出し棒36とエアーシリンダ3
8等からなる送り手段40を備えていて、その送り手段
40により搬送路34上に隙間なく並べた複数の受け皿
12を搬送路34上をその先方に順に所定ピッチずつ間
欠的に送ることができる。
なおここで、上記搬送路34の一部等をベルトコンベア
(図示せず)により形成して、該ベルトコンベアを送り
手段を兼ねた搬送路34に形成しても良い。
(図示せず)により形成して、該ベルトコンベアを送り
手段を兼ねた搬送路34に形成しても良い。
22は、加熱炉20内を通して加熱軟化させたガラス塊
10を収容した受け皿12を搬入する受け台である。
10を収容した受け皿12を搬入する受け台である。
この受け台22は、第2図等に示したように、ほぼ平板
状をしていて、搬送路34の一部の端縁に沿って、軸4
2を介して、回転自在に備えている。そして、受け台2
2が、加熱炉20内から搬出した受け皿12を搬送する
搬送路34の一部を形成している。
状をしていて、搬送路34の一部の端縁に沿って、軸4
2を介して、回転自在に備えている。そして、受け台2
2が、加熱炉20内から搬出した受け皿12を搬送する
搬送路34の一部を形成している。
また、受け台22には、受け台22をその下方に回転さ
せたり受け台22を水平方向に戻したりする、回転エア
ーシリンダ44またはピニオンとラック(図示せず)ま
たはカム機構(図示せず)などからなる回転手段24を
備えている。
せたり受け台22を水平方向に戻したりする、回転エア
ーシリンダ44またはピニオンとラック(図示せず)ま
たはカム機構(図示せず)などからなる回転手段24を
備えている。
さらに、前記受け台22には、受け台22上に搬入した
受け皿12を、そのガラス塊10を収容した窪み14を
避けて、その前面からその上面にかけて覆うカバー26
であって、受け台22をその下方に回転させた際に受け
台22上に搬入した受け皿12が受け台22上からその
外部に離脱落下するのを防ぐカバー26を備えている。
具体的には、第3図等に示したように、受け台22先端
近傍にその上方に向けてほぼ逆L字状をした複数枚の平
板46を所定間隔ずつあけて平行に起立させて突設して
いて、その複数枚の平板46からなるカバー26内側に
受け台22上に搬入した受け皿12をその前面からその
上面にかけて複数枚の上記平板46で覆うようにして抱
持できる。またそれとともに、上記のようにして受け皿
12をカバー26内側に抱持した状態で、カバー26を
形成する複数枚の平板46を、受け皿12のガラス塊1
0を収容した窪み14を避けて、窪み14の両脇に起立
させることができる。そして、受け台22をその下方に
回転させて受け皿の窪み14内からガラス塊10を落下
させた際に、上記カバー26を形成する複数枚の平板4
6をガイド32として、ガラス塊10を後述の所定のシ
ュート30上に確実に落下させることができる。
受け皿12を、そのガラス塊10を収容した窪み14を
避けて、その前面からその上面にかけて覆うカバー26
であって、受け台22をその下方に回転させた際に受け
台22上に搬入した受け皿12が受け台22上からその
外部に離脱落下するのを防ぐカバー26を備えている。
具体的には、第3図等に示したように、受け台22先端
近傍にその上方に向けてほぼ逆L字状をした複数枚の平
板46を所定間隔ずつあけて平行に起立させて突設して
いて、その複数枚の平板46からなるカバー26内側に
受け台22上に搬入した受け皿12をその前面からその
上面にかけて複数枚の上記平板46で覆うようにして抱
持できる。またそれとともに、上記のようにして受け皿
12をカバー26内側に抱持した状態で、カバー26を
形成する複数枚の平板46を、受け皿12のガラス塊1
0を収容した窪み14を避けて、窪み14の両脇に起立
させることができる。そして、受け台22をその下方に
回転させて受け皿の窪み14内からガラス塊10を落下
させた際に、上記カバー26を形成する複数枚の平板4
6をガイド32として、ガラス塊10を後述の所定のシ
ュート30上に確実に落下させることができる。
なお、受け皿の窪み14内から落下させたガラス塊10
を受けるシュート30の幅が広くて、窪み14内から落
下するガラス塊10が窪み14の左右などにずれて落下
しても、ガラス塊10を所定のシュート30上に確実に
落下させることが可能な場合は、カバー26をほぼ逆L
字状に折り曲げたワイヤ(図示せず)を受け台22のシ
ュート30側先端近傍に上方に向けて複数本並べて突設
するなどして形成して、カバー26を窪み14内から落
下させたガラス塊10をガイドするガイド32に兼用さ
せなくても良い。
を受けるシュート30の幅が広くて、窪み14内から落
下するガラス塊10が窪み14の左右などにずれて落下
しても、ガラス塊10を所定のシュート30上に確実に
落下させることが可能な場合は、カバー26をほぼ逆L
字状に折り曲げたワイヤ(図示せず)を受け台22のシ
ュート30側先端近傍に上方に向けて複数本並べて突設
するなどして形成して、カバー26を窪み14内から落
下させたガラス塊10をガイドするガイド32に兼用さ
せなくても良い。
また、前記受け台22直下からその先方にかけての部分
に、受け台22上の受け皿の窪み14内から落下させた
ガラス塊10を受けて、ガラス塊10を、該塊に掛かる
重力により、プレス機の金型28内に滑落落下させるシ
ュート30を設けている。具体的には、第3図等に示し
たように、受け台22直下からプレス機内の金型28上
面にかけての部分に、樋状のシュート30を斜め下方に
向けて架設していて、受け台22とともにその下方に回
転させた受け皿の窪み14内から離脱落下させたガラス
塊10を、その直下の上記シュート30上部に受けた
後、シュート30上を滑落させて、シュート30下端か
らその先方の上記金型28内に搬入できる。
に、受け台22上の受け皿の窪み14内から落下させた
ガラス塊10を受けて、ガラス塊10を、該塊に掛かる
重力により、プレス機の金型28内に滑落落下させるシ
ュート30を設けている。具体的には、第3図等に示し
たように、受け台22直下からプレス機内の金型28上
面にかけての部分に、樋状のシュート30を斜め下方に
向けて架設していて、受け台22とともにその下方に回
転させた受け皿の窪み14内から離脱落下させたガラス
塊10を、その直下の上記シュート30上部に受けた
後、シュート30上を滑落させて、シュート30下端か
らその先方の上記金型28内に搬入できる。
また、図の実施例では、上記シュート30を複数隣接さ
せて設けていて、受け皿12の複数の窪み14内から離
脱落下させたガラス塊10をその窪み14直下の複数の
シュート30上にそれぞれ受けることができる。
せて設けていて、受け皿12の複数の窪み14内から離
脱落下させたガラス塊10をその窪み14直下の複数の
シュート30上にそれぞれ受けることができる。
またそれとともに、プレス機内に金型28を複数並べて
設けていて、上記複数のシュート30上に受けたガラス
塊10を、シュート30を通して、上記複数の金型28
内にそれぞれ搬入できる。
設けていて、上記複数のシュート30上に受けたガラス
塊10を、シュート30を通して、上記複数の金型28
内にそれぞれ搬入できる。
そして、プレス機により、上記複数の金型28内に搬入
したガラス塊10を同時にプレス成形できる。
したガラス塊10を同時にプレス成形できる。
なお、ガラス塊10を収容する窪み14を一個のみ持つ
受け皿12を用いた場合は、それに合わせて、上記シュ
ート30やプレス機内の金型28もそれぞれ一個のみ備
えるのが良い。
受け皿12を用いた場合は、それに合わせて、上記シュ
ート30やプレス機内の金型28もそれぞれ一個のみ備
えるのが良い。
第1図ないし第3図に示した搬出機構は、以上のように
構成している。
構成している。
次に、その使用例並びにその作用を説明する。
上述構成の搬出機構を備えたガラス成形機において、送
り手段40を作動させて、受け皿12をループ状をした
搬送路34上を加熱炉20内を通して順に所定ピッチず
つ送り続ける。またその際に、加熱炉20外部の搬送路
34上を送り続ける受け皿の窪み14内にガラスブロッ
クから所定大きさにカットしたガラス塊10を順に収容
する。そして、加熱炉20内を通して、上記受け皿の窪
み14内に収容したガラス塊10を加熱軟化させる。そ
して、送り手段40により、加熱炉20外部に搬出した
軟化したガラス塊10を収容した受け皿12を、第3図
等に示したように、水平方向を向く受け台22上に順に
搬入して、受け台22上の複数枚の平板46からなるカ
バー26内側に抱持させる。次に、回転手段24を作動
させて、受け台22を軸42を中心にその下方に回転さ
せる。
り手段40を作動させて、受け皿12をループ状をした
搬送路34上を加熱炉20内を通して順に所定ピッチず
つ送り続ける。またその際に、加熱炉20外部の搬送路
34上を送り続ける受け皿の窪み14内にガラスブロッ
クから所定大きさにカットしたガラス塊10を順に収容
する。そして、加熱炉20内を通して、上記受け皿の窪
み14内に収容したガラス塊10を加熱軟化させる。そ
して、送り手段40により、加熱炉20外部に搬出した
軟化したガラス塊10を収容した受け皿12を、第3図
等に示したように、水平方向を向く受け台22上に順に
搬入して、受け台22上の複数枚の平板46からなるカ
バー26内側に抱持させる。次に、回転手段24を作動
させて、受け台22を軸42を中心にその下方に回転さ
せる。
すると、受け台22をその下方に回転させた際に、受け
台22上の複数枚の平板46からなるカバー26が、受
け台22上に搬入した受け皿12が受け台22上からそ
の外部に離脱落下するのを防ぐ。そして、受け皿12に
収容したガラス塊10がその窪み14内からその下方
に、ガラス塊10に掛かる重力により、複数枚の平板4
6からなるカバー26にガイドされて、離脱落下する。
そして、上記受け皿の窪み14内から離脱落下したガラ
ス塊10が、受け皿の窪み14直下の所定のシュート3
0上に落下する。
台22上の複数枚の平板46からなるカバー26が、受
け台22上に搬入した受け皿12が受け台22上からそ
の外部に離脱落下するのを防ぐ。そして、受け皿12に
収容したガラス塊10がその窪み14内からその下方
に、ガラス塊10に掛かる重力により、複数枚の平板4
6からなるカバー26にガイドされて、離脱落下する。
そして、上記受け皿の窪み14内から離脱落下したガラ
ス塊10が、受け皿の窪み14直下の所定のシュート3
0上に落下する。
なおここで、上記受け台22を回転させる角度は、受け
皿の窪み14が浅い場合は90°以下でも良いが、受け
皿の窪み14が深い場合は、90°以上回転させるよう
にする。これは、ガラス塊10が深い窪み14内に収容
されている場合は、受け台22とともに回転させる受け
皿12の回転角度が90°以下であると、窪み14内周
壁に妨げられて、窪み14内からガラス塊10が円滑か
つ確実に離脱落下しないからである。
皿の窪み14が浅い場合は90°以下でも良いが、受け
皿の窪み14が深い場合は、90°以上回転させるよう
にする。これは、ガラス塊10が深い窪み14内に収容
されている場合は、受け台22とともに回転させる受け
皿12の回転角度が90°以下であると、窪み14内周
壁に妨げられて、窪み14内からガラス塊10が円滑か
つ確実に離脱落下しないからである。
そして、上記所定のシュート30上に落下したガラス塊
10が、該塊に掛かる重力により、所定のシュート30
上を滑落して、シュート30下端からその先方に落下す
る。そして、シュート30先方に落下したガラス塊10
が、シュート30下端直下のプレス機内の金型28内に
搬入される。
10が、該塊に掛かる重力により、所定のシュート30
上を滑落して、シュート30下端からその先方に落下す
る。そして、シュート30先方に落下したガラス塊10
が、シュート30下端直下のプレス機内の金型28内に
搬入される。
なお、受け皿の窪み14内からガラス塊10を離脱落下
させた後は、回転手段24を作動させて、受け台22を
受け皿12とともに水平方向に戻す。そして、送り手段
40により、ガラス塊10を離脱落下させた受け皿12
を、受け台22上からそれに連続する搬送路34上に順
に送り出す。またそれとともに、送り手段40により、
新たにガラス塊10を収容した受け皿12を、受け台2
2上に順に搬入する。そして、上述と同様な操作を繰り
返し行う。
させた後は、回転手段24を作動させて、受け台22を
受け皿12とともに水平方向に戻す。そして、送り手段
40により、ガラス塊10を離脱落下させた受け皿12
を、受け台22上からそれに連続する搬送路34上に順
に送り出す。またそれとともに、送り手段40により、
新たにガラス塊10を収容した受け皿12を、受け台2
2上に順に搬入する。そして、上述と同様な操作を繰り
返し行う。
すると、複数の受け皿12に収容したガラス塊10を順
に所定のシュート30上に離脱落下させて、シュート3
0を通して、プレス機の金型28内に搬入できる。
に所定のシュート30上に離脱落下させて、シュート3
0を通して、プレス機の金型28内に搬入できる。
なお、図の実施例は、受け皿12を一列のみ並べて搬送
するガラス成形機を示しているが、本考案の搬出機構
は、受け皿12を二列以上並べて搬送路34上を搬送す
るガラス成形機についても利用可能である。
するガラス成形機を示しているが、本考案の搬出機構
は、受け皿12を二列以上並べて搬送路34上を搬送す
るガラス成形機についても利用可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の搬出機構においては、受
け皿を搬入した受け台を受け皿とともに回転させて、受
け皿に収容したガラス塊をその窪み内からその下方に離
脱落下させている。
け皿を搬入した受け台を受け皿とともに回転させて、受
け皿に収容したガラス塊をその窪み内からその下方に離
脱落下させている。
従って、受け皿の深い窪み内にガラス塊を収容していて
も、受け台を受け皿とともにその下方に90°以上の例
えば110°前後まで回転させることにより、受け皿に
収容したガラス塊を、その深い窪み内周壁に妨げられず
に、ガラス塊に掛かる重力により、上記窪み内からその
下方に確実に離脱落下させることができる。
も、受け台を受け皿とともにその下方に90°以上の例
えば110°前後まで回転させることにより、受け皿に
収容したガラス塊を、その深い窪み内周壁に妨げられず
に、ガラス塊に掛かる重力により、上記窪み内からその
下方に確実に離脱落下させることができる。
またそれとともに、受け皿を受け台上を滑落させないの
で、受け皿の窪みが浅くても、受け皿を受け台上に搬入
する際に、受け皿の窪み内からガラス塊がその外部にこ
ぼれ落ちることがない。
で、受け皿の窪みが浅くても、受け皿を受け台上に搬入
する際に、受け皿の窪み内からガラス塊がその外部にこ
ぼれ落ちることがない。
そのため、本考案の搬出機構によれば、受け皿に収容し
たガラス塊を、その窪み内からその下方のシュート上に
確実に離脱落下させて、シュートを通して、プレス機の
金型内に確実に搬入できる。
たガラス塊を、その窪み内からその下方のシュート上に
確実に離脱落下させて、シュートを通して、プレス機の
金型内に確実に搬入できる。
また、カバーを、受け皿から落下したガラス塊を所定の
シュート上に落下させるガイドに兼用させた本考案の搬
出機構にあっては、受け皿の窪み内から離脱落下させた
ガラス塊を、上記ガイドにガイドさせて、所定のシュー
ト上に確実に落下させることができる。
シュート上に落下させるガイドに兼用させた本考案の搬
出機構にあっては、受け皿の窪み内から離脱落下させた
ガラス塊を、上記ガイドにガイドさせて、所定のシュー
ト上に確実に落下させることができる。
第1図は本考案のガラス塊搬出機構を備えたガラス成形
機の平面図、第2図と第3図はそれぞれ本考案のガラス
塊搬出機構の拡大平面図とその一部破断拡大側面図、第
4図と第5図はそれぞれガラス塊を収容した受け皿の拡
大平面図とその一部破断拡大正面図である。 10…ガラス塊、 12…受け皿、 20…加熱炉、22…受け台、 24…回転手段、26…カバー、 28…金型、30…シュート、 32…ガイド。
機の平面図、第2図と第3図はそれぞれ本考案のガラス
塊搬出機構の拡大平面図とその一部破断拡大側面図、第
4図と第5図はそれぞれガラス塊を収容した受け皿の拡
大平面図とその一部破断拡大正面図である。 10…ガラス塊、 12…受け皿、 20…加熱炉、22…受け台、 24…回転手段、26…カバー、 28…金型、30…シュート、 32…ガイド。
Claims (2)
- 【請求項1】加熱軟化させたガラス塊を収容した受け皿
を搬入する受け台と、この受け台をその台上に搬入した
前記受け皿とともに受け台下方に回転させたりその回転
させた受け台を水平方向に戻したりする回転手段と、前
記受け台上に搬入した受け皿を、そのガラス塊を収容し
た窪みを避けて、その前面からその上面にかけて覆うカ
バーであって、前記受け台をその下方に回転させた際に
受け台上に搬入した前記受け皿が受け台上から離脱落下
するのを防ぐカバーと、前記受け台とともにその下方に
回転させた受け台上の受け皿から落下するガラス塊を受
けて、そのガラス塊をプレス機の金型内に滑落落下させ
るシュートとからなる、ガラス成形機のガラス塊搬出機
構。 - 【請求項2】カバーを、受け皿から落下するガラス塊を
所定のシュート上に落下させるガイドに兼用させた請求
項1記載のガラス成形機のガラス塊搬出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228389U JPH06411Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | ガラス成形機のガラス塊搬出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228389U JPH06411Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | ガラス成形機のガラス塊搬出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142439U JPH02142439U (ja) | 1990-12-03 |
JPH06411Y2 true JPH06411Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31572457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5228389U Expired - Lifetime JPH06411Y2 (ja) | 1989-05-02 | 1989-05-02 | ガラス成形機のガラス塊搬出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06411Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-02 JP JP5228389U patent/JPH06411Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02142439U (ja) | 1990-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |