JPH0641021B2 - ブレ−キロ−タの製造方法 - Google Patents
ブレ−キロ−タの製造方法Info
- Publication number
- JPH0641021B2 JPH0641021B2 JP21225585A JP21225585A JPH0641021B2 JP H0641021 B2 JPH0641021 B2 JP H0641021B2 JP 21225585 A JP21225585 A JP 21225585A JP 21225585 A JP21225585 A JP 21225585A JP H0641021 B2 JPH0641021 B2 JP H0641021B2
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- JP
- Japan
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- brake rotor
- cavity
- frame
- core
- cylindrical portion
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D2065/13—Parts or details of discs or drums
- F16D2065/134—Connection
- F16D2065/1344—Connection permanent, e.g. by casting
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2250/00—Manufacturing; Assembly
- F16D2250/0007—Casting
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、通風型のディスクを備えたブレーキロータ
の製造に利用するブレーキロータの製造方法に関するも
のである。
の製造に利用するブレーキロータの製造方法に関するも
のである。
(従来の技術) 第5図および第6図は、従来のブレーキロータを説明す
る図であって、このブレーキロータ100は、例えば、
実開昭58−82540号公報に示されたようにホイー
ルハブへの取付部101a,ホイールハブを収容する円
筒部101bおよび前記円筒部101bの端部から外周
側へ張り出すフランジ部101cを有するフレーム10
1と、半径方向に開口した通風口102aを放射状に有
するディスク102とから成っている。なお、前記取付
部101aには、車軸挿通孔101dとハブボルト挿通
孔101eとが形成してある。
る図であって、このブレーキロータ100は、例えば、
実開昭58−82540号公報に示されたようにホイー
ルハブへの取付部101a,ホイールハブを収容する円
筒部101bおよび前記円筒部101bの端部から外周
側へ張り出すフランジ部101cを有するフレーム10
1と、半径方向に開口した通風口102aを放射状に有
するディスク102とから成っている。なお、前記取付
部101aには、車軸挿通孔101dとハブボルト挿通
孔101eとが形成してある。
上記のブレーキロータ100を製造するには、第7図お
よび第8図に示す成形型103を用いる。前記成形型1
03は、上型104と下型105とで前記ディスク10
2に対応するキャビティ106を形成すると共に、前記
フレーム101を挟み込み、この際前記フランジ部10
1cの先端部分がキャビティ106内に突出するように
なっている。また、前記キャビティ106内には、各通
風口102aを形成する中子107が夫々の位置に設け
てある。そして、前記キャビティ106内に溶湯を注入
することによって、前記フランジ部101cを鋳包んだ
状態にディスク102を形成し、後に中子107を除去
してブレーキロータ100を得る。
よび第8図に示す成形型103を用いる。前記成形型1
03は、上型104と下型105とで前記ディスク10
2に対応するキャビティ106を形成すると共に、前記
フレーム101を挟み込み、この際前記フランジ部10
1cの先端部分がキャビティ106内に突出するように
なっている。また、前記キャビティ106内には、各通
風口102aを形成する中子107が夫々の位置に設け
てある。そして、前記キャビティ106内に溶湯を注入
することによって、前記フランジ部101cを鋳包んだ
状態にディスク102を形成し、後に中子107を除去
してブレーキロータ100を得る。
ここで、上記の如く製造されたブレーキロータ100の
円筒部101bとディスク102の内周面との間には、
隙間Sが形成されている。つまり、円筒部101bの外
周面でキャビティ106の内壁の一部を形成して前記隙
間Sが生じないようにすると、フレーム101とキャビ
ティ106との位置精度を保つことが難しく、例えば円
筒部101bの側面に溶湯が漏出するなどの不具合が生
じ易い。そこで、第8図に示すように、上型104に隙
間形成部104aを設けることによってフランジ部10
1cだけを鋳包むようにし、円筒部101b側に溶湯の
漏出等による鋳造不良が生じないようにしている。な
お、上記したようなブレーキロータは、全体を鋳鉄で製
造したものに生じ易い制動時の鳴きを解決するために、
鉄板製のフレームを用いている。
円筒部101bとディスク102の内周面との間には、
隙間Sが形成されている。つまり、円筒部101bの外
周面でキャビティ106の内壁の一部を形成して前記隙
間Sが生じないようにすると、フレーム101とキャビ
ティ106との位置精度を保つことが難しく、例えば円
筒部101bの側面に溶湯が漏出するなどの不具合が生
じ易い。そこで、第8図に示すように、上型104に隙
間形成部104aを設けることによってフランジ部10
1cだけを鋳包むようにし、円筒部101b側に溶湯の
漏出等による鋳造不良が生じないようにしている。な
お、上記したようなブレーキロータは、全体を鋳鉄で製
造したものに生じ易い制動時の鳴きを解決するために、
鉄板製のフレームを用いている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記したような従来の製造方法にあって
は、成形型103を生砂で形成する場合、とくに隙間形
成部104aで砂落ちが生じ易いことから成形不良を生
じることがあるという問題点があり、そのほか、各通風
口102aを形成する夫々の中子107を用いると、成
形型103の形状がより複雑になると共に、作業に手間
がかかるという問題点があった。
は、成形型103を生砂で形成する場合、とくに隙間形
成部104aで砂落ちが生じ易いことから成形不良を生
じることがあるという問題点があり、そのほか、各通風
口102aを形成する夫々の中子107を用いると、成
形型103の形状がより複雑になると共に、作業に手間
がかかるという問題点があった。
この発明は、このような問題点に着目して成されたもの
で、砂落ち等による成形不良を防止して良好なブレーキ
ロータを得ることができ、成形型の簡素化とともに作業
性の向上を図ることができるブレーキロータの製造方法
を提供することを目的としている。
で、砂落ち等による成形不良を防止して良好なブレーキ
ロータを得ることができ、成形型の簡素化とともに作業
性の向上を図ることができるブレーキロータの製造方法
を提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明によるブレーキロータの製造方法は、ホイール
ハブへの取付部,ホイールハブを収容する円筒部および
前記円筒部の端部から外周側へ張り出すフランジ部を有
するフレームと、半径方向に開口した通風口を有し且つ
前記フランジ部に沿って内周部分を接合した環状のディ
スクとから成るブレーキロータを製造するに際し、成形
型内のディスク成形キャビティに面した前記円筒部外周
に沿って成形後のディスクとの間で隙間を形成し且つ成
形後のディスク内に通風口を形成する中子を前記キャビ
ティ内の隙間および通風口形成位置に配設すると共に、
前記フレームをフランジ部先端がキャビティ内に臨んだ
状態で配設したのち、前記キャビティ内に溶湯を鋳造し
て前記フランジ部を鋳包んだディスクを形成し、その
後、中子を除去してブレーキロータを得ることを特徴と
している。したがって、この発明において、前記隙間と
通風口とを形成する中子を用いる場合、車軸寸法等の制
約上、ディスクからのフレーム突出量を従来と同一にす
ると、結果的に円筒部の長さが大きいものになる。ま
た、前記中子は、隙間を形成する部分から通風口を形成
する部分を放射状に一体化して設けたものを使用するこ
とができる。
ハブへの取付部,ホイールハブを収容する円筒部および
前記円筒部の端部から外周側へ張り出すフランジ部を有
するフレームと、半径方向に開口した通風口を有し且つ
前記フランジ部に沿って内周部分を接合した環状のディ
スクとから成るブレーキロータを製造するに際し、成形
型内のディスク成形キャビティに面した前記円筒部外周
に沿って成形後のディスクとの間で隙間を形成し且つ成
形後のディスク内に通風口を形成する中子を前記キャビ
ティ内の隙間および通風口形成位置に配設すると共に、
前記フレームをフランジ部先端がキャビティ内に臨んだ
状態で配設したのち、前記キャビティ内に溶湯を鋳造し
て前記フランジ部を鋳包んだディスクを形成し、その
後、中子を除去してブレーキロータを得ることを特徴と
している。したがって、この発明において、前記隙間と
通風口とを形成する中子を用いる場合、車軸寸法等の制
約上、ディスクからのフレーム突出量を従来と同一にす
ると、結果的に円筒部の長さが大きいものになる。ま
た、前記中子は、隙間を形成する部分から通風口を形成
する部分を放射状に一体化して設けたものを使用するこ
とができる。
(実施例) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は、この発明の一実施例を説明する図で
ある。
ある。
すなわち、第1図および第2図は、この発明の製造方法
によって得られたブレーキロータの一例を示すもので、
このブレーキロータ1は、図外のホイールハブに取付け
るフレーム2と、前記フレーム2の外周に設けて図外の
キャリパに挟着されるディスク3とから成っている。前
記フレーム2は、ホイールハブへの取付部2aと、ホイ
ールハブを収容する円筒部2bと、前記円筒部2bの端
部から外周側へ張り出すフランジ部2cとを有してお
り、前記取付部2aには、車軸挿通孔2dおよび複数の
ハブボルト挿通孔2eが形成してある。前記ディスク3
は、一般に通風型と呼ばれるもので、内周面と外周面と
の間、つまり半径方向に開口する多数の通風口3aを放
射状に有しており、図示のブレーキロータ1は、フレー
ム2のフランジ部2cが通風口3aを越えた位置で当該
ディスク3に固定してある。
によって得られたブレーキロータの一例を示すもので、
このブレーキロータ1は、図外のホイールハブに取付け
るフレーム2と、前記フレーム2の外周に設けて図外の
キャリパに挟着されるディスク3とから成っている。前
記フレーム2は、ホイールハブへの取付部2aと、ホイ
ールハブを収容する円筒部2bと、前記円筒部2bの端
部から外周側へ張り出すフランジ部2cとを有してお
り、前記取付部2aには、車軸挿通孔2dおよび複数の
ハブボルト挿通孔2eが形成してある。前記ディスク3
は、一般に通風型と呼ばれるもので、内周面と外周面と
の間、つまり半径方向に開口する多数の通風口3aを放
射状に有しており、図示のブレーキロータ1は、フレー
ム2のフランジ部2cが通風口3aを越えた位置で当該
ディスク3に固定してある。
また、第3図および第4図は、上記のディスクロータ1
を製造する成形型を説明する図であって、前記成形型5
は、上型6と下型7とでディスク3に対応する環状のキ
ャビティ8を形成すると共に、ほぼ中央に、取付部2a
を上側にした状態でフレーム2を挟み込むようになって
いる。また、前記フレーム2の円筒部2bの外周には中
子9を配設し、この中子9の下側においてフランジ部2
cの先端部分がキャビティ8内に突出している。前記中
子9は、キャビティ8に面する円筒部2bの外周に沿っ
て隙間S(第1図および第2図参照)を形成する環状の
隙間形成部9aに、各通風口3aを形成する通風口形成
部9bを放射状に一体で設けたもので、この実施例の場
合には、下型7の所定位置にフレーム2を載置したの
ち、当該中子9をフレーム2の外周に沿って且つキャビ
ティ8内に浮いた状態で嵌装する。
を製造する成形型を説明する図であって、前記成形型5
は、上型6と下型7とでディスク3に対応する環状のキ
ャビティ8を形成すると共に、ほぼ中央に、取付部2a
を上側にした状態でフレーム2を挟み込むようになって
いる。また、前記フレーム2の円筒部2bの外周には中
子9を配設し、この中子9の下側においてフランジ部2
cの先端部分がキャビティ8内に突出している。前記中
子9は、キャビティ8に面する円筒部2bの外周に沿っ
て隙間S(第1図および第2図参照)を形成する環状の
隙間形成部9aに、各通風口3aを形成する通風口形成
部9bを放射状に一体で設けたもので、この実施例の場
合には、下型7の所定位置にフレーム2を載置したの
ち、当該中子9をフレーム2の外周に沿って且つキャビ
ティ8内に浮いた状態で嵌装する。
そして、上型6と下型7とを型合わせしたのち、キャビ
ティ8内に溶湯を注入することによってフランジ部2c
を鋳包み状態にしたディスク3を鋳造し、離型後に中子
9を除去してブレーキロータ1を得る。
ティ8内に溶湯を注入することによってフランジ部2c
を鋳包み状態にしたディスク3を鋳造し、離型後に中子
9を除去してブレーキロータ1を得る。
このようにして製造されたブレーキロータ1は、車軸寸
法等の関係でディスク3からのフレーム突出長さを従来
と同一にしていることから、従来のブレーキロータ(第
5図および第6図参照)よりも円筒部2bの長さが大き
くなっており、この円筒部2bの外周面に通風口3aの
ディスク内周側開口部が相対向している。したがって、
当該製造方法によって得られたブレーキロータ1は、円
筒部2bの変形能が大となって制動時の振動吸収性能が
向上し、しかもフレーム2の放熱面積が大きくなるのに
加えて通風性も良いので、冷却効率を著しく向上させる
ことができるという利点を有する。また、円筒部2bと
ディスク3との相対向部分に隙間Sを形成する中子9を
用いたため、成形型3の内部形状を砂落ち等が生じる心
配のない簡素なものにすることができ、しかも、前記隙
間Sおよび通風口3aを形成する部分を一体的に備えた
中子であるため、配設する際の作業性も良い。なお、前
記中子9の隙間形成部9aは、堰を設けるなどの成形型
側の都合により、細部の形状を適宜変更することもあ
る。
法等の関係でディスク3からのフレーム突出長さを従来
と同一にしていることから、従来のブレーキロータ(第
5図および第6図参照)よりも円筒部2bの長さが大き
くなっており、この円筒部2bの外周面に通風口3aの
ディスク内周側開口部が相対向している。したがって、
当該製造方法によって得られたブレーキロータ1は、円
筒部2bの変形能が大となって制動時の振動吸収性能が
向上し、しかもフレーム2の放熱面積が大きくなるのに
加えて通風性も良いので、冷却効率を著しく向上させる
ことができるという利点を有する。また、円筒部2bと
ディスク3との相対向部分に隙間Sを形成する中子9を
用いたため、成形型3の内部形状を砂落ち等が生じる心
配のない簡素なものにすることができ、しかも、前記隙
間Sおよび通風口3aを形成する部分を一体的に備えた
中子であるため、配設する際の作業性も良い。なお、前
記中子9の隙間形成部9aは、堰を設けるなどの成形型
側の都合により、細部の形状を適宜変更することもあ
る。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明のブレーキロータの
製造方法によれば、ホイールハブへの取付部,ホイール
ハブを収容する円筒部および前記円筒部の端部から外周
側へ張り出すフランジ部を有するフレームと、半径方向
に開口した通風口を有し且つ前記フランジ部に沿って内
周部分を接合した環状のディスクとから成るブレーキロ
ータを製造するに際し、成形型内のディスク成形キャビ
ティに面した前記円筒部外周に沿って成形後のディスク
との間で隙間を形成し且つ成形後のディスク内に通風口
を形成する中子を前記キャビティ内の隙間および通風口
形成位置に配設すると共に、前記フレームをフランジ部
先端がキャビティ内に臨んだ状態で配設したのち、前記
キャビティ内に溶湯を鋳造して前記フランジ部を鋳包ん
だディスクを形成し、その後、中子を除去してブレーキ
ロータを得るようにしたため、成形型で隙間部分を形成
しないことから、前記成形型を砂落ち等が生じることの
ない簡素な形状にすることが可能となって、成形不良の
無い良好なブレーキロータを得ることができ、フレーム
や中子を配設する際の作業性の向上を図ることができる
などの効果を奏する。
製造方法によれば、ホイールハブへの取付部,ホイール
ハブを収容する円筒部および前記円筒部の端部から外周
側へ張り出すフランジ部を有するフレームと、半径方向
に開口した通風口を有し且つ前記フランジ部に沿って内
周部分を接合した環状のディスクとから成るブレーキロ
ータを製造するに際し、成形型内のディスク成形キャビ
ティに面した前記円筒部外周に沿って成形後のディスク
との間で隙間を形成し且つ成形後のディスク内に通風口
を形成する中子を前記キャビティ内の隙間および通風口
形成位置に配設すると共に、前記フレームをフランジ部
先端がキャビティ内に臨んだ状態で配設したのち、前記
キャビティ内に溶湯を鋳造して前記フランジ部を鋳包ん
だディスクを形成し、その後、中子を除去してブレーキ
ロータを得るようにしたため、成形型で隙間部分を形成
しないことから、前記成形型を砂落ち等が生じることの
ない簡素な形状にすることが可能となって、成形不良の
無い良好なブレーキロータを得ることができ、フレーム
や中子を配設する際の作業性の向上を図ることができる
などの効果を奏する。
第1図はこの発明の製造方法によって得られたブレーキ
ロータを説明する正面図、第2図は第1図に示すブレー
キロータのA−A線断面図、第3図はフレームおよび中
子を配設した成形型を説明する断面図、第4図は第3図
におけるフランジ部付近の拡大断面図、第5図は従来の
ブレーキロータを説明する正面図、第6図は第5図に示
すブレーキロータのB−B線断面図、第7図は従来のブ
レーキロータを製造する成形型を説明する断面図、第8
図は第7図におけるフランジ部付近の拡大断面図であ
る。 1……ブレーキロータ、2……フレーム、2a……取付
部、2b……円筒部、2c……フランジ部、3……ディ
スク、3a……通風口、5……成形型、8……キャビテ
ィ、9……中子、S……隙間。
ロータを説明する正面図、第2図は第1図に示すブレー
キロータのA−A線断面図、第3図はフレームおよび中
子を配設した成形型を説明する断面図、第4図は第3図
におけるフランジ部付近の拡大断面図、第5図は従来の
ブレーキロータを説明する正面図、第6図は第5図に示
すブレーキロータのB−B線断面図、第7図は従来のブ
レーキロータを製造する成形型を説明する断面図、第8
図は第7図におけるフランジ部付近の拡大断面図であ
る。 1……ブレーキロータ、2……フレーム、2a……取付
部、2b……円筒部、2c……フランジ部、3……ディ
スク、3a……通風口、5……成形型、8……キャビテ
ィ、9……中子、S……隙間。
Claims (1)
- 【請求項1】ホイールハブへの取付部,ホイールハブを
収容する円筒部および前記円筒部の端部から外周側へ張
り出すフランジ部を有するフレームと、半径方向に開口
した通風口を有し且つ前記フランジ部に沿って内周部分
を接合した環状のディスクとから成るブレーキロータを
製造するに際し、成形型内のディスク成形キャビティに
面した前記円筒部外周に沿って成形後のディスクとの間
で隙間を形成し且つ成形後のディスク内に通風口を形成
する中子を前記キャビティ内の隙間および通風口形成位
置に配設すると共に、前記フレームをフランジ部先端が
キャビティ内に臨んだ状態で配設したのち、前記キャビ
ティ内に溶湯を鋳造して前記フランジ部を鋳包んだディ
スクを形成し、その後、中子を除去してブレーキロータ
を得ることを特徴とするブレーキロータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21225585A JPH0641021B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | ブレ−キロ−タの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21225585A JPH0641021B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | ブレ−キロ−タの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6272459A JPS6272459A (ja) | 1987-04-03 |
JPH0641021B2 true JPH0641021B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16619541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21225585A Expired - Fee Related JPH0641021B2 (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | ブレ−キロ−タの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641021B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5620042A (en) * | 1993-06-30 | 1997-04-15 | Kelsey-Hayes Company | Method of casting a composite disc brake rotor |
CN108405853B (zh) * | 2018-04-27 | 2024-09-13 | 平山县凯龙机械有限公司 | 用于制造水泵轮毂的模具 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP21225585A patent/JPH0641021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6272459A (ja) | 1987-04-03 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |