JPH0640724Y2 - 簡易型ハウス - Google Patents

簡易型ハウス

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JPH0640724Y2
JPH0640724Y2 JP1988030174U JP3017488U JPH0640724Y2 JP H0640724 Y2 JPH0640724 Y2 JP H0640724Y2 JP 1988030174 U JP1988030174 U JP 1988030174U JP 3017488 U JP3017488 U JP 3017488U JP H0640724 Y2 JPH0640724 Y2 JP H0640724Y2
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JP
Japan
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house
unit
connection
panel
units
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JP1988030174U
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English (en)
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JPH01134102U (ja
Inventor
登昭 阪井
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France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は複数のハウスユニットが接続される構造の簡
易型ハウスに関する。
(従来の技術) たとえば遊園地や公園あるいは百貨店の特設コーナなど
においては、設置が簡単かつ迅速に行え、しかも比較的
コストが低いハウスユニットを店舗として利用すること
が行なわれている。
このようなハウスユニットは通常床板と、この床板の周
辺に立設された側壁と、この側壁の上端に設けられた屋
根とから分解と組立てが容易に行えるように構成されて
いて、分解した状態で設置場所へ搬送し、そこで組立て
るようにしている。そのため、1つのハウスユニットの
大きさが大き過ぎると搬送や組立てがしづらくなるとい
うことがあるから、上記ハウスユニットを搬送や組立て
がし易いような大きさにすることが望まれる。しかしな
がら、そのような観点で上記ハウスユニットの大きさを
設定すると、そのハウスユニットをたとえば店舗などと
して利用するのに十分なスペースを得ることができない
ということが生じる。
(考案が解決しようとする課題) このように、ハウスユニットの搬送性と組立て性とを損
なうことがないようにすると、上記ハウスユニットの大
きさを十分に大きくすることができないということがあ
った。
この考案は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、複数のハウスユニットを接続して用
いることにより、1つのハウスユニットの組立て性や搬
送性を損なうことなく十分大きなスペースを得ることが
できるようにした簡易型ハウスを提供することにある。
〔考案の構成〕
上記課題を解決するためにこの考案は、平面形状が多角
形に形成された複数のハウスユニットと、開口を有し各
ハウスユニットの側壁をなす第1の接続パネルと、隣り
合う一対のハウスユニット間に設けられる接続ユニット
と、開口を有しこの接続ユニットの側壁をなす第2の接
続パネルと、弾性を有する材料によって長手方向に直交
する幅方向の断面形状がほぼU字状に形成されその幅方
向の一辺を上記第1のパネルの外面の開口の周辺部に連
結し他辺を上記第2の接続パネルの外面の開口の周辺部
に連結することで、上記接続ユニットを介して隣り合う
一対のハウスユニットを連結した連結部材とを具備した
ことを特徴とする。そして、上記接続ユニットによって
接続された複数のハウスユニットの空間を1つの空間と
して利用することができるようにした。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第4図と第5図とに示す簡易型ハウスは複数のハウスユ
ニット1を接続ユニット2で接続して構成されている。
上記ハウスユニット1は多角形である八角形の底板3を
備えている。この底板3の各コーナ部には支柱4が立設
されている。この支柱4は第2図に示すように外側部材
4aと内側部材4bとに分割され、これらはねじ5によって
分解自在に連結されているとともに、第5図に示すよう
に垂直部6aと、この垂直部6aの上端から底板3の中心方
向に向かって所定の傾斜角度で曲成された傾斜部6bとか
ら形成されてなる。そして、連結された外側部材4aと内
側部材4bとの幅方向両端部にはそれぞれ係合溝7が形成
されている。なお、上記支柱4は上記底板3のコーナ部
から上面側に突設された図示しないボルトに下端が連結
されている。
上記底板3の8つの辺のうちの7つには矩形板状の側壁
パネル8がその幅方向両端部を隣合う支柱4の垂直部6a
の係合溝7にそれぞれ係合させて保持され、残りの1つ
の辺には門型、つまり周辺部を除く部分が開口した第1
の接続パネル9がその両側部を一対の支柱4の垂直部6a
の係合溝7に係合させて保持されている。
また、隣合う各支柱4の傾斜部6b間にはそれぞれほぼ三
角形状に形成された屋根パネル11が幅方向両端部を側壁
パネル8と同様係合溝7に係合させて保持されている。
なお、上記支柱4の先端部である屋根パネル11がなす頂
部は防水用の傘12によって覆われている。また、屋根パ
ネル11の下端には第1図に示すように凹部13が形成さ
れ、その凹部13は側壁パネル8と第1の接続パネル9と
の上端にそれぞれ形成された凸部14(第1の接続パネル
9だけ図示)に嵌合させている。さらに、側壁パネル8
には第5図に示すようにドア8aや窓8bなどが形成された
ものがある。
このように構成された複数のハウスユニット1は上記接
続ユニット2によって接続される。この接続ユニット2
は第2図に示すように矩形状に形成された底板15を有す
る。この底板15の両側には側壁パネル16が立設されてい
る。この側壁パネル16の両端面には上記第1の接続パネ
ル9と同様門型に形成された第2の接続パネル17がそれ
ぞれ接合固定されている。これら側壁パネル16と第2の
接続パネル17との上端部内面には枠体18の周壁18aの外
面が接合され、ねじ19によって固定されている。この枠
体18の周壁18aの上端からは所定の角度で傾斜した斜辺1
8bが延出されている。
上記枠体18の各角部には、その斜辺18bに断面アングル
状の下側受け部材21のL字状の折曲部21aが形成された
一端部が図示しないねじで固定して設けられている。各
下側受け部材21の上面にはたとえばガラスや合成樹脂な
どの透明な材料で作られた三角形状の屋根パネル22が下
辺を上記下側受け部材21の折曲部21aに係合させるとと
もに、幅方向両端を上面に載置させて設けられている。
これら屋根パネル22の幅方向端部の上面には上記下側受
け部材21と同じ形状の上側受け部材23が設けられ、上記
屋根パネル22の端部を上記下側受け部材21とで挟持して
いる。
上記下側受け部材21と上側受け部材23との他端は4枚の
屋根パネル22がなす四角錐の頂部において図示しない結
合部材により結合され、その結合部分は四角錐状に形成
された防水用の傘24によって覆われている。
一方、上記ハウスユニット1と接続ユニット2とは連結
部材25によって連結されている。この上記連結部材25は
たとえばアルミニュウムなどの弾性を有する材料によっ
て第1図に示すように長手方向と直交する幅方向の断面
形状がほぼU字状で、上記第1、第2の接続パネル9、
17と同様の門型に形成されている。そして、連結部材25
はその一辺25aを第1の接続パネル9の外面周辺部にね
じ26で結合し、他辺25bを第2の接続パネル17の外面周
辺部に同じくねじ27で結合している。したがって、一対
のハウスユニット1は第3図あるいは第5図に示すよう
に連結部材25を介して接続ユニット2の両端に接続され
ている。
このように、一対のハウスユニット1を接続ユニット2
によって接続する構造によれば、1つのハウスユニット
1によって得られるスペースが小さくとも、一対のハウ
スユニット1のスペースが接続ユニット2によって連通
されるから、全体として十分な大きさのスペースとして
利用することができる。すなわち、1つのハウスユニッ
ト1を大きくしてその搬送性や組立て性を損わなくて
も、2つのハウスユニット1のスペースを連通させるこ
とによって十分な大きさのスペースを得ることができ
る。また、ハウスユニット1と接続ユニット2とは、断
面U字状の連結部材25の一辺25aをハウスユニット1、
他辺25bを接続ユニット2にねじ26、27で固定すること
によって連結できるから、その連結作業を簡単かつ迅速
行うことができる。上記連結部材25はアルミニウムのよ
うな弾性を有する材料によってU字状に形成されている
から、ハウスユニット1の第1の接続パネル9と、接続
ユニット2の第2の接続パネル17との位置が、連結後に
多少ずれても、弾性変形してそのずれを吸収できるか
ら、これらユニット1、2の連結状態が損なわれること
がない。さらに、さらに、連結部材25は断面ほぼU字状
であるから、雨樋としても利用することができる。
また、2つのハウスユニット1は接続ユニット2によっ
て連通しているものの、たとえば接続ユニット2にカー
テンや鉢植などの仕切りを設ければ、各ハウスユニット
1のスペースを独立した2つのスペースとして利用する
こともできる。
また、上記構成の簡易型ハウスは遊園地や公園あるいは
百貨店の特設コーナにおける店舗だけでなく、郊外レス
トランなどにも利用することができる。
なお、この考案は上記一実施例に限定されず、たとえば
連結部材は断面U字状のものに限られず、蛇腹状のもの
であってもよく、要はハウスユニットと接続ユニットと
を接続できる構造であればよい。
また、1つのハウスユニット1に2枚以上である複数の
第1の接続パネル9を設けるようにすれば、第4図に鎖
線で示すように接続ユニット2を介してたくさのハウス
ユニット1を接続することができ、しかも複数の第1の
接続パネル9をハウスユニット1の周囲のどの位置に設
けるかによって複数のハウスユニット1の配置状態をた
とえば第4図に示すクランク状あるいは他の状態などに
変えることができる。
さらに、接続ユニットの両端だけでなく、両側壁の一方
あるいは両方にも第2の接続パネルを設けるようにすれ
ば、1つの接続ユニットによって3つあるいは4つのハ
ウスユニットを接続することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案は、平面形状が多角形に形成
された複数のハウスユニットの側壁に開口を有する第1
の接続パネルを設け、その接続パネルの外面に弾性を有
する材料によって長手方向と直交する幅方向の断面形状
がほぼU字状に形成された連結部材の幅方向の一辺を連
結し、他辺を接続ユニットの開口を有する第2の接続パ
ネルの外面に連結することで、複数のハウスユニットを
接続するようにした。したがって、大きなスペースを得
るために、1つのハウスユニットをその搬送性や組立て
性を損う大きさにしなくとも、複数のハウスユニットを
接続することによって十分な大きさのスペースを得るこ
とができる。また、ハウスユニットと接続ユニットは連
結部材によって簡単かつ迅速に連結することができるか
ら、組立てや分解時の作業性の向上を計れる。さらに、
各ハウスユニットのスペースを接続ユニットの箇所で仕
切って使用することもできるから、各ハウスユニットの
スペースを異なる目的に使用することもできる。また、
連結部材が弾性を有する材料によって断面ほぼU字状に
形成されているから、その連結部材を用いて連結された
ハウスユニットと接続ユニットとの位置が多少ずれて
も、そのずれは上記連結部材が弾性変形して吸収され
る。そのため、ハウスユニットと接続ユニットに多少の
位置ずれが生じても、これらの連結状態が損なわれるこ
とがない。さらに断面U字状の連結部材は雨樋としても
利用することができるから、専用の雨樋を設けずにす
む。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は連結部材に
よるハウスユニットと接続ユニットとの接続部分の縦断
面図、第2図は同じく横断面図、第3図は接続ユニット
の側面図、第4図は接続されたハウスユニットの平面
図、第5図は同じく側面図である。 1…ハウスユニット、2…接続ユニット、9…第1の接
続パネル、17…第2の接続パネル、25…連結部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面形状が多角形に形成された複数のハウ
    スユニットと、開口を有し各ハウスユニットの側壁をな
    す第1の接続パネルと、隣り合う一対のハウスユニット
    間に設けられる接続ユニットと、開口を有しこの接続ユ
    ニットの側壁をなす第2の接続パネルと、弾性を有する
    材料によって長手方向に直交する幅方向の断面形状がほ
    ぼU字状に形成されその幅方向の一辺を上記第1の接続
    パネルの外面の開口の周辺部に連結し他辺を上記第2の
    接続パネルの外面の開口の周辺部に連結することで、上
    記接続ユニットを介して隣り合う一対のハウスユニット
    を連結した連結部材とを具備したことを特徴とする簡易
    型ハウス。
JP1988030174U 1988-03-07 1988-03-07 簡易型ハウス Expired - Lifetime JPH0640724Y2 (ja)

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JP1988030174U JPH0640724Y2 (ja) 1988-03-07 1988-03-07 簡易型ハウス

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JPH01134102U JPH01134102U (ja) 1989-09-13
JPH0640724Y2 true JPH0640724Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=31255005

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013936A (ja) * 2002-07-08 2010-01-21 Japan Tsusho:Kk 樹脂製組立式家屋

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52137119A (en) * 1976-05-10 1977-11-16 Rindosei Jiefurii Modular building

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US8191318B2 (en) 2002-07-08 2012-06-05 Yugenkaisha Japan Tsusyo Prefabricated resin house

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JPH01134102U (ja) 1989-09-13

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