JPH0640689A - 可変速形乗客コンベアの移動手すり - Google Patents

可変速形乗客コンベアの移動手すり

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Publication number
JPH0640689A
JPH0640689A JP19505492A JP19505492A JPH0640689A JP H0640689 A JPH0640689 A JP H0640689A JP 19505492 A JP19505492 A JP 19505492A JP 19505492 A JP19505492 A JP 19505492A JP H0640689 A JPH0640689 A JP H0640689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving
moving handrail
passenger conveyor
handrail
handrails
Prior art date
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Pending
Application number
JP19505492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiko Takahashi
龍彦 高橋
Chuichi Saito
忠一 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP19505492A priority Critical patent/JPH0640689A/ja
Publication of JPH0640689A publication Critical patent/JPH0640689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で踏板の移動速度を変えることがで
きる可変速形乗客コンベアの踏板速度に追従しうる移動
手すりを提供する。 【構成】乗り口部と降り口部間で複数の踏板3の速度を
変化させる可変速形乗客コンベアにおいて、踏板3の左
右に各々複数本の移動手すり31〜33を配し、両側2
本の移動手すり31,33と中央の移動手すり32の高
さと速度を踏板の速度に対応させた。 【効果】踏板の移動速度を変えることができる可変速形
乗客コンベアの踏板速度に追従しうる移動手すりを提供
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動道路やエスカレータ
などの乗客コンベアに係り、特に乗り口と降り口の間で
踏板の移動速度を変化させる可変速形乗客コンベアの移
動手すりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変速形乗客コンベアの移動手す
りは、例えば、特開昭57−98481 号公報に記載のよう
に、移動手すり片を関連するリンク機構で連結し、乗り
口部では間隔を狭く、中間部では大きくすることによっ
て、移動手すりの移動速度を可変とするようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、断
続した移動手すり片を蛇腹状の弾性体で連結しており前
記蛇腹状の弾性体上に手を置くことができないという欠
点があった。
【0004】本発明の目的は、移動手すりを連続体とし
た可変速形乗客コンベアの移動手すりを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗り口部と
降り口部の踏板速度と同一速度の移動手すりと中間部の
踏板速度と同一速度の移動手すりを片側に複数本配する
ことにより達成される。
【0006】
【作用】片側に移動手すりを複数本配し、乗り口部と降
り口部では両側2本を中央より高く配し且つ、踏板速度
と同速とし、中間部では両側2本を中央より低く配し、
踏板速度と同速とすることにより、移動手すりに置いた
手は中間部で自然に中央の移動手すりに乗り移ることが
できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図4
に示す電動道路について説明する。電動道路は、枠体1
に固定された左右一対の案内レール2A,2B上を移動
する複数の踏板3と、この踏板3の走行方向に沿って設
けられた移動手すり31,32,33を有する。
【0008】複数の踏板3は、往路側に乗客が乗り、復
路側は往路側の下を通って元の位置に戻るように無端状
に配列されている。さらに、踏板枠5には、軸受9Bを
介して回転軸9が踏板3の幅方向に貫通しており、両端
部に前輪10A(図示せず)、10Bが固定されてい
る。この前輪10A,10Bと走行方向に間隔をおいて
後輪11A,11Bが踏板枠5に軸支されている。これ
ら前輪10A,10Bと後輪11A,11Bとは、案内
レール2A,2B上を転動する。また、隣接する踏板3
間を連結するものはなく、各踏板3は自由に走行できる
ようにしている。次に、上記のように構成された踏板3
を移動させるための動力伝達機構について説明する。無
端状に形成された動力伝達体20が、複数の踏板3が作
る配列の往路側の下に対向してその全長にわたって配置
されている。この動力伝達体20は、踏板3の回転体
(図示せず)が作るV溝に摩擦体21が合致するよう
に、案内レール28によって案内される。この案内レー
ル28は、チェーン22の移動を案内するために枠体1
に固定されており、また、乗客が乗り降りする乗降部分
と中間部分とでは、枠体1に固定する高さを変えてい
る。
【0009】このように、案内レール28の高さを変え
ることにより、案内される動力伝達体20も移動方向に
対して上下に変化し、その結果、摩擦体21は回転体が
作るV溝との接触位置を変えていくことになる。云い換
えれば、踏板3に対する動力の伝達位置あるいは動力の
授受位置が踏板3の移動に応じて変化することになり、
乗降部分と中間部分とで踏板3の速度を可変にすること
ができる。
【0010】次に、移動手すりの挙動について説明す
る。移動手すりは踏板3の左右に各々3本ずつ配し、各
々は無端状で一定速度で踏板3と同一方向に移動する。
片側3本の移動手すりの両側31,33と中央1本の3
2からなり、各々内側のガイド31A,32A,33A
によって移動方向を規制している。乗り込み部では図2
のように、両側の移動手すり31,33の高さを中央の
移動手すり32の高さより高くし、且つ、中央の移動手
すり32に近い位置に各々のガイドを設ける。この時、
移動手すりに掴まる乗客の手40の親指40Aは内側の
移動手すり33の側面にかかり、人差指40Bは外側移
動手すり31の側面に位置する。次に、踏板3の速度が
変りはじめる付近では図3のように、両側の移動手すり
31,33の高さを中央の移動手すり32の高さと同一
にし中央の移動手すり32から遠ざけるように各々のガ
イドを設ける。この時、移動手すりに掴まる乗客の手4
0の親指40Aは内側の移動手すり33の表面側に起こ
され、人差指40Bも外側移動手すり31の表面側に起
こされる。次に、中間部では図4のように、両側の移動
手すり31,33の高さを中央の移動手すり32の高さ
より低くし、且つ中央の移動手すり32に近い位置に各
々のガイドを配する。この時、移動手すりに掴まる乗客
の手40の親指40Aは内側の移動手すり33の表面側
から離れ、人差指40Bも外側移動手すり31の表面側
から離れ、中央の移動手すり32を自然に掴むことにな
る。降り口に近づくと上記と逆の動作により降り口部で
は移動手すりに掴まる乗客の手40は両側の移動手すり
31,33上に位置し、スムーズに電動道路から降りる
ことができる。ここで、両側の移動手すり31,33の
速度は踏板3の乗降部の速度と同一とし、中央の移動手
すり32の速度は踏板3の中間部の速度と同一とするこ
とで踏板3に乗り込んだ乗客の体の速度と移動手すりに
掴まる乗客の手40の速度差は生じなくなり、転倒など
の災害を防止できる。
【0011】ここで、移動手すりを4本以上としても両
側を2本とし中央を2本以上とすれば同じ効果がえられ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、踏板の移動速度を変え
ることができる可変速形乗客コンベアの踏板速度に追従
しうる移動手すりを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変速形乗客コンベアの移動手す
りを含む一実施例を示す電動道路の斜視図。
【図2】本発明による可変速形乗客コンベアの移動手す
りの断面図。
【図3】本発明による可変速形乗客コンベアの移動手す
りの断面図。
【図4】本発明による可変速形乗客コンベアの移動手す
りの断面図。
【符号の説明】
1…枠体、2…案内レール、3…踏板、5…踏板枠、9
…回転軸、10…前輪、20…動力伝達体、28…案内
レール、31,32,33…移動手すり、40…乗客の
手。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗り口部と降り口部間で複数の踏板の速度
    を変化させる可変速形乗客コンベアの移動手すりにおい
    て、前記踏板の左右に各々複数本ずつ配し、前記踏板と
    同一方向に移動可能としたことを特徴とする可変速形乗
    客コンベアの移動手すり。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記移動手すりの片側
    複数本中両側2本の移動手すりの速度と中央の移動手す
    りの速度を違えた可変速形乗客コンベアの移動手すり。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記両側2本の移動手
    すりの速度を前記踏板の乗り口部と降り口部の速度と同
    一にした可変速形乗客コンベアの移動手すり。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記中央の移動手すり
    の速度を前記踏板の中間部での可変後の速度と同一とし
    た可変速形乗客コンベアの移動手すり。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記各々の移動手すり
    の速度を全長にわたり、一定速度とした可変速形乗客コ
    ンベアの移動手すり。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記移動手すりの片側
    複数本中両側2本の移動手すりと中央の移動手すりの高
    さに段差を設けた可変速形乗客コンベアの移動手すり。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記移動手すりの片側
    複数本中両側2本の移動手すりの高さを乗り口部と降り
    口部では中央の移動手すりの高さより高くした可変速形
    乗客コンベアの移動手すり。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記中央の移動手すり
    の高さを前記踏板の中間部可変速始端及び終端近傍で、
    両側2本の移動手すりの高さと同一とした可変速形乗客
    コンベアの移動手すり。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記中央の移動手すり
    の高さを前記踏板の中間可変速部で両側2本の移動手す
    りの高さより高くした可変速形乗客コンベアの移動手す
    り。
  10. 【請求項10】請求項7において、前記中央の移動手す
    りに対し両側2本の移動手すりを各々中央の移動手すり
    に近づく位置に配した可変速形乗客コンベアの移動手す
    り。
  11. 【請求項11】請求項8において、前記中央の移動手す
    りに対し両側2本の移動手すりを各々中央の移動手すり
    から遠ざかる位置に配した可変速形乗客コンベアの移動
    手すり。
  12. 【請求項12】請求項9において、前記中央の移動手す
    りに対し両側2本の移動手すりを各々中央の移動手すり
    に近づく位置に配した可変速形乗客コンベアの移動手す
    り。
  13. 【請求項13】請求項1において、前記各々の移動手す
    りの高さを各々の移動手すりの内側のガイドに追従する
    ようにした可変速形乗客コンベアの移動手すり。
  14. 【請求項14】請求項1において、前記各々の移動手す
    りの左右方向の移動を各々の移動手すりの内側のガイド
    に追従するようにした可変速形乗客コンベアの移動手す
    り。
JP19505492A 1992-07-22 1992-07-22 可変速形乗客コンベアの移動手すり Pending JPH0640689A (ja)

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Publications (1)

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JPH0640689A true JPH0640689A (ja) 1994-02-15

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JP19505492A Pending JPH0640689A (ja) 1992-07-22 1992-07-22 可変速形乗客コンベアの移動手すり

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100723445B1 (ko) * 2005-10-24 2007-05-31 티센크루프 동양엘리베이터 주식회사 승객 이송 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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