JPH0640683B2 - リニアモータ推進台車 - Google Patents

リニアモータ推進台車

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JPH0640683B2
JPH0640683B2 JP60060608A JP6060885A JPH0640683B2 JP H0640683 B2 JPH0640683 B2 JP H0640683B2 JP 60060608 A JP60060608 A JP 60060608A JP 6060885 A JP6060885 A JP 6060885A JP H0640683 B2 JPH0640683 B2 JP H0640683B2
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JP
Japan
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bogie
axles
pair
vehicle
bogie frame
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JP60060608A
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JPS60222365A (ja
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文雄 岩崎
英夫 高井
藤勝 金子
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、台車に支持固定された車上子と軌道に設置さ
れた地上子によって推進するリニアモータ推進台車に関
するものである。
〔発明の背景〕
従来、車両走行用の主電動機を台車に装架するに当って
は、台車と別個に構成された主電動機を台車に装架する
のが通例である。ところで、前記主電動機が回転式の場
合には、これを台車枠の横はりに取付け、車輪の上下動
を許容する撓み継手および歯車装置を介して輪軸を駆動
する。主電動機がリニアモータの場合(例えば特開昭5
6−108344号)には、これを台車枠横はりに取付
け、推力は横はりを介して車体へ伝えられる。このリニ
アモータを設置した台車を台車と該リニアモータを一体
不可分に構成したものにより説明する。第1図は前記台
車の平面図、第2図は第1図のA−A部断面図、第3図
は第1図の正面図である。図において、リニアモータの
車上子1の前後左右に軸受箱2を固着し、ゴム等のリン
グ状弾性体3を介して軸受4を設置している。そして、
両端に車輪6を設けた車軸5により前記軸受4を介して
車上子1を支持している。車上子1の中央部の両側に空
気ばね受7が設けられ、その上に空気ばね8を介して車
体9を支持している。車上子1の中心付近にアーム10
を固着し、推力ロッド11および車体9に設置した中心
ピン12を介して車体9に推力を伝える構造となってい
る。また、地上子13が設けられている軌道側において
は、該地上子13を枕木14で支持しており、地上子1
3の高さはレール15上面と同一面か、または、レール
15の上面より低くなるように設置している。前記軌道
構成において、クロッシング個所すなわち転てつ部分等
ではレール15の内面側に、ガイドレール16(あるい
は可動レール)を前記レール15と同一面高さで設置し
ている。したがって、レール15の摩耗に伴いガイドレ
ール16の高さを調整する必要があり、軌道構造および
軌道保守の面から高さ寸法の調整が非常に困難であると
いう欠点があった。このため、クロッシング通過を考慮
して、車上子1、地上子13の空隙寸法を設定値(車上
子、地上子の空隙寸法は小さい程良いが、現実の台車構
造から最適空隙寸法は10mm程度)に対して、レール摩
耗分だけ広い空隙寸法としている。ところが、前述のよ
うに空隙寸法を広くするとリニアモータの力率、効率が
低下するため、リニアモータおよび地上設備が大型で容
量が大きいものとなり、消費電力が増大するという不具
合がある。また、台車構造面から、車輪6が小径の場合
には、車上子1を該車軸5に搭載し、車上子1と地上子
13との最適空隙寸法を保持することがスペース的に困
難であるという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的とするところは、レール摩耗時台車に支持
固定された車上子と軌道に設けられた地上子との間の間
隔寸法を転てつ部等においてなんら不具合がない最小寸
法に保持することができ、前記車上子の小型化及びロー
リング抑制手段の構造の簡略化を図り、さらに、車軸の
セルフステアリング動作を許容する構造とすることによ
って車輪とレールとの摩耗およびきしみ音を低減するこ
とができるリニアモータ推進台車を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、台車の前位および後位に軸方向を台車幅方向
に伸ばして配置され、それぞれの両端部に車輪を備えた
一対の車軸と、 軌道に設置された地上子に対向させて前記一対の車軸間
の下方に車軸間内の長さで設置した車上子と、 前記一対の車軸の軸方向中央位置にそれぞれ設置されて
おり、該それぞれの車軸の揺動を許容するものであり、
高さ調整用の調整板を介して前記車上子を2個所で結合
支承した軸受と、 前記一対の車軸の各軸端に設置された軸箱体および水平
方向の相対的な変位を許容して垂直荷重を支える軸ばね
を介して該一対の車軸によって支持される台車枠と、 前記車上子と前記台車枠との間でその軸方向を台車の前
後方向および幅方向に伸ばして設置されそれぞれの一端
を前記車上子に、それぞれの他端を前記台車枠に水平軸
まわりに回動可能に連結される二対のロッドよりなり、
前記台車の前後方向および幅方向に配置された各一対の
ロッドはそれぞれが台車中心に対して対称に配置されて
いる連結手段と、 前記台車枠を構成する横はりと前記車上子上面の前記横
はりに近接した位置とを連結するものであって、前記2
箇所で支承された車上子をアンチローリング作用させる
アンチローリング手段と、 台車の中心位置に台車の前後方向にその軸方向を一致さ
せて設置され、一端を台車枠に他端を車体下部にそれぞ
れ台車の幅方向水平軸まわりに回動可能に連結した推力
ロッドと、 前記台車枠上の前後方向中央部で台車幅方向両側位置に
それぞれ設置され車体を台車に対して支持する空気ばね
と、 から構成したことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
次に、本発明を第4図ないし第7図に示す一実施例によ
って説明する。図において、前記従来例と同一符号は同
一部材を示す。車上子1は前後車軸5の中央に該車軸5
の揺動を許容する軸受17で2点支持されている。車上
子1と台車枠横ばり18との間には車上子1をアンチロ
ーリングさせるためのアンチローリング装置19を設け
ている。車上子1の推進力は該車上子1に設けられたア
ーム20、該アーム20と台車枠横ばり18に各端部を
揺動可能に接合したロッド21を介して台車枠横ばり1
8に伝達され、さらに、該台車枠横ばり18に揺動可能
に設けられた推力ロッド11および車体9に設けられた
中心ピン12を介して車体9へ伝えられる。車上子1の
左右力は、該車上子1に設けられたアーム22、該アー
ム22と台車枠側ばり24に各端部を揺動可能に接合し
たロッド23を介して台車枠側ばり24に伝達され、台
車枠側ばり24に設けたストッパゴム26および該スト
ッパゴム26との間に所定の隙間を有し車体9に取付け
られたストッパ金具25とによって緩衝し、車体9へ伝
わる左右動を抑制している。車上子1と台車枠とは前記
アーム20、ロッド21、アーム22およびロッド23
からなる連結手段で連結され、台車枠と車体9とは推力
ロッド11、中心ピン12、ストッパ金具25およびス
トッパゴム26によって連結されている。したがって、
車上子1と車体9との間で台車前後方向および左右方向
の力を相対的な変位を許容しながら伝達することができ
る。
車体9と台車間には空気ばね8が設けられており、該空
気ばね8の緩衝作用により台車の振動を車体9に伝達す
ることなく安定した走行が行える。また、車軸5の軸端
は周知のように軸箱と軸ばねとによって台車枠側ばり2
4に支持されている。
車上子1の車体長手方向の長さは台車前後に配置した車
軸5の軸間距離よりも短く、該両車軸5の間に納めて取
り付ける。
車上子1と車軸5との接合は該車上子1に高さ調整用の
調整板29を介して設けられた取付け金具28及び車軸
5に嵌合する軸受17を覆う軸受箱27を介して接合さ
れている。
軌道側すなわち地上子13側の構成は、該地上子13の
上面が走行用のレール15およびガイドレール16の上
面より高くなるように設置されている。また、地上子1
3はガイドレール15あるいはレール15によって支持
されている。
このような構成において、車上子1と地上子13との間
で発生する推進力はアーム20、ロッド21を介して台
車枠へ伝わり、推力ロット11、中心ピン12を介して
車体9へ伝えられる。車上子1はアンチローリング装置
19によって台車枠に支持され、車軸5は車上子1に対
し揺動可能に軸受17を介して取り付けられており、車
軸5は台車枠に対して揺動可能に取り付けられている
為、車軸6の踏面勾配によるセルフステアリング作用に
よって車軸5は車軸9の前後方向に揺動する。
レール15および車輪6が摩耗した場合、車上子と地上
子13の上面との間の隙間が減少するので、前記隙間の
調整作業を行う。これは軸受箱27の取付け金具28と
車上子1との間の調整板29の枚数を減少させる作業に
よって行う。車上子1と車軸5との間の結合部は軸受1
7の2つであるので、作業を簡単にできる。車上子1と
台車枠との間にはアンチローリング装置19等がある
が、全ての結合装置がリンク機構であるので、このリン
ク機構の高さ調整は不要である。このため、容易に高さ
調整作業を行うことができるものである。
また、車輪6の摩耗によって車上子1の高さ調整すなわ
ち車上子1を上昇させるのであるが、車上子1は一対の
車軸5間にあるので、摩耗による車輪6の切削代が大き
くても車上子1の上面が車軸5に当たることを防止でき
るものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、レール摩耗時に車
上子と地上子との間隔を転てつ部等の通過時に不具合を
起すことなく最適寸法にでき、車輪の摩耗に伴う車上子
の高さ調整を容易に行うことができると共に、リニアモ
ータの力率、効率の向上が図れる。このため、車上子の
小型化が可能となる。
また、アンチローリング手段を設けることによってリニ
アモータ車上子と地上子との間の間隔寸法を的確に保持
することができ、そして、前記アンチローリング手段を
車上子と台車枠との間に設置することによりローリング
抑制手段の構造の簡略化が図れ、さらに、各車軸は軸受
および軸ばねによって水平面内の揺動を許容する構成で
車上子および台車枠を支持する構造となっていることか
ら、該各車軸はセルフステアリング動作が支障なく行え
るため、車輪とレールとの摩耗およびきしみ音を低減さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリニアモータ推進台車の平面図、第2図
は第1図のA−A部断面図、第3図は第1図の正面図、
第4図は本発明によるリニアモータ推進装置の一実施例
を示す平面図、第5図は第4図の側面図、第6図は第4
図のB−B部断面図、第7図は第4図の正面図である。 1……車上子、5……車軸、9……車体、11……推力
ロッド、13……地上子、15……レール、16……ガ
イドレール、17……軸受、19……アンチローリング
装置、21,23……ロッド、26……ストッパゴム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車の前位および後位に軸方向を台車幅方
    向に伸ばして配置され、それぞれの両端部に車輪を備え
    た一対の車軸と、 軌道に設置された地上子に対向させて、前記一対の車軸
    間の下方に車軸間内の長さで設置した車上子と、 前記一対の車軸の軸方向中央位置にそれぞれ設置されて
    おり、該それぞれの車軸の揺動を許容するものであり、
    高さ調整用の調整板を介して前記車上子を2箇所で結合
    支承した軸受と、 前記一対の車軸の各軸端に設置された軸箱体および水平
    方向の相対的な変位を許容して垂直荷重を支える軸ばね
    を介して該一対の車軸によって支持される台車枠と、 前記車上子と前記台車枠との間でその軸方向を台車の前
    後方向および幅方向に伸ばして設置されそれぞれの一端
    を前記車上子に、それぞれの他端を前記台車枠に水平軸
    まわりに回動可能に連結される二対のロッドよりなり、
    前記台車の前後方向および幅方向に配置された各一対の
    ロッドはそれぞれが台車中心に対して対称に配置されて
    いる連結手段と、 前記台車枠を構成する横はりと前記車上子上面の前記横
    はりに近接した位置とを連結するものであって、前記2
    箇所で支承された車上子をアンチローリング作用させる
    アンチローリング手段と、 台車の中心位置に台車の前後方向にその軸方向を一致さ
    せて設置され、一端を台車枠に他端を車体下部にそれぞ
    れ台車の幅方向水平軸まわりに回動可能に連結した推力
    ロッドと、 前記台車枠上の前後方向中央部で台車幅方向両側位置に
    それぞれ設置され車体を台車に対して支持する空気ばね
    と、 から構成したことを特徴とするリニアモータ推進台車。
JP60060608A 1985-03-27 1985-03-27 リニアモータ推進台車 Expired - Lifetime JPH0640683B2 (ja)

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JPS60222365A JPS60222365A (ja) 1985-11-06
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4758681B2 (ja) * 2005-05-30 2011-08-31 北海道旅客鉄道株式会社 車両用緩衝装置及びこれを備えるデュアルモード車両
CN110435676B (zh) * 2019-08-07 2024-05-07 重庆交通大学 直线电机驱动跨座式单轨车辆

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JPS5555053A (en) * 1978-10-20 1980-04-22 Hitachi Ltd Car
JPS56108344A (en) * 1980-02-01 1981-08-27 Hitachi Ltd Linearrmotor propelling truck

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JPS60222365A (ja) 1985-11-06

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