JPH0640521Y2 - 車両用小物収納ボックス - Google Patents
車両用小物収納ボックスInfo
- Publication number
- JPH0640521Y2 JPH0640521Y2 JP1988139612U JP13961288U JPH0640521Y2 JP H0640521 Y2 JPH0640521 Y2 JP H0640521Y2 JP 1988139612 U JP1988139612 U JP 1988139612U JP 13961288 U JP13961288 U JP 13961288U JP H0640521 Y2 JPH0640521 Y2 JP H0640521Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container holding
- plate
- beverage container
- drawer
- drawer body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両用小物収納ボックスに関し、通常は小
物入れに利用し、必要に応じてカップホールド機能をも
有する小物収納ボックスに関するものである。
物入れに利用し、必要に応じてカップホールド機能をも
有する小物収納ボックスに関するものである。
従来、車両室内で容器入り飲み物やコップに入れた飲物
を飲用する場合、飲みかけの容器の置き場に困る場合が
多く、そのため、特殊な保持具が市販されているが、こ
れを購入して装着しても、外観上も機能上も満足できな
い。
を飲用する場合、飲みかけの容器の置き場に困る場合が
多く、そのため、特殊な保持具が市販されているが、こ
れを購入して装着しても、外観上も機能上も満足できな
い。
そこで例えば、実開昭63-119133号あるいは119134号公
報に示される如く、被取付部から水平方向に引き出され
るホルダープレートの下面に収納された部材を回動させ
て容器の底部を支持するような構造が提案されている
が、これらの構造のものは、容器のホルダーのみの用途
に用いられ、その他の用途に供することができない。従
って、使用に不便であり、また種々の部品の取付けが要
望されるインストルメントパネル回りに取付けることは
困難である。
報に示される如く、被取付部から水平方向に引き出され
るホルダープレートの下面に収納された部材を回動させ
て容器の底部を支持するような構造が提案されている
が、これらの構造のものは、容器のホルダーのみの用途
に用いられ、その他の用途に供することができない。従
って、使用に不便であり、また種々の部品の取付けが要
望されるインストルメントパネル回りに取付けることは
困難である。
運転者や乗員が手の届きやすい、インストルメントパネ
ル回りに設置することができて、通常は小銭,チケッ
ト,煙草などの小物品の収納に適し、必要に応じて、簡
単な操作で飲物容器の保持を可能にした車両用小物収納
ボックスを提供することを目的とする。
ル回りに設置することができて、通常は小銭,チケッ
ト,煙草などの小物品の収納に適し、必要に応じて、簡
単な操作で飲物容器の保持を可能にした車両用小物収納
ボックスを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、この考案は、前面に開口を
有するボックス本体と、該開口に対して摺動自在な引出
し体と、該引出し体内部に装着され装着状態で前記ボッ
クス本体内へ収納する位置と飲物容器保持位置との間を
揺動自在となる飲物容器保持用板体とを備えた車両用小
物収納ボックスにおいて、容器保持穴を設けた容器保持
面を有し、該引出し体に着脱自在に装着された前記飲物
容器保持用板体は、前記引出し体を引き出すにつれて前
記飲物容器保持用板体の車両前方向の一端と前記引出し
体底面が上下に離間し、飲物容器保持位置で該飲物容器
保持用板体の容器保持面が略水平となるように構成す
る。
有するボックス本体と、該開口に対して摺動自在な引出
し体と、該引出し体内部に装着され装着状態で前記ボッ
クス本体内へ収納する位置と飲物容器保持位置との間を
揺動自在となる飲物容器保持用板体とを備えた車両用小
物収納ボックスにおいて、容器保持穴を設けた容器保持
面を有し、該引出し体に着脱自在に装着された前記飲物
容器保持用板体は、前記引出し体を引き出すにつれて前
記飲物容器保持用板体の車両前方向の一端と前記引出し
体底面が上下に離間し、飲物容器保持位置で該飲物容器
保持用板体の容器保持面が略水平となるように構成す
る。
飲物容器保持用板体を装着しない状態での本案装置は、
引出し式の小物収納ボックスとして機能し、各種小物品
の収納が可能である。
引出し式の小物収納ボックスとして機能し、各種小物品
の収納が可能である。
また、上記板体を装着した状態の、引出し体の格納位置
では、板体が引出し内部に収納されており外観上支障と
ならない。引出し体の引出し位置では、引き出すと当時
に飲物容器が載置可能なように保持用板体がセットされ
る。
では、板体が引出し内部に収納されており外観上支障と
ならない。引出し体の引出し位置では、引き出すと当時
に飲物容器が載置可能なように保持用板体がセットされ
る。
そして、飲物容器保持用板体の引出し体への着脱は、簡
単な操作でなされる。
単な操作でなされる。
以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第1図は、この考案に係る車両用小物収納ボックス組立
体の縦断面を示すもので、この組立体はインストルメン
トパネルはコンソールなどの車室内の適所に装着可能と
なっている。
体の縦断面を示すもので、この組立体はインストルメン
トパネルはコンソールなどの車室内の適所に装着可能と
なっている。
1はボックス本体で、第3図にその斜視図を示すよう
に、開口12を有する正面板11と、両側面板13,14と、天
板15および底面16とより成りほゞ筒状を呈している。
に、開口12を有する正面板11と、両側面板13,14と、天
板15および底面16とより成りほゞ筒状を呈している。
2は引出し体で、第4図にその斜視図を示すように、把
手部22を有する前面板21と、両側面板23、24と、奥板25
および底板26とより成り、上面が開放された箱状を呈し
ている。なお、27は案内溝で、引出し体2のほゞ全長に
わたって設けられており、ボックス本体1の両側面板1
3,14に設けられたガイドボス17に嵌合し摺動可能となっ
ている。
手部22を有する前面板21と、両側面板23、24と、奥板25
および底板26とより成り、上面が開放された箱状を呈し
ている。なお、27は案内溝で、引出し体2のほゞ全長に
わたって設けられており、ボックス本体1の両側面板1
3,14に設けられたガイドボス17に嵌合し摺動可能となっ
ている。
3は飲物容器保持用板体で、第5図にその斜視図を示す
ようにほゞ平板状であり、容器保持穴31が1カ所もしく
は2ケ所以上設けられた容器保持面3Aを有している。
ようにほゞ平板状であり、容器保持穴31が1カ所もしく
は2ケ所以上設けられた容器保持面3Aを有している。
該板体3の前端にはピン32,32が突設されており、引出
し体2の前面板21の該当場所に設けた軸受部(図示省
略)に嵌合可能となっている。
し体2の前面板21の該当場所に設けた軸受部(図示省
略)に嵌合可能となっている。
5は板バネで、一端が引出し体2の前面板21に固定さ
れ、他端が飲物容器保持用板体3の下面を押圧してい
る。
れ、他端が飲物容器保持用板体3の下面を押圧してい
る。
ボックス本体1と引出し体2とは、第2図に示されるよ
うに、ガイドボス17と案内溝27との嵌合により相互に摺
動可能に組付けられている。更に、飲物容器保持用板体
3を組付けた状態では、引出し体2の前後動に伴って該
板体3も前後動する。
うに、ガイドボス17と案内溝27との嵌合により相互に摺
動可能に組付けられている。更に、飲物容器保持用板体
3を組付けた状態では、引出し体2の前後動に伴って該
板体3も前後動する。
該板体3は板バネ5により第1図時計まわりに付勢され
ており、引出し体2の格納状態では、本体1の天板15を
押圧しているが、引出し体2を順次引出して行くに従い
板体3の車両前方向の一端と引出し体2の底面が上下に
離間し、板体3のフック部33が本体1の天板15に設けた
くぼみ18に係合した時点で引出しストロークが終了す
る。このとき、板体3の容器保持穴31はほゞ水平になる
ように構成されている。
ており、引出し体2の格納状態では、本体1の天板15を
押圧しているが、引出し体2を順次引出して行くに従い
板体3の車両前方向の一端と引出し体2の底面が上下に
離間し、板体3のフック部33が本体1の天板15に設けた
くぼみ18に係合した時点で引出しストロークが終了す
る。このとき、板体3の容器保持穴31はほゞ水平になる
ように構成されている。
引出し体2の引出し位置(第1図鎖線の状態)で、コッ
プ,缶等の飲物容器4が載置可能である。
プ,缶等の飲物容器4が載置可能である。
ボックス本体1,引出し体2,板体3などは、例えばABS樹
脂など熱可塑性合成樹脂の射出成形などで製作すること
ができるが、摺動部やバネは、ポリアセタール樹脂やバ
ネ鋼を用いると耐久性ある構造が得られる。
脂など熱可塑性合成樹脂の射出成形などで製作すること
ができるが、摺動部やバネは、ポリアセタール樹脂やバ
ネ鋼を用いると耐久性ある構造が得られる。
また、板体3は着脱のさいに全体を曲げながらピン32,3
2を軸受部(図示省略)に嵌脱させるので、弾性力のあ
る材質と板厚を選択する。
2を軸受部(図示省略)に嵌脱させるので、弾性力のあ
る材質と板厚を選択する。
以上の実施例によって詳細に説明したように、本考案に
よる車両用小物収納ボックスには以下の効果がある。
よる車両用小物収納ボックスには以下の効果がある。
板体3をはずした状態での使用では、十分な容積を有し
ており、小銭、チケット,免許証,名刺,煙草,ライタ
ーなど日用品小物を収納するのに便利であり、運転席近
くに設置すれば容易に使用できる。
ており、小銭、チケット,免許証,名刺,煙草,ライタ
ーなど日用品小物を収納するのに便利であり、運転席近
くに設置すれば容易に使用できる。
また、板体3は、撓ませるだけで簡単に装着できるの
で、飲物等が必要になったとき簡単に応じられ、保持穴
31によって確実に保持されるので、走行振動などによっ
て飲物容器が倒れる懸念はない。
で、飲物等が必要になったとき簡単に応じられ、保持穴
31によって確実に保持されるので、走行振動などによっ
て飲物容器が倒れる懸念はない。
更に、板体3を装着した状態で引出し体2を収納する
と、板体3保持穴31は車室内からは見えず、外観上支障
となることはない。使用に当っては、把手22を引くだけ
で板体3の保持穴31が形成された容器保持面(3A)が略
水平位置にセットされて使いやすい。
と、板体3保持穴31は車室内からは見えず、外観上支障
となることはない。使用に当っては、把手22を引くだけ
で板体3の保持穴31が形成された容器保持面(3A)が略
水平位置にセットされて使いやすい。
このように、本考案によるボックスは、小物収納機能と
飲物容器載置(カップホールド)機能とを兼ね供えるの
で、カップホールドのみのために特別のスペースを必要
とせず、部品設置場所の取り合い起こるインストルメン
トパネルまわりにも容易に設置でき、使い勝手がよい。
飲物容器載置(カップホールド)機能とを兼ね供えるの
で、カップホールドのみのために特別のスペースを必要
とせず、部品設置場所の取り合い起こるインストルメン
トパネルまわりにも容易に設置でき、使い勝手がよい。
図面はこの考案の一実施例を示す。第1図は、車両用小
物収納ボックス組立体の縦断面図を示す。第2図は、第
1図におけるII−II線に沿う断面図を示す。第3図は、
車両用小物収納ボックスを構成するボックス本体の斜視
図,第4図は同じく引出し体の斜視図,第5図は飲物容
器保持用板体の斜視図をそれぞれ示す。 〔主な符号の説明〕 1……ボックス本体,11……正面板,12……開口,13,14…
…側板, 15……天板,16……底板,17……ガイドボス, 2……引出し体,21……前面板,22……把手部、23,24…
…側板, 25……奥板,26……底板,27……案内溝, 3……飲物容器保持用板体,3A……容器保持面、31……
容器保持穴, 32,32……ピン、33……フック部 4……飲物容器, 5……板バネ
物収納ボックス組立体の縦断面図を示す。第2図は、第
1図におけるII−II線に沿う断面図を示す。第3図は、
車両用小物収納ボックスを構成するボックス本体の斜視
図,第4図は同じく引出し体の斜視図,第5図は飲物容
器保持用板体の斜視図をそれぞれ示す。 〔主な符号の説明〕 1……ボックス本体,11……正面板,12……開口,13,14…
…側板, 15……天板,16……底板,17……ガイドボス, 2……引出し体,21……前面板,22……把手部、23,24…
…側板, 25……奥板,26……底板,27……案内溝, 3……飲物容器保持用板体,3A……容器保持面、31……
容器保持穴, 32,32……ピン、33……フック部 4……飲物容器, 5……板バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−116539(JP,U) 実開 昭64−39148(JP,U) 実公 昭56−189762(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】前面に開口を有するボックス本体と、該開
口に対して摺動自在な引出し体と、該引出し体内部に装
着され装着状態で前記ボックス本体内へ収納する位置と
飲物容器保持位置との間を揺動自在となる飲物容器保持
用板体とを備えた車両用小物収納ボックスにおいて、容
器保持穴を設けた容器保持面を有し、該引出し体に着脱
自在に装着された前記飲物容器保持用板体は、前記引出
し体を引き出すにつれて前記飲物容器保持用板体の車両
前方向の一端と前記引出し体底面が上下に離間し、飲物
容器保持位置で該飲物容器保持用板体の容器保持面が略
水平となるように構成したことを特徴とする車両用小物
収納ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988139612U JPH0640521Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 車両用小物収納ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988139612U JPH0640521Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 車両用小物収納ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0259049U JPH0259049U (ja) | 1990-04-27 |
JPH0640521Y2 true JPH0640521Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31403029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988139612U Expired - Lifetime JPH0640521Y2 (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 車両用小物収納ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640521Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5322272B2 (ja) * | 2008-10-02 | 2013-10-23 | テイ・エス テック株式会社 | 引出使用装置およびカップホルダ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131862Y2 (ja) * | 1981-01-14 | 1986-09-17 | ||
JPS6439148U (ja) * | 1987-09-04 | 1989-03-08 |
-
1988
- 1988-10-25 JP JP1988139612U patent/JPH0640521Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259049U (ja) | 1990-04-27 |
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