JPH0539006Y2 - - Google Patents

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JPH0539006Y2
JPH0539006Y2 JP1987182408U JP18240887U JPH0539006Y2 JP H0539006 Y2 JPH0539006 Y2 JP H0539006Y2 JP 1987182408 U JP1987182408 U JP 1987182408U JP 18240887 U JP18240887 U JP 18240887U JP H0539006 Y2 JPH0539006 Y2 JP H0539006Y2
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lid
locking
bracket
box
table body
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JP1987182408U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車などの車室内に設けられたグ
ラブボツクスに取付けられ、コツプ、缶入り飲
料、ハンバーガなどを載置できるテーブルに関す
るものである。
[従来の技術] 自動車内で缶ジユースなどを飲んだり、ハンバ
ーガを食べたりする場合には、車室内にはそれら
を一般的に載置する場所がないため不便である。
そのため、従来、リング状のコツプ置き、あるい
は板状のテーブルなどを車室内に取付けて利用し
ている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記したようにコツプ置きなどを車室内に取付
ける場合には、車室内に突出する部分が増大し、
不使用時には車室内の空間が狭くなつて邪魔にな
る場合が多い。またグラブボツクスの蓋を開き、
その蓋の裏面側をテーブルとして使用することも
考えられるが、グラブボツクス内が見えるため見
栄えが悪く、またグラブボツクス内に収納された
ものが飛出す場合もある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、グラブボツクスの蓋にテーブルを取付
け、蓋を閉じた状態で使用することができるとと
もに、不使用時にはグラブボツクス内に収納する
こともできるグラブボツクス用テーブルを提供す
るものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案のグラブボツクス用テーブルは、板状の
テーブル本体と、ヒンジ部をもち一端がテーブル
本体に固定され他端にテーブル本体に対して揺動
自在な第1係止部をもつブラケツトと、ブラケツ
トと別体に形成され第1係止部が着脱自在に係止
される第2係止部をもち、蓋部およびボツクス部
よりなるグラブボツクスの蓋部裏面側に設けられ
た固定部材と、よりなり、 使用時には第1係止部と第2係止部との係止に
より蓋部が閉じられた時にブラケツトの一端が蓋
部とボツクス部との間の間隙より表側へ突出して
テーブル本体が略水平に保持され、不使用時には
第1係止部と第2係止部との分離によりテーブル
本体と固定部材とが分離可能に構成されているこ
とを特徴とする。
テーブル本体の形状は特に制限されず、目的に
応じて種々選択することができる。なお、グラブ
ボツクスに収納できる大きさとすれば、不使用時
にはグラブボツクスに収納でき、使用時にはグラ
ブボツクスを開いてテーブル本体を取出すととも
に蓋部に取付けることができるので特に便利であ
る。
ブラケツトは一端に第1係止部をもち他端がテ
ーブル本体に固定されている。このブラケツトは
揺動自在なヒンジ部材とすることが望ましい。こ
のようにすれば、不使用時にはブラケツトをテー
ブル本体に近付く方向へ折りたたむことができ、
収納スペースを小さくすることができる。
固定部材は第1係止部が係止される第2係止部
をもち、グラブボツクスの蓋部裏面側に設けられ
る。そして蓋部を開いた状態で、上記ブラケツト
の第1係止部と固定部材の第2係止部とが係合保
持される。そして蓋部を閉じた時に、ブラケツト
が蓋部とボツクス部との間に形成された間隙から
外方へ突出し、テーブル本体は水平な位置で保持
されるようにブラケツトの形状が規定される。な
お、固定部材は蓋部にあとから取付けてもよい
し、蓋部の形成時に時に一体的に形成されたもの
とすることもできる。
使用時にブラケツトが突出する蓋部の周縁部
は、ボツクス部に固定されている端部を除けばど
の部分でもよい。例えば蓋部の下端部がボツクス
部に揺動自在に固定され、蓋部の上端部が開いて
開口部を開閉する構成であれば、ブラケツトは蓋
部の下端部を除く周縁部の一部から突出するよう
に構成できる。なお、蓋部の上側の周縁部には、
一般に蓋部とボツクス部とをロツクするロツク装
置が設けられているので、このロツク装置を取付
けるためのネジ穴などをそのまま利用して固定部
材を取付けることが好ましい。このようにすれ
ば、蓋部を新たに加工する手間を省くことができ
る。
[作用] 本考案のグラブボツクス用テーブルでは、固定
部材が予めグラブボツクスの蓋部裏面側に設けら
れている。そして、使用時にはまずグラブボツク
スの蓋部を開き、ブラケツトの第1係止部と固定
部材の第2係止部とを係合させて、ブラケツトを
固定部材に保持させる。そして蓋部を閉じると、
ブラケツトは蓋部とボツクス部との間の間隙より
突出して保持され、テーブル本体は水平となる。
これにより蓋部を閉じた状態でテーブルを使用す
ることができる。
また、不使用時には第1係止部と第2係止部と
の係合を解除することにより、ブラケツトをもつ
テーブル本体は蓋部から外すことができ、所定の
場所に収納することができる。なお、テーブル本
体およびブラケツトをグラブボツクス内に収納で
きる大きさとすれば、グラブボツクス内に収納で
き、一層便利である。また、ブラケツトをヒンジ
部材から構成し、蓋部裏面側で揺動するように構
成すれば、第1係止部と第2係止部とを係合させ
たままでテーブルをボツクス部内に収納すること
もできる。
[考案の効果] すなわち本考案のグラブボツクス用テーブルに
よれば、テーブルを使用しない時はテーブルは所
定の場所に収納できるため、車室内に突出せず空
間が狭くなる不具合が防止される。またテーブル
を使用する時には蓋部が閉じられるので、見栄え
がよく、グラブボツクス内に収納されている物が
飛出すような不具合もない。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。本実施
例は、第7図に示すように、インストルメントパ
ネルより形成されたボツクス部1と下端部がボツ
クス部1に揺動自在に固定された蓋部2とよりな
るグラブボツクスの、蓋部2の裏面側に取付けら
れ、第8図に示すように蓋部2を閉じた状態で使
用されるテーブル3に関するものである。
第1図〜第6図に本実施例のグラブボツクス用
テーブルを示す。本実施例のテーブルは、板状の
樹脂製テーブル本体30と、一端に係止突部31
0をもち他端がヒンジ部311を介してテーブル
本体30に固定された2本のブラケツト31と、
係止穴320が設けられ蓋部2のロツク装置20
にビス4により固定された固定部材32と、より
構成される。
テーブル本体30は、一端にブラケツト31が
固定された第1部材301と、第1部材301よ
り出没自在に第1部材301に保持された第2部
材302とより構成されている。第5図に第1図
のAーA矢視断面を拡大して示すように、第1部
材301は両側端部外側に沿つて形成されたガイ
ドレール303をもち、第2部材302には両側
端部内側にガイド溝304が形成されている。そ
してガイドレール303とガイド溝304との係
合により、第2部材302は第1部材301より
出没自在に保持されている。
第1部材301にはコツプなどの容器が保持さ
れる2つの貫通穴300が設けられ、第2部材3
02は平板状をなしている。そして第2部材30
2を第1部材301に収納した時には貫通穴30
0は閉じられ、第2部材302を第1部材301
から引出した時に貫通穴300が開口するように
構成されている。なお、第2部材302には、第
2図に示すように、前後方向の両端部近傍の表面
部にそれぞれ係止凸部305が設けられ、第2部
材302の収納位置および引出し位置でそれぞれ
の係止凸部305に第1部材301の周縁部が係
止される。これによりそれぞれの状態で第2部材
302の位置が固定される。
第1部材301には、第2部材302に向かう
裏面側に、2本一対のバネ鋼製受け棒306が貫
通穴300の位置にそれぞれ設けられている。こ
の受け棒306は略コの字状をなし、第1部材3
01の縁部および第1部材301から裏側へ突設
されたリブ307に両端が枢支されて揺動自在で
ある。そして第2部材301が引出された時に受
け棒306が貫通穴300の下方に位置すること
により、貫通穴300に入れられたコツプなどの
底を支えることができる。また第2部材302が
第1部材301に収納される時には、第2部材3
02の端部が受け棒306を押圧し、その力によ
り受け棒306は回動して、第1部材301と第
2部材302の間にたたまれて収納される。
なお、第1部材301の縁部およびリブ307
には、第6図に拡大して示すように、互いに向か
い合い上方に向かうにつれて厚さが厚くなる、テ
ーパ表面308aを有する付勢突部308が形成
されている。そして第2部材302の収納時に受
け棒306が押圧されると、受け棒306は付勢
突部308のテーパ表面308aに沿つて回動す
るように構成されている。すなわち、略コの字状
の受け棒306は、両側から付勢突部308によ
つて押圧されながら回動するため弾性変形し、そ
の反力が蓄積された状態で収容される。従つて第
2部材30が引出されて受け棒306の押圧が解
除されると、受け棒306は自身の弾性反力によ
り自動的に付勢突部308のテーパ表面308a
を滑り降り、突起309で停止された状態でコツ
プなどの底を受けることが可能となる。
ブラケツト31は略くの字状をなし、ヒンジ部
311を介して第1部材301に固定されてい
る。また一端には係止突部310をもち、この係
止突部310が固定部材32の係止穴320に挿
入されることでブラケツト31が係合保持され
る。なお、ブラケツト31は、第4図に示すよう
に固定部材32と係合した場合に、蓋部2とボツ
クス部1との間から突出し、係止穴320から係
止突部310が抜けるのが防止されるとともに、
テーブル本体30が略水平となる形状とされてい
る。なお、ヒンジ部311側の端部には、第3図
に示すように所定角度に曲げられた係止端部31
2をもち、ブラケツト31は係止端部312がテ
ーブル本体30に当接することで揺動が規制さ
れ、テーブル本体30は所定角度で保持されるよ
うに構成されている。またブラケツト31は貫通
穴300に近付くように揺動された時に、貫通穴
300内にくの字状に曲がつた凸の部分が入るよ
うに構成されている。
また、固定部材32は、蓋部2の裏側周縁部に
設けられたロツク装置20の表面に、ロツク装置
20の取付けネジ穴をそのまま利用してネジ止め
固定されている。
上記のように構成されたテーブル3を使用する
場合について以下に説明する。
テーブル3を使用する時には、ロツク装置20
のロツクをはずして蓋部2を開き、ボツクス部内
に収納されているブラケツトをもつテーブル本体
を取り出す。次にブラケツト31の係止突部31
0を固定部材32の係止穴320に挿入し、テー
ブル本体30を揺動させて係止端部312を当接
させた状態で蓋部2を閉じる。この時ブラケツト
31は蓋部2の端面に沿つてボツクス部1と蓋部
2との間の間隙から突出し、ブラケツト31が固
定部材32から抜けるのが防止されるとともに、
その状態でテーブル本体30は水平となる。
テーブルとして使用する時には、第1部材30
1から第2部材302を引出す。この時受け棒3
06は自身の弾性反力により付勢突部308のテ
ーパ表面308aを滑りながら回動し、第4図に
示すようにコツプなどの底を受けることができる
状態となる。そして第2部材302をハンバーガ
などを置くテーブルとして利用し、第1部材30
1にジユースが入つたコツプなどを置くことがで
きる。
テーブル本体30を使用しない時は、まず第2
部材302を押して第1部材301内に収納す
る。この時受け棒306は第2部材302端面で
押される。これにより受け棒306は付勢突部3
08のテーパ表面を滑りながら回動して自動的に
たたまれ、第1部材と301と第2部材302と
の間に収容される。そして蓋部2を開き、係止穴
320から係止突部310を抜くとともに、ブラ
ケツト31をテーブル本体30に近付く方向へ揺
動させる。この時ブラケツト31のくの字状に曲
がつた凸の部分は貫通穴300内に入るため、全
体の形状がコンパクトになる。
このようにコンパクト化されたテーブル本体3
0およびブラケツト31をボツクス部1内に収納
して蓋部2を閉じる。もちろんボツクス部以外の
他の場所に収納することもできることはいうまで
もない。
すなわち、本実施例のテーブルでは、蓋部2を
閉じた状態でテーブル本体30を使用することが
できる。またテーブル本体30をボツクス部1内
に収納することができる。
従つて本実施例のテーブルによれば、テーブル
本体30を使用しない時はテーブル本体30はボ
ツクス部1内に収納されているため、車室内に突
出せず空間を広く利用することができる。またテ
ーブル本体30を使用する時にも蓋部2を閉じる
ことができるので、見栄えがよく、ボツクス部1
内に収納されている物が飛出すような不具合もな
い。
さらに固定部材31はロツク装置20を利用し
て取付けられるので、蓋部2への取付けが容易で
ある。また受け棒306は付勢突部308により
弾性反力を存して収容されでるので、第2部材3
02を引出すと同時に自動的に使用位置に復帰
し、また第2部材302を収容すると同時にたた
まれて収容されるので、特に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例のグラブボツクス用テ
ーブルに関するものであり、第1図はおよび第2
図はその平面図、第3図は組付け方法を説明する
斜視図、第4図はテーブルを使用している状態を
示す正面図、第5図は第1図のA−A矢視断面
図、第6図はテーブルの部分拡大斜視図、第7図
はグラブボツクスの斜視図、第8図はテーブルを
グラブボツクスから出して蓋部を閉じた状態を示
す斜視図である。 1……ボツクス部、2……蓋部、3……テーブ
ル、20……ロツク装置、30……テーブル本
体、31……固定部材、32……ブラケツト、3
00……貫通穴、301……第1部材、302…
…第2部材、305……係止凸型、306……受
け棒、308……付勢突部、310……係止突部
(第1係止部)、320……係止穴(第2係止部)、
311……ヒンジ部、312……係止端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 板状のテーブル本体と、 ヒンジ部をもち一端が該テーブル本体に固定
    され他端に該テーブル本体に対して揺動自在な
    第1係止部をもつブラケツトと、 該ブラケツトと別体に形成され該第1係止部
    が着脱自在に係止される第2係止部をもち、蓋
    部およびボツクス部よりなるグラブボツクスの
    該蓋部裏面側に設けられた固定部材と、よりな
    り、 使用時には該第1係止部と該第2係止部との
    係止により該蓋部が閉じられた時に該ブラケツ
    トの該一端が該蓋部と該ボツクス部との間の間
    隙より表側へ突出して該テーブル本体が略水平
    に保持され、不使用時には該第1係止部と該第
    2係止部との分離により該テーブル本体と該固
    定部材とが分離可能に構成されていることを特
    徴とするグラブボツクス用テーブル。 (2) 固定部材は蓋部の裏面側のロツク装置に固定
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のグラブボツクス用テーブル。
JP1987182408U 1987-11-30 1987-11-30 Expired - Lifetime JPH0539006Y2 (ja)

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JP1987182408U JPH0539006Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP1987182408U JPH0539006Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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Publication Number Publication Date
JPH0185145U JPH0185145U (ja) 1989-06-06
JPH0539006Y2 true JPH0539006Y2 (ja) 1993-10-01

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ID=31473856

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987182408U Expired - Lifetime JPH0539006Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JPH0185145U (ja) 1989-06-06

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