JPH0235555Y2 - - Google Patents

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JPH0235555Y2
JPH0235555Y2 JP19404786U JP19404786U JPH0235555Y2 JP H0235555 Y2 JPH0235555 Y2 JP H0235555Y2 JP 19404786 U JP19404786 U JP 19404786U JP 19404786 U JP19404786 U JP 19404786U JP H0235555 Y2 JPH0235555 Y2 JP H0235555Y2
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JP
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lid
ashtray
tray
accessory case
card
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JP19404786U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用灰皿をカード入れや小銭入れ
として利用する自動車用灰皿利用小物入れに関す
るものである。
(従来の技術) 自動車用灰皿利用小物入れとして、第7図に示
すように自動車(図示しない)に収納自在に設け
られた自動車用灰皿31と、前記自動車用灰皿3
1の中に装着する小物入れ用トレイ32と、前記
小物入れ用トレイ32の開口部を覆う耐熱性の蓋
33とからなり、特に各種カードCを収納するた
めに同蓋33の裏にカード入れ部35が設けられ
たものが提案されている(実願昭61−67989号)。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記カード入れ部35は第7図及び
第8図に示すように断面凹状の支持部34(第8
図では一方側のみを示す)の両側縁部が前記蓋3
3の裏面にリベツト36で固定されることによつ
て形成されている。このため、前記支持部34を
蓋33と別個に形成しなければならず、蓋33に
対する支持部34の取付け作業も煩雑であるとい
う問題があつた。
また、前記自動車用灰皿利用小物入れは自動車
用灰皿31の中に装着可能となるように同自動車
用灰皿31よりも若干小さい形状でなければなら
ず、その大きさが自動車用灰皿31の大きさに応
じて規制される。従つて、同自動車用灰皿利用小
物入れを構成する蓋33の大きさも自動車用灰皿
31の大きさに規制される。このため、前記支持
部34の幅よりも蓋33の幅の方が狭いものにつ
いては前記支持部34の取付けが困難であり、カ
ード入れ部35が設けられないという問題があ
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するため、本考案は自動車用
灰皿の中に装着する小物入れ用トレイと、同小物
入れ用トレイの開口部を覆う耐熱性の蓋と同蓋の
裏に設けられたカード入れ部とを備えた自動車用
灰皿利用小物入れであつて、前記カード入れ部は
前記蓋の一部を折曲げて形成した爪片と蓋の裏面
とによつて形成されたものであるという手段を採
用した。
(作用) 本考案の自動車用灰皿利用小物入れは、蓋の一
部が折曲げられて形成された爪片と蓋の裏面とに
よつてカード入れ部が形成されているので、部品
点数は増加することがない。
また、前記爪片を蓋の両側部に設けた場合には
カード入れ部を蓋の幅いつぱいに利用できるので
幅の狭い自動車用灰皿に対してもその蓋にカード
入れ部を設けることが可能である。
(第一実施例) 以下、本考案を具体化した第一実施例を第1〜
3図及び従来例を示した第7図に従つて説明す
る。
自動車のインストルメントパネル等には第7図
に示した従来例と同じように、上面が開口された
ほぼ皿形状をなす自動車用灰皿(以下、灰皿とい
う)31が出し入れ可能に取付けられている。こ
の灰皿31は少なくともキヤツシユカード、テレ
ホンカード、ガソリンカード等の各種カードCの
長辺方向の幅よりも幅方向で広く形成されてい
る。本実施例の自動車用灰皿利用小物入れ(以
下、小物入れという)は前記灰皿31に装着され
るものであつて、小物入れ用トレイ(以下、トレ
イという)2と、このトレイ2を覆う蓋3とから
構成されている。
前記トレイ2は灰皿31の形状に合わせて全体
的に相似形で若干小さく、しかも上面が開口され
て形成されており、同灰皿31に挿入して重ね合
わせられるようになつている。また、このトレイ
2の下面には両面テープ4が貼着されており、同
トレイ2を灰皿31に固定することができるよう
になつている。
トレイ2の内部において前端部(第2図の左
側)には硬貨収納部5が一体形成されている。こ
の硬貨収納部5は複数室に仕切られているととも
に底面が湾曲形成されており、各種硬貨を整理し
て収納することができ、かつころがりが防止され
るようになつている。
このように構成されたトレイ2の内面にはナイ
ロン繊維を用いた植毛加工が施されており、車両
の振動等で硬貨や小物がトレイ2と衝突しても異
音が抑えられるようになつている。
また、前記トレイ2の左右側壁にはアルミ、ス
テンレス等の金属や熱硬化性樹脂等の耐熱性材料
からなる薄板状の蓋3が回動可能に軸支されてい
る。すなわち、前記蓋3の左右両側縁部から舌片
状に突出折り曲げられて取付け片8が形成され、
同取付け片8の取付け孔9にトレイ2両側壁から
ねじ込んだねじ6が挿入されて蓋3が軸支されて
いる。
前記蓋3の左右両側縁部において前記取付け片
8の上部には、前記カードCの長辺方向の幅より
も若干広くなる位置に、蓋3の左右両側縁部にお
いて舌片状突片を断面コ字状に裏面側へ折曲げて
保持片10を形成している。同様に、蓋3下縁の
左右両端部には裏面側へ直角に折曲げ、支持片1
2を形成するとともに蓋3の両側縁下端にも裏面
側へ直角に折曲げてガイド片11を形成してい
る。
そして、これらの保持片10、支持片12及び
ガイド片11の舌片状の爪片と蓋3の裏面とによ
つてカード入れ部13が構成されている。
従つて、蓋3の裏面に沿つてカードCを挿入す
るとそのカードCの両端部が保持片10によつて
保持されるとともに、支持部12及びガイド片1
1によつてカードCが適性位置に規制されるよう
になつている。
上記した蓋3の表面には灰皿31が小物入れと
して使用されていることが表示されたシール(図
示しない)が貼着されている。また、同蓋3のほ
ぼ中央部には透孔7が設けられており、蓋3を開
閉するときに、この透孔7に指を挿入して引つ掛
けることができるようになつている。さらに、同
蓋3の下部は長方形状に切欠かれており、前記硬
貨収納部5から硬貨がころがり出たときにここか
ら取り出すことができるようになつている。
次に、本第一実施例の作用及び効果について説
明する。
本実施例の小物入れは保持片10、支持片12
及びガイド片11が蓋3と一体化しているため、
従来の自動車用灰皿利用小物入れのように別体の
支持部34を取付ける必要がなく、全体として少
ない部品点数で構成することができるとともに、
簡単な工程で製造することができ製造コストを低
減することが可能である。
また、カード入れ部13は蓋3の一部を折曲げ
ることによつて形成された保持片10、支持片1
2及びガイド片11の舌片状の爪片によつて構成
されているため、従来の支持部34の蓋33への
取付け部分に相当する部位を設ける必要がなく、
そのため同部位を形成することができない幅の狭
い灰皿に有効である。従つて、従来自動車用灰皿
の幅が狭いためにカード入れ部を蓋に設けること
ができなかつた小物入れにも、本実施例のカード
入れ部13を設けることによつてカードCが収納
可能となる。
ところで、各種小物類を出し入れするときには
トレイ2に取付けられたねじ6を支点として蓋3
を上方に回動させると、第2図に示すように蓋3
が傾斜して開状態となる。従つて、この蓋3の裏
面に沿つてカードCを挿入すると同カードCは保
持片10によつて保持されるとともに、支持片1
2及びガイド片11によつて後方及び左右への動
きが規制される。また、小物入れをインストルメ
ントパネル等に収容するときには、蓋3を水平に
し閉状態にする。こうすると、カードCは水平に
保持されて小物入れ内に収納される。
なお、喫煙者が誤つてタバコを小物入れの内部
へ入れようとしても、耐熱性材料の蓋3が小物入
れの開口部を覆つているため小物入れの内部は保
護される。
(第二実施例) 第二実施例は第4図に示すように、蓋3に形成
された一対の保持片10が長方形状の補強プレー
ト14により連結されている点が第一実施例と相
違している。
従つて、本実施例は第一実施例と同様の作用及
び効果を奏する外、保持片10が外力により開か
ないように強度が高められるとともに、カードC
の保持が確実になるという効果も奏する。
(第三実施例) 第三実施例は第5図に示すように、蓋本体3
a、第1蓋部3b及び第2蓋部3cに3分割され
た蓋3がトレイ2に、取り外し可能に取付けられ
ている点が第一実施例と相違している。さらに詳
述すると、蓋本体3aは断面コ字状をなし、トレ
イ2の後部をその弾性により挟持して取付け可能
になつている。前記蓋本体3aの左右両側縁部に
は第一実施例と同様に保持片10が形成されてお
り、カードCが水平に保持されるようになつてい
る。前記蓋本体3aの先端部には第1蓋部3bが
回動可能に軸支されており、さらにその第1蓋部
3bの先端部には第2蓋部3cが回動可能に軸支
されている。
従つて、本実施例は第一実施例と同様の作用及
び効果を奏する外、使用者が硬貨を取り出すとき
には第2蓋部3cのみを回動して引き上げ、さら
にカードCを取り出すときには第1蓋部3bをも
回動させて引き上げるというように、必要に応じ
て蓋3を回動させることができる。また、第1蓋
部3b及び第2蓋部3cがトレイ2に直接軸支さ
れているのではなく、それぞれ蓋本体3a、第1
蓋部3bに軸支されているため、蓋3の開閉に際
しても軸支部分の耐久性が高められる。
(第四実施例) 第四実施例は第6図に示すように、蓋3の裏面
全体にわたつてナイロン繊維を用いた植毛加工が
施された装飾部16が形成されている点が第一実
施例と相違している。
従つて、本実施例は第一実施例と同様の作用及
び効果を奏する外、蓋3の保持片10に保持され
たカードCが車両の振動や、蓋3の開閉によつて
蓋3に衝突したり、そのカードCの出し入れの際
に保持片10に接触したりしても、カードCに傷
が付いたり異音が発生したりするのが抑えられる
という効果を奏する。また、装飾効果も発揮す
る。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定される
ものではなく、例えば次のように変更して具体化
することもできる。
(1) 蓋3の爪片10,11,12は蓋3の外縁に
設けられるものだけではなく、カードCの大き
さに合わせて蓋3の中央部分をプレス成形など
で切曲させて形成してもよい。
(2) 蓋3の表面に着色を施してもよく、特にトレ
イ2の色や植毛の色と類似した色を施せば装飾
効果を発揮する。
(3) 蓋3の裏面に植毛加工を施す以外にも、不織
布を貼着してもよい。
考案の効果 以上詳述したように、本考案は、カード入れ部
を少ない部品点数でしかも簡単な工程で製造する
ことができるばかりでなく、幅の狭い自動車用灰
皿に装着される小物入れにも同カード入れ部を設
けることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は第一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は縦断面図、第3図は第1図における
A−A方向の断面のうち一方側のみを示す要部断
面図である。また、第4図は第二実施例を示す斜
視図、第5図は第三実施例を示す分解斜視図、第
6図は第四実施例を示す斜視図である。また、第
7図及び第8図は従来例を示し、第7図は分解斜
視図、第8図は第7図におけるB−B方向の断面
のうち一方側のみを示す要部断面図である。 2……小物入れ用トレイ、3……蓋、10,1
1,12……爪片、13……カード入れ部、14
……補強プレート、16……装飾部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車用灰皿の中に装着する小物入れ用トレ
    イ2と、同小物入れ用トレイ2の開口部を覆う
    耐熱性の蓋3と同蓋3の裏に設けられたカード
    入れ部13とを備えた自動車用灰皿利用小物入
    れであつて、前記カード入れ部13は前記蓋3
    の一部を折曲げて形成した爪片10,11,1
    2と蓋3の裏面とによつて形成されたものであ
    る自動車用灰皿利用小物入れ。 2 前記爪片10は前記蓋3の左右両側縁部に設
    けられている実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の自動車用灰皿利用小物入れ。 3 前記左右両側縁部の爪片10は補強プレート
    14により連結されている実用新案登録請求の
    範囲第2項記載の自動車用灰皿利用小物入れ。 4 前記蓋3の裏面には植毛加工が施された装飾
    部16が形成されている実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動車用灰皿利用小物入れ。
JP19404786U 1986-12-16 1986-12-16 Expired JPH0235555Y2 (ja)

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JP19404786U JPH0235555Y2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16

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JPS6398234U JPS6398234U (ja) 1988-06-25
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