JPH0640419U - センサ取付用バンド - Google Patents

センサ取付用バンド

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JPH0640419U
JPH0640419U JP7522692U JP7522692U JPH0640419U JP H0640419 U JPH0640419 U JP H0640419U JP 7522692 U JP7522692 U JP 7522692U JP 7522692 U JP7522692 U JP 7522692U JP H0640419 U JPH0640419 U JP H0640419U
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JP
Japan
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sensor
band
housing
sensor mounting
band body
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Application number
JP7522692U
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English (en)
Inventor
光孝 吉田
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Koganei Corp
Original Assignee
Koganei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンドにセンサを保持する手段を設けること
により、センサを装着し易くし、確実に固定することに
よって該センサの破損を防止する。 【構成】 流体圧シリンダ11におけるピストン11b
の位置を検知するセンサ12を固定するためのバンドで
あって、シリンダチューブ11aの外周面を巻回する帯
状のバンド本体13と、該バンド本体13と溶接され、
前記センサ12を保持するハウジング14と、前記バン
ド本体13の両端にそれぞれ溶接される締結金具17お
よび18と、前記締結金具17と18を連結する締結ね
じ16とから構成されるセンサ取付用バンド15とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体圧シリンダのピストンの位置を検知するためのセンサ等を取り 付けるバンドの装着技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の流体圧シリンダに装着されるセンサ取付用バンドの一例を図5の部分断 面図に示す。
【0003】 図5を用いてその構成を説明すると、1は流体圧シリンダであり、前記流体圧 シリンダ1には、シリンダチューブ1aの内周面を軸方向(図5の紙面に直角方 向)に摺動するピストン1b、該ピストン1bに連結されたピストンロッド1c 、ピストン1bの外周面に取り付けられてセンサを作動させる永久磁石1d等が 設けられている。
【0004】 また、2は前記流体圧シリンダ1のピストン1bの位置を検知するためのセン サ、3はシリンダチューブ1aの外周面を巻回する帯状のバンド本体、4は該バ ンド本体3の両端部に連結されたコの字形のハウジング、5は前記センサ2を押 さえつける止めねじ6と前記バンド本体3と前記ハウジング4とから構成される センサ取付用バンドである。
【0005】 次に、この従来技術の作用について説明すると、前記センサ取付用バンド5で は、直方体状のセンサ2をハウジング4の内側と、シリンダチューブ1aの外周 面との間に嵌め込んだ状態において、止めねじ6を締めることによって前記セン サ2を押さえ付けている。また、押さえ付けるのと同時に、バンド本体3の両端 部が引っ張られてシリンダチューブ1aの外周面に押し付けられ、これによって センサ2がシリンダチューブ1aに固定される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記図5に示した従来技術において、センサ取付用バンド5は止め ねじ6を締めることにより、センサ2の上面を前記止めねじ6の先端部によって 押さえているため、センサ2の使用中において該センサ2の上面が陥没したり、 場合によってはセンサ2全体が破壊されることがある。
【0007】 前記センサ2が破壊までには至らない場合でも、センサ2の上面の陥没によっ てセンサ取付用バンド5の締まり具合が緩くなり、センサ取付用バンド5あるい はセンサ2が移動したり、または脱落して検知動作が不安定になるという問題が あった。
【0008】 また、センサ2がセンサ取付用バンド5(ハウジング4)自身に固定されてい ないため、センサ2の流体圧シリンダ1への装着時や位置調整時に該センサ2が 脱落することがあり、作業が非常に面倒であった。
【0009】 本考案の目的は、バンド自身にセンサを保持する手段を設けることにより、セ ンサを装着し易くし、確実に固定することによって該センサの破損を防止するセ ンサ取付用バンドを提供することにある。
【0010】 本考案の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添 付図面から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される考案のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば 、以下のとおりである。
【0012】 すなわち、シリンダの周面にセンサを取り付けるためのバンドであって、前記 周面を巻回する可撓性を備えた帯状のバンド本体と、前記バンド本体の両端を互 いに引き付けて連結するための締結部材と、前記センサに当接して、該当接面に 前記センサを保持するための爪部が設けられ、さらに、センサを前記周面に押し 付けるハウジングとから構成されるものである。
【0013】 また、該ハウジングは前記締結部材の締結によって前記バンド本体を介して前 記周面に押し付けられている。
【0014】
【作用】
前記した手段によれば、センサはハウジングに設けられた爪部によって、該ハ ウジング自身に保持される。
【0015】 また、締結部材の締結によってバンド本体の両端部が互いに引き付けられるた め、該バンド本体はシリンダの周面に押し付けられる。
【0016】 さらに、ハウジングは締結部材の締結によって、バンド本体を介してシリンダ の周面に押し付けられるため、センサも該センサの上部から前記ハウジングによ ってシリンダ周面に押し付けられて固定される。
【0017】
【実施例1】 図1は本考案の一実施例であるセンサ取付用バンドを示す部分断面図であり、 図2は本考案の一実施例であるセンサ取付用バンドにおけるハウジングを示す正 面図である。
【0018】 図1を用いて本実施例1のセンサ取付用バンドを適用するシリンダ装置の構成 を説明すると、11は流体圧シリンダであり、該流体圧シリンダ11には、シリ ンダチューブ11aの内周面を軸方向(図1の紙面に直角方向)に摺動するピス トン11b、該ピストン11bに連結されたピストンロッド11c、ピストン1 1bの外周面に取り付けられてセンサを作動させる永久磁石11d等が設けられ ている。
【0019】 また、12は前記流体圧シリンダ11のピストン11bの位置を検知するため のセンサ、13はシリンダチューブ11aの外周面を巻回する帯状のバンド本体 、14は該バンド本体13と溶接され、前記センサ12を保持するハウジング、 17および18は前記バンド本体13の両端にそれぞれ溶接によって連結され、 締結ねじ16によって締結される締結金具、15は前記バンド本体13と、ハウ ジング14と、締結ねじ16と、締結金具17,18とから構成されるセンサ取 付用バンドである。
【0020】 ここで、図2に示すように前記ハウジング14には、図1に示すセンサ12と の当接面に該センサ12を挟んで保持するための爪部14aが設けられている。
【0021】 つまり、ハウジング14に設けられた前記爪部14aによって、センサ12は両 側より挟まれて保持されている。
【0022】 次に、本実施例1の作用について説明すると、前記センサ取付用バンド15の バンド本体13において、締結ねじ16を締めることによって、締結金具17と 18が引き付けられるため、締結金具17および18にそれぞれ連結されたバン ド本体13の両端部が引っ張られて、該バンド本体13はシリンダチューブ11 aの外周面に押し付けられる。
【0023】 この時、前記バンド本体13と溶接によって固定されたハウジング14もシリ ンダチューブ11aの外周面に押し付けられるため、ハウジング14の爪部14 aによって保持された前記センサ12も同様にシリンダチューブ11aの外周面 に押し付けられて固定される。
【0024】
【実施例2】 図3は本考案の他の実施例であるセンサ取付用バンドにおけるハウジングを示 す正面図である。
【0025】 なお、本実施例2におけるセンサ取付用バンド15の構成要素は、前記実施例 1において述べた構成要素の中で、図2に示したハウジングを図3に示すハウジ ングに置き換えるだけであるため、図1と同一構成部分については同一符号を付 し、その説明は省略する。
【0026】 図3に示すハウジングにおいて、14bはセンサ12に当接するテーパ付き当 接面であり、対向した二つの当接面がテーパを備えることによって、図1に示す センサ12を前記当接面が両側から挟んで保持している。
【0027】 次に、本実施例2の作用について説明すると、前記センサ取付用バンド15の バンド本体13において、締結ねじ16を締めることによって、締結金具17と 18が引き付けられるため、締結金具17および18にそれぞれ連結されたバン ド本体13の両端部が引っ張られて、該バンド本体13はシリンダチューブ11 aの外周面に押し付けられる。
【0028】 この時、前記バンド本体13と溶接によって固定されたハウジング14もシリ ンダチューブ11aの外周面に押し付けられるため、ハウジング14のテーパ付 き当接面14bによって保持されたセンサ12も同様にシリンダチューブ11a の外周面に押し付けられて固定される。
【0029】 以上、本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、 本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種 々変更可能であることは言うまでもない。
【0030】 例えば、図1に示したように本実施例1または2において述べたセンサ取付用 バンドは、ハウジング14と締結金具17,18が別部材であるが、図4に示す ようにハウジング14と締結金具17,18の一方とが一体化された一体部材で あってもよい。
【0031】 その場合、ハウジング14としては、図2,図3のいずれの実施例も利用でき る。
【0032】
【考案の効果】
本願において開示される考案のうち、代表的なものによって得られる効果を簡 単に説明すれば、下記のとおりである。
【0033】 (1).締結部材の締結により、バンド本体およびハウジングを介してセンサが 周面に押し付けられるのと、ハウジング自身に設けられたセンサを保持する手段 とにより、該センサが二重の手段により固定されるため、より確実にセンサを装 着できる。
【0034】 (2).ピストンの振動等によりシリンダチューブに対するセンサ取付用バンド の締結力が弱まっても、センサはハウジング自身に保持されているため、該セン サが脱落することを防止できる。
【0035】 (3).センサがハウジング自身に保持されることにより、センサ取付用バンド をシリンダチューブに装着する時や、センサの位置を調整する時に、該センサの 脱落を防止できるため、作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるセンサ取付用バンドを
示す部分断面図である。
【図2】本考案の一実施例であるセンサ取付用バンドに
おけるハウジングを示す正面図である。
【図3】本考案の実施例2によるセンサ取付用バンドに
おけるハウジングを示す正面図である。
【図4】本考案のセンサ取付用バンドにおけるハウジン
グと締結金具を一体化した他の実施例を示す部分断面図
である。
【図5】従来のセンサ取付用バンドを示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1,11 流体圧シリンダ 1a,11a シリンダチューブ 1b,11b ピストン 1c,11c ピストンロッド 1d,11d 永久磁石 2,12 センサ 3,13 バンド本体 4,14 ハウジング 14a 爪部 14b テーパ付き当接面 5,15 センサ取付用バンド 6 止めねじ 16 締結ねじ 17,18 締結金具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体圧シリンダのシリンダチューブの周
    面にセンサを取り付けるためのバンドであって、前記周
    面を巻回する可撓性を備えたバンド本体と、前記バンド
    本体の両端を互いに引きつけて連結する締結部材と、前
    記バンド本体に固定され、前記センサを保持するための
    保持手段が、該センサに当接する当接面に設けられたハ
    ウジングとからなり、前記ハウジングは前記締結部材の
    締結によって、前記バンド本体により前記周面に押し付
    けられるように構成されていることを特徴とするセンサ
    取付用バンド。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記センサに当接する
    前記ハウジングの当接面に設けられた爪部であり、該爪
    部が前記センサを挟むことにより、該センサを保持する
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサ取付用バンド。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記ハウジングの当接
    面であって、保持するセンサを挟むようにテーパが付け
    られた少なくとも一つの当接面であることを特徴とする
    請求項1記載のセンサ取付用バンド。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングと前記締結部材とが一体
    化されていることを特徴とする請求項1,2または3記
    載のセンサ取付用バンド。
JP7522692U 1992-10-29 1992-10-29 センサ取付用バンド Pending JPH0640419U (ja)

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