JPH0640306A - エアバッグの点火装置の試験装置 - Google Patents

エアバッグの点火装置の試験装置

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JPH0640306A
JPH0640306A JP4193845A JP19384592A JPH0640306A JP H0640306 A JPH0640306 A JP H0640306A JP 4193845 A JP4193845 A JP 4193845A JP 19384592 A JP19384592 A JP 19384592A JP H0640306 A JPH0640306 A JP H0640306A
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Kenichi Kinoshita
健一 木下
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグの点火装置のスクイブの抵抗値を
高精度に測定する。 【構成】 セーフィングセンサスイッチS11と、スク
イブ22と、フロントセンサスイッチS12,S13と
がこの順序でバッテリ24の両端子間に接続される点火
装置21において、供給回路32および帰還回路33を
介してスクイブ22に試験電流を供給するとともに、フ
ロントセンサスイッチS12,S13へのラインL13
の断線検知を行うために、並列に設けられている検出用
抵抗R13,R14側の電位を、バイアス抵抗R15を
介して帰還回路33の電位よりも高くする。なお、該バ
イアス抵抗R15から帰還回路33へのバイアス電流の
逆流を防止するために、ダイオード30を介在する。こ
れによって、スクイブ22へ供給される試験電流は、E
CU40内の抵抗R11,R12によって高精度に規定
されるとともに、前記バイアス電流の流れ込みを防止す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の衝突時の衝撃
から乗員を保護するエアバッグを膨張させるための火薬
に点火する点火装置の試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置は、衝突時の衝撃から乗
員を保護するために、ハンドルやインストゥルメントパ
ネルなどに折畳んで埋込まれている可撓性の袋状体を、
ガス発生源からの窒素ガスなどで膨張させる装置であ
る。前記窒素ガスは化学反応によって生成され、またそ
の化学反応はスクイブである雷管が火薬に点火すること
によって開始される。
【0003】図2は、典型的な従来技術の試験装置11
を備えるエアバッグの点火装置1の電気回路図である。
この点火装置1は、大略的に、セーフィングセンサスイ
ッチS1と、スクイブ2と、相互に並列に接続された複
数のフロントセンサスイッチS2,S3と、試験装置1
1とを含んで構成されている。バッテリ4の両端子間に
は、セーフィングセンサスイッチS1と、ラインL1
と、スクイブ2と、ラインL2と、ラインL3と、フロ
ントセンサスイッチS2,S3とがこの順序で直列に接
続されて介在されている。
【0004】前記フロントセンサスイッチS2,S3
は、たとえばエンジンルーム内のフロントグリル付近に
設けられており、たとえば−10G(Gは重力加速度)
の衝撃によって導通する。また、セーフィングセンサス
イッチS1は、いわゆるフェールセーフのために設けら
れており、たとえば−2Gで導通する。衝突時の衝撃に
よってこれらのスイッチS1およびS2またはS3が導
通すると、スクイブ2に点火電流が流れて前記ガス発生
源に点火が行われる。
【0005】前記試験装置11は、前記スクイブ2に試
験電流を供給する供給回路12と、スクイブ2からの試
験電流をバッテリ4に帰還する帰還回路13と、前記試
験電流によってスクイブ2の端子間に生じる電位差を測
定するためのオペアンプ14と、オペアンプ14の出力
をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換器15
と、マイクロコンピュータなどで実現され、前記試験電
流の供給を制御するとともに、前記電位差からスクイブ
2が正常であるか否かを判定する処理回路16とを含ん
で構成されている。
【0006】前記供給回路12は、相互に直列に接続さ
れたトランジスタQ1と抵抗R1とから成り、バッテリ
4の一方の端子とラインL1との間に、すなわちセーフ
ィングセンサスイッチS1と並列に接続される。また、
帰還回路13は、相互に直列に接続される抵抗R2とト
ランジスタQ2とから成り、ラインL2とバッテリ4の
他方の端子、すなわちセーフィングセンサスイッチS
2,S3と並列に接続される。
【0007】前記試験電流は、高温であってもかつ抵抗
R1,R2の一方がショートしても前記火薬に絶対に点
火することのない微少な電流、たとえば50mA程度に
抑える必要があり、したがってバッテリ4の電圧を12
Vととするとき、抵抗R1,R2は、120Ω程度に選
ばれる。また、前記フロントセンサスイッチS2,S3
は前述のようにエンジンルーム内に設けられており、こ
れに対して前記試験装置11が筺体内に収納されて構成
される電子制御装置(略称「ECU」)20は、車室内
のたとえばインストゥルメントパネルの裏側などに設け
られる。したがって、前記ラインL3のワイヤハーネス
が比較的長くなってしまい、後述するようにラインL3
の断線検出を行う必要があるので、前記セーフィングセ
ンサスイッチS2,S3には、それぞれ相互に並列に検
出用抵抗R3,R4が介在されている。スクイブ2の試
験結果およびラインL3の試験結果が異常であるときに
は、処理回路16は警告灯17を点灯し、運転者に報知
する。
【0008】上述のように構成された試験装置11にお
いて、スクイブ2の抵抗値は、トランジスタQ1,Q2
を導通して、前記試験電流を、供給回路12−ラインL
1−スクイブ2−ラインL2−帰還回路13の経路で供
給し、この試験電流によって生じるラインL1,L2間
の電位差に基づいて測定される。また、前記ラインL3
の断線検出は、トランジスタQ1を導通し、トランジス
タQ2を遮断した状態で、前記試験電流による並列抵抗
R3,R4の電圧降下に基づいて行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
スクイブ2の測定時に供給される試験電流がラインL3
から検出用抵抗R3,R4を介して漏れてしまい、また
検出用抵抗R3,R4の抵抗値はエンジンルーム内の温
度変化に併って大きく変化してしまう。これに対してス
クイブ2の抵抗値はたとえば1Ω程度であり、しかもハ
ンドル内に埋込まれているこのスクイブ2へのラインL
1,L2は前記ハンドル内で螺旋状に巻回されており、
その合計長さはたとえば5mにも及んでしまう。したが
って、前述のような微少な電流で高精度にスクイブ2の
抵抗値を測定することは困難である。
【0010】本発明の目的は、高精度に試験を行うこと
ができるエアバッグの点火装置の試験装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め定める第
1のレベルの衝撃によって導通する第1スイッチング手
段と、第1ラインと、スクイブと、第2ラインと、前記
第1のレベルよりも大きい第2のレベルの衝撃で導通す
る第2スイッチング手段とが、この順序で直列に電源の
両端子間に介在され、前記第1および第2スイッチング
手段が導通することによって前記スクイブに点火電流が
流れて、エアバッグを膨張させるためのガス発生源に点
火するエアバッグの点火装置の試験装置であって、前記
第1スイッチング手段と第1ラインとの接続点間に、電
源の一方の端子の電圧に対して予め定める電位差で微少
な試験電流を供給する供給手段と、前記試験電流を予め
定める電位差で電源の他方の端子に帰還する帰還手段
と、前記第2スイッチング手段に並列に設けられる検出
用抵抗と、第2スイッチング手段および抵抗と第2ライ
ンとの間において、前記点火電流に対して順方向となる
ように介在される逆流防止手段と、第2スイッチング手
段および検出用抵抗と逆流防止手段との接続点を、電源
の他方の端子に対して帰還手段の電位差よりも大きな電
位差が生じるように、電源の一方側に接続するバイアス
手段と、前記第1および第2ライン間の電位差に基づい
て、スクイブならびに第1および第2ラインが正常であ
るか否かを判定するとともに、検出用抵抗の電位差に基
づいて、前記第2スイッチング手段へのラインの断線検
知を行う判定手段とを含むことを特徴とするエアバッグ
の点火装置の試験装置である。
【0012】
【作用】本発明に従えば、エアバッグの点火装置は、大
略的に、第1スイッチング手段と、スクイブと、第2ス
イッチング手段とを含んで構成される。第1スイッチン
グ手段は、予め定める第1のレベルの衝撃によって導通
し、また第2スイッチング手段は、前記第1のレベルよ
りも大きい第2のレベルの衝撃によって導通する。これ
ら第1および第2スイッチング手段間には、第1のライ
ンと、スクイブと、第2のラインとが、この順序で直列
接続されており、また第1スイッチング手段は、電源の
一方の端子に接続され、第2スイッチング手段は前記電
源の他方の端子に接続されている。したがって、前記第
1および第2スイッチング手段が導通すると、前記スク
イブに点火電流が流れてガス発生源に点火され、このガ
ス発生源から発生したガスでエアバッグを膨張させて乗
員を支持することができる。このように構成されるエア
バッグの点火装置を試験する試験装置は、供給手段と、
帰還手段と、検出用抵抗と、逆流防止手段と、バイアス
手段と、判定手段とを含む。供給手段は、前記第1スイ
ッチング手段と第1のラインとの接続点間に、電源の一
方の端子の電圧に対して予め定める電位差で、微少な試
験電流を供給する。該試験電流は、第1ラインとスクイ
ブと第2ラインとを経て帰還手段に流れる。帰還手段
は、前記試験電流を予め定める電位差で、電源の他方の
端子に帰還する。このようにして供給された試験電流に
よる第1および第2ライン間の電位差に基づいて、スク
イブならびに第1および第2ラインが正常であるか否か
を判定することができる。
【0013】また、前記第2スイッチング手段には、並
列に検出用抵抗が設けられる。したがってこの検出用抵
抗に試験電流が流れることによって生じる電位差に基づ
いて、フロントグリルなどの遠隔箇所に設けられる第2
スイッチング手段へのラインの断線検知を行うことがで
きる。
【0014】一方、第2スイッチング手段および抵抗と
第2ラインとの間において前記点火電流に対して順方向
となるように、逆流防止手段が介在される。この第2ス
イッチング手段および検出用抵抗と逆流防止手段との接
続点には、電源の他方の端子に対して帰還手段の電位差
よりも大きな電位差が生じるように、電源の一方側に接
続するバイアス手段が設けられる。
【0015】供給手段から供給された試験電流は、第1
ラインとスクイブと第2ラインとを流れ、予め定める電
位差で帰還手段によって、電源の他方の端子に帰還され
る。このとき、第2スイッチング手段および検出用抵抗
と逆流防止手段との接続点は、バイアス手段によって電
源の他方の端子に対して、帰還手段の電位差よりも大き
な電位差が生じるように接続される。したがって、第1
スイッチング手段が電源のハイレベルの端子に接続さ
れ、第2スイッチング手段が電源のローレベルの端子に
接続された場合、第2スイッチング手段および検出用抵
抗と逆流防止手段との接続点の電位は、帰還手段の電位
差よりも高くなるので、帰還手段へ流れるべき試験電流
が第2スイッチング手段側へ流れ込むことはない。また
第2ラインと前記第2スイッチング手段および検出用抵
抗との間に逆流防止手段が設けられるので、バイアス手
段から第2スイッチング手段および検出用抵抗へ流れる
電流が、帰還手段に流れることは防止される。
【0016】以上のことから、判定手段は、第2スイッ
チング手段に並列に挿入された検出用抵抗の影響を受け
ることなく、第1および第2ライン間の電位差に基づい
て、スクイブならびに第1および第2ラインが正常であ
るか否かを判定することができる。すなわち、第1ライ
ンと第2ラインの電位がほぼ等しいときは、断線してい
るか、短絡しているかであり、正常なときは予め設定さ
れた電圧降下が測定される。このことにより、衝突時に
は確実に作動し、かつ誤作動を確実に防止しなければな
らないエアバッグの点火装置の試験を、より精密に行う
ことができる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の試験装置31を
備えるエアバッグの点火装置21の電気回路図である。
この点火装置21は、大略的に、セーフィングセンサス
イッチS11と、スクイブ22と、相互に並列に接続さ
れた複数のフロントセンサスイッチS12,S13と、
試験装置31とを含んで構成されている。バッテリ24
の両端子間には、セーフィングセンサスイッチS11
と、ラインL11と、スクイブ22と、ラインL12
と、ラインL13と、フロントセンサスイッチS12,
S13とがこの順序で直列に接続されて介在されてい
る。
【0018】前記フロントセンサスイッチS12,S1
3は、たとえばエンジンルーム内のフロントグリル付近
に設けられており、たとえば−10Gの衝撃によって導
通する。また、セーフィングセンサスイッチS11は、
いわゆるフェールセーフのために設けられており、たと
えば−2Gで導通する。衝突時の衝撃によってこれらの
スイッチS11およびS12またはS13が導通する
と、スクイブ22に点火電流が流れて前記ガス発生源に
点火が行われる。
【0019】前記試験装置31は、前記スクイブ22に
試験電流を供給する供給回路32と、スクイブ22から
の試験電流をバッテリ24に帰還する帰還回路33と、
前記試験電流によってスクイブ22の端子間に生じる電
位差を測定するためのオペアンプ34と、オペアンプ3
4の出力をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変
換器35と、マイクロコンピュータなどで実現され、前
記試験電流の供給を制御するとともに、前記電位差から
スクイブ22が正常であるか否かを判定する処理回路3
6とを含んで構成されている。
【0020】前記供給回路32は、相互に直列に接続さ
れたトランジスタQ11と抵抗R11とから成り、バッ
テリ24の一方の端子とラインL11との間に、すなわ
ちセーフィングセンサスイッチS11と並列に接続され
る。また、帰還回路33は、相互に直列に接続される抵
抗R12とトランジスタQ12とから成り、ラインL1
2とバッテリ24の他方の端子、すなわちセーフィング
センサスイッチS12,S13と並列に接続される。
【0021】前記試験電流は、高温であってもかつ抵抗
R1,R2の一方がショートしても前記火薬に絶対に点
火することのない微少な電流、たとえば50mA程度に
抑える必要があり、したがってバッテリ24の電圧を1
2Vととするとき、抵抗R11,R12は、120Ω程
度に選ばれる。また、前記フロントセンサスイッチS1
2,S13は前述のようにエンジンルーム内に設けられ
ており、これに対して前記試験装置31が筺体内に収納
されて構成されるECU40は、車室内のたとえばイン
ストゥルメントパネルの裏側などに設けられる。したが
って、前記ラインL13のワイヤハーネスが比較的長く
なってしまい、後述するようにラインL13の断線検出
を行う必要があるので、前記セーフィングセンサスイッ
チS12,S13には、それぞれ相互に並列に検出用抵
抗R13,R14が介在されている。スクイブ22の試
験結果およびラインL13の試験結果が異常であるとき
には、処理回路36は警告灯37を点灯し、運転者に報
知する。
【0022】また、前記ラインL12と、ラインL13
との間には、逆流防止用のダイオード30が、前記試験
電流に対して、順方向となるように介在されている。ま
た、このダイオード30と前記ラインL13との接続点
P14と、前記トランジスタQ11と抵抗R11との接
続点P13との間には、バイアス抵抗R15が介在され
ている。
【0023】上述のように構成された試験装置31にお
いて、スクイブ22の抵抗値は、トランジスタQ11,
Q12を導通して、前記試験電流を、供給回路32−ラ
インL11−スクイブ22−ラインL12−帰還回路3
3の経路で供給し、この試験電流によって生じるライン
L11,L12間の電位差に基づいて測定される。ま
た、前記ラインL13の断線検出は、トランジスタQ1
1を導通し、トランジスタQ12を遮断した状態で、前
記バイアス抵抗R15を介するバイアス電流による並列
抵抗R13,R14の電圧降下に基づいて行われる。
【0024】なお本実施例では、参照符S12,S13
で示される2つのフロントセンサスイッチが設けられて
いるので、これらのフロントセンサスイッチS12,S
13に個別に介在される検出用抵抗R13,R14は、
それらの合成抵抗値が1KΩとなるようにそれぞれ2K
Ωに選ばれる。これに対して前記バイアス抵抗R15
は、たとえば500Ωに選ばれており、したがってバッ
テリ24の電圧を前述のように12Vとするとき、接続
点P14の電位はほぼ8Vとなり、ラインL11とダイ
オード30との接続点P12の電位6Vよりも高くなっ
て、スクイブ22を流れる試験電流がこれらの検出用抵
抗R13,R14に流れ込むことを防止することができ
る。
【0025】また、バイアス抵抗R15を介してこの接
続点P14から前記検出用抵抗R13,R14へ流れ込
むべきバイアス電流は、ダイオード30によって前記接
続点P12から帰還回路33側へ流れ込むことが防止さ
れている。したがって、スクイブ22への試験電流は、
ECU40内で高精度に抵抗値が設定される抵抗R1
1,R12によって規定することができ、これによって
スクイブ22の抵抗値を高精度に測定することができる
とともに、ラインL11,L12間の短絡および断線を
正確に判定することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源から
供給手段を経て、第1ライン、スクイブ、第2ラインを
流れる試験電流は、第2ラインと検出用抵抗との接続点
がバイアス手段によって、帰還手段の電位差より高い電
位差に保持されているので、検出用抵抗に流込むことな
く帰還手段を介して電源に帰還される。また、バイアス
手段によって前記検出用抵抗に供給される電流は、逆流
防止手段によって帰還手段に逆流することが阻止され
る。
【0027】これらのことから、第2スイッチング手段
に並列に挿入された検出用抵抗の影響を受けることなく
第1および第2ライン間の電位差に基づいて、スクイブ
ならびに第1および第2ラインが正常であるか否かを判
定することができる。したがって、衝突時には確実に作
動し、かつ誤作動を確実に防止しなければならないエア
バッグの点火装置の試験を、より精密に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の試験装置31を備えるエア
バッグの点火装置21の電気回路図である。
【図2】典型的な従来技術の試験装置11を備えるエア
バッグの点火装置1の電気回路図である。
【符号の説明】
21 点火装置 22 スクイブ 24 バッテリ 32 供給回路 33 帰還回路 34 オペアンプ 36 処理回路 40 ECU S11 セーフィングセンサスイッチ S12,S13 フロントセンサスイッチ L11 第1ライン L12 第2ライン Q11,Q12 トランジスタ R11,R12 電流制限用抵抗 R13,R14 検出用抵抗 R15 バイアス抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定める第1のレベルの衝撃によって
    導通する第1スイッチング手段と、第1ラインと、スク
    イブと、第2ラインと、前記第1のレベルよりも大きい
    第2のレベルの衝撃で導通する第2スイッチング手段と
    が、この順序で直列に電源の両端子間に介在され、前記
    第1および第2スイッチング手段が導通することによっ
    て前記スクイブに点火電流が流れて、エアバッグを膨張
    させるためのガス発生源に点火するエアバッグの点火装
    置の試験装置であって、 前記第1スイッチング手段と第1ラインとの接続点間
    に、電源の一方の端子の電圧に対して予め定める電位差
    で微少な試験電流を供給する供給手段と、 前記試験電流を予め定める電位差で電源の他方の端子に
    帰還する帰還手段と、 前記第2スイッチング手段に並列に設けられる検出用抵
    抗と、 第2スイッチング手段および抵抗と第2ラインとの間に
    おいて、前記点火電流に対して順方向となるように介在
    される逆流防止手段と、 第2スイッチング手段および検出用抵抗と逆流防止手段
    との接続点を、電源の他方の端子に対して帰還手段の電
    位差よりも大きな電位差が生じるように、電源の一方側
    に接続するバイアス手段と、 前記第1および第2ライン間の電位差に基づいて、スク
    イブならびに第1および第2ラインが正常であるか否か
    を判定するとともに、検出用抵抗の電位差に基づいて、
    前記第2スイッチング手段へのラインの断線検知を行う
    判定手段とを含むことを特徴とするエアバッグの点火装
    置の試験装置。
JP4193845A 1992-07-21 1992-07-21 エアバッグの点火装置の試験装置 Withdrawn JPH0640306A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002857A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社デンソー 噴射弁駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017002857A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社デンソー 噴射弁駆動装置

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